JPS5927193B2 - 電動機の速度制御装置 - Google Patents

電動機の速度制御装置

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JPS5927193B2
JPS5927193B2 JP51140006A JP14000676A JPS5927193B2 JP S5927193 B2 JPS5927193 B2 JP S5927193B2 JP 51140006 A JP51140006 A JP 51140006A JP 14000676 A JP14000676 A JP 14000676A JP S5927193 B2 JPS5927193 B2 JP S5927193B2
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JP
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motor
transistor
circuit
switching
speed control
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JP51140006A
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博 水口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簡単な構成で、効率がきわめて高い、スイッチ
ング方式の電動機の速度制御装置を得ることにある。
まず、第1図にこの種の装置として従来より多用されて
きた回路構成例をブロックダイアグラムにて示すととも
に、第2図にその具体的な回路例を示し、詳しく説明す
る。
第1図において、電動機1に連結された交流発電機2の
出力信号は波形整形回路イに加えられ矩形波に整形され
てトリガパルス発生回路口に加えられる。
前記矩形波はここでインパルス状のトリガパルスに変え
られ、このトリガパルスによつて次段の単安定回路ハを
トリガする。
前記単安定回路ハの出力矩形波は一定のマークあるいは
スペース時間幅を有し、その繰り返し周波数は前記交流
発電機2の出力信号周波数と同じで、電動機1の回転速
度に依存し、このため前記電動機1の回転速度が変化す
ると、前記出力矩形波のマーク・スペース比が変化し、
次段の積分回路二を通すことによつて、前記電動機1の
回転速度に依存して変化する直流電圧が得られる。
さて、前記積分回路二の出力電圧は適当な繰り返し周波
数を有する鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路ホの出
力信号とともに比較回路へに加えられている。さらに、
前記比較回路への出力信号は駆動回路卜に加えられ、前
記駆動回路卜によつて電動機1が駆動されている。
つぎに、第2図は第1図に示した装置の具体的な回路構
成を示す回路結線図で、波形整形回路イの入力端子a−
b間に交流発電機2が接続され、出力端子dには給電線
路c−b間の給電電圧にほ・ぼ等しい振幅を有し、繰り
返し周波数は前記交流発電機2の出力信号周波数に等し
い矩形波が得られる。
トリガパルス発生回路口はコンデンサ3と抵抗4による
微分回路とダイオード5による検波回路′を組み合わせ
たもので、e−c間に接続された抵抗6の両端には前記
交流発電機2の出力信号周波数に応じた繰り返し周期を
有する負方向のトリガパルス列が得られる。
第2図に示した単安定回路ハの具体例は単安定; マル
チバイブレータの最も一般的なものであり出力端子fの
電位は通常、ほぼ零となつているが入力端子eに負方向
のトリガパルスが印加される毎に、一定期間だけ給電線
路Cの電位まで上昇する。
積分回路二は抵抗7とコンデンサ8によつて構成されて
おり、前記コンデンサ8の両端には電動機1の回転速度
の上昇に応じて電位の上昇する信号が現われる。さて、
第2図に示した鋸歯状波発生回路ホでは、ユニジヤツク
シヨントランジスタ9と、抵抗10、コンデンサ11に
よる弛張発振回路が構成され、出力信号の鋸歯状波は前
記ユニジヤンクシヨントランジスタ9のエミツタから取
り出されている。
また、比較回路へはエミツタ結合の差動増幅器によつて
構成され、比較用入力端子G,hにそれぞれ積分回路二
の出力電圧、鋸歯状波発生回路ホの出力信号を印加する
と、前記積分回路二の出力電圧よりも鋸歯状波の電位が
高くなつた区間だけ出力側のトランジスタ12が導通す
る。さらに、駆動回路卜はダーリントン接続された2個
のPNPトランジスタ13および14と、逆方向接続さ
れたアイドリング用ダイオード15、前記ダイオード1
5に並列に接続されたチヨーク ニコィル16とコンデ
ンサ17の直列回路、前記コンデンサ17に並列に接続
された電動機1によつて構成されている。
いま、電動機1の回転速度が何らかの原因で上昇したと
すると、積分回路二の出力電圧も上昇す 2るから、比
較回路への出力トランジスタ12の導通区間が短かくな
り、そのために電動機1へのスイツチングサィクル中の
給電区間が短かくなり、この結果、電動機1の回転速度
は下降する。
また、電動機1の回転速度が下降したときには 5全く
逆の過程を経て、電動機1の回転速度が上昇するように
制御される。結局、第1図ならびに第2図に示した装置
では電動機の負荷の変動などに関わりなく、あらかじめ
設定された回転速度で変動機が回転するように 3制御
