JPS5926508Y2 - ビ−ムインデックス型カラ−テレビジョン受像機用陰極線管 - Google Patents
ビ−ムインデックス型カラ−テレビジョン受像機用陰極線管Info
- Publication number
- JPS5926508Y2 JPS5926508Y2 JP688678U JP688678U JPS5926508Y2 JP S5926508 Y2 JPS5926508 Y2 JP S5926508Y2 JP 688678 U JP688678 U JP 688678U JP 688678 U JP688678 U JP 688678U JP S5926508 Y2 JPS5926508 Y2 JP S5926508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- cathode ray
- television receiver
- type color
- color television
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビームインデックス型カラーテレビジョン受像
機用の陰極線管に関するものである。
機用の陰極線管に関するものである。
ビームインチ゛ツクス型カラーテレビジョン受像機は単
電子銃から放出された電子ビームでストライプ状の螢光
体上を直角に走査し、順次カラーを発生させることによ
りカラー再生を行なう。
電子銃から放出された電子ビームでストライプ状の螢光
体上を直角に走査し、順次カラーを発生させることによ
りカラー再生を行なう。
このとき、重要なことは電子ビームがどのカラー螢光体
ストライプ上にあるかを順次知ることである。
ストライプ上にあるかを順次知ることである。
この電子ビームの位置を表わす信号はインチ゛ツクス信
号と呼ばれており、該信号を得る方法としては陰極線管
のフェースプレート内面側に設けた二次電子放出材料に
よる放出二次電子をインデックス信号として利用する方
法と紫外光を発生する螢光体を陰極線管のフェースプレ
ート内面側に施し、この螢光体より発生する紫外光を利
用する方法が提案されている。
号と呼ばれており、該信号を得る方法としては陰極線管
のフェースプレート内面側に設けた二次電子放出材料に
よる放出二次電子をインデックス信号として利用する方
法と紫外光を発生する螢光体を陰極線管のフェースプレ
ート内面側に施し、この螢光体より発生する紫外光を利
用する方法が提案されている。
また第３の方法として電子ビームの電流を直接ピックア
ップしてインデックス信号として利用する方法が提案さ
れている。
ップしてインデックス信号として利用する方法が提案さ
れている。
本考案は、この第３の方法に従うものであり、その陰極
線管の従来例を第１図に概略的に示す。
線管の従来例を第１図に概略的に示す。
第１図において、１は陰極線管のフェースプレートを示
し、Ｒ，Ｇ、 Ｂはその上に黒色のガートバンド２を挾
む如く形成された三原色螢光体、３ａ、３ｂはその螢光
体上に設けられたアルミニウム膜よりなる一対の櫛型電
極、４は電子ビーム、５ａは前記一対の電極３ａ、３ｂ
に両端が結合され中点に直流高電圧ＨＶが印加されるト
ランス５の一次コイルであり、５ｂは前記−次コイル５
ａに電磁結合する二次コイル、６は結合コンテ゛ンサ、
７は出力端子である。
し、Ｒ，Ｇ、 Ｂはその上に黒色のガートバンド２を挾
む如く形成された三原色螢光体、３ａ、３ｂはその螢光
体上に設けられたアルミニウム膜よりなる一対の櫛型電
極、４は電子ビーム、５ａは前記一対の電極３ａ、３ｂ
に両端が結合され中点に直流高電圧ＨＶが印加されるト
ランス５の一次コイルであり、５ｂは前記−次コイル５
ａに電磁結合する二次コイル、６は結合コンテ゛ンサ、
７は出力端子である。
電子ビーム４を櫛型電極３ａ、３ｂの垂直方向に走査せ
しめることにより電極３ａ、３ｂに交互に流入する逆方
向の電流により電極３ａ、３ｂ間に発生する電圧でもっ
てインチ゛ツクス信号とするものである。
しめることにより電極３ａ、３ｂに交互に流入する逆方
向の電流により電極３ａ、３ｂ間に発生する電圧でもっ
てインチ゛ツクス信号とするものである。
電子ビームの走査が速くなると前記インチ゛ツクス信号
の周波数は高くなり、逆に遅くなると得られるインデッ
クス信号の周波数は低くなる。
の周波数は高くなり、逆に遅くなると得られるインデッ
クス信号の周波数は低くなる。
斯くして螢光体Ｒ，Ｇ。Ｂに対する電子ビーム４の相対
的な位置を知ることができる。
的な位置を知ることができる。
前記一対の電極３ａ、３ｂの終端には通常抵抗あるいは
容量性負荷が接続されていて、これらに生じる高周波電
圧がインチ゛ツクス信号として利用される。
容量性負荷が接続されていて、これらに生じる高周波電
圧がインチ゛ツクス信号として利用される。
