JPS5927684B2 - 人工化粧単板の製造方法 - Google Patents
人工化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5927684B2 JPS5927684B2 JP55002735A JP273580A JPS5927684B2 JP S5927684 B2 JPS5927684 B2 JP S5927684B2 JP 55002735 A JP55002735 A JP 55002735A JP 273580 A JP273580 A JP 273580A JP S5927684 B2 JPS5927684 B2 JP S5927684B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneers
- veneer
- flitch
- adhesive
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は人工化粧単板の製造方法に関するものである
。
。
複数の素材単板を接着剤を介し積層・圧締接着してフリ
ッチを得、このフリッチをスライスすることによシ前記
各素材単板の接面が年輪線として材面に表現される人工
化粧単板の製造方法が従来よシ採用されているが、従来
の方法では霜害・かんばつ命虫害などで成長活動が阻害
されたときなどに生じる天然木特有の偽年輪を、得られ
る人工化粧単板の材面に表現することは非常に困難であ
った。
ッチを得、このフリッチをスライスすることによシ前記
各素材単板の接面が年輪線として材面に表現される人工
化粧単板の製造方法が従来よシ採用されているが、従来
の方法では霜害・かんばつ命虫害などで成長活動が阻害
されたときなどに生じる天然木特有の偽年輪を、得られ
る人工化粧単板の材面に表現することは非常に困難であ
った。
たとえば、従来の偽年輪表現方法として、第１図Ａに示
すように、春材色に着色した素材単板１０着着色層剤２
塗布面にこの接着剤２と異なる色の第２の接着剤３を２
部分的に塗布し、凹凸型４によ多積層・圧締接着して変
形フリッチ５（同図Ｂ）を得、このフリッチ５を一定方
向よシスライスして同図Ｃに示すように秋材色の着色接
着剤２で表現される年輪線ａに沿って第２の接着剤３に
よる偽年輪すが部分的に表現された人工化粧単板６を得
る方法が提案されていた。
すように、春材色に着色した素材単板１０着着色層剤２
塗布面にこの接着剤２と異なる色の第２の接着剤３を２
部分的に塗布し、凹凸型４によ多積層・圧締接着して変
形フリッチ５（同図Ｂ）を得、このフリッチ５を一定方
向よシスライスして同図Ｃに示すように秋材色の着色接
着剤２で表現される年輪線ａに沿って第２の接着剤３に
よる偽年輪すが部分的に表現された人工化粧単板６を得
る方法が提案されていた。
しかしながら、この方法では得られた偽年輪すは素材単
板１と異なる素材によって表現されているために、たと
え第２の接着剤３を素材単板１と同系色に調整しても、
異和感が生じ、天然感、自然感に劣るという欠点があっ
た。
板１と異なる素材によって表現されているために、たと
え第２の接着剤３を素材単板１と同系色に調整しても、
異和感が生じ、天然感、自然感に劣るという欠点があっ
た。
したがって、この発明の目的は、材面に天然木に忠実な
偽年輪を再現することのできる天然感、自然感に富んだ
人工化粧単板の製造方法を提供することである。
偽年輪を再現することのできる天然感、自然感に富んだ
人工化粧単板の製造方法を提供することである。
この発明の一実施例を第２図ないし第４図を参照して説
明する。
明する。
すなわち、この人工化粧単板の製造方法は、第２図に示
すように積層素材単板の間に部分的に介在させる積層素
材として素材単板と同一素材で中央部より周辺部にかけ
て厚みが漸減する断面弓形の円板状離材単板７を用いる
ものである。
すように積層素材単板の間に部分的に介在させる積層素
材として素材単板と同一素材で中央部より周辺部にかけ
て厚みが漸減する断面弓形の円板状離材単板７を用いる
ものである。
具体的には、前記素材単板として１．０＋＋ｏ＋＋Ｘ３
００ｇＸ６００ｍｍのラブラ材を用い、前記円板状の離
材単板として複数枚の素材単板を凹凸型で圧締接着して
得られる凹凸フリッチの製材加工に伴って得られる最大
厚部１０ｒＭｎ１長径３００＋＋ｍ）短径１５０嫡程度
の寸法の断面弓形の離材単板を各素材単板相互間に任意
に挾装させて 接着剤二ボンドＫＵ２２４（コニシ社製）塗布量：Ｉ０
０汁鴬 圧締圧カニ ｌ ５ Ｋｇ／ｃＡ の条件のもとに凹凸型で積層・圧締接着して凹凸変形フ
リッチを得、とのフリッチをスライスして第３図に示す
ように材面に前記断面弓形の離材単板７の切断面７ａが
偽年輪Ｃとして表現された人工化粧単板８を得るもので
ある。
００ｇＸ６００ｍｍのラブラ材を用い、前記円板状の離
材単板として複数枚の素材単板を凹凸型で圧締接着して
得られる凹凸フリッチの製材加工に伴って得られる最大
厚部１０ｒＭｎ１長径３００＋＋ｍ）短径１５０嫡程度
の寸法の断面弓形の離材単板を各素材単板相互間に任意
に挾装させて 接着剤二ボンドＫＵ２２４（コニシ社製）塗布量：Ｉ０
０汁鴬 圧締圧カニ ｌ ５ Ｋｇ／ｃＡ の条件のもとに凹凸型で積層・圧締接着して凹凸変形フ
リッチを得、とのフリッチをスライスして第３図に示す
ように材面に前記断面弓形の離材単板７の切断面７ａが
偽年輪Ｃとして表現された人工化粧単板８を得るもので
ある。
このように、フリッチ化のために用いる素材単板と同質
素材の離材単板７を偽年輪表現のための積層素材として
採用したため、天然感、自然感が一層向上し、天然木に
酷似した人工化粧単板８とすることができる。
素材の離材単板７を偽年輪表現のための積層素材として
採用したため、天然感、自然感が一層向上し、天然木に
酷似した人工化粧単板８とすることができる。
また、この実施例のように凹凸変形フリッチをスライス
して得られる断面弓形の離材単板７を偽年輪表現のだめ
の積層素材として採用することにより、複数素材を接着
剤で接合したスライス単板を介在させるため接着強度が
向上し、得られる人工化粧単板８の強度が向上する。
して得られる断面弓形の離材単板７を偽年輪表現のだめ
の積層素材として採用することにより、複数素材を接着
剤で接合したスライス単板を介在させるため接着強度が
向上し、得られる人工化粧単板８の強度が向上する。
