JPS5927426Y2 - タンクスラツジの回収用ピツト - Google Patents

タンクスラツジの回収用ピツト

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Publication number
JPS5927426Y2
JPS5927426Y2 JP2972380U JP2972380U JPS5927426Y2 JP S5927426 Y2 JPS5927426 Y2 JP S5927426Y2 JP 2972380 U JP2972380 U JP 2972380U JP 2972380 U JP2972380 U JP 2972380U JP S5927426 Y2 JPS5927426 Y2 JP S5927426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
tank
pit
discharge port
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP2972380U
Other languages
English (en)
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JPS56133304U (ja
Inventor
博憲 高橋
Original Assignee
出光興産株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタンクスラッジの回収用ピットに関し、詳しく
は石油類、化学薬剤等の貯蔵タンクからこれら石油類、
化学薬剤等を抜出した後、タンク底に集積したスラッジ
の排出作業を安全かつ効率よく行なうとともに、該スラ
ッジから浸出する石油類、化学薬剤等をも回収すること
ができるタンクスラッジの回収用ピットに関する。
石油類の貯蔵タンクから石油類を抜出してタンクを開放
した場合、タンク底に集積したスラッジを排出すること
が行なわれている。
従来、このスラッジ排出作業は、第1図および第2図に
示した手段によって行なわれていた。
すなわち、第1図に示したように、タンク側板1の下部
に設けた閉止板4を取りはずしてスラッジ排出口3を開
口せしめ、次いで第2図に示したようにスラッジ排出口
3にシュータ−5を取付は容器6ヘスラツジを誘導排出
せしめる。
通常、スラッジの排出作業は数日間に及ぶが、■日の作
業が終了したときシュータ−5を取付けたままの状態に
しておくと、タンク底に残存しているスラッジから石油
類が浸出して容器6に流入し、容器6からオーバーフロ
ーする危険性がある。
このため、毎日の作業終了の都度、シュータ−5を取を
はずし、閉止板4を取付けてスラッジ排出口3を閉塞す
るか、あるいは常時監視を続けなければならないという
煩雑さがあった。
本考案の目的は、上記の欠点を解消してスラッジの排出
作業を安全かつ効率よく行なうとともに、該スラッジか
ら浸出する石油類等をも確実に回収することができるタ
ンクスラッジの回収用ピットを提供することである。
第3図は本考案の1実施例を示しており、この図面によ
り本考案を説明すると、本考案のタンクスラッジ回収用
ピットはタンク側板1に設けたスラッジ排出口3に接続
しうる開口9と該開口の下端より下降する斜面10とを
備えたシュータ一部8および該シュータ一部と一体的に
形成したスラッジ貯留部11よりなる。
タンクからスラッジの排出を行なう場合、閉止板4を取
りはずしてタンク側板1のスラッジ排出口3を開口せし
め、次いで本考案のタンクスラッジ回収用ピットのシュ
ータ一部8の開口9と接続する。
しかる後、スラッジの排出作業を行なえばよい。
第4図は本考案の他の実施例であり、スラッジ排出口が
マンホールタイプとなっている場合を示している。
スラッジの排出作業等は上記と同様である。
本考案のピットは、図示したように、タンク側板のスラ
ッジ排出口と接続してタンクと一体的に形成されるため
、スラッジから浸出する石油類が大量にピット内に流入
し、該ピットからの含油スラッジの回収能力を土建る状
態となってもピットからオーバーフローすることはない
したがって、毎日のスラッジ排出作業終了時に閉止板を
用いてスラツジ排出口を閉止したり、監視人を常駐させ
る必要がない。
また本考案のピットにおけるスラッジ貯留部に、第3図
および第4図に示したように、スラッジ加熱用媒体導管
12を取付けておけば、ピット内のスラッジが固化した
場合に、該導管に水蒸気等の熱媒体を導入することによ
ってスラッジを加熱し、流動化させることができる。
なお、ピット内に回収したスラッジはポンプ等により移
送してスラッジ処理に供する。
さらにピットの底部にコロ13を取付けることにより、
ピットの所定位置への移動を容易に行なうことが可能と
なる。
以上の如き特色を有する本考案のピットは石油類、化学
薬剤等の貯蔵タンクのスラッジを排出するためにきわめ
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はタンク側板および底板の部分断面図、第2図は
従来のスラッジ回収装置の使用状態を示す説明図、第3
図は本考案の1実施例の使用状態を示す説明図、第4図
は本考案の他の実施例の使用状態を示す説明図である。 1・・・・・・タンク側板、2・・・・・・タンク底板
、3・・・・・・スラッジ排出口、4・・・・・・閉止
板、5・・・・・・シュータ−16・・・・・・容器、
7・・・・・・タンク基礎、8・・・・・・シュータ一
部、9・・・・・・開口、10・・・・・・斜面、11
・・・・・・スラッジ貯留部、12・・・・・・導管、
13・・・・・・コロ、14・・・・・・排出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク側板に設けたスラッジ排出口に接続しうる開口と
    該開口の下端より下降する斜面とを備えたシュータ一部
    および該シュータ一部と一体的に形成したスラッジ貯留
    部よりなるタンクスラッジの回収用ピット。
JP2972380U 1980-03-07 1980-03-07 タンクスラツジの回収用ピツト Expired JPS5927426Y2 (ja)

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JPS56133304U JPS56133304U (ja) 1981-10-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH063218Y2 (ja) * 1987-06-30 1994-01-26 トヨタ自動車株式会社 シリンダヘツドガスケツト

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JPS56133304U (ja) 1981-10-09

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