JPS5926270B2 - 新規物質th69e及びこれを含有する薬剤 - Google Patents
新規物質th69e及びこれを含有する薬剤Info
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- JPS5926270B2 JPS5926270B2 JP54138190A JP13819079A JPS5926270B2 JP S5926270 B2 JPS5926270 B2 JP S5926270B2 JP 54138190 A JP54138190 A JP 54138190A JP 13819079 A JP13819079 A JP 13819079A JP S5926270 B2 JPS5926270 B2 JP S5926270B2
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- th69e
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- C12P1/00—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes
- C12P1/04—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using bacteria
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規物質TH69E及びこれを含有する薬剤に
関する。
関する。
更に詳細には、ストレフトコッカス・フイカーリス・ア
ンド・アンド・ポート・TH−001(StreptO
cOccusfaecalisAnd.&HOrd.T
H−001)の菌体から得られる制癌作用、感染防禦作
用、インターフエロン誘起作用及びコラーゲン分解増強
作用を有する物質TH69Eに関する。従来開発されて
きた制癌剤は、直接癌細胞を攻撃するものであるが、こ
れは癌細胞とともに健全細胞も破壊する傾向があり、必
ずしも理想的なものではなかつた。
ンド・アンド・ポート・TH−001(StreptO
cOccusfaecalisAnd.&HOrd.T
H−001)の菌体から得られる制癌作用、感染防禦作
用、インターフエロン誘起作用及びコラーゲン分解増強
作用を有する物質TH69Eに関する。従来開発されて
きた制癌剤は、直接癌細胞を攻撃するものであるが、こ
れは癌細胞とともに健全細胞も破壊する傾向があり、必
ずしも理想的なものではなかつた。
本発明者らは、長期にわたり制癌性物質について研究を
行つていたところ、ストレフトコッカス・フイカーリス
の菌体から得られる新規物質が、免疫機能の克進による
制癌作用を有すること、更にこれは感染防禦作用、イン
ターフエロン誘起作用及びコラーゲン分解増強作用を有
することを見出し、本発明を完成した。
行つていたところ、ストレフトコッカス・フイカーリス
の菌体から得られる新規物質が、免疫機能の克進による
制癌作用を有すること、更にこれは感染防禦作用、イン
ターフエロン誘起作用及びコラーゲン分解増強作用を有
することを見出し、本発明を完成した。
従つて、本発明の目的は新規物質TH69Eを提供する
ものである。
ものである。
本発明の他の目的は、物質TH69Eを含有する制癌剤
、感染症予防治療剤、インターフエロン誘起剤及び線維
症治療剤を提供するものである。
、感染症予防治療剤、インターフエロン誘起剤及び線維
症治療剤を提供するものである。
本発明の物質TH69Eは次の如くして製造される。本
発明で使用する菌は次のような菌学的性質を有する。
発明で使用する菌は次のような菌学的性質を有する。
(a)形態的性質
形態:連鎖状球菌
大きさ:0.5〜1.2μ
運動性:なし
グラム染色性:陽性
(b)各培地における生育状態
1肉汁寒天平板培地
発育する。
2肉汁寒天斜面培地
発育する。
3肉汁液体培地(45゜C)
発育する。
46.5%食塩加肉汁液体培地
発育する。
5 リトマス・ミルク
還元する。
6SF培地
発育する。
(c)生理学的性質
1硝酸塩の還元:
2脱窒反応:
3デンプンの加水分解:
4クエン酸の利用:
5硝酸塩の利用:
6可溶性色素:
JャEレアーゼ:
8オキシダーゼ:
9カラターゼ:
ω 硫化水素の生成:
0MRテスト:
0VP−テスト:+
Oインドールの生成:
0生育範囲:PH4.5〜9.6、温度10〜450酸
素に対する態度:通性嫌気性50−Fテスト:F Oゼラチン液化: [株] 溶血性:馬血寒天(γ)、羊血寒天(γ)06
『C、30分耐熱性:+(d)糖類からの酸及びガスの
生成 L−アラビノース(へ)、D−グルコース(ト)、D一
フラクトース…、D−ガラクトース…、D−マンノース
(ト)、トレハロース(ト)、D−ゾルピット(へ)、
D−マンニツト(へ)、フラグドーズ(ト)、ラクトー
ス…、メリビオースH1セロビオース…、シェークロー
ス(ト)、ザリシン…、マルトース(ト)、エスクリン
…、以上の諸性状をBergey′SManuaIOf
Deter一MinativeBacteriOlOg
y,第8版に照して検討すると、本菌はストレフトコッ
カス・フイカーリスに一致する。
素に対する態度:通性嫌気性50−Fテスト:F Oゼラチン液化: [株] 溶血性:馬血寒天(γ)、羊血寒天(γ)06
『C、30分耐熱性:+(d)糖類からの酸及びガスの
生成 L−アラビノース(へ)、D−グルコース(ト)、D一
フラクトース…、D−ガラクトース…、D−マンノース
(ト)、トレハロース(ト)、D−ゾルピット(へ)、
D−マンニツト(へ)、フラグドーズ(ト)、ラクトー
ス…、メリビオースH1セロビオース…、シェークロー
ス(ト)、ザリシン…、マルトース(ト)、エスクリン
…、以上の諸性状をBergey′SManuaIOf
Deter一MinativeBacteriOlOg
y,第8版に照して検討すると、本菌はストレフトコッ
カス・フイカーリスに一致する。
従つて、本発明者は本菌をストレフトコッカス・フイカ
ーリス・アンド・アンド・ポート0TH−001(St
reptOcOccusfaecalisAnd.&H
Ord.TH−001)と命名して、工業技術院微生物
工業技術研究所に寄託番号微工研菌寄4861号として
寄託した。本菌を培養するための培地としては、ストレ
フトコッカス属に属する菌を培養する場合に一般に使用
されるものが用いられる。
ーリス・アンド・アンド・ポート0TH−001(St
reptOcOccusfaecalisAnd.&H
Ord.TH−001)と命名して、工業技術院微生物
工業技術研究所に寄託番号微工研菌寄4861号として
寄託した。本菌を培養するための培地としては、ストレ
フトコッカス属に属する菌を培養する場合に一般に使用
されるものが用いられる。
例えば、グルコース、デンプン等の炭素源;ペプトン、
酵母工キズ等の窒素源;無機塩類等の微量要素が適宜選
択して用いられるが、特にグルコース10.09/l、
ペプトン8.09/l、酵母末4.09/l、食塩3.
09/l、重炭酸ソーダ2.59/lを含む培地は菌体
の成長が早く、かつ収量がよいので好ましい。培養は約
37℃の温度で、嫌気的に24〜48時間行うのが好ま
しい。斯くして得た培養液は、遠心分離等によつて菌体
を分離採取する。
酵母工キズ等の窒素源;無機塩類等の微量要素が適宜選
択して用いられるが、特にグルコース10.09/l、
ペプトン8.09/l、酵母末4.09/l、食塩3.
09/l、重炭酸ソーダ2.59/lを含む培地は菌体
の成長が早く、かつ収量がよいので好ましい。培養は約
37℃の温度で、嫌気的に24〜48時間行うのが好ま
しい。斯くして得た培養液は、遠心分離等によつて菌体
を分離採取する。
この菌体を熱水で抽出し、抽出液に約等量の水飽和フエ
ノールを加えて、冷温条件下で激しく振盪した後、遠心
分離等によつて水層を分取する。この水飽和フエノール
処理を更に2回繰返す。このようにして得た水層にエチ
ルエーテルを卯えて振盪後、水層をとり、更に4倍量の
エタノールを加えて沈澱物を得る。この沈澱物を凍結乾
燥すれば白色粉末状の物質TH69Eが得られる。この
ようにして得られる物質TH69Eは次の如き物性及び
生理活性を有する。
ノールを加えて、冷温条件下で激しく振盪した後、遠心
分離等によつて水層を分取する。この水飽和フエノール
処理を更に2回繰返す。このようにして得た水層にエチ
ルエーテルを卯えて振盪後、水層をとり、更に4倍量の
エタノールを加えて沈澱物を得る。この沈澱物を凍結乾
燥すれば白色粉末状の物質TH69Eが得られる。この
ようにして得られる物質TH69Eは次の如き物性及び