さらに、鋼材を有効利用するために歩留りの向上をも図
ることができる。
ることができる。
なお、この実施例では凹凸型を用い凹凸変形フリッチを
得、このフリッチをスライスして材面に板目模様を有す
る人工化粧単板８を得る場合について説明したが、フリ
ッチを平型成形し、これをスライスすることにより第４
図に示すような材面に偽年輪Ｃ′を一部に有する柾目模
様を表現した人工化粧単板９を得るものであってもよい
。
得、このフリッチをスライスして材面に板目模様を有す
る人工化粧単板８を得る場合について説明したが、フリ
ッチを平型成形し、これをスライスすることにより第４
図に示すような材面に偽年輪Ｃ′を一部に有する柾目模
様を表現した人工化粧単板９を得るものであってもよい
。
以上のように、この発明の人工化粧単板の製造方法は、
接着剤を塗布した複数枚の素材単板を積層・圧締接着し
てフリッチを得、とのフリッチをスライスする人工化粧
単板の製造方法において、前記各素材単板相互間にこれ
ら素材単板同志の接面より小さい接面でかつ複数枚の素
材単板を凹凸型で圧締接着して得られる凹凸フリッチの
製材加工に伴い得られる断面弓形の離材単板をランダム
に挾装させるものであるため、天然木に特有の偽年輪を
材面に忠実に再現することができ、天然感、自然感に富
んだ人工化粧単板を得ることができるとともに、鋼材の
有効利用を図ることができるという効果を有する。
接着剤を塗布した複数枚の素材単板を積層・圧締接着し
てフリッチを得、とのフリッチをスライスする人工化粧
単板の製造方法において、前記各素材単板相互間にこれ
ら素材単板同志の接面より小さい接面でかつ複数枚の素
材単板を凹凸型で圧締接着して得られる凹凸フリッチの
製材加工に伴い得られる断面弓形の離材単板をランダム
に挾装させるものであるため、天然木に特有の偽年輪を
材面に忠実に再現することができ、天然感、自然感に富
んだ人工化粧単板を得ることができるとともに、鋼材の
有効利用を図ることができるという効果を有する。
第１図は偽年輪を表現するだめの従来の人工化粧単板の
製造方法を示す工程説明図、第２図はこの発明の一実施
例における離材単板の斜視図、第３図はその実施例によ
シ得られる人工化粧単板の平面図、第４図はその実施例
においてフリッチを平型成形した場合に得られる人工化
粧単板の平面図である。 １・・・素材単板、２・・・接着剤、５・・−フリッチ
、７・・・離材単板、８，９・・・人工化粧単板。
製造方法を示す工程説明図、第２図はこの発明の一実施
例における離材単板の斜視図、第３図はその実施例によ
シ得られる人工化粧単板の平面図、第４図はその実施例
においてフリッチを平型成形した場合に得られる人工化
粧単板の平面図である。 １・・・素材単板、２・・・接着剤、５・・−フリッチ
、７・・・離材単板、８，９・・・人工化粧単板。
Claims (1)
- １ 接着剤を塗布した複数枚の素材単板を積層・圧締接
着してフリッチを得、このフリッチをスライスする人工
化粧単板の製造方法にかいて、前記各素材単板相互間に
これら素材単板同志の接面よシ小さい接面でかつ複数枚
の素材単板を凹凸型で圧締接着して得られる凹凸フリッ
チの製材加工に伴い得られる断面弓形の備付単板をラン
ダムに挟装させることを特徴とする人工化粧単板の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55002735A JPS5927684B2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 人工化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55002735A JPS5927684B2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 人工化粧単板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5699604A JPS5699604A (en) | 1981-08-11 |
| JPS5927684B2 true JPS5927684B2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=11537578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55002735A Expired JPS5927684B2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 人工化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927684B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59103708A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-15 | 松下電工株式会社 | 集成単板の製法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948807A (ja) * | 1972-09-13 | 1974-05-11 | ||
| JPS54117014A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of artificial woody veneer |
-
1980
- 1980-01-14 JP JP55002735A patent/JPS5927684B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948807A (ja) * | 1972-09-13 | 1974-05-11 | ||
| JPS54117014A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of artificial woody veneer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5699604A (en) | 1981-08-11 |
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