JPS5927330Y2 - ディ−ゼル機関車の空気早込め装置 - Google Patents

ディ−ゼル機関車の空気早込め装置

Info

Publication number
JPS5927330Y2
JPS5927330Y2 JP1978174908U JP17490878U JPS5927330Y2 JP S5927330 Y2 JPS5927330 Y2 JP S5927330Y2 JP 1978174908 U JP1978174908 U JP 1978174908U JP 17490878 U JP17490878 U JP 17490878U JP S5927330 Y2 JPS5927330 Y2 JP S5927330Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
air
gate
clutch
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978174908U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5592555U (ja
Inventor
育生 畑川
章 金子
Original Assignee
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP1978174908U priority Critical patent/JPS5927330Y2/ja
Publication of JPS5592555U publication Critical patent/JPS5592555U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5927330Y2 publication Critical patent/JPS5927330Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、簡易無線による遠隔制御式ディーゼル機関車
の空気早退め装置に関するものである。
簡易無線による遠隔制御は、運転手が無線制御器を携帯
して車両より離れた位置から運転するワンマン運転であ
る。
したがって、運転手が車両の主要機器の動作を逐一監視
することはできない。
このため、制動に必要な圧縮空気圧は常にある規定圧以
上確保する必要があった。
したがって、従来は元空気溜圧力を検知する回路を設け
て規定圧以下になった場合に非常ブレーキを自動的に作
用させノツチ指令回路およびクラッチ指令回路を自動的
に開路する保護装置を設けている。
これらの構成について図により説明する。
第1図において、走行停止制御は無線制御器1で「力行
」指令または「ブレーキ」指令の各信号を発信して、該
信号を機関車本体に搭載しである無線受信器2で受信し
、これらの無線信号を電圧指令に変換して自動制御装置
3に送ることにより行なわれる。
自動制御装置3は車両の速度に適応したノツチ指令また
はブレーキノツチ指令を制御回路4を介して機関5の燃
料制御装置6、液体変換機7のクラッチ電磁弁8および
ブレーキ制御弁9に送る。
自動−手動切換スイッチ10は、手動制御の場合に用い
る主幹制御器11による制御の切換用である。
一方、空気源としては機関5からVベルトで駆動する空
気圧縮機12によって圧縮した空気を元空気溜13に溜
めておきこれを用いる。
ブレーキ制御は、ブレーキ制御弁9に設けられた3個の
電磁弁を車速に対応して作動させる組合せ指令すなわち
、ブレーキノツチ指令14で車速に適応した空気圧力に
元空気溜13からブレーキシリンダーに供給される空気
圧力を制御し、ブレーキシリンダー15に供給する。
ブレーキシリンダー15の空気圧力を変化(制御)する
ことによりブレーキ力を調整することができる。
空気圧検知器16は、安全な制動を行なうのに必要な規
定空気圧を元空気溜13に確保するために設けたもので
、規定空気圧以下になった場合に、制御回路4を作動さ
せて非常ブレーキ指令を発信し非常ブレーキを作用させ
ると同時に、ノツチ指令回路17、クラッチ指令回路1
8の各回路を開路して動力の伝達を遮断するように構成
しである。
このような機関車の制御回路において、非常ブレーキが
作動した場合のリセットは、自動−手動切換スイッチ1
0を「手動」位置にして行うように構威しである。
このため、運転手が機関車より遠く離れて運転を行なっ
ていた場合には、機関車の運転室内に設けである自動−
手動切換スイッチ10を操作するために歩み寄り、運転
室に乗込んで該自動−手動切換スイッチ10を「手動」
位置に切換える。
そして、主幹制御器11で燃料制御装置6をノツチアッ
プして機関5を空運転させ、空気圧縮機12を増速して
元空気溜13に圧縮空気を込める操作を行う必要がある
このように、ブレーキ回路内の空気圧が低下して非常ブ
レーキが作動した場合には、運転手がその都度機関車に
歩み寄らなければならないとともに、手動によって主幹
制御器11を操作しなげればならず手持時間が長くかか
り他の列車の運行に支障をきたすなどの欠点があった。
上記の点に鑑み本考案は、元空気溜の圧力が規定値以下
になり非常ブレーキ作動によって、車両が停止したこと
を検知し、機関の燃料制御装置をノンテアツブ可能な状
態に自動的に制御して無線制御器を運転手が操作しその
「力行」指令によって燃料制御装置のノツチアップを行
なうものとし、かつ、制御系に遅延回路を設けることに
より、空気早退め時に釦ける不意の車両起動を防止して
作業員等の安全を確保するとともに各種機器の破損を防
止し、さらに、空気早退めの都度運転手が運転室に行か
なくてよいようにすることを目的としたものである。
次に本考案を第2図に示す一実施例によって説明する。
第2図は本考案による空気早退め装置の回路図である。
空気早退めとは、機関を空運転(無負荷)シて回転数を
上げ空気圧縮機を高速で駆動して、短時間に高圧の圧縮
空気を得ることを言う。
第2図において、空気圧検知器16は、元空気溜の圧力
が規定値以下で動作するもので制御回路4に接続されて
釦り、空気圧検知リレー19を動作させる。
空気圧検知器16からの出力により空気圧検知リレー1
9が動作すると、自動制御装置3からのブレーキノツチ
指令回路14、ノツチ指令回路17、クラッチ指令回路
18の各回路を開路するように構成しである。
停車検知器20ば、機関車が走行中か停車中かを検知す
るもので、車軸の回転が停止時に出力信号を発信するよ
うに構威しである。
クラッチ中立検知器21は、液体変速機のクラッチ中立
位置を検知するもので、般に変速機のクラッチ連動スイ
ッチ(図示せず)が用いられ、クラッチが中立位置の状