生理活性を有する。
囚 物理化学的性質
(イ)元素分析値
C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%0
(ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。
(ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。
(ハ)物質の色
白色不定形粉末。
(ニ)分解点
18『C(シリコンオイルWF−30を用いるキヤピラ
リ一法にて褐変)。
リ一法にて褐変)。
(ホ)紫外線吸収スペクトル
第1図のとおり。
(へ)赤外線吸収スペクトル
第2図のとおり。
(4)塩基性、酸性、中性の区別
水溶液はPH6.7〜7。
1を示す。
(7)溶解性
水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フエノールに不溶。
ブタノール、フエノールに不溶。
(1刀 呈色反応フエノール一硫酸反応、アンスロン反
応、モーリツシユ反応、オルシノール一塩酸反応、ニン
ヒドリン反応は陽性、エルソンーモーガン反応は陰性。
応、モーリツシユ反応、オルシノール一塩酸反応、ニン
ヒドリン反応は陽性、エルソンーモーガン反応は陰性。
})生物活性
I 制癌作用
実験 1
マウスで継代移植しているエーリツヒ腹水癌細胞を平均
体重20gのDdI系マウスに105個づつ腹腔内投与
し、24時間、48時間、72時間後にK9に換算した
体重当り、150即、15ワ、1.5〜のTH69Eを
生理食塩水に溶解して、腹腔内に投与した。
体重20gのDdI系マウスに105個づつ腹腔内投与
し、24時間、48時間、72時間後にK9に換算した
体重当り、150即、15ワ、1.5〜のTH69Eを
生理食塩水に溶解して、腹腔内に投与した。
対照群であるTH69E非投与群には同様のスケジユー
ルで同様の方法で生理食塩水を投与した。TH69E投
与終了後100日間のマウスの生存の有無を観察した。
ルで同様の方法で生理食塩水を投与した。TH69E投
与終了後100日間のマウスの生存の有無を観察した。
その結果を第1表に示す。
更にザルコーマ180腹水癌細胞、MEP−腹水癌細胞
に対して同様の結果を得た。
に対して同様の結果を得た。
実1験 2
マウスより取り出したエーリツヒ腹水癌細胞を血清非添
加のRPMI−1640培地を用いて、1500rpm
で5分間数回浄滌した後2×105ceI1s/mlに
なるように同培地で調整した。
加のRPMI−1640培地を用いて、1500rpm
で5分間数回浄滌した後2×105ceI1s/mlに
なるように同培地で調整した。
一方、同じ培地にTH69Eを溶解し上記工ールリツヒ
細胞液に1m1を加え、最終的にTH69E量がml当
り12η、6η、2即になるように調整し、CO2培養
器内で37℃、16時間放置した。
細胞液に1m1を加え、最終的にTH69E量がml当
り12η、6η、2即になるように調整し、CO2培養
器内で37℃、16時間放置した。
16時間後1500rpmで5分間遠心し、更に同培地
で3回洗滌し、得られた細胞ペレツトを5×105ce
11s/mlに調整し、その0.2m1を個々の6週令
DDIマウスに腹腔内投与した。
で3回洗滌し、得られた細胞ペレツトを5×105ce
11s/mlに調整し、その0.2m1を個々の6週令
DDIマウスに腹腔内投与した。
対照群は培地のみを0.2m1腹腔内投与した。
その結果は第2表に示した。すべての群において対照群
とほぼ同じ生存日数を示し、TH69Eが直接癌細胞に
作用しないことが判明した。
とほぼ同じ生存日数を示し、TH69Eが直接癌細胞に
作用しないことが判明した。
実験 3
TH69E15〜/K9体重量を209のDDI系マウ
ス(6週令)の腹腔に投与し、1。
ス(6週令)の腹腔に投与し、1。
2.3.5.7.9.11.13.15日後に腹腔浸出
細胞を血清非添加のRPMI一1640培地で洗い出し
、2.5×105の細胞数をマイクロウエルに入れ、C
O2培養器内で2時間培養した。
細胞を血清非添加のRPMI一1640培地で洗い出し
、2.5×105の細胞数をマイクロウエルに入れ、C
O2培養器内で2時間培養した。
その後末吸着の細胞を捨て、更に37℃に加温したRP
