JPS5926323B2 - セル式ろ過装置 - Google Patents

セル式ろ過装置

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JPS5926323B2
JPS5926323B2 JP51121154A JP12115476A JPS5926323B2 JP S5926323 B2 JPS5926323 B2 JP S5926323B2 JP 51121154 A JP51121154 A JP 51121154A JP 12115476 A JP12115476 A JP 12115476A JP S5926323 B2 JPS5926323 B2 JP S5926323B2
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filtration
filtration device
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gas
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Prayon SA
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Publication date
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Publication of JPS5926323B2 publication Critical patent/JPS5926323B2/ja
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ろ過セルおよびこれらろ過セルから来る流体
を収集し且つ分配する分配器を備える産業用ろ過装置に
して、該分配器は基本的に、相対的に摺動円運動する分
配部分および収集部分を備え、該収集部分は仕切りによ
って室および区画に分けられ、それら区画はガスおよび
液の1個または複数の吸引および排出装置と接続され、
上記室は隔離され、且つ各室ごとに吸引または圧力装置
と接続され、該分配部分は各該セルに対応してソケット
を備え、これらソケットは該円運動の過程で各該区画お
よび室に対し順次に開口し、これによって各サイクルの
過程で各該セルが各該区画および室と順次に接続される
ごときろ過装置に関する。
該分配部分はセルから来る流体を、収集部分内の該区画
と室内へ順次に配給または分配する該収集部分で流体は
集められ、そして各排出回路の方へ向けられる。
例えば米国特許第2684158号および第30721
36号に記載のろ過装置のような、上記型式の従来のセ
ル式ろ過装置では、ある種のスラリーをろ過する場合、
ろ過物および場合によっては洗浄水の回路中に非常な晶
結および沈積の生じることがあり、このためろ過装置を
しばしば停止し掃除する必要がある。
本発明の目的はそのような欠点を改良することである。
このために本発明によれば、各該区画が、一方において
その底部に、該ソケットが開口するレベルの下方に位置
する少なくとも1個の液排出口、他方において、液の最
高のレベルの上方に、ガスを引出すようガス吸引装置の
方へ向ける少なくとも1個の通路を備え、これによりガ
スと液は分離して該区画内で別々の路を行(ことができ
、該通路内へ偶々式るような液を元の区画の方へ戻す装
備が備えられており、これにより一方において、液が完
全に除去されたガスを分配出口から引出すことができ、
他方において、実質的に溶解したガスの無い液だけを該
排出口を通して採集できるよう構成されている。
本発明の目的はまた、水平ろ過表面を有するろ過装置の
セルを改良することにあり、この改良によりセル内に収
集された液とガスのろ過、流れ、および排出を迅速且つ
均等にすることである。
これによりケーキおよびろ過床、それにセル自体の洗浄
効果が良くされ、従ってまたろ過装置のそれらの部分の
中での沈積を無くするか、少なくとも減らすことができ
る。
それらろ過装置は一連のろ過セルを備え、この各セルは
ろ過床を備え、該ろ過床はろ過シートを有し、該ろ過シ
ートは該セルの底部の上方に保持される硬い孔明き支持
上に置かれ、これにより該シートを通る流体が流れる自
由空間が該底部上に残され、該底部は流体を集めるドレ
ン・チャンネルの方へ傾斜し、該チャンネル自体傾斜し
、これの低側端部は該分配器と接続した排出導管に開口
するごと(構成されている。
そしてこれらろ過装置は、該ドレン・チャンネルの入口
に向けて該流体を分割、配分、および指向させ、該排出
導管の方への実質的に平行な複数の流れを作るための案
内装備を備えることを特徴とする。
本発明はさらに、ろ過シートとこれの支持をセル内に固
定する特殊な装備を提供する。
この装備はろ過シートの有効使用面積を太きくし、そし
てろ過床周囲に在るろ過ケーキの粒子の排除をよくする
また該装備によればシートの交換を迅速且つ容易に行な
える。