この第１の陰極線管によるインデックス発生方式では紫
外線を利用する方式に比較し光検出器として高価なフォ
トマルチプライヤが不用であるのが最大の利点であるが
、前記電極３ａ、３ｂはガートバンド２と螢光体Ｒ，Ｇ
。
外線を利用する方式に比較し光検出器として高価なフォ
トマルチプライヤが不用であるのが最大の利点であるが
、前記電極３ａ、３ｂはガートバンド２と螢光体Ｒ，Ｇ
。
Ｂからなる面上に蒸着されたアルミニウム膜をフォトエ
ツチング等でエツチングして作らなければならず、しか
も螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｈの粒子が非常に大きくアルミニ
ウム膜の下に多くの空間ができていることになるので、
前記アルミニウム膜よりなる櫛型電極は非常にもろく、
剥離しやすくなるという欠点があった。
ツチング等でエツチングして作らなければならず、しか
も螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｈの粒子が非常に大きくアルミニ
ウム膜の下に多くの空間ができていることになるので、
前記アルミニウム膜よりなる櫛型電極は非常にもろく、
剥離しやすくなるという欠点があった。
また、他の欠点はガートバンドを構成する黒鉛が導電性
であることから一対の電極３ａ、３ｂ間の宅配的絶縁を
充分にとるための絶縁膜を前記螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂと
ガートバンド２からなる面上に形成しなければならない
が、これを剥離しやすい螢光体上に作成することは技術
的に困難であること及び螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂへのビーム
量がこの絶縁膜のために電子ビームが阻止されてビーム
利用効率が低下するということである。
であることから一対の電極３ａ、３ｂ間の宅配的絶縁を
充分にとるための絶縁膜を前記螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂと
ガートバンド２からなる面上に形成しなければならない
が、これを剥離しやすい螢光体上に作成することは技術
的に困難であること及び螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂへのビーム
量がこの絶縁膜のために電子ビームが阻止されてビーム
利用効率が低下するということである。
本考案は櫛型電極を容易に形成できると共に、この櫛型
電極が堅牢であるようになし且つ上述の如゛′きビーム
利用効率の低下を生じないようにしたビームインデック
ス型カラーテレビジョン受像機用陰極線管を提案するも
のである。
電極が堅牢であるようになし且つ上述の如゛′きビーム
利用効率の低下を生じないようにしたビームインデック
ス型カラーテレビジョン受像機用陰極線管を提案するも
のである。
本考案の陰極線管は第２図に示すように陰極線管のフェ
ースプレート１面上に螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂを塗布する
前に透明な導電性膜（例えばネサ膜）を形成すると共に
これをフォトエツチング等により一対の櫛型電極となし
、この櫛型電極３’ａ、３ｂ′上に通常の方法により三
原色螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂとガートバンド２を形成し、更
にその上にアルミニウム蒸着膜８を設けている。
ースプレート１面上に螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂを塗布する
前に透明な導電性膜（例えばネサ膜）を形成すると共に
これをフォトエツチング等により一対の櫛型電極となし
、この櫛型電極３’ａ、３ｂ′上に通常の方法により三
原色螢光体Ｒ，Ｇ、 Ｂとガートバンド２を形成し、更
にその上にアルミニウム蒸着膜８を設けている。
尚、９は一対の櫛型電極３’ ａ 、 ３ ｂ’の絶
縁をとる水ガラス又はリチウム・シリケイト等の薄い透
明な絶縁膜である。
縁をとる水ガラス又はリチウム・シリケイト等の薄い透
明な絶縁膜である。
この絶縁膜は電子ビームを透過する。
第３図は一対の櫛型電極とその出力取り出し回路を示す
。
。
尚、この出力取り出し回路については図示の如く第１図
の従来例と同様に構成すればよい。
の従来例と同様に構成すればよい。
本考案によればインデックス素子として働く一対の櫛型
電極を透明な導電膜で形成し、この電極をフェースプレ
ートと螢光体（及びガートバンド）の間に設けた構造と
しているので、この電極を形成するのに下地のしつかり
したフェースプレート上に形成でき、従って作成が容易
であると共に堅牢な櫛型電極とすることができるという
