JPS5926977Y2 - ハンドガイド式走行装置におけるスイツチ機構 - Google Patents

ハンドガイド式走行装置におけるスイツチ機構

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JPS5926977Y2
JPS5926977Y2 JP853480U JP853480U JPS5926977Y2 JP S5926977 Y2 JPS5926977 Y2 JP S5926977Y2 JP 853480 U JP853480 U JP 853480U JP 853480 U JP853480 U JP 853480U JP S5926977 Y2 JPS5926977 Y2 JP S5926977Y2
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JP
Japan
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groove
flexible cylindrical
cylindrical body
switch mechanism
elastic body
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Application number
JP853480U
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English (en)
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JPS56110528U (ja
Inventor
一郎 徳村
Original Assignee
大旭建機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハンドガイド式走行装置におけるスイッチ機構
に関する。
路面の土木工事等、比較的小規模の土木工事において、
非搭乗式、つまりハンドガイド式の走行・作業装置が汎
用されている。
例えば第1図に示すものは、ハンドガイド式の振動ロー
ラーであって、1.1はローラ、2は駆動部、3はハン
ドル部であり、かかる装置によれば、その使用中は、ハ
ンドル部3先端のハンドルグリップ4を作業者が把持す
ることにより装置をガイドし、また、この走行中、作業
者の人力によって、前記ハンドル部を左右に振ることに
より、装置の走行方向を変えるようになっている。
このような方式の従来の振動ローラーでは、その駆動系
に遠心クラッチを使用しているのが通常であって、この
ような装置にあっては、エンジン出力が一定以上になる
と駆動可能な状態となり、ハンドル部3に設けられたド
ライブレバー5を操作することにより、装置を走行せし
めるようになっている。
しかしこのような従来の装置では、一旦ドライブレバー
をONの状態にしてしまえば、作業者が操作態勢にある
と否とにかかわらず、装置は進行を続けるため、作業者
に操作上の支障が生じたような場合には非常に危険であ
る。
本考案はこのような従来の欠点を解消すべく考案された
もので、振動ローラーをはじめとするハンドガイド式走
行装置において、作業者が操作態勢にあるとき以外は装
置の走行を阻止することを可能ならしめるスイッチ機構
の提供をその目的とする。
本考案は特に駆動系に電磁クラッチを採用したハンドガ
イド式走行装置において好適なスイッチ機構を提供する
ものであり、その基本的特徴はハンドルグリップを構成
する軸部の長さ方向に凹溝を設け、該凹溝内に弾性体を
配設するとともに、凹溝内に凹溝幅よりも小径の固定軸
を位置せしめ、さらに、前記凹溝幅と略一致する外径を
有する可曲性筒状体を前記固定軸にこれを外囲する如く
して装着し、該可曲性筒状体と前記弾性体との間には対
向する■対の板バネ材を両電極とし圧迫による板バネ材
の弾性変形により通電するように構成されたテープ状の
スイッチ装置を介在せしめ、これによって、前記可曲状
筒状体の一側部が前記凹溝から突出するようにしたこと
にある。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図は本考案のスイッチ機構を振動ローラ
ーに適用した場合を示すもので、31はハンドル部先端
を示す。
本考案によるときは、ハンドル部先端31にコ状のフラ
ンジ部6を設け、このフランジ部6先端間にボルト7.
7を介してハンドルグリップを構成する軸部8を設けて
いる。
前記軸部8の装置本体側部分には、その長さ方向に沿っ
て凹溝9が設けられ、該凹溝9内部にはさらに、これよ
り一段低い凹部91が所定の長さに互って設けられてい
る。
そしてこの凹部91内には例えば゛スポンジ等から構成
される弾性体10が嵌め込まれ、該弾性体10の一部が
前記凹部91から凹溝9内に突出するようになっている
また、前記凹溝9内の長さ方向には、下記する可曲性筒
状体11を支持するための固定軸12が配設されている
この固定軸12は前記凹溝9幅よりも小径で、前記弾性
体10と所定の間隔をあけ且つ装置側外周面が凹溝9外
縁よりやや内側寄りに位置するような状態で配設され、
その両端を介して前記フランジ部6に固定されている。
前記固定軸12には、可曲性筒状体11がこれを外囲す
る如くして装着されている。
この可曲性筒状体11は前記凹溝9の幅と略一致する外
径を有し、本実施例では前記フランジ部6に非固定の状
態で装着されている。
この可曲性筒状体11は、本実施例では、鋼線を巻いた
スプリング状のもので構成され、その長さ方向での可曲
性を図り得るようになっている。
なお、この可曲性筒状体11は、他の材質、例えば合成
樹脂等で構成することも可能である。
前記凹溝9内における弾性体10と可曲性筒状体11と
の間には、テープ状のスイッチ装置13が介在せしめら
れている。
このスイッチ装置13は、例えば第6図及び第7図に示
す如きものとして構成されている。
このスイッチ装置13は対向する1対の板バネ材14及
び14′を両電極として構成され、両電極は絶縁材15
によって絶縁されている。
そして、両電極の通電は板バネ材14の圧迫による弾性
変形により確保されるようになっている。
なお、その地図面において、16は絶縁材、17は被覆
である。
以上のようにして構成されたスイッチ装置13は、一側
面が弾性体10に接し、且つ他側面が前記可曲性筒状体
11に接する如くして配設され、これによって、前記可
曲性筒状体11の凹溝9側内面は前記固定軸12の外面
に近接又は当接する状態となっている。
つまり可曲性筒状体11はその常態において固定軸12
の軸心に対して変位した状態に位置せしめられ、この結
果可曲性筒状体11の一側部は、常態において凹溝9か
ら突出するようになっている。