MI−1640培地で2〜3回洗滌し、最後まで吸着し
、離れない細胞をマウス由来貧食細胞(マクロフアージ
)とした。一方CO2培養器内で継代しているDDI系
由来の腹水癌細胞MEP−をRPMI−1640培地で
2〜3回洗滌し、5×105ce11s/Meに調整し
その20mc1(1×104ce11s)を上記のマク
ロフアージと接触させ、18時間CO2培養器内に放置
後、3H−サイミジン0.2μCiをこのマクロフアー
ジ癌細胞系に入れ、癌細胞の3H−サイミジンの取り込
み率よりマクロフアージの癌細胞増殖抑制度合を検討し
た。
MI−1640培地で2〜3回洗滌し、最後まで吸着し
、離れない細胞をマウス由来貧食細胞(マクロフアージ
)とした。一方CO2培養器内で継代しているDDI系
由来の腹水癌細胞MEP−をRPMI−1640培地で
2〜3回洗滌し、5×105ce11s/Meに調整し
その20mc1(1×104ce11s)を上記のマク
ロフアージと接触させ、18時間CO2培養器内に放置
後、3H−サイミジン0.2μCiをこのマクロフアー
ジ癌細胞系に入れ、癌細胞の3H−サイミジンの取り込
み率よりマクロフアージの癌細胞増殖抑制度合を検討し
た。
結果は第4図に示した。TH69E投与後1日目より、
腹腔内マクロフアージの癌細胞増殖抑制率が増加し、3
〜5日後ではその増殖抑制率約95%と著しく増加する
ことが判明した。
腹腔内マクロフアージの癌細胞増殖抑制率が増加し、3
〜5日後ではその増殖抑制率約95%と著しく増加する
ことが判明した。
更にTH69E投与マウス腹腔マクロフアージの癌細胞
の直接殺傷作用を検討するために上述したごとく、腹腔
マクロフアージを調整し、これに51Crをラベルした
MEP−腹水癌細胞を5×103個入れ癌細胞から放出
される51Cr量率を測定した。
の直接殺傷作用を検討するために上述したごとく、腹腔
マクロフアージを調整し、これに51Crをラベルした
MEP−腹水癌細胞を5×103個入れ癌細胞から放出
される51Cr量率を測定した。
結果は第5図に示した。
TH69E投与3日後の腹腔マクロフアージで約20%
の直接の癌細胞殺傷作用が認められた。
の直接の癌細胞殺傷作用が認められた。
実験 4
平均体重209(6週令)のDd系マウ
ス1群5匹づつに、TH69El5Oη/K9、15η
/K9、1.5即/K9体重量をそれぞれ腹腔内投与し
、72時間後にマウスを層殺し実験3と同じ方法で腹腔
浸出細胞からマクロフアージを調整しマクロフアージの
MEP−腹水癌細胞増殖抑制作用を検討した。
/K9、1.5即/K9体重量をそれぞれ腹腔内投与し
、72時間後にマウスを層殺し実験3と同じ方法で腹腔
浸出細胞からマクロフアージを調整しマクロフアージの
MEP−腹水癌細胞増殖抑制作用を検討した。
結果は第3表に示した。
実5験 5
平均体重20f1(6週令)のDdI系マウスにTH6
9El5Tn9/Kg体重量を腹腔に1回投与(層殺前
72時間)、2回投与(層殺前72時間、48時間)、
3回投与(層殺前72時間、48時間、24時間)し、
実験4と同様腹腔マクロフアージの癌細胞増殖抑制効果
を検討した。
9El5Tn9/Kg体重量を腹腔に1回投与(層殺前
72時間)、2回投与(層殺前72時間、48時間)、
3回投与(層殺前72時間、48時間、24時間)し、
実験4と同様腹腔マクロフアージの癌細胞増殖抑制効果
を検討した。
結果は第4表に示した。
以上の結果から明らかな如く、TH69Eはマウス腹水
癌細胞に対して1.5〜150ワ/K9体重で著しい制
癌作用を示す。
癌細胞に対して1.5〜150ワ/K9体重で著しい制
癌作用を示す。
感染防禦作用
実験 6
平均体重209のDdI系マウス(6週令)に対し、リ
ステリア髄膜炎患者のりコールより分離されたリステリ
ア菌(ListeriamOnO−CytOgenes
is)を感染させ、本物質投与群と 5非投与群の生存
率を検討した。
ステリア髄膜炎患者のりコールより分離されたリステリ
ア菌(ListeriamOnO−CytOgenes
is)を感染させ、本物質投与群と 5非投与群の生存
率を検討した。
TH69Eはリステリア菌を感染させる
72時間、48時間、24時間前に腹腔内に150mg
/Kg、15〜/Kg、1.5mg/K9体重量投与し
た。
/Kg、15〜/Kg、1.5mg/K9体重量投与し
