JPS5926998Y2 - 押釦スイツチ - Google Patents

押釦スイツチ

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JPS5926998Y2
JPS5926998Y2 JP15717180U JP15717180U JPS5926998Y2 JP S5926998 Y2 JPS5926998 Y2 JP S5926998Y2 JP 15717180 U JP15717180 U JP 15717180U JP 15717180 U JP15717180 U JP 15717180U JP S5926998 Y2 JPS5926998 Y2 JP S5926998Y2
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JP
Japan
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push button
movable element
contact piece
movable
free
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JP15717180U
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JPS5780031U (ja
Inventor
久 舟越
Original Assignee
株式会社サガミ電子工業
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【考案の詳細な説明】 この考案は押釦スイッチに関し、特に操作ストロータが
小さくて済む押釦スイッチを提供するにある。
本出願人は先に第1図に示すような押釦スイッチを提案
した。
この押釦スイッチはケース111の底面に共通端子11
2が植立され、この共通端子112を支点として可動接
片113がシーソ運動できるように支持される。
可動接片113の遊端と対向する位置には固定端子11
4,115が植立支持され、可動接片113のシーソ運
動により可動接片113が固定端子114,115に交
互に接離するように構成される。
一方、可動接片113の上面側には共通端子112の軸
線上に軸116を持つ可動子117が設けられる。
この可動子117は絶縁材にて形成され可動接片113
と対向する面に穴118が形成される。
穴118はその軸線が軸116と交互するように形成さ
れその内部にバネ119が挿入され、バネ119によっ
て押棒121を突出偏倚させる。
押棒121の先端は可動接片113の上面に当接し可動
子117が軸116を中心に回動するどき押棒121の
先端は可動接片113の上面を摺動し可動接片113を
シーソ運動させる。
可動子117の上面には突起122が形成される。
突起122はその頂点が穴118の軸線上に位置するよ
うに形成され、頂点の両側に傾斜面123,124が形
成される。
ケース111の上面側には共通端子112と可動子11
7の軸116を結ぶ線に沿って推動する押釦125が設
けられる。
押釦125の下端にはピン126が装着される。
つまりピン126はその一端に鍔部127を有し、この
鍔部127を介してバネ128の一端を押釦125に与
え、押釦125を上方に偏倚させると共にピン126を
押釦125の下端に圧接させピン126を押釦125に
弾性的に支持させる。
このような構成によって押釦125を押下操作するとピ
ン126の先端は図示の状態では傾斜面123によって
左方に案内され可動子117の左肩に押圧力を与える。
よって可動子117はこの場合には反時計方向に回動し
、押棒121の先端は可動接片113の上面を右方に摺
動する。
押棒121の先端が共通端子112の上を通過すると可
動接片113は共通端子112の支点として反転し、そ
の傾斜が逆転するから可動子117はバネ119の偏倚
力により急激に反時計方向に回動し、その右肩が例えば
ケース111の天井面に衝合して停止する。
よって共通端子112は固定端子114に接触した状態
から固定端子115に接触した状態に切換られる。
この状態ではピン126の先端は突起122の傾斜面1
24と対向する。
よって次に押釦125を押下操作するとピン126の先
端は傾斜面124によって右方に案内され可動子117
の右肩を押圧操作する。
よって可動子117は今度は時計方向に回動され、これ
に伴なって可動接片113は固定端子114に接触する
状態に反転する。
このようにして先に提案した押釦スイッチは押釦125
を押下操作する毎に可動子117は反転し、共通端子1
13が固定端子114.115に交互に接触し切換が行
なわれる。
ところで上述のスイッチによれば押釦125はピン12
6の先端が傾斜面123又は124に接触し、更に可動