このために本発明によれば、該シートの縁が該セルの内
部でセル側壁に尚でて上方に折曲げられ、該シート縁を
該セル内側壁に対し取外し自在に固定すると同時に該支
持をセル内部に固定する装備が備えられ、該装備はバー
を有し、該バーは鈍角を成して広がる2つの長手方向フ
ィンおよび長手方向の連続的な2つの突起縁を備え、該
バーは各該セルのろ過表面の周縁に沿って該セル内部に
設置され、該シートの該折曲げ縁は弾性材料の2つのシ
ール間に掴持され、該バーの該長手方向突起が、該内側
壁と反対の側から該シート折曲げ縁に対するよう該シー
ルに半てられ、ボルトのような固定具が該バーの両フィ
ン間の中央部に締付けられることにより該シートと該シ
ールは該側壁に対し押付けられ、それと共に上記締付け
によって該突起が該シートに接するよう弾性的に広げら
れ、これにより該バーの下側縁が該シートの該支持の縁
に当り、該支持を該セル内部に固定するごとく構成され
る。
本発明の改良によれば、種々な流体の個別的なろ過、流
通、および採集を非常に速くする種な装置が提供され、
これにより高速で大流量の操作が可能になり、そしてサ
イクルが減らされ、流体のろ過装置および導管内での滞
在時間が短縮され、ろ過装置の内部装備の洗浄を大量且
つ効果的にでき、従って沈積の要因が少なくなり、それ
を減らす要因が多くされるのである。
より短いサイクルでより速いろ過が行なわれ、また内部
の流通性が良(なることによって、本発明のろ過装置の
単位ろ過面積尚りの生産率は従来のろ過装置より著しく
向上され、そして本発明の装置は所定の生産高に対して
はより小型化され、従って冷却面積が示さくなり、そこ
でそのことからも沈積の要因は減少される。
さらに本発明の改良によれば、非常に大きい面積の揺動
セルを備えるろ過装置の建造と使用が可能に且つ経済的
にされ、このことから現代産業で重要視される単位生産
高尚りの投資の経済性がより高いものにされるのである
本発明のその他の詳細な特徴は、本発明の幾つかの実施
例を示す添付の図面を参照しながら行なう以下の説明か
らより明瞭に理解されよう。
それら図面において、類似または同等な要素には同じ参
照番号が付けられている。
本発明は、その最も基本的な部分については最も広い意
味でのセル式ろ過装置に関するものであルカ、より具体
的には、ろ過装置のろ過セルのろ過表面が、供給、ろ過
、および洗浄操作の間、水平面内に保たれているごとき
セル式回転型ろ過装置、そして特にそれらろ過セルがろ
過サイクルの終了時に揺動して、ろ過表面上に堆積形成
されたケーキを重力によって落下させるごときろ過装置
の改良に関するものである。
このようなろ過装置はそれ自体周知のものであり、例え
ば仏国特許第999442号および米国特許第2684
158号のような幾つかの特許の目的にもなっている。
この種のろ過装置は、一般的に「セル」と称される一連
のろ適用ユニットを備える。
それらセルでは、ろ過、洗浄、各種の特別な処理、ろ過
表面上に形成されたケーキの除去、セルおよびろ過シー
トの洗浄と乾燥、等の継続する諸操作が個別的且つ断続
的に行なわれる。
それら操作の全体は各運動サイクルの中で行なわれ、そ
してそれらサイクルが集まって、ろ過連鎖作業のまとま
った、全体的に連続したプロセスを構成する。
第1図はそのようなろ過の連鎖プロセスの1つの実例を
概略的に示しており、そして第2図と第3にそれを実施
する1つのろ過装置の詳細が示される。
このろ過装置は基本的に以下のような諸要素を備えてい
る。
すなわち、(a) 回転台枠300、これは半径方向
連結腕320で固定連結される円形部材310で構成さ
れ、そして支承230を介してセル200を担持する。
それら部材は、基礎上に、2つの同心円に沿って固定し
て設けられる2列のローラ410上を走行し、そして図
示していない調心ローラによって、常に同心円的運行が
なされるよう制御されている。
(b) 一群のモーター(図示せず)。
これらモーターは、円形部材310の一つに固定のラッ
クを介して、回転台枠を、駆動する。
(c)セル案内レバー213゜これらは2つのローラ2
11,212を備え、これらローラによって、周囲に設
けられる構造体600に取付けられたレール710,7
20に沿って走行する。
(d) 配給樋810と820゜これら配給樋は構造
体600からセルの上方に懸架され、そしてこれらセル
に、ろ過すべきスラリー、および洗浄液を配給する。
(e) 中央分配器100oこの分配器は基本的に一
方において、円形の回転分配ヘッド111、他方におい
て、円形の固定収集ベース110を備える。
分配ヘッド111はこれの円周に沿って設けられるソケ
ット118を備える。
これらソケットは可撓管216によりそれぞれのセル2
00と接続される。
分配ヘッド111は台枠300およびセル200と共に
回転する。
収集ベース110は、半径方向仕切り120により区分
けされる室114および区画(コンバチメン))112
,113を備える。
回転ヘッド111は、平らな摺合緘封ジヨイント117
を中間にして、固定ベース110上で摺動回転する。