効果がある。
電極を透明な導電膜で形成し、この電極をフェースプレ
ートと螢光体（及びガートバンド）の間に設けた構造と
しているので、この電極を形成するのに下地のしつかり
したフェースプレート上に形成でき、従って作成が容易
であると共に堅牢な櫛型電極とすることができるという
効果がある。
また、前記一対の櫛型電極間の絶縁を行なう絶縁膜は下
地である前記透明導電膜よりなる櫛型電極が螢光体に比
べてしつかりしているので作成が容易であり、しかも電
極が螢光体よりも前面側にあるため螢光体に衝撃される
前に電子ビームが前記電極により吸収されることがなく
ビーム利用効率がよいという効果もある。
地である前記透明導電膜よりなる櫛型電極が螢光体に比
べてしつかりしているので作成が容易であり、しかも電
極が螢光体よりも前面側にあるため螢光体に衝撃される
前に電子ビームが前記電極により吸収されることがなく
ビーム利用効率がよいという効果もある。
第１図は従来のビームインデックス型カラーテレビジョ
ン受像機用の陰極線管のフェースプレート内面の構造に
ついて概略的に示す図面である。 第２図は本考案のビームインデックス型カラーテレビジ
ョン受像機用の陰極線管のフェースプレート内面の構造
を示す概略図であり、第３図はその一部の構成を示す概
略図である。 １・・・・・・フェースプレート、Ｒ，Ｇ、 Ｂ・・
・・・・螢光体、２・・・・・・ガートバンド、３’ａ
、３ｂ’・・・・・・透明な導電性膜よりなる櫛型電極
、４・・・・・・電子ビーム。
ン受像機用の陰極線管のフェースプレート内面の構造に
ついて概略的に示す図面である。 第２図は本考案のビームインデックス型カラーテレビジ
ョン受像機用の陰極線管のフェースプレート内面の構造
を示す概略図であり、第３図はその一部の構成を示す概
略図である。 １・・・・・・フェースプレート、Ｒ，Ｇ、 Ｂ・・
・・・・螢光体、２・・・・・・ガートバンド、３’ａ
、３ｂ’・・・・・・透明な導電性膜よりなる櫛型電極
、４・・・・・・電子ビーム。
Claims (2)
- （１）電子ビームの位置を表わすインデックス信号を得
るための手段として陰極線管のフェースプレート内面と
螢光体面間に透明な導電性膜からなる互いに噛合する如
く配された一対の櫛型電極を形成し、該一対の電極に交
互に流入する電子ビーム電流をインデックス信号として
外部に導出することを特徴とするビームインチ゛ツクス
型カラーテレビジョン受像機用陰極線管。 - （２）前記導電性膜はネサ膜であることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項記載のビームインチ゛ツク
ス型カラーテレビジョン受像機用陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688678U JPS5926508Y2 (ja) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | ビ−ムインデックス型カラ−テレビジョン受像機用陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688678U JPS5926508Y2 (ja) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | ビ−ムインデックス型カラ−テレビジョン受像機用陰極線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54110060U JPS54110060U (ja) | 1979-08-02 |
| JPS5926508Y2 true JPS5926508Y2 (ja) | 1984-08-01 |
Family
ID=28814108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP688678U Expired JPS5926508Y2 (ja) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | ビ−ムインデックス型カラ−テレビジョン受像機用陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926508Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-20 JP JP688678U patent/JPS5926508Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54110060U (ja) | 1979-08-02 |
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