されるわけである。
ところで、第1図および第2図に示した従来の装置では
、電動機1に印加される電力の断続、すなわちスィツチ
ングによつて前記電動機1に供給される平均電力の制御
を行なうため、非常に効率41が高くなると云う利点を
有しているが、その反面一般の速度制御装置に比べて、
鋸歯状波発生回路のような発振回路が余分に必要になり
、装置が複雑になると云う問題があつた。
本発明の電動機の速度制御装置は以上のような問題を解
消するものである。
本発明の一実施例における電動機の速度制御装置の回路
結線図を第3図に示す。
第3図において交流発電機2の出力端子aは抵抗18を
介してトランジスタ19のベースに接続され、前記トラ
ンジスタ19のエミツタはマイナス側給電線路bに接続
されるとともに、同トランジスタのベース・エミツタ間
には抵抗20が接続されている。
前記トランジスタ19のコレクタは抵抗21を介してプ
ラス側給電線路cに接続されている。
また、前記トランジスタ19のコレクタはチヨークコィ
ル22を介してトランジスタ23のベースに接続され、
前記トランジスタ23のエミツタは電動機駆動用トラン
ジスタ24のベースに接続されるとともに、同コレタタ
は抵抗25を介してプラス側給電線路cに接続されてい
る。さらに、前記チヨークコィル22のトランジスタ2
3側、すなわち出力端とマイナス側給電線路bの間にコ
ンデンサ26が接続され、前記電動機駆動用トランジス
タ24のコレクタとプラス側給電線路cの間にはダイオ
ード27と直流電動機1が接続され、前記プラス側給電
線路Cとマイナス側給電線路bの間にはコンデンサ28
が接続され、プラス側給電線路cはチヨークコイル29
を介して直流電源30のプラス極に接続され、マイナス
側給電線路bは直接前記直流電源30のマイナス極に接
続されている。
さて、第3図に示した電動機の速度制御装置の動作の概
要を、第4図に示した各部の信号波形図とともに説明す
る。
直流電動機1が回転すると、交流発電機2からは前記直
流電動機1の回転速度に比例した振幅ならびに周波数を
有する正弦波交流が得られる。
いま、何らかの原因で前記直流電動機1の回転速度が徐
々に下降したとすると、第3図a点の信号波形は第4図
uの如くなる。トランジスタ19のベース・エミツタ間
順方向立ち上がり電圧をVBへ抵抗18および20の抵
抗値をRaおよびRbとすると、前記トランジスタ19
がオン状態になる電圧EBは次のようlこなる。
すなわち、a点の電位が+EBを越えたとき、前記トラ
ンジスタ19はオフ状態からオン状態に移行し、再びa
点の電位が+EB以下になつたとき前記トランジスタ1
9はオフ状態に戻る。前記トランジスタ19がオフ状態
に戻つた瞬間にチヨークコイル22によつて一定期間の
振動、すなわちリンギングが生じ、前記トランジスタ1
9のコレクタに現われる信号波形は第4図vの如くなる
。前記トランジスタ19のコレクタ電位が上昇して、ト
ランジスタ23、電動機駆動用トランジスタ24にベー
ス電流が流れると、前記トランジスタ23、電動機駆動
用トランジスタ24はオン状態になるから、a点の信号
波形が第4図uのようになつたとき、前記電動機1駆動
用トランジスタ24のコレクタに現われる信号波形は第
4図Wに示す如くなる。
結局、第4図からもわかるように、直流電動機1の回転
速度が下降すると、電動機駆動用トランジスタ24のオ
フパルスがオン区間に比べて少なくなり、直流電動機1
に供給される電力は増加する。
反対Cこ直流電動機1の回転速度が何らかの原因で上昇
したときには、電動機駆動用トランジスタ24のオフパ
ルスが多くなり、直流電動機1に供給される電力は減少
する。
一般にスイツチング方式の電動機の速度制御装置では、
スィツチング効率を上げるにはスィツチング周波数を電
動機の電気的時定数に比べて、充分高い周波数(10K
Hz以上)に選ぶことが必要であるが、反面、回路配線
、部品などによる損失のため、スィツチング周波数が1
MH似上になると急激に効率が悪化する。
第3図に示した装置では、コンデンサ26を挿入しなく
ともトランジスタの接合容量や配線の浮遊容量などが存
在するので、スィツチング駆動のためのリンギングが生
じるが、コンデンサ26を挿入してリンギング周波数を
下げた方がより望ましい結果が得られる。
また、第3図には示されていないが、トランジスタ19
のコレクタに前記トランジスタ19のス4ツチング信号
を平滑するためのコンデンサを接続すると、交流発電機
2の出力周波数成分が減少して、直流電動機1の振動が
軽減されるなど、特性的に好ましい結果が得られる。
第5図は本発明の他の実施例を示したもので、トランジ
スタ19のコレクタ・エミツタ間にはコンデンサ31が
接続され、電動機駆動用トランジスタ24のコレクタは
、チヨークコィル32、チヨークコイル33を介して直
流電動機1の給電端に接続し、前記チヨークコイル32
の電動機側とチヨークコィル22の駆動回路側の間にコ
ンデンサ34が接続され、直流電動機1の両端にはコン
デンサ35が接続されている。
第5図の装置も基本的には第3図の装置と同様チヨーク
コイル22によつて生じるリンギングを利用して高周波
信号を発生させているものであるが、トランジスタ19
のコレクタに現われるスィツチング信号をコンデンサ3
1によつて平滑していることと、電動機駆動用トランジ
スタ24の出力電極であるコレクタに挿入された第2の
チヨークコィル32を介して、コンデンサ34によつて