配給樋81D、820は仕切り120に対応して設定さ
れて、ろ過と洗浄の継続的なセクションを形成し、そし
てこれら各セクションのセルのろ過床を通過した液とガ
スはそれぞれ個別に区画112.113に集められ、次
いでそれぞれに対応する管108を通して分離器60へ
送られ、ここから液は気圧管59を通って採集槽70内
へ、または第1図で破線で示すように管59′を介して
吸引ポンプ80の方へ排出され、またガスはそれら分離
器から上方へ、コレクタ88,89を通って真空回路9
0の方へ吸引されていく。
分配器100から分離器60へ排出管108の長さを可
及的に短かくし、それら管の傾斜度を可及的に強くする
ため、分離器60は好適にはろ過装置の中央部分すなわ
ち分配器100の直ぐ下に設定される。
ガスから分離されて採集槽70の方へ重力で落ちていく
ろ過液の流れを制御する排出気圧の高さは、分離器60
のベースのレベルから測られ、従ってこの条件からろ過
装置の設定レベルが決められる。
従来のセル式ろ過装置においては、セルのろ過床から出
てきた液およびガスと、ろ過装置内部に形成されるガス
とが混合された状態のまま残り、分離器60までの一般
的に好ましくない流れ回路の中で乱流を起すように攪拌
され、この結果大きな負荷損失をもたらし、流率が劣化
し、そして全体的に大きな冷却作用ができて非常に支障
のある氷結および沈積が生じ、遂には実用的にいってろ
過が不可能にまでなる。
さらに従来のろ過床はろ過液およびガスの通過に対する
抵抗が非常に太きいため、単位ろ過面積当りのろ過率が
比較的低く、また強力な洗浄作用に対抗する適性をもっ
ていない。
ろ過床とシートの固定装備は一般的に取扱い難く、緘封
性に不安があり、またろ過表面の周囲に・ 大きく被さ
ってその有効面積を小さくする。
米国特許第3072136号に記載のまた別のろ過装置
は、その分配器の構造と構成にお℃・て第1図ないし第
3図のろ過装置と異なるものである。
この分配器は収集部分の各区画内にさらに細分; 割さ
れた2つの細分区(サブディビジョン)を備え、これら
細分区の各々の底部が排出管と接続している。
それら2つの細分区の間の仕切りの高さは低くされ、こ
れによってガスおよび溢れた液は第1細分区から第2細
分区へと流れることができる。
第1細分区の排出管はそこから液だけを排出するが第2
細分区の排出管は全ての残留流体、すなわちガスおよび
液のフラクション(分量)を排出する。
ここでそのフラクションの液とは次のようなものである
(a) セルからソケットを通して第2細分区へ直接
流下する液、 (b) 第1細分区から溢流した液、および(c)
第1細分区からのガスに伴送される飛沫および流滴。
そこでガスと液体の攪拌は第2細分区および排出回路内
で行なわれ、その攪拌に巻込まれる液の量は減少するが
、それでもなお沈積は生じる。
本発明によるろ過装置の分配器、特に添付図面に示し、
後に説明するような実施態様の分配器においては、液が
分配器体部内においてもガスを溶解することなく、分離
され、従ってそれらの混合流体の回路内に氷結や沈積を
生じさせる攪拌が避けられるのである。
さらに本発明に従って改良されるろ過装置は流れを速(
し、回路を短か(し、そして回転速度を高くできるので
、このため内部沈積を非常に減少または無くすることが
できる。
また本装置はより効果的且つ実際的に開発されたろ週末
を備え、そして最良の条件において、特に仏国特許第7
220473号および英国特許第1376383号にあ
るような外側および内側の洗浄を行なうことができる。
第4図と第5図は本発明により改良される中央収集分装
器100の第1実施例を示す。
この分配器は先に述べた従来の分配器と同じ基本的な諸
要素を備える。
そこで分配ヘッド111はろ過セルと同数のソケット1
18を備え、そしてこれらソケットはその端部118A
において可撓管216(第1図ないし第3図)により各
セルと接続される。
各セルから引出された流体はソケット端部118Bから
摺合ジヨイント117を通して、収集ベース110の区
画112.[3および室114内へ順次に放出される。
区画112゜113と室114は全体的に上方に開口し
た円形の周縁樋を形成する。
区画および室を区分する仕切り120の位置はその樋内
で調整できる。
区画と室はその上方開口によりそれぞれ、ソケットの端
部118Bを介して、1個または複数個のセルと接続す
る。
区画内部に加えられる吸引力によって、ソケッ□ )
118と管216を介してセル内部の吸引力が作られる
逆にある室内の圧力は同じ通路を介して対応するセル内
部へと伝達される。
ソケット118は室114および区画112゜113の
上方で移動し、それら室および区画と1つずつ順次に接
続する。
各区画はこれの底部に少なくとも1個の下向きの排出口
109を備え、これら排出口は排出管59(第1図)と
接続される。
排出管59は好適には気圧管とされ、そして液を大気圧
の採集槽70内へ送る。
溶はこの槽から溢れ出るか、または吸引ポンプ80(第
1図)により例えばろ過液貯蔵槽70の方へ送られる。