態で出力信号を発信するものである。
クラッチは、クラッチ指令回路18を開路し、クラッチ
電磁弁8を消磁するとばね作用により中立位置に復帰す
るように構成しである。
空気圧検知器16、停車検知器20、クラッチ中立検知
器21のそれぞれの出力信号を入力とするアンドゲート
22を設げ、該アンドゲート22に遅延回路(ON−D
ELAY)23を接続する。
遅延回路23と自動制御装置3のノツチ指令回路17′
に接続されたアンドゲート24を設ける。
該アンドゲート24は燃料制御装置6、遅延回路(OF
F−DELAY)25へ接続される。
このような構成に釦いて無線運転中、ブレーキ頻度の増
加などにより、元空気溜の圧力が規定値以下に低下した
場合、空気圧検知器16が動作し、これに伴って空気圧
検知リレー19が動作する。
そして、ブレーキノツチ指令回路14、ノツチ指令回路
17、クラッチ指令回路18を開路する。
これにより、非常ブレーキが作用し、燃料制御装置6は
ノツチダウンしアイドル状態となり、クラッチ電磁弁8
は消磁し液体変速機のクラッチは中立位置となって動力
の伝達を遮断する。
この時車両は、無線制御器が「力行」指令中であっても
自動的に動力が遮断され、ブレーキが作動し停車する。
車両が停車すると停車検知器20が動作するとともに液
体変換機のクラッチはすでに中立であるため、クラッチ
中立検知器21が動作する。
この結果、アンドゲート220入力信号条件が成立し、
出力信号を遅延回路23へ出力する。
遅延回路23は、停車検知器20が動作した場合、ただ
ちに燃料制御装置6をノツチアップさせずに、停車の原
因が元空気溜の圧力低下によることを運転手に表示灯ま
たは警笛などで知らせ、運転手が確認した上で早込め操
作を行うための時間を持たせるものである。
アンドゲート22の出力が入力されてから所定のセット
時間が経過すると、遅延回路23はアンドゲート24へ
出力信号を入力する。
運転手が早込め操作(無線制御器をカ行位置にする)を
行うと自動匍)御装置3のノツチ指令回路17′へ出力
される。
これによりアンドゲート240入力信号条件が成立し、
燃料制御装置6へ出力信号であるノツチアップ指令を入
力して機関を空運転させる。
また、これと同時に遅延回路25へ出力信号を入力する
遅延回路25は前記の早込め操作により元空気溜の圧力
が規定値以上に上昇した際に、空気圧検知器16が作動
しなくなり、アンドゲート24からの圧力信号が出力さ
れなくなった場合に前記各回路を開路するもので、空気
圧検知リレー19が消磁し、ブレーキノツチ指令回路1
4、ノツチ指令回路17、クラッチ指令回路18の各回
路を閉路し、燃料制御装置6、クラッチ電磁弁8、ブレ
ーキ匍喉弁9の被制御機器が動作して、元空気溜の圧力
が規定値以上に上昇すると同時に、ブレーキの緩解、ク
ラッチの作動、燃料制御装置6のノツチアップが起り不
意に車両が起動することを防止するためのものである。
すなわち、表示灯捷たは警笛などにより、元空気溜の空
気圧が規定値以上に上昇したことを運転手に知らせ、運
転手が確認した上で車両の走行運転操作を行うための時
間を確保するためのものである。
この遅延回路250セット時間が経過すると、ブレーキ
ノツチ指令回路14、ノツチ指令回路17、クラッチ指
令回路18の各回路を閉路し正常な運転状態となる。
以上説明したように本考案によれば、元空気溜の圧力を
検知する圧力検知器、停車検知器、クラッチ中立検知器
を設け、それぞれの出力信号を入力とするアンドゲート
を設けて、該アンドゲートの出力と、無線制御器のカ行
操作によるノツチ指令を組合せて燃料制御装置のノツチ
アップ制御を行なうとともに制御系に遅延回路を設けた
構成としたことにより、空気早退め時の不意な車両の起
動を防止して作業員等の安全を図るとともに各種機器の
損傷を防止する。
オた、圧縮空気の早込め操作が容易に行なえるとともに
、運転手が機関車に歩み寄らなくてよく、手持時間が短
縮でき、他の列車の運行に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の遠隔制御式ディーゼル機関車の制御回路
を示す回路図、第2図は本考案に係る空気早退め装置の
一実施例を示す回路図である。 3・・・自動制御装置、4・・・制御回路、6・・・燃
料制御装置、8・・・クラッチ電磁弁、9・・・ブレー
キ制御弁、14・・・ブレーキノツチ指令回路、16・
・・空気圧検知器、17・・・ノツチ指令回路、18・
・・クラッチ指令回路、19・・・空気圧検知リレー、
20・・・停車検知器、21・・・クラッチ中立検知器
、22゜24・・・アントゲ−)、23.25・・・遅
延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関によって駆動される空気圧縮機と、該空気圧縮機に
    よって圧縮された空気を溜める元空気溜とを有したディ
    ーゼル機関車において、前記元空気溜の空気圧低下を検
    知する圧力検知器と、該機関車の停車を検知する停車検
    知器と、前記各検知器が接続された一方のアンドゲート
    と、ノツチ指令回路および遅延回路を介して前記一方の
    アンドゲートが接続された他方のアンドゲートと、該他
    方のアンドゲートに接続された燃料制御装置と、前記圧
    力検知器作動時に被制御機器の回路を開路し、かつ、該
    圧力検知器の作動停止時に一定時間遅らして前記回路を
    閉路する遅延回路とを設けたことを特徴とするディーゼ
    ル機関車の空気早退め装置。
JP1978174908U 1978-12-22 1978-12-22 ディ−ゼル機関車の空気早込め装置 Expired JPS5927330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978174908U JPS5927330Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 ディ−ゼル機関車の空気早込め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978174908U JPS5927330Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 ディ−ゼル機関車の空気早込め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5592555U JPS5592555U (ja) 1980-06-26
JPS5927330Y2 true JPS5927330Y2 (ja) 1984-08-08

