JPS5926380B2 - 曲がり部を有する高温ガス流通管の製造方法 - Google Patents
曲がり部を有する高温ガス流通管の製造方法Info
- Publication number
- JPS5926380B2 JPS5926380B2 JP9864580A JP9864580A JPS5926380B2 JP S5926380 B2 JPS5926380 B2 JP S5926380B2 JP 9864580 A JP9864580 A JP 9864580A JP 9864580 A JP9864580 A JP 9864580A JP S5926380 B2 JPS5926380 B2 JP S5926380B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- temperature gas
- pipe
- bent portion
- bent
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷却機能を有したフード及びダクト等の高温ガ
ス流通路として用いるものでかつ曲がり部を有する高温
ガス流通管の製造方法に関するものである。
ス流通路として用いるものでかつ曲がり部を有する高温
ガス流通管の製造方法に関するものである。
一般に、転炉及び精錬炉では高温でしかも多量のダスト
を含んだガスが発生するので、これら排ガスを集塵する
必要がある。
を含んだガスが発生するので、これら排ガスを集塵する
必要がある。
ところが前述したように排ガスは例えば１０００〜２０
００℃のように、高温であるために炉口部と集塵機との
間に設けられたフード及びダクトは水冷構造となつてい
る。而して、この水冷構造のフード及びダクトは炉口部
と集塵機との配置上必ず曲がり部を有しているため、そ
の製作には手間が非常にかかつていた。第１図に従来の
ダクトの曲がり部構造を示す。
００℃のように、高温であるために炉口部と集塵機との
間に設けられたフード及びダクトは水冷構造となつてい
る。而して、この水冷構造のフード及びダクトは炉口部
と集塵機との配置上必ず曲がり部を有しているため、そ
の製作には手間が非常にかかつていた。第１図に従来の
ダクトの曲がり部構造を示す。
この構造を製作要領に従つて説明すると、まず、フィン
付冷却管１を第１図ｂに示す如くそのフィン部２を溶接
してパネルを形成し、該パネルを曲げ加工して直管部Ａ
−１、Ａ＝２を作る。次にこの直管部Ａ−１、Ａ−２間
の曲管部Ｂの製作にあたつては１本１本曲げ角度の異な
るようにパイプを整形（ベンド短管）し、このパイプを
両直管部Ａ−１、Ａ−２の冷却管の端部に突き合わせ溶
接し、更に上記パイプとパイプの間隙には直管部に於け
る冷却管のフィンに相当するフィンを別途製作し、この
フィンを上記パイプ間壕にはめ込み溶接接合していた。
なお３、４は給水ヘッダー及び排水ヘッダーである。従
つて、その問題点として １ 曲管部を形成するのに多数のベンド短管を作らねば
ならない。
付冷却管１を第１図ｂに示す如くそのフィン部２を溶接
してパネルを形成し、該パネルを曲げ加工して直管部Ａ
−１、Ａ＝２を作る。次にこの直管部Ａ−１、Ａ−２間
の曲管部Ｂの製作にあたつては１本１本曲げ角度の異な
るようにパイプを整形（ベンド短管）し、このパイプを
両直管部Ａ−１、Ａ−２の冷却管の端部に突き合わせ溶
接し、更に上記パイプとパイプの間隙には直管部に於け
る冷却管のフィンに相当するフィンを別途製作し、この
フィンを上記パイプ間壕にはめ込み溶接接合していた。
なお３、４は給水ヘッダー及び排水ヘッダーである。従
つて、その問題点として １ 曲管部を形成するのに多数のベンド短管を作らねば
ならない。
２ 多数のベンド短管は現物合わせで長さ、曲げ角度を
調節しなければならない。
調節しなければならない。
３ 大量の突き合わせ溶接が必要となる。
４ 高熱負荷（伝熱）面に作業性の良くない突き合わせ
溶接部が形成される。
溶接部が形成される。
５ 溶接部の信頼性を確保するために膨大な（Ｘ線）検
査を必要とする。
査を必要とする。
６ 従つて当然のことながらコスト高となる。
以上の問題点を解決せんがため、本発明では極めて簡便
な構成で信頼度も高いダクト等の曲がり部を有する高温
ガス流通管の製造方法を提供せんとするものである。そ
の特徴とするところはフィン付冷却管の長手部に同一角
度の曲げ部を与え、該フィン付冷却管にて所望とする曲
げ部を有した冷却パネルを形成すると共に、これら固有
の角度の曲げ部を有した冷却パネルを多角形に組合わせ
て高温ガス流通管を製造することにある。次に図面に従
つて本発明を説明する。
な構成で信頼度も高いダクト等の曲がり部を有する高温
ガス流通管の製造方法を提供せんとするものである。そ
の特徴とするところはフィン付冷却管の長手部に同一角
度の曲げ部を与え、該フィン付冷却管にて所望とする曲
げ部を有した冷却パネルを形成すると共に、これら固有
の角度の曲げ部を有した冷却パネルを多角形に組合わせ
て高温ガス流通管を製造することにある。次に図面に従
つて本発明を説明する。
第２図に示゛ヤのは八角形のダクト構造の本発明に基づ