変化形としてポンプ80は大気圧以下の圧力で液を吸引
してもよい。
いずれの場合にしてもこの排出回路はガス相の無い液だ
けを吸引するよう制御される。
室114の排出口109′は、セルまたは分配器で行な
うべき操作に応じて、液の吸引または加圧の各源に管1
08′を介して接続される。
室114の側部は、前に述べた周縁樋の内側円形隔壁1
33Aと外側円形隔壁133Bおよび半径方向の仕切り
120によって完全に閉じられる。
各室はこれの底部で管108′と接続し、またその上部
はその直上の各ソケットと接続する。
区画も同様に形成され、そして排出管およびソケットと
接続される。
しかし内側円形隔壁133Aは、底部を流れる液の達す
る最高レベルより多少上方の高さまで[、か延ばされず
、そこにガスを分配器内部の方へ放出する広い通路13
1が形成される。
半径方向の垂直なプレート132が摺合面117の内側
縁を支持する。
それらプレートがガス放出通路131の有効面積を減ら
す程度は殆んど無視できるものでしかない。
それら通路131はガス流量に応じて太き(することが
でき、また樋の高さも任意に変えることができる。
セルから来たガス−液混合物が区画内へ入ると直ぐに液
は慣性と重力によって区画の底部へ落ち、そして排出口
109を通って流下する。
他方、ガスは吸引装置によって作られる低圧の作用によ
り、横方向に通路131を通って、分配装置の固定ベー
ス110の中央部分内の空所の方へ流され、そこからさ
らに回転ヘッド111の円形空所内へ上方へ送られる。
それら両方の空所は全体として、ガスで伴送される液の
飛沫または細滴の分離室115を形成する。
この分離室の傾斜底部134はそれら細滴を元の区画の
底部の方へ送り返す。
こうして液滴を実質的に全て落したガスは室115の上
部分の口141から導き出される。
必要であれば分離室は、1個または継続する1連の区画
に対応して、仕切り138によって幾つかのセクション
に分けられてもよい。
第4図に見られるように分離室115は円錐台形、円筒
形、または球根形とされ、そして必要に応じ微細飛沫を
当てるための阻板その他の装備の特殊な形状の仕切り1
38を備えてもよい。
分配器の外部にさらに、図示していないが、最終的な分
離器が追加されてもよく、この追加分離器は必要に応じ
てさらに細かい液滴を捕える。
従来の分配器で用いられる第1図の複数の分離器60と
異なり、吸引源による1個の分離器しか必要でない。
室115および/または最終分離器に達する液の細かい
飛沫は、分配器に入って来る液の内の無視し得る分量に
過ぎず、従ってこの微量な液によって生じる晶結と沈積
は、液全体で生じ得るそれに較べれば全(問題にならな
い程度の小さいものでしかない。
分離室115は相互に隔離した2個ないしそれ以上の囲
い部(インクロジャ)に分けることができ、そしてこれ
ら囲い部はそれぞれ別個のガス吸引源と接続される。
第4図と第5図の実施例において、仕切り139で区分
される2つの囲い部115′と115′が出口141と
141′および管116と116′により個々の吸引源
と接続される。
仕切り139はこれに対応する仕切り120と緘封状態
にして結合される。
それら幾つかの囲い部を作り、そして各囲い部ごとに吸
引力を組合せることにより、各囲い部に対応するそれぞ
れのろ過セル群ごとに異なる強さの吸引力を加えること
ができる。
それら囲い部はろ過および洗浄の各相に最も好適なよう
に分画される。
また上記組合せにより特に、ろ過および洗浄セクション
に加えられる吸引力にはならない1つの吸引作用によっ
て、排出前にケーキを押出す最終のドレンを行なうこと
ができる。
固定ベース110は例えば支柱99により支持される。
回転ヘッド111は重力および内部の低圧の作用によっ
て固定ベースに対し緘封ジヨイント117を形成し、ま
た固定ベースと回転ヘッドにそれぞれ固定の同心スリー
ブ142と143により、その同心的な回転を維持され
る。
好適にジヨイント117は、回転ヘッド111の摺合面
を形成する軟かい樹脂製リング124、および固定ベー
ス110の摺合面を形成する金属リングによって構成さ
れる。
硬い金属に対する軟質の樹脂材の規則的な摩滅により良
好な緘封が常に維持される。
ガスの抽出を、第4図に示すように分離室の頂部に設け
た口141,141’に接続の管116゜116′を通
してではな(、第6図の実施例に示すように、ベースの
中央部を貫通し、そしてその開口部が分離室内部の頂部
近くに設けられるような管で行なうこともできる。
ガスが飛滴を伴送する場合、その伴送の最大速度は、在
来の工業的ろ過において、有効ろ過面積(77I″)に
対する通路面積(S、)の最小限0.6di、好適には
0.75dm”に対し、粘度2センチポアズの液で、3
.5m/秒、好適には3m/秒である。
ただしこれらの数値は粘度に応じて変わる。矢印136
で示される、分離室底部から上昇していく流れに対し提
供される通路面積(So)は、全ろ過面積(m′)に対
し、最小限0.8dmでなければならず、好適には1.
