JPS5927607B2 - 複式濾過機における圧縮濾枠 - Google Patents
複式濾過機における圧縮濾枠Info
- Publication number
- JPS5927607B2 JPS5927607B2 JP55164998A JP16499880A JPS5927607B2 JP S5927607 B2 JPS5927607 B2 JP S5927607B2 JP 55164998 A JP55164998 A JP 55164998A JP 16499880 A JP16499880 A JP 16499880A JP S5927607 B2 JPS5927607 B2 JP S5927607B2
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- Japan
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- elastic material
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複式濾過機において濾板間に配置する圧縮濾枠
に関する。
に関する。
従来の複式濾過機においては濾板間に介在させる濾枠が
単に金属製枠のもの或いは鉄製濾枠芯材にシール用の薄
膜ゴムを被覆した構成だけであるためいずれも高圧力で
のシール作用が不完全で原液が噴出し、後者では変車な
る使用によって硬質な濾板と芯材とにはさまれたシール
ゴムが破損してシール効果がなくなる欠点があった。
単に金属製枠のもの或いは鉄製濾枠芯材にシール用の薄
膜ゴムを被覆した構成だけであるためいずれも高圧力で
のシール作用が不完全で原液が噴出し、後者では変車な
る使用によって硬質な濾板と芯材とにはさまれたシール
ゴムが破損してシール効果がなくなる欠点があった。
そこで本願発明者は先の出願において、第8図で示すよ
うに芯材14に巾広のシール用弾性材15を装着すると
共に極度の圧縮を防止するストッパNを備えた濾枠Sを
提供し、まずR1まで第一次圧縮して原液を打込んだ後
再びR2まで圧縮して濾過作用を良好にすると共にシー
ル用弾性材15の面周縁片にて完全にシールできる画期
的な利点を備える濾枠を発明した。
うに芯材14に巾広のシール用弾性材15を装着すると
共に極度の圧縮を防止するストッパNを備えた濾枠Sを
提供し、まずR1まで第一次圧縮して原液を打込んだ後
再びR2まで圧縮して濾過作用を良好にすると共にシー
ル用弾性材15の面周縁片にて完全にシールできる画期
的な利点を備える濾枠を発明した。
これによると濾枠Sの使用数が比較的少い時には抜群の
濾過効果があるが、多数の濾枠を使用する場合には従来
と同様に濾板や濾枠に装着した車輪の摩擦等によって夫
々の濾枠が受ける圧力が不均一となる問題点があった。
濾過効果があるが、多数の濾枠を使用する場合には従来
と同様に濾板や濾枠に装着した車輪の摩擦等によって夫
々の濾枠が受ける圧力が不均一となる問題点があった。
即ち濾板を加圧するシリンダに近い位置と遠い位置の濾
板とでは加圧力に差異を生じて不均一な濾滓が形成され
るのであった。
板とでは加圧力に差異を生じて不均一な濾滓が形成され
るのであった。
そこで本発明は濾枠の受ける圧力を均一にできると共に
後述する優れた効果を有する濾枠を提供するものである
。
後述する優れた効果を有する濾枠を提供するものである
。
本発明の詳細を図示実施例について説明すると、第1図
に示す濾過機に使用する本例の圧縮濾枠には、まず第2
図及び第3図で示すように鉄等の硬質芯材1に巾広のゴ
ム製等のシール用弾性材2を被覆して濾枠体を形成する
。
に示す濾過機に使用する本例の圧縮濾枠には、まず第2
図及び第3図で示すように鉄等の硬質芯材1に巾広のゴ
ム製等のシール用弾性材2を被覆して濾枠体を形成する
。
なお該弾性材2の内周面Kaを凹面状と成し、その内周
両局縁部を薄片2aとして圧縮時のシールに適する形状
をしている。
両局縁部を薄片2aとして圧縮時のシールに適する形状
をしている。
また該弾性材2の外周面を階段状とし、夫夫の段部に金
属製ワイヤー3を嵌込んで局着して強固にしている。
属製ワイヤー3を嵌込んで局着して強固にしている。
4は芯材1の巾より広い巾の硬質な圧縮停止用ストッパ
であって連結材4aを介して芯材1に固定しである。