た。
また、対照群に対しては0.5m1二の生理食塩水を投
与した。リステリア菌の感染は103イ141に調整し
た本菌の生理食塩水懸濁液をマウス当り0.1m1、尾
静脈より注射することにより行つた。
与した。リステリア菌の感染は103イ141に調整し
た本菌の生理食塩水懸濁液をマウス当り0.1m1、尾
静脈より注射することにより行つた。
実験観察期間は30日とし、その期間中の感染による生
死を検討した。30日以上生存したマウスは永久生存と
みなした。
死を検討した。30日以上生存したマウスは永久生存と
みなした。
その結果を第5表に示す。
は緑膿菌、真菌及びリステリア感染症に対して1.5〜
150η/Kg体重で予防効果を示す。
150η/Kg体重で予防効果を示す。
― インターフエロン誘起作用実験 7
平均体重249のDdI系マウス、50匹にTH69E
l5Wlf7/K9体重量を投与し、動物血清中に誘起
されるインターフエロン(InterferOn、ウイ
ルス感染阻止物質)力価を検討した。
l5Wlf7/K9体重量を投与し、動物血清中に誘起
されるインターフエロン(InterferOn、ウイ
ルス感染阻止物質)力価を検討した。
血清はTH69E投与4.8.12.16.20.24
.28.32.36.38.42時間後に50匹より任
意に抽出した4匹のマウスを層殺し、採血した血液を3
000rpmで10分間遠心し分離した。
.28.32.36.38.42時間後に50匹より任
意に抽出した4匹のマウスを層殺し、採血した血液を3
000rpmで10分間遠心し分離した。
誘起されたインターフエロンはマウスL細胞由来の一変
異株で、チミジンキナーゼ欠損のL−1D細胞に対する
水胞性口内炎ウイルス(VSV)の感染を段階的に希釈
したマウス血清がどこまでで阻止するかにより定量し、
最終的に米国立予防衛生研究所(N.I.H)より供与
された国際マウスインターフエロンを用いて国際単位に
換算した。その結果を第3図に示す。
異株で、チミジンキナーゼ欠損のL−1D細胞に対する
水胞性口内炎ウイルス(VSV)の感染を段階的に希釈
したマウス血清がどこまでで阻止するかにより定量し、
最終的に米国立予防衛生研究所(N.I.H)より供与
された国際マウスインターフエロンを用いて国際単位に
換算した。その結果を第3図に示す。
TH69E腹腔投与約24時間をピークとして血清イン
ターフエロンが誘起することが判明した。
ターフエロンが誘起することが判明した。
実験 8
TH69E150mg/K9、15η/K9、1.5即
/K9体重量を平均体重249のDDI系オスマウス(
l群それぞれ5匹)に腹腔内投与し、24時間後に得ら
れた血清について実験7と同じ方法でインターフエロン
カ価を測定した。
/K9体重量を平均体重249のDDI系オスマウス(
l群それぞれ5匹)に腹腔内投与し、24時間後に得ら
れた血清について実験7と同じ方法でインターフエロン
カ価を測定した。
その結果を第6表に示す。
実験 9
TH69E15η/K9体重量をDDI系マウスに腹腔
投与することによつて誘起されたマウス血清インターフ
エロンを56℃で1時間熱処理、PH2.Oのグリシン
塩酸緩衝液で4℃18時間処理又最終濃度1000md
/mlとなる量のトリプシンで370C13時間処理し
たものについて実験7と同じ方法で残存しているインタ
ーフエロンカ価を測定した。
投与することによつて誘起されたマウス血清インターフ
エロンを56℃で1時間熱処理、PH2.Oのグリシン
塩酸緩衝液で4℃18時間処理又最終濃度1000md
/mlとなる量のトリプシンで370C13時間処理し
たものについて実験7と同じ方法で残存しているインタ
ーフエロンカ価を測定した。
その結果を第7表に示した。
これらの結果TH69Eによりマウス血清中に誘起され
たウイルス感染阻止物質は、ト ンリプシン処理により
活性が失われ、56゜C1時間の加熱およびPH2.O
の酸処理で不安定であつたことから、WheelOck
FalcOff(Fal一COfLR;SOmeprO
pertiesOfvirusandirrrnUIl
einducedhumanlymphOcytein
terFerOns,J.Clu.irOll6.25
l,l972,WheelOck,E.F.;Nter
ferOnikevirusinhbiterindu