25dm”であり、そして出口14L141’は0.1
5dm、好適には0.25dm”とされる。
ガス流量が非常に太きい、または非常に小さい場合のろ
過に対しては、上記通路面積の従来の数値は、それら流
量に対して可成り増大または減少されよう。
仕切り120と139の位置は、液の継続的なろ過操作
の長さに応じ分割されるセクションに対応して調節され
る。
第18図と第21図は可調節仕切りの2つの実施例を示
す。
第18図と第19図において、各仕切りは2つの半仕切
り120Aと120Bで構成される。
これら半仕切りは樋の隔壁133A、133Bに対し押
付けられ、そして傾斜面を有するボルト120Cによっ
て相互に締結される。
第20図と第21図の実施例において、空隙120Fが
設けられて仕切りがレール120D上で摺動できるよう
にされる。
仕切りは抑圧ねじ120Eによりレールに対して固定さ
れる。
仕切り139は例えば中心垂直軸137を中心に枢動し
、そしてボルトまたはピンのような周知の手段で固定す
るようにできよう。
ケーキが放出される前に、サイクルの終了時にそのケー
キの最終的な乾燥が、飛滴分離器を通して相当な量の空
気を吸引する別個の吸引装置と接続される一方の室11
40作用により行なわれる。
該吸引装置により分離室に与えられるろ過ガスの流量は
比較的小さいものである。
すでに液を抽出されたケーキを通過した空気の該分離器
を通じる直接的吸出からはもう沈積の生じる危険はない
そしてその沈積を避けることが本発明の目的とするとこ
ろなのである。
第4図と第5図に示した第1実施例と異なる特徴を備え
る本発明による新規な分配器の幾つかの変化形実施例を
以下に示す。
第6図と第7図に示す第2実施例において、回転組立体
111,118,124は分離室115と共に回転する
それの上部分を構成し、そしてその分離室の下部分は固
定ベース110の中央部分を構成する。
固定ベースを貫通し、そして分離室の頂部近くに開口し
ている管116によりガスの吸引が行なわれる。
第8,9,10,11図に示す第3実施例において、ソ
ケット118を備える回転部分111は、固定分離室1
15および、区画と室を備える固定ベース1100間に
おいて、2つの摺合ジヨイント117と117′の間で
回転する。
ソケットは2つの出口を備え、その一方118Aはガス
用で、分離室の方へ上方へ向いたもので、他方118B
は液圧で、固定ベースの区画と室の方へ下方に向いてい
る。
液とガスの分離は最初、そしてその殆んどがソケット内
で行なわれ、次いで分離室内で完全に行なわれる。
分離室の摺合面は区画の上側で開口しているが、室11
4,114’の上側では閉じている。
回転部分はスポーク126の結合したバブ125により
、固定ベース110の中心枢軸127上で回転する。
第12図と第13図に示す第4実施例において、摺合ジ
ヨイント117は円錐形とされ、そして回転ヘッド11
1はそのソマット118とともに固定イー21100円
錐面上で回転する。
固定ベースは室114 、114’および区画112,
113に対応する開口を備える。
それら区画の中へ流体は側方向に入っていき、そしてガ
スは上方へ放出され、液は底部の口109,109’を
通って流下する。
固定分離室115は固定ベース110より上方に立上が
り、このベースと一体をなす。
回転ヘッド111は転り軌道121上で回転する。
第14図と第15図に示す第5変化形において、回転ヘ
ッド111は、垂直円筒形摺合面117において摺動し
、またローラ121で転がり、心出しローラ122で案
内されて、固定ベース110と分離室115で成る組立
体の周囲で回転する。
第16図と第17図に示す第6実施例において、分離室
115と回転ヘッド111は1つの組立体を成し、この
組立体が固定ベース110と接する水平環状ジヨイント
117上を摺動回転する。
これまでの変化形実施例と異なって、摺合ジヨイント1
17は回転部分から固定部分へ流体を通すための開口は
備えていない。
回転組立体の下部分の周囲にソケット118が備えられ
、ガスは上方へ分離室へと放出され、液はベースの区画
内へ流下する。
室114と114′は固定ベースを貫通するニルポウ形
導管を形成して、ジヨイント129を介して口118と
接続する。
ジヨイント129は円筒形摺合面で接触する。
この実施例においてそれらジヨイント129は樹脂で作
られ、そして第16図に示すように圧縮空気ポケット1
30、またばばね(図示せず)のような手段によってソ
ケットに対し押付けられる。
「分離器−分配器」と称することのできる本発明による
この新規な型式の分配器の、従来の分配器に対する本質
的な長所は以下のごとくである。
(1)分配器内部においては元より、ろ過物回路の下流
にある管および装備内における沈積が実質的に、または
少なくとも非常に少なくされる。
(2)ろ過設備、複数の内側分離器およびこれに伴なう
、分配器および真空回路への接続管の配管網を省略でき
る。
(3)外側分離器がろ過装置の中央部の下に設けられる