いて製造した管の一例で、ａはその斜視図、ｂ、ｃは冷
却パネルの製作説明図、ｄは八角形を形成する各冷却パ
ネルの形状（曲がり部）説明図である。第２図に基いて
本発明をその製造要領に従つて説明する。第２図ａに見
るように冷却パネルＩ，・・・・・・ ，の８枚からな
るが、と，と ， と はそれぞれ対称形状をな す。
いて製造した管の一例で、ａはその斜視図、ｂ、ｃは冷
却パネルの製作説明図、ｄは八角形を形成する各冷却パ
ネルの形状（曲がり部）説明図である。第２図に基いて
本発明をその製造要領に従つて説明する。第２図ａに見
るように冷却パネルＩ，・・・・・・ ，の８枚からな
るが、と，と ， と はそれぞれ対称形状をな す。
まずＩとＶの冷却パネル５について述べると、フイン付
冷却管６のフイン７同志を溶接して所定巾の平板の冷却
パネルを形成する（第２図ｂ参照）。この平板の冷却パ
ネルをプレス加工等によりそれ １ぞれ図に示すように
一点鎖線を中心として内方叉は外方へ所定角度θになる
ように曲げを与える（第２図ｄ参照）。勿論この場合、
各フイン付冷却管６にあらかじめ所望とする同一角度の
曲げを与え、この曲げられた各フイン付冷却管６のフイ
ｌン部７をそれぞれ溶接して曲げ部を有する冷却パネ
ルを形成しても良い。次に、』の冷却パネル５は所定角
度αの 横曲げ加工が施される。
冷却管６のフイン７同志を溶接して所定巾の平板の冷却
パネルを形成する（第２図ｂ参照）。この平板の冷却パ
ネルをプレス加工等によりそれ １ぞれ図に示すように
一点鎖線を中心として内方叉は外方へ所定角度θになる
ように曲げを与える（第２図ｄ参照）。勿論この場合、
各フイン付冷却管６にあらかじめ所望とする同一角度の
曲げを与え、この曲げられた各フイン付冷却管６のフイ
ｌン部７をそれぞれ溶接して曲げ部を有する冷却パネ
ルを形成しても良い。次に、』の冷却パネル５は所定角
度αの 横曲げ加工が施される。
即ち、個個のフイン付冷却管６にあらかじめこの部分凪
一の冷却パネ２ル５が要求されている曲げ角度αと同じ
角度でもつて全て横曲げ加工を行なう（第２図ｃ参照）
。この加工されたフイン付冷却管６のフイン部７をそれ
ぞれ溶接して所望とする曲げ部を有した冷却パネル５を
形成する（第２図Ｃ，ｄ参照）。次に。，Ｙｖの冷却パ
ネル５について述べる。
一の冷却パネ２ル５が要求されている曲げ角度αと同じ
角度でもつて全て横曲げ加工を行なう（第２図ｃ参照）
。この加工されたフイン付冷却管６のフイン部７をそれ
ぞれ溶接して所望とする曲げ部を有した冷却パネル５を
形成する（第２図Ｃ，ｄ参照）。次に。，Ｙｖの冷却パ
ネル５について述べる。
この部分の冷却パネルは横曲げα０と内方又は外方への
曲げθ０の２種類の曲げ部を有する（第２図ｄ参照）。
まず、前記した凹−の冷却パネル５と同じように個個の
フイン付冷却管３，６にあらかじめ横方向の曲げα０（
各冷却管共同一角度）を与え、この加工されたフイン付
冷却管６のフイン部７をそれぞれ溶接して、横方向の曲
げを有した冷却パネル５を作る。次に、この冷却パネル
５を更に、第２図ｄに示すように、一点鎖線を中心とし
て内方叉は外方へ所定の角度θ７だけ、プレス等により
一挙に曲げる。（勿論この工程の順序には限定されるも
のではない。）以上のように本発明はそれぞれ所望とす
る角度の曲げ部を形成された冷却パネルを適宜多角形に
組合せてダクト、フード等を形成するものである。
曲げθ０の２種類の曲げ部を有する（第２図ｄ参照）。
まず、前記した凹−の冷却パネル５と同じように個個の
フイン付冷却管３，６にあらかじめ横方向の曲げα０（
各冷却管共同一角度）を与え、この加工されたフイン付
冷却管６のフイン部７をそれぞれ溶接して、横方向の曲
げを有した冷却パネル５を作る。次に、この冷却パネル
５を更に、第２図ｄに示すように、一点鎖線を中心とし
て内方叉は外方へ所定の角度θ７だけ、プレス等により
一挙に曲げる。（勿論この工程の順序には限定されるも
のではない。）以上のように本発明はそれぞれ所望とす
る角度の曲げ部を形成された冷却パネルを適宜多角形に
組合せてダクト、フード等を形成するものである。
なお、冷却パネル５同志の結合については特に限定され
ず、例えば、第３図に示す如く、半割パイプ８をその結
合コーナ部に溶接して接続する手段等、適宜選択される
ものとする。なお、９，１０は給水ヘツダ一及び排水ヘ
ツダ一である。以上の構成になる本発明の効果としては
従来のものと比べてその製作が極めて簡便であり、その
結果製作費は従来のものに比し約半額近くなり、叉製作
工程も３割程度の短縮が可能になる等の効果を有するが
、特に注目すべきは、曲がり部周辺に突き合わせ溶接を
全く要しないことである。
ず、例えば、第３図に示す如く、半割パイプ８をその結
合コーナ部に溶接して接続する手段等、適宜選択される
ものとする。なお、９，１０は給水ヘツダ一及び排水ヘ
ツダ一である。以上の構成になる本発明の効果としては
従来のものと比べてその製作が極めて簡便であり、その
結果製作費は従来のものに比し約半額近くなり、叉製作
工程も３割程度の短縮が可能になる等の効果を有するが
、特に注目すべきは、曲がり部周辺に突き合わせ溶接を
全く要しないことである。
その結果、信頼度は増すと共にその寿命が従来のものに