子117の左又は右肩の位置に案内されるまで押下操作
し、その位置から更に可動子117が少なくとも水平な
状態よりわずかに反対側に回動するまで押下操作しなけ
ればならない。
このためそのストロークが大きくなってしまう欠点があ
る。
更にピン126の先端を傾斜面123,124によって
可動子117の上面の周遊端部に案内するものであるか
ら、ピン126の先端を大きく左右に振り分けることが
できない。
このため可動子117に対するピン126の加圧点はそ
の軸116から大きく離れた位置に採ることはできない
よって可動子117を回動させるに要するトルクが大き
くなり、切換操作に要する操作力も大きなものとなる。
この考案の目的は操作ストロークが小さく、且つ操作力
も小さくて済む押釦スイッチを提供するにある。
以下にこの考案の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
第2図はこの考案の一実施例を示す。
図中第1図と対応する部分には同一符号を附してその重
複説明は省略するが、この考案においてはケース111
の上側の両端に支点を持つ一対の操作子311と312
を設け、この操作子311と3120回動遊端をピン1
26によって交互に押下操作することによって可動子1
17を転換操作するように構成したものである。
操作子311と312は例えば第3図に示すように平板
状体によって構成することができ、その回動支点部とな
る位置に突起313,314が形成される。
この突起313と314を例えば第4図に示す樹脂材に
よって形成したホルダ411の両端の切欠部412.4
13に係合させ、この保合により操作子311と312
をホルダ411内に回動自在に支持する。
ホルダ411は第5図に示す金属フレーム511の内側
に収納し、ホルダ411の下側にスイッチケース111
が重ねられ、フレーム511から下方に突出した爪51
2,513がケース111の下側に折込まれてケース1
11とホルダ411が金属ケース511によって一体化
される。
ホルダ411には第4図に示すように弾性片414及び
415を一体に形成し、この弾性片414,415によ
って操作子311と312の回動遊端部315,316
を下方向に偏倚させる。
尚弾性片414゜415の弾性は押棒121を突出させ
るバネ119の弾性より充分小さいものとする。
可動子117は第6図に示すようにその上面に凹部61
1が形成され、その両側に軸116が一体に形成される
可動子117の上面の回動遊端には突条によって形成さ
れた操作子受部612,613が形成される。
可動子117、ホルダ411及びホルダ411に回動自
在に支持された操作子311,312がケース111及
び金属フレーム511内に収納されると可動子117は
バネ119の偏倚力により右倒れ、又は左倒れの状態で
安定する。
第2図の例では右側に倒れている状態を示す。
可動子117が右側に倒れている状態では左側の操作子
311が受部612によって上方に持ち上げられ、はぼ
水平状態に支持される。
このとき右側の操作子312は下方に偏倚されている。
操作子311,312の回動遊端は水平状態にあるとき
ピン126と軸116を結ぶ線よりわずかに外側に延長
され、その先端がわずか上方に折曲られてピン126と
係合が達せられるように形成される。
第2図の状態において押釦125を押下操作すると、ピ
ン126が降下し、その降下の始まりにおいてピン12
6の先端はすでに操作子311の先端に係合し、操作子
311を回動させる。
操作子311が回動を始めるのと同時に可動子117は
軸116を中心にこの例では反時計方向に回動する。
押棒121の先端が共通端子112の上を通過すると可
動接片113は急激にその傾斜方向を反転し、固定端子
115に接触する。
押棒121が共通端子112の真上にある状態では可動
子117が第7図に示すように水平状態にあり、このと
き操作子311は水平状態から成る量だけ下方に回動し
ているからその回動遊端315は第7図に示すようにピ
ン126の元の位置と軸116を結ぶ線から離れている
従って下方から上ってくる反対側の操作子312の回動
遊端316と衝合することなくすれ違うことができる。
よって第2図の状態から可動子117が左倒れの状態に
反転することができる。
可動子117が左倒れの状態では操作子312が受部6
13によって上方に持ち上げられているため操作子31
2がほぼ水平の状態に支持される。
よって次に押釦125を押下操作したときはピン126
は操作子312の先端と係合し、操作子312の遊端を
下方に回動させることができる。
以上説明したようにこの考案によればピン126の先端
を水平状態にある操作子311又は312の先端と係合
した状態で待期させることができる。
よって押釦125を押下操作し、ピン126が下方向に
移動を始めると、これと同時に操作子311又は312
は回動を始める。