Family

ID=29181962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978174908U Expired JPS5927330Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 ディ−ゼル機関車の空気早込め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5927330Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9622331B2 (en) 2012-12-26 2017-04-11 Unison Industries, Llc Discharge switch device for ignition excitation system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9622331B2 (en) 2012-12-26 2017-04-11 Unison Industries, Llc Discharge switch device for ignition excitation system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5592555U (ja) 1980-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108045364B (zh) 一种商用车电子驻车控制系统及控制方法
JPH03500632A (ja) 流体圧力ブレーキ装置用電子制御装置
JPH035270A (ja) アンチロックブレーキ及びトラクション制御機構の統合装置
US4136752A (en) Vehicle brake control system
JPH0143644B2 (ja)
US4273224A (en) Vehicle control system with conditional transmission-brake interlock
JPS5927330Y2 (ja) ディ−ゼル機関車の空気早込め装置
JPH0521786B2 (ja)
US5232271A (en) Brake system for automatic disablement of towed vehicle brakes during backing
US4220050A (en) Control system actuating assembly
RU2679752C1 (ru) Внедренная система для приводимого стояночного тормоза локомотива
US2130892A (en) Automatic brake latch
JPH0236424B2 (ja) Enkakusojukanonasharyoniokerukinkyuteishisochi
JPS6127806Y2 (ja)
CN110992665A (zh) 一种矿山机械设备运行的安全保护方法
KR200148199Y1 (ko) 파킹브레이크작동시클러치연동장치
JPS6329788Y2 (ja)
JP2605951Y2 (ja) 車両の制動装置
JPH0113857Y2 (ja)
SU1733283A1 (ru) Устройство управлени тормозами прицепной машины и т гача с гидрообъемной трансмиссией
JPH0613000Y2 (ja) 車両用パワーディバイダクラッチの断続装置
JP2529513Y2 (ja) クレーンの巻胴制御装置
JPS641347Y2 (ja)
JPH0618124U (ja) トレ−ラの安全装置
JPH0313364U (ja)