cedinhumanleukOcytesbyHis
tOhemaGglutinin,Science,l
49,3lO,l565)の報 ,1告した免疫インタ
ーフエロンであることが解つた。
たウイルス感染阻止物質は、ト ンリプシン処理により
活性が失われ、56゜C1時間の加熱およびPH2.O
の酸処理で不安定であつたことから、WheelOck
FalcOff(Fal一COfLR;SOmeprO
pertiesOfvirusandirrrnUIl
einducedhumanlymphOcytein
terFerOns,J.Clu.irOll6.25
l,l972,WheelOck,E.F.;Nter
ferOnikevirusinhbiterindu
cedinhumanleukOcytesbyHis
tOhemaGglutinin,Science,l
49,3lO,l565)の報 ,1告した免疫インタ
ーフエロンであることが解つた。
以上の結果から明らかな如く、1.5〜150η/K9
体重、好ましくは10〜50〜/K9体重の腹腔内投与
でインターフエロン誘起作用 ,′を示す。
体重、好ましくは10〜50〜/K9体重の腹腔内投与
でインターフエロン誘起作用 ,′を示す。
コラーゲン分解増強作用
実験 10
平均体重249のDDI系マウスを1群
10匹とし、Kg体重当り15ηのTH69Eを腹腔内
に1回投与(層殺72時間前)、2回投与(層殺72時
間、48時間前)、3回投与(層殺72時間、48時間
、24時間前)にそれぞれ投与し、腹腔細胞を採取し、
プラスチツクシキーレで2時間培養した。
に1回投与(層殺72時間前)、2回投与(層殺72時
間、48時間前)、3回投与(層殺72時間、48時間
、24時間前)にそれぞれ投与し、腹腔細胞を採取し、
プラスチツクシキーレで2時間培養した。
その後未吸着の細胞を捨て、更に培地で2〜3洗滌した
。この操作で最終まで吸着し離れない細胞をマウス腹腔
マクロフアージとした。腹腔マクロフアージはこのよう
にしてシヤーレ当り約3×107個に調整された。次に
このマクロフアージ試料に酸処理を行つた子牛血清15
%を含むDulb(1)CO培地を入れ24時間、CO
2培養器内で培養した。その後Dulbecω培地を捨
て、同培地で2〜3日洗滌し、子牛血清を含まない10
m10)DulbeccO培地で72時間、CO2培養
器内で培養し、培養上清とマクロフアージを分離し、培
養上清は凍結乾燥し、マクロフアージはトリプシン処理
後、採集し低温下で10m10D1L1beCC0培地
でホモジナイズし、その上清を凍結乾燥した。培養上清
及びマクロフアージの凍結乾燥物は1m1の蒸留水に溶
解されその300μlがコラゲナーゼの分析に用いられ
た。
。この操作で最終まで吸着し離れない細胞をマウス腹腔
マクロフアージとした。腹腔マクロフアージはこのよう
にしてシヤーレ当り約3×107個に調整された。次に
このマクロフアージ試料に酸処理を行つた子牛血清15
%を含むDulb(1)CO培地を入れ24時間、CO
2培養器内で培養した。その後Dulbecω培地を捨
て、同培地で2〜3日洗滌し、子牛血清を含まない10
m10)DulbeccO培地で72時間、CO2培養
器内で培養し、培養上清とマクロフアージを分離し、培
養上清は凍結乾燥し、マクロフアージはトリプシン処理
後、採集し低温下で10m10D1L1beCC0培地
でホモジナイズし、その上清を凍結乾燥した。培養上清
及びマクロフアージの凍結乾燥物は1m1の蒸留水に溶
解されその300μlがコラゲナーゼの分析に用いられ
た。
コラゲナーゼ活性は、McCrOskery等の方法(
SCIENCEvOll82,l973P7O〜71)
に従つて行い、コラゲナーゼによつて分解されるコラー
ゲンがゲラチンに変性したときの粘性を測定することに
決定した。
SCIENCEvOll82,l973P7O〜71)
に従つて行い、コラゲナーゼによつて分解されるコラー
ゲンがゲラチンに変性したときの粘性を測定することに
決定した。
反応はMcCrOskery等の反応液(最終濃度:5
0mM・アルギニン、600μ9コラーゲン、10mM
塩化カルシウム、100mM・トリス一塩酸緩衝液PH
7.6、200mM塩化ナトリウム)を用い3.7℃で
20分行つた。実験結果は対照とTH69E処理腹腔マ