以上のように構成される本考案のスイッチ機構によれば
、作業者がハンドルグリップを構成する軸部8をわずか
の把持力で握るだけで、前記可曲性筒状体11がその長
さ方向で部分的に変形して前記スイッチ装置13を押圧
しつつ凹溝9内部方向に変位し、第4図に示す如き状態
となる。
この時点で、前記弾性体10が少し圧縮変形され且つ前
記スイッチ装置13は可曲性筒状体11の変位による押
圧力によってその接点が閉じた状態にさせられ、これに
より通電状態となる。
しかし、前記可曲性筒状体11は第4図の状態からさら
に変位することが可能であって、通常においては、前記
可曲性筒状体11は第5図の状態まで変位し、この状態
に保持される。
この時点で前記弾性体10は圧縮せしめられた状態にあ
る。
また、第5図に示す状態から、作業者がわずかにその把
持力を緩め第4図に示す状態にしても、弾性体10の変
形が解かれるだけでスイッチ装置13の接点は閉じた状
態に維持される。
そして、作業者の手が前記可曲性筒状体11から離れる
ことによってはじめて前記スイッチ装置13の接点が開
き、通電状態が解かれる。
このように、本考案による装置によれば、前記弾性体1
0の作用により、スイッチ装置の接点を閉じさせるため
の作業上のストロークを実際の接点ストロークよりも大
きくとることができるため、作業者の把持力の変動によ
って接点が断続的に通電するというような操作性を阻害
する如き事態が適正に防止される。
また、上記装置によれば、可曲性筒状体11は作業者の
把持によってその長さ方向で部分的に変形し凹溝9内部
方向に変位するので、接点を閉じさせるための作業者の
把持力にあまり大きなものが必要とされず、また、装置
の方向を変えるためにハンドル部を左右に振るような場
合にも、装置の駆動を確保しつつ容易に方向転換を図る
ことができる。
以上のようなスイッチ機構は、特に、駆動系に電磁クラ
ッチを採用した走行装置に好適であって、その電磁クラ
ッチの作動系に組み込むことにより、作業者がバンドル
グリップを握っている状態で常にスイッチONとして電
磁クラッチを作動せしめ、バンドルグリップを離した状
態でスイッチOFFとして電磁クラッチの作動を解除せ
しめるようにすることができる。
なお、振動ローラー等においては、かかる電磁クラッチ
の作動系に別途スイッチを設け、このスイッチを装置の
前後進用切換レバーが中立の位置にあるときのみ閉じる
ように構成すれば、電磁クラッチは、前記前後進用切換
レバーが中立時のみ作動することになり、バンドルグリ
ップを握った途端に装置が走行を開始するという危険な
事態を適正に防止することができる。
以上述べたような本考案によるスイッチ機構によれば、
バンドルグリップを構成する軸部8の長さ方向に凹溝9
を設け、該凹溝9内に凹溝幅よりも小径の固定軸12を
位置せしめ、さらに、前記凹溝幅と略一致する外径を有
する可曲性筒状体11を前記固定軸12にこれを外囲す
る如くして装着し、該可曲性筒状体11と前記弾性体1
0との間には対向する1対の板バネ材14.14’を両
電極とし圧迫による板バネ材14の弾性変形により通電
するように構成されたテープ状のスイッチ装置13を介
在せしめ、これによって、前記可曲性筒状体11の一側
部が前記凹溝9から突出するようにしたので、作業者が
バンドルグリップを手で握るだけでスイッチ装置の接点
が閉じ、また、手を離すだけでスイッチ装置の接点が開
き、しかもその開閉ストロークが前記弾性体によって大
きく取れるとともに接点を閉じさせるための把持力も少
さくて済み、このため装置の良好なる操作性を確保する
ことができ、また、特に本考案による装置を電磁クラッ
チの作動系に組み込んだ場合等には、作業者が操作態勢
にあるときのみ走行装置の走行を可能ならしめるもので
あり、作業の安全性を有効に確保することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は振動ローラーの一例を示す説明図である。 第2図ないし第7図は本考案によるスイッチ機構の一実
施例を示すものであって、第2図は一部切欠側面図、第
3図は第2図中II −II線に沿う断面図、第4図及
び第5図は同じくスイッチ機構の接点が閉じた状態で示
す断面図、第6図はスイッチ装置を切欠いた状態で示す
斜視図、第7図は同じく断面図で゛ある。 図において、8は軸部、9は凹溝、10は弾性体、11
は可曲性筒状体、12は固定軸、13はスイッチ装置、
14.14’は板バネ材を各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドガイド式走行装置において、ハンドルグリップを
    構成する軸部の長さ方向に凹溝を設け、該凹溝内に弾性
    体を配設するとともに、凹溝内に凹溝幅よりも小径の固
    定軸を位置せしめ、さらに、前記凹溝幅と略一致する外
    径を有する可曲性筒状体を前記固定軸にこれを外囲する
    如くして装着し、該可曲性筒状体と前記弾性体との間に
    は対向する1対の板バネ材を両電極とし圧迫による板バ
    ネ材の弾性変形により通電するように構成されたテープ
    状スイッチ装置を介在せしめ、これによって、前記可曲
    性筒状体の一側部が前記凹溝がら突出するようにしたこ
    とを特徴とするハンドガイド式走行装置におけるスイッ
    チ機構。
JP853480U 1980-01-29 1980-01-29 ハンドガイド式走行装置におけるスイツチ機構 Expired JPS5926977Y2 (ja)

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JP853480U JPS5926977Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29 ハンドガイド式走行装置におけるスイツチ機構

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JP853480U JPS5926977Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29 ハンドガイド式走行装置におけるスイツチ機構

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Publication Number Publication Date
JPS56110528U JPS56110528U (ja) 1981-08-26
JPS5926977Y2 true JPS5926977Y2 (ja) 1984-08-06

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