従来の場合に比較して、ろ過装置のレベルを3ないし4
m下げることができる。
(4)ガス−液の攪拌混合によるスラグ泡の形成が非常
に減少または無くされる。
これはガスが速く分離されることと、流体の流れが良(
されることによるものである。
(5)ろ過および真空回路中の負荷損失が著しく減少さ
れ、また均等化され、この結果真空が最も有効的に利用
される。
本発明による分離i分配器は、セルが固定または、回転
または並進する可動のものを含め、全てのセル式ろ過装
置に適用できるものである。
前記分離−分配器と組合せられても、またはそうでなく
ともよいが、セル式ろ過装置に適用され得る本発明の他
の改良は、セル内で引出されるろ過物とガスの迅速な流
れと排出を行なわせる装備に関するものである。
第22,23,24図は台形の改良されたセル200を
示す。
セル200は、これの長手方向軸心に沿って延在するド
レン・チャンネル203の方へ、水平に対し好適に4°
ないし8°傾斜した2つの面を有する底部201を備え
る。
チャンネル203の底部は、ガスと液を分配器の方へ排
出する管216と接続する口金204の方へ1°ないし
4°傾斜している。
チャンネルは流体の案内、分割、および配給を行なうた
めの装備を備える。
この装備は好適に、チャンネルの上部に取付けられ口金
204の方へ傾斜した偏向板205で構成され、チャン
ネルの全長に亘って流体の入口を形成し、そしてその流
体を口金の方へ案内する。
本発明によれば偏向板格子における通路の全横断面積は
口金の最小断面積の1.5ないし6倍、好適には1.5
ないし3倍にされる。
それはセルのろ過表面積およびろ過流体の流量に比例し
、すなわち最も普通のろ過においてはろ過表面積m′当
り0.2ないし0.6dmとされる。
偏向板はその水平に対する傾斜が2ないし20゜好適に
は3ないし12°のとき、最も有効的に作用する。
口金に対向する最端部の偏向板は20°、さらに300
にさえされる。
その傾斜は流体の流率が大きいほど強(される。
偏向板の変化形実施例において、流体の分割と配給は、
全体的に効果は多少落ちるが、チャンネルの頂部に、こ
れの長さ方向にある間隔をもって、口金204から離れ
るに従い断面の大きくされる一連の孔を備えることによ
っても行なえる。
この変化形は図示しない。
好適にはチャンネル203の入口で行なわれる分割は、
セル底部とろ週末間の全空間内において、チャンネルに
対し実質的に直角なウェブ206により、延長される。
それらウェブは該空間を幾つかの流れ区画(コンパチメ
ント)に分割し、またろ週末の支持にもなる。
各偏向板205はこれの頂部において1つのウェブ20
6と結合され、こうして形成される偏向板とウェブの組
立体は流体を流す一連の平行なチャンネルを構成する。
これらチャンネル内には、ろ過シートの下まで達する吸
引力が作られる。
偏向板の個数はチャンネルの長さのm当り1.5ないし
10個、好適には2ないし4個とされ、またウェブは同
じ(m長さ半り3ないし10個とされる。
偏向板と結合される2つのウェブ間のウェブは透しが付
けられてもよい。
第22,23,24図は軸220と軸受230を備える
揺動式セルを示すが、本発明は非揺動ろ過セルにも適用
できる。
本発明はさらに、プレヨンろ過装置(filtrepr
ayon )のような揺動セル式ろ過装置のセル内で特
に有用な、ろ過シートの固定とその支持の改良に関する
第26図と第27図はそのような固定装備の第1実施例
を示す。
この固定装備において、シート207の縁207Aが側
壁200Aに対し折曲げられ、そしてシート207と支
持208の組立体が、セル底部において、ウェブ206
および周縁層200Bに対し、バー242により押付け
られる。
バー242は2つの長手方向フィンを備え、これらフィ
ンはこれの長手方向自由縁に突起242Aと242Bを
備える。
バー242は、壁200Aの外面に水平方向に尚てられ
る堅固なチャンネル形鋼241と組合せられる。
バー242は、外側形鋼241およびシート縁207A
に対応して、壁200Aの内面に設定される。
縁207Aはバー242および壁200Aと形鋼241
の間で、ゴム等のシール245Aと245Bの間に挾ま
れる。
バー242の長手方向突起242A、242Bがシール
とシートを硬い形鋼241に対し押付げることにより、
緘封が容易になされる。
それら全体の相互の締付けは、20ないし40ぼ間隔で
設けられるボルト243によってなされる。
これらボルトは、セルの縁の内面から、バー242、シ
ール245A、245B、壁200A、および形鋼24
1に通され、そしてこの形鋼に固定のナツト244に螺
着される。
このような構成によれば、ボルト243を操作するだけ
で、シートの交換を簡単且つ迅速に行なえる。
バー242の長手方向自由縁は傾斜面を備え、そしてそ
の下側の自由縁はシート207および支持208に対し
て当てられ、これらシートと支持を、支持の下で内壁2