よって押釦125の動きは無駄なく可動子117に伝達
され、小さいストロークで可動子の転倒方向を反転させ
ることがである。
つまり小さいストロークで可動接片113の接触状態を
反転させることができる。
然も操作子311及び312はテコの作用により可動子
117の受部612又は613を押すから小さい力で可
動子117を回動させることができる。
従って小さいストロークで然も小さい力で切換操作を行
なうことができる押釦スイッチを得ることができる。
第8図はこの考案の他の実施例を示す。
この例では操作子311と312の支持軸を第9図に示
すように互に逆向に傾むけて取付け、その支持軸の傾む
きによって操作子311及び312の回動遊端の回転面
が互に真上から見て交叉するようにし、その回転面の交
叉により操作子311 、312がそれぞれ水平位置に
あるときと、下方にあるときとで回動遊端部の位置がピ
ン126の真下にある状態とその位置からずれた位置に
ある状態を作り、その位置のずれにより操作子311,
312の回動遊端315,316が途中で衝合すること
なくすれ違うことができるように構成した場合を示す。
このように構成した場合も上述の第2図で説明したのと
同様に小さいストロークで然も小さい力で転換操作する
ことができる押釦スイッチを得ることができる。
尚第9図の実施例では操作子311,312はその突起
313,314が第10図に示す金属フレーム511に
形成した切欠1011,1012に係合させて支持させ
る。
また操作子31 312を下方に偏倚させる弾性片
414,415は 図に示すように形威し、金属フレ
ーム511の に装着される。
また第12図に示 うに樹脂材によってホル\ ダ411を形成し、このホルダ411とこれに操作子\ 311と312を一体に形成することもできる。
この場合、操作子311及び312とホルダ411の結
合部を肉薄形状1201とし、その肉薄形状1201に
より操作子311,312を回動自在に支持することも
できる。
\また上述では押釦125
を押下操作する毎に可動子117が転換操作される双安
定形スイッチを例示して説明したがその他の例としては
一方の切換位置は押釦125を押し続けないと、可動子
17が先の位置に戻ってしまうような押釦スイッチにも
この考案を適用できる。
以上説明したようにこの考案によれば小さいストローク
で然も小さい力で転換操作できる押釦スイッチが得られ
、その効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイッチを示す断面図、第2図はこ
の考案の一実施例を示す断面図、第3図乃至第6図はこ
の考案による押釦スイッチに利用する各部の部品を説明
するための斜視図、第7図はこの考案の要部の動作を説
明するための側面図、第8図はこの考案の他の実施例を
示す断面図、第9図乃至第11図はこれに用いる部品の
説明に供する斜視図、第12図は操作子の他の実施例を
示す一部を断面とする斜視図である。 111:ケース、112:共通端子、113:可動接片
、114.115:固定端子、116:軸、117:可
動子、121:押棒、125:押釦、126:ピン、3
11,312 :操作子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に共通端子を支点としてシーソ運動できるよう
    に支持された可動接片と、この可動接片の遊端と対向す
    る位置に設けられた固定端子と、上記共通端子の軸線上
    に回動軸を有し回動自在に上記ケース内に装着された可
    動子と、この可動子の上記可動接片と対向する面がら弾
    性的に突出されその先端が上記可動接片に摺接する押棒
    と、上記可動子の上面の回動遊端に形成された一対の操
    作子受部と、上記ケースの上面に支持された押釦と、こ
    の押釦に弾性的に支持され上記可動子の支持軸方向に向
    って突出したピンと、上記ケースの両端にそれぞれ支点
    を持ちその回動遊端がそれぞれ上記可動子の軸と上記ピ
    ンを結ぶ線上に延長されその回動遊端と支点との間にお
    いて上記可動子に形成した一対の操作子受部と係合し上
    記可動子の転換位置に応じて上記回動遊端が交互に上下
    動し上位側にある回動遊端が上記ピンによって押下され
    る一対の操作子とを具備して戊る押釦スイッチ。
JP15717180U 1980-10-31 1980-10-31 押釦スイツチ Expired JPS5926998Y2 (ja)

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JPS5780031U JPS5780031U (ja) 1982-05-18
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