高域の正帰還を施し、より安定な高周波発振を期してい
る点が異なつている。
尚、チヨークコイル32と直列に接続されたチヨークコ
イル33は直流電動機1の給電端子間の交流インピーダ
ンスが大きい場合には必要ないが直流電動機1の給電端
子間にコンデンサ35を接続した場合には交流インピー
ダンスが小さくなるので前記チヨークコィル33を挿入
した方が良好な結果が得られる。
さて、第3図および第5図の実施例では速度検出器とし
て交流発電機2だけを用いた場合を示したが、第6図に
示すように、交流発電機2に接続される波形整形回路イ
、トリガパルス発生回路口、単安定回路ハを含めて速度
検出器を構成することも可能であるし、第7図に示すよ
うに、直流電動機1に連結され、遠心力によつて開閉す
る機械接点を有するスィツチによつて速度検出器とスィ
ツチング素子を兼ねることもできる。
第7図において、直流電動機1の回転子(図には示され
ていない。
)に連結され、前記回転子の回転速度が速くなるとその
遠心力によつて接点が開くスィツチ36の出力電極kは
チヨークコイル22)抵抗37を介して電動機駆動用ト
ランジスタ24のベースに接続されている。また、前記
スイツチ36の出力電極kとプラス側給電線路cの間に
はコンデンサ31が接続され、前記チヨークコィル22
の駆動回路側とプラス側給電線路cの間にはコンデンサ
26が接続されている。
さて、第7図に示した装置は、チヨークコイル22がな
くともスィツチ36の開閉が行なわれるので、電動機駆
動用トランジスタ24はスイツチング動作をし、スイツ
チング方式の速度制御が行なわれるが、チヨークコィル
22を挿入することによつて前記電動機駆動用トランジ
スタ24のベース側にリンギングを生じさせ、より高い
周波数でのスィツチング動作を前記電動機駆動用トラン
ジスタ24に行なわせしめて、さらに高い効率を得るも
のである。
このように、本発明の電動機の速度制御装置は速度検出
器からの速度信号に応じてスイツチング動作をするスイ
ツチの出力電極から第1のチヨークコィルを介して、電
動機駆動用トランジスタを含む電動機の駆動回路に前記
スィツチの出力信号を供給したものである。
尚、前記スィツチは実施例に示したように、トランジス
タなどの半導体素子でもよいし、機械スィツチを用いる
こともできる。
また、前記スィツチとしてトランジスタを用いる場合に
は、第8図に示すように、トランジスタ19のエミツタ
を出力電極にすることも可能である。
さらに、本発明の実施例ではいずれも直流ブラシ付電動
機の速度制御装置の例を示したが、直流ブラシレス電動
機、交流電動機などの速度制御装置にも適用することが
でき、その場合には、実施例において直流ブラシ付電動
機が接続されている箇所に、直流ブラシレス電動機ある
いは交流電動機の駆動部を接続すればよい。
以上に示したように、本発明の電動機の速度制御装置で
は、速度検出器からの速度信号に応じてスィツチング動
作をするスイツチの出力電極から壬ヨークコイルを介し
て駆動回路に前記スイツチの出力信号を供給しているた
め、簡単な構成にもかかわらず、効率の高いスィツチン
グ方式の速度制御を行なうことができ、大なる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は従来の電動機の速度制御装置の例
を示すプロツク図および回路結線図、第3図は本発明の
一実施例における電動機の速度制御装置を示す回路結線
図、第4図は第3図の装置の動作を説明するための信号
波形図、第5図、第6図、第7図、第8図はいずれも本
発明の他の実施例を示す回路結線図である。 1・・・・・・電動機、24・・・・・・電動機駆動用
トランジスタ、22・・・・・・チヨークコイル、30
・・・・・・直流電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 給電線路間に電動機と直列に接続されたスイッチン
    グトランジスタと、前記電動機の回転速度に依存したオ
    ン・オフ比でスイッチングを行なうスイッチング手段と
    、前記スイッチング手段の出力が供給されるチョークコ
    イルと、前記チョークコイルの出力端に接続されたコン
    デンサもしくは浮遊容量を備え、前記チョークコイルの
    出力端に現われるリンギング波形を含むパルス信号に基
    づくスイッチング信号を前記スイッチングトランジスタ
    の入力側に供給した電動機の速度制御装置。
JP51140006A 1976-11-19 1976-11-19 電動機の速度制御装置 Expired JPS5927193B2 (ja)

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JPS5364714A JPS5364714A (en) 1978-06-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944688A (ja) * 1972-06-02 1974-04-26
JPS5065812A (ja) * 1973-10-16 1975-06-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944688A (ja) * 1972-06-02 1974-04-26
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