クロフアージのコラゲナーゼによつて減少した粘性の測
定値の逆数値を比較することによつて示した。
0mM・アルギニン、600μ9コラーゲン、10mM
塩化カルシウム、100mM・トリス一塩酸緩衝液PH
7.6、200mM塩化ナトリウム)を用い3.7℃で
20分行つた。実験結果は対照とTH69E処理腹腔マ
クロフアージのコラゲナーゼによつて減少した粘性の測
定値の逆数値を比較することによつて示した。
結果は第8表に示した。
これらの結果、TH69Eにより、マクロフアージから
コラーゲナーゼが放出されることが判明した。
コラーゲナーゼが放出されることが判明した。
コラーゲナーゼは組織線維化のコラーゲンを分解するこ
とが知られており、本物質が線維化治療剤として有効で
あることが考えられる。本発明の物質TH69Eは散剤
、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、油剤、乳剤等の経口投与
剤、注射剤、坐剤等の剤型で投与できる。
とが知られており、本物質が線維化治療剤として有効で
あることが考えられる。本発明の物質TH69Eは散剤
、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、油剤、乳剤等の経口投与
剤、注射剤、坐剤等の剤型で投与できる。
物質TH69Eの投与量は、その目的及び症状によつて
異なるが、通常成人に対し、200〜2000〜を1〜
4回に分けて投与するのが好ましい。
異なるが、通常成人に対し、200〜2000〜を1〜
4回に分けて投与するのが好ましい。
次に実施例を挙げて説明する。実施例 1
ストレフトコッカス・フイカーリス(微工研寄託番号微
工研菌寄第4861号)をグルコース(10.09/l
)、ペプトン(8.09/l)、酵母末(4,09/l
)、食塩(3,09/l)、重炭酸ソーダ(2.59/
l)を含む1.5%寒天培地で培養しその培養菌体を同
様の組成の液体培地に接種し37℃で嫌気的に48時間
培養した。
工研菌寄第4861号)をグルコース(10.09/l
)、ペプトン(8.09/l)、酵母末(4,09/l
)、食塩(3,09/l)、重炭酸ソーダ(2.59/
l)を含む1.5%寒天培地で培養しその培養菌体を同
様の組成の液体培地に接種し37℃で嫌気的に48時間
培養した。
培養混合物を遠心分離することにより、培地11当り2
.59の菌体を得た。得られた菌体1009に蒸留水3
00m1を加え、10『Cで2時間煮沸後上澄液と沈澱
を分離した。
.59の菌体を得た。得られた菌体1009に蒸留水3
00m1を加え、10『Cで2時間煮沸後上澄液と沈澱
を分離した。
このようにして得られた上澄液に等容の水飽和フエノー
ルを加え、冷温条件下で振盪し、遠心分離によつて水層
を得る。この水層に水飽和フエノールを加え、振盪遠心
分離を2度くり返す。このようにして得られた水層を合
せエチルエーテルを加え振盪後水層をとり、残存エーテ
ルを除く、得られた水層に純エタノールを4倍量加え一
夜冷暗所に放置した。得られた沈澱を遠心分離、凍結乾
燥し、0.59のTH69E白色不定形粉末を得た。
ルを加え、冷温条件下で振盪し、遠心分離によつて水層
を得る。この水層に水飽和フエノールを加え、振盪遠心
分離を2度くり返す。このようにして得られた水層を合
せエチルエーテルを加え振盪後水層をとり、残存エーテ
ルを除く、得られた水層に純エタノールを4倍量加え一
夜冷暗所に放置した。得られた沈澱を遠心分離、凍結乾
燥し、0.59のTH69E白色不定形粉末を得た。
実施例 2
TH69E209及び塩化ナトリウム0.99を注射用
蒸留水にとかして全量100m1として注射剤とする。
蒸留水にとかして全量100m1として注射剤とする。
このものは1回1〜10m1を1日1ないし数回注射す
る。実施例 3 TH69E209及び乳糖809を混和して散剤とする
。
る。実施例 3 TH69E209及び乳糖809を混和して散剤とする
。
このものはl日1〜59を数回に分けて投与する。実施
例 4 1錠当り、TH69ElOO即、乳糖100η及び澱粉
35Tf19の錠剤とする。
例 4 1錠当り、TH69ElOO即、乳糖100η及び澱粉
35Tf19の錠剤とする。
1日2〜10錠を数回に分けて投与する。
実施例 5
1カプセル当り、TH69E2OO〜、乳糖100T!