であって連結材4aを介して芯材1に固定しである。
5は圧縮規制用弾性体としてのコイルバネであり、スト
ッパ4の巾T1より広く且つ弾性材2の巾T2より小さ
い巾T3を有し、夫々のストッパ4に巻着状態としてそ
の中央部を固定支持している。
ッパ4の巾T1より広く且つ弾性材2の巾T2より小さ
い巾T3を有し、夫々のストッパ4に巻着状態としてそ
の中央部を固定支持している。
なお6は車輪を有するアームである。
このように本例は濾枠体にストッパ4及びコイルバネ5
を備えて圧縮濾枠Kを構成したもので、使用に際しては
第1図で示すように濾布7で被覆した濾板8間に介在さ
せ、レール上にアーム6を載置して使用するのである。
を備えて圧縮濾枠Kを構成したもので、使用に際しては
第1図で示すように濾布7で被覆した濾板8間に介在さ
せ、レール上にアーム6を載置して使用するのである。
そしてまずシリンダ9の作動により濾板8、濾枠Kを閉
板方向に押圧配列する。
板方向に押圧配列する。
この際濾枠にのコイルバネ5が濾板8に当接する程度ま
で弾性材2を圧縮するのであり、これにより薄片2aが
濾布7に沿って押圧されシールに適する状態となる。
で弾性材2を圧縮するのであり、これにより薄片2aが
濾布7に沿って押圧されシールに適する状態となる。
この状態で原液を圧入して第一次濾過を行い濾滓Pを形
成するのである(第4図参照)。
成するのである(第4図参照)。
ついで一定時間経過後シリンダ9を再び作動させコイル
バネ5に抗して濾枠にの弾性材2をさらに圧縮するので
ある(第5図参照)。
バネ5に抗して濾枠にの弾性材2をさらに圧縮するので
ある(第5図参照)。
これにより脱水濾過効果は抜群となるのである。
なお本例では濾枠Kを二段階に圧縮したが、従来と同様
に一回で圧縮させて濾過することでもよい。
に一回で圧縮させて濾過することでもよい。
このように使用した本例濾枠Kによる効果は次の通りで
ある。
ある。
まず第一にコイルバネ5が圧縮されるため多数枚の濾板
8、濾枠Kがほぼ均一な受圧力状態となる。
8、濾枠Kがほぼ均一な受圧力状態となる。
即ちシリンダに近い濾板は高圧力を受けるものであるが
、余分な加圧力はコイルバネ5を介して遠くに位置した
低圧力の濾板に伝わるため夫々の濾板の受圧力がほぼ均
一となって濾過ができるのである。
、余分な加圧力はコイルバネ5を介して遠くに位置した
低圧力の濾板に伝わるため夫々の濾板の受圧力がほぼ均
一となって濾過ができるのである。
このため濾滓の含水率もほぼ均一にできるため濾滓の後
処理が容易となるのである。
処理が容易となるのである。
第二に、濾液の圧入が中断したり或いはシリンダの加圧
力が大きくなる等して生ずる極度の圧縮力に対してはス
トッパ4が濾板間に当接するこさでそれ以上の圧縮が停
止されるためコイルバネ5の介在と相俟ってシール用弾
性材2の破損を防止できるのである。
力が大きくなる等して生ずる極度の圧縮力に対してはス
トッパ4が濾板間に当接するこさでそれ以上の圧縮が停
止されるためコイルバネ5の介在と相俟ってシール用弾
性材2の破損を防止できるのである。
なお濾滓Pの除去については濾枠Kを傾斜する等して適
宜に成し得る。
宜に成し得る。
本例は上記のように構成したが本発明においてはこれに
限定されない。
限定されない。
例えばシール用弾性材の構成、形状は任意であり、該弾
性材の内周面形状も限定されない。
性材の内周面形状も限定されない。
要するに本発明は芯材に巾広のシール用弾性材を装着し
て該芯材の両側方に該弾□ 外材を張り出させた濾枠体
と成し、該シール用弾性材の巾より狭い巾の圧縮停止用
ストッパを芯材に複数個突設すると共に該ストッパの巾
より広く且つシール用弾性材の巾より狭い巾のコイルバ
ネをいずれか複数個のストッパに装着して該コイルバネ
の両端をストッパから突出させて備えたことを特徴とす
る複式濾過機における圧縮濾枠である。
て該芯材の両側方に該弾□ 外材を張り出させた濾枠体
と成し、該シール用弾性材の巾より狭い巾の圧縮停止用
ストッパを芯材に複数個突設すると共に該ストッパの巾
より広く且つシール用弾性材の巾より狭い巾のコイルバ
ネをいずれか複数個のストッパに装着して該コイルバネ
の両端をストッパから突出させて備えたことを特徴とす
る複式濾過機における圧縮濾枠である。
したがって本発明によると、コイルバネにより濾板が規
制的に整列できてほぼ均一な加圧力で濾過できること、