00Aの周縁に延在する肩200Bに対し、またセル2
00の底部で横方向に延在するウェブ206に対して固
定する。
上記のような固定装備はセル内部へ少ししか突出しない
ので、ろ過表面に対する食込みが少な(、セル内の吸引
力による流体の抽出をセル全体に亘ってより規則旧且つ
効果的に行なえるようにし、それによってケーキ周縁の
洗浄効果をよ(し、その最終水分を減少させ、そしてセ
ルが反転したとき、ケーキをこれの全周囲においてきれ
いに落下させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の分配器を備える揺動セル式回転ろ過装置
の概略斜視図、第2図はそのようなろ過装置の概略図、
第3図は第2図の平面図、第4図は第1図において番号
100,110,111で示されるセル式回転ろ過装置
の従来の分配器に代わる本発明の分配器の第1実施例の
第5図の■−■線における断面図、第5図は第4図のV
−V線における断面図、第6図は本発明の分配器の第2
実施例の第7図のVI−VI線における断面立面図、第
7図は第6図の■−■線における断面平面図、第8図は
本発明の分配器の第3実施例の一部を破断したv面図、
第9図、第10図、第11図は第8図のIX −IX
、 X−X、およびXI−XI線における断面図、第1
2図は本発明の分配器の第4実施例の一部を破断した立
面図、第13図は第12図のxm−xm線における断面
図、第14図は本発明の分配器の第5実施例の第15図
のXIV−xrv線における部分的断面図、第15図は
第14図のxv−xv線における断面平面図、第16図
は本発明の分配器の第6実施例の第17図のXVI −
xvi線における断面立面図、第17図は第16図の■
−X■線における断面図、第18図は本発明の分配器の
細部の第1実施例の第19図の■−X■線における立面
図、第19図は第18図のXIX−XIX線における断
面図、第20図は本発明の分配器細部の第2実施例の第
21図のXX−XX線における断面立面図、第21図は
第20図のXXI−XXI線における断面図、第22図
はろ過物の流れの分割および案内装備の改良されたセル
を示す第23図のX■−X■線における断面概略立面図
、第23図は第22図のxxm−xxm線における平面
図、第24図は第22図のXXIV −XXIV線にお
ける断面図、第25図は第22図ないし第24図に示す
セルの細部の断面立面図、第26図は本発明のろ過装置
のセル内のろ過シートとこれの支持の固定装備の第1実
施例の第27図のXXVI−XXVI線における断面部
分概略図、第27図は第26図のXX■−XX■線にお
ける側面図、第28図はろ過シート固定装備の第2実施
例の第29図のxxvm −xx■線における断面図、
第29図は第28図〕XXIx−XXIX線ニオける側
面図である。 100・・・・・・分配器、109・・・・・・液排出
口、110・・・・・・固定収集ペース、111・・・
・・・回転分配ヘッド、112,113・・・・・・区
画、114・・・・・・室、115・・・・・・分離室
、117・・・・・・摺合ジヨイント、118・・・・
・・ソケット、120,138,139・・・・・・仕
切り、131・・・・・・ガス通路、133・・・・・
・隔壁、200・・・・・・セル、203・・・・・・
チャンネル、204・・・・・・口金、205・・・・
・・偏向板、206・・・・・・ウェブ、207・・・
・・・ろ過シート、208・・・・・・支持、241・
・・・・・形鋼、242・・・・・・バー、243・・
・・・・ボルト、245・・・・・・シール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ろ過セルおよびこれらろ過セルから来る流体を収集
    し且つ分配する分配器を備える産業用ろ過装置にして、
    該分配器は基本的に、相対的に摺動円運動する分配部分
    および収集部分を備え、該収集部分は仕切りによって室
    および区画に分けられ、それら区画はガスおよび液の1
    個または複数の吸引および排出装置と接続され、上記室
    は隔離され、且つ各室ごとに吸引または圧力装置と接続
    され、該分配部分は各該セルに対応してソケットを備え
    、これらソケットは該円運動の過程で各該区画および室
    に対し順次に開口し、これによって各サイクルの過程で
    各該セルが各該区画および室と順次に接続されるごとき
    ろ過装置において、各該区画が一方においてその底部に
    、該ソケットが開口するレベルの下方に位置する少なく
    とも1個の液排出口、他方において液の最高レベルの上
    方に、ガスを引出すようガス吸引装置の方へ向ける少な
    くとも1個の通路を備え、これによりガスと液は分離し
    て該区画内で別々の路を行くことができ、該通路内へ偶
    々入るような液を元の区画の方へ戻す装備が備えられて
    おり、これにより一方において、液が完全に除去された