比し２〜３倍延びた。
比し２〜３倍延びた。
第１図は従来のダクト構造説明図であり、ａは全体斜視
図、ｂはａに於けるＸ−Ｘ断面図である。 第２図は本発明説明図で、ａは本発明によつて得た管の
全体斜視図、Ｂ，ｃ，ｄは冷却パネル製作説明図である
。第３図は本発明に於ける冷却パネル結合方法の一実施
例を示す。１・・・フイン付冷却管、２・・・フイン部
、３・・・給水ヘツダ一、４・・・排水ヘツダ一、５・
・・冷却パネル、６・・・フイン付冷却管、７・・・フ
イン部、８・・・半割パイプ、９・・・給水ヘツダ一
１０・・・排水ヘツダ一。
図、ｂはａに於けるＸ−Ｘ断面図である。 第２図は本発明説明図で、ａは本発明によつて得た管の
全体斜視図、Ｂ，ｃ，ｄは冷却パネル製作説明図である
。第３図は本発明に於ける冷却パネル結合方法の一実施
例を示す。１・・・フイン付冷却管、２・・・フイン部
、３・・・給水ヘツダ一、４・・・排水ヘツダ一、５・
・・冷却パネル、６・・・フイン付冷却管、７・・・フ
イン部、８・・・半割パイプ、９・・・給水ヘツダ一
１０・・・排水ヘツダ一。
Claims (1)
- １ フィン付冷却管の長手部に同一角度の曲げ部を与え
、該フィン付冷却管にて所望とする曲げ部を有した冷却
パネルを形成すると共に、これら固有の曲げ部を有した
冷却パネルを多角形に組合わせることを特徴とする曲が
り部を有する高温ガス流通管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9864580A JPS5926380B2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 曲がり部を有する高温ガス流通管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9864580A JPS5926380B2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 曲がり部を有する高温ガス流通管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5636352A JPS5636352A (en) | 1981-04-09 |
| JPS5926380B2 true JPS5926380B2 (ja) | 1984-06-27 |
Family
ID=14225231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9864580A Expired JPS5926380B2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 曲がり部を有する高温ガス流通管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926380B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0413159B2 (ja) * | 1988-06-27 | 1992-03-06 | Kingjim Co Ltd |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5993180A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-29 | 三井金属鉱業株式会社 | 自溶炉々出口煙道装置 |
| JPS6399193U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-27 | ||
| JPS6399192U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-27 | ||
| CN103925742B (zh) | 2014-04-18 | 2016-06-29 | 丹佛斯微通道换热器（嘉兴）有限公司 | 换热器及其制造方法、换热模块、换热装置和热源单元 |
| JP6368292B2 (ja) * | 2015-10-21 | 2018-08-01 | Ｊｆｅスチール株式会社 | メンブレン構造ダクトの製造方法 |
| CN107782018B (zh) | 2016-08-26 | 2023-10-31 | 丹佛斯微通道换热器（嘉兴）有限公司 | 换热器、换热器模块以及空调系统 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP9864580A patent/JPS5926380B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0413159B2 (ja) * | 1988-06-27 | 1992-03-06 | Kingjim Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5636352A (en) | 1981-04-09 |
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