またストッパによりシール用弾性材の極度の圧縮を防止
できて耐久性の向上が図れる効果が大きく、コイルバネ
をストッパに備える構成のためストッパがガイドの役割
りをしてコイルバネが安定作用する利点もある。
制的に整列できてほぼ均一な加圧力で濾過できること、
またストッパによりシール用弾性材の極度の圧縮を防止
できて耐久性の向上が図れる効果が大きく、コイルバネ
をストッパに備える構成のためストッパがガイドの役割
りをしてコイルバネが安定作用する利点もある。
第1図は濾過機の斜視図、第2図は本発明の一実施例を
示す正面図、第3図は第2図におけるA−A断面図、第
4図及び第5図は夫々濾過状態を示す縦断面図、第6図
は先願たる濾枠の縦断面図である。 1:芯材、2:シール用弾性材、4:圧縮停止用ストッ
パ、5:ストッパ、8:濾板。
示す正面図、第3図は第2図におけるA−A断面図、第
4図及び第5図は夫々濾過状態を示す縦断面図、第6図
は先願たる濾枠の縦断面図である。 1:芯材、2:シール用弾性材、4:圧縮停止用ストッ
パ、5:ストッパ、8:濾板。
Claims (1)
- 1 芯材に巾広のシール用弾性材を装着して該芯材の両
側方に該弾性材を張り出させた濾枠体と成し、該シール
用弾性材の巾より狭い巾の圧縮停止用ストッパを芯材に
複数個突設すると共に該ストッパの巾より広く且つシー
ル用弾性材の巾より狭い巾のコイルバネをいずれか複数
個のストッパに装着して該コイルバネの両端をストッパ
から突出させて備えたことを特徴とする複式濾過機にお
ける圧縮濾枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55164998A JPS5927607B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 複式濾過機における圧縮濾枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55164998A JPS5927607B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 複式濾過機における圧縮濾枠 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212678A Division JPS54124372A (en) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | Filter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5695498A JPS5695498A (en) | 1981-08-01 |
JPS5927607B2 true JPS5927607B2 (ja) | 1984-07-06 |
Family
ID=15803895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55164998A Expired JPS5927607B2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 複式濾過機における圧縮濾枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927607B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5851437B2 (ja) * | 2013-03-04 | 2016-02-03 | 株式会社伊藤製作所 | フィルタープレスの濾枠におけるスペーサの補強材 |
CN108854267A (zh) * | 2018-08-08 | 2018-11-23 | 姜广斌 | 一种弹性滤网 |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP55164998A patent/JPS5927607B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5695498A (en) | 1981-08-01 |
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