19、ステアリン酸マグネシウム3ηのカプセル剤とす
る。
19、ステアリン酸マグネシウム3ηのカプセル剤とす
る。
1日1〜5カプセルを数回に分けて投与する。
第1図はTH69Eの紫外部吸収スペクトルを第2図は
TH69Eの赤外部吸収スペクトルを示す図、第3図は
TH69E投与後時間とインターフエロン生成量の関係
を示す、第4図はTH69E投与後時間と腹腔マクロフ
アージの癌細胞増殖抑制作用の関係を示す、第5図はT
H69E投与後時間と腹腔マタロフアージの癌細胞殺傷
作用の関係を示す図である。
TH69Eの赤外部吸収スペクトルを示す図、第3図は
TH69E投与後時間とインターフエロン生成量の関係
を示す、第4図はTH69E投与後時間と腹腔マクロフ
アージの癌細胞増殖抑制作用の関係を示す、第5図はT
H69E投与後時間と腹腔マタロフアージの癌細胞殺傷
作用の関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の性状を有する物質TH69E。 (イ)元素分析値 C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%。 (ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。 (ハ)物質の色 白色不定形粉末 (ニ)分解点 180℃(シリコンオイルWF−30を用いるキャピラ
リー法にて褐変)(ホ)紫外線吸収スペクトル 第1図のとおり。 (ヘ)赤外線吸収スペクトル 第2図のとおり。 (ト)塩基性、酸性、中性の区別 水溶液はPH6.7〜7.1を示す (チ)溶解性 水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フェノールに不溶。 (リ)呈色反応フェノール−硫酸反応、アンスロン反応
、モーリツシユ反応、オルシノール−塩酸反応、ニンヒ
ドリン反応は陽性、エルソン−モルガン反応は陰性。 2 次の性状。 (イ)元素分析値 C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%。 (ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。 (ハ)物質の色 白色不定形粉末。 (ニ)分解点 180℃(シリコンオイルWF−30を用いるキャピラ
リー法にて褐変)。 (ホ)紫外線吸収スペクトル 第1図のとおり。 (ヘ)赤外線吸収スペクトル 第2図のとおり。 (ト)塩基性、酸性、中性の区別 水溶液はpH6.7〜7.1を示す。 (チ)溶解性 水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フェノールに不溶。 (リ)呈色反応フェノール−硫酸反応、アンスロン反応
、モーリツシユ反応、オルシノール−塩酸反応、ニンヒ
ドリン反応は陽性、エルソン−モルガン反応は陰性。 を有する物質TE69Eを含有する制癌剤3 次の性状 (イ)元素分析値 C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%。 (ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。 (ハ)物質の色 白色不定形粉末。 (ニ)分解点 180℃(シリコンオイルWF−30を用いるキャピラ
リー法にて褐変)。 (ホ)紫外線吸収スペクトル 第1図のとおり。 (ヘ)赤外線吸収スペクトル 第2図のとおり。 (ト)塩基性、酸性、中性の区別 水溶液はpH6.7〜7.1を示す。 (チ)溶解性 水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フェノールに不溶。 