    ガスを分配器出口から引出すことができ、他方において
    、実質的に溶解したガスのない液だけを該排出口を通し
    て採集できるよう構成されていることを特徴とするろ過
    装置。 2、特許請求の範囲第1項のろ過装置において、該分配
    部分と収集部分が円形で、相対的回転駆動され、該収集
    部分は該分配部分に対しこれの下および/または側方に
    設置され、該分配部分はろ過装置の該セルの組立体と接
    続され、それらセルと共に固定または駆動されることを
    特徴とするろ過装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項のろ過装置にお
    いて、該分配器が、該区画と吸引装置の間に設けられる
    少くとも1個の液−ガス分離室を備え、この分離室は、
    該区画の分割に対応したガス流分割仕切り、およびガス
    に偶々伴送される微細な液飛沫を捕える装備を備え、該
    分離室は吸引装置の数だけのセクションに分割され、こ
    れにより各吸引装置ごとの異なる回路を通してガスを引
    出せることを特徴とするろ過装置。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
    項のろ過装置において、該区画が仕切りにより相互に隣
    接し、全体として樋を形成し、該樋は、液排出口を有す
    る底部、該底部から、該分配部分と共同する摺合ジヨイ
    ントまで延在する外側壁、および該外側壁と対向して設
    けられ且つ液の最高レベルより上方まで延在する側壁を
    備え、この後者の側壁は支持プレートにより該摺合ジヨ
    イントと結合され、それら支持プレートは該側壁に対し
    直角に延在し、そしてそれらプレート間に、吸引装置の
    方へガスを放出するための通路を形成するごとく構成さ
    れていることを特徴とするろ過装置。 5 特許請求の範囲第4項のろ過装置において、分配器
    の該区画間の該仕切りが、それら区画で形成される該樋
    の全長に亘り位置調節可能であり、そして取外し自在に
    固定されることを特徴とするろ過装置。 6 特許請求の範囲第4項または第5項のろ過装置にお
    いて、該支持プレート間のガス放出通路の全断面積(S
    、)、該分離室の入口における断面積(S )、およ
    び該室の出口の断面積(S8)がそれぞれ、ろ過表面積
    m′に対し、最小限、0.6.0.8、およびQ、15
    dm”であり、(S )から(S8)までの垂直距離
    が少なくともo、5x、fiであることを特徴とするろ
    過装置。 7 特許請求の範囲第3項から第6項までのいずれか1
    項のろ過装置において、分配器の該分配部分が、下部に
    おいて、該室および区画を備える該収集部分の摺合面と
    共同する第1摺合面、および上部において、該分離室を
    上部に形成する囲い部の摺合面と共同する第2摺合面を
    備え、該分配部分の各ソケットは分岐器を成し、この分
    岐器の一方の分岐は下方へ向いて液を流下させ、この液
    は自重で該収集部分の区画内へ流下し、次に各対応排出
    口より流出し、また他方の分岐は上方へ向いて、該分離
    室を介してガス吸引装置と接続し、分配器の該収集部分
    の該室の上側に、該分離室の摺合面に延在する閉鎖プレ
    ートが、該収集部分の該室と該分離室間を完全に遮断す
    ることを特徴とするろ過装置。 8 特許請求の範囲第3項から第6項までのいずれか1
    項のろ過装置において、分配器の、該室および区画を備
    える該収集部分が、これより上方に立上る該分離室と一
    体を成し、該ソケットを備える該分配部分が該分離室お
    よび該収集部分の側部に装架され、該ソケットは該収集
    部分の該区画および室の上方で開口し、該区画は該分離
    室と共に1個の囲い部を形成し、そして該収集部分の該
    室は該分離室から隔離されることを特徴とするろ過装置
    。 9 特許請求の範囲第3項から第6項までのいずれか1
    項のろ過装置において、該分離室が、ソケットを有する
    該分配部分と一体を成し、摺合面を介して分配器の該収
    集ベース上に置かれる組立体を形成し、該摺合面は該ベ
    ースおよび該組立体間に該組立体の重さによる緘封ジヨ
    イントを形成し、該収集部分の該室は該ソケットに対し
    開口し、ばねまたは空気リングのような弾性装備の作用
    によって該ソケットと該室の間に摺合緘封ジヨイントが
    形成されることを特徴とするろ過装置。
JP51121154A 1975-10-09 1976-10-08 セル式ろ過装置 Expired JPS5926323B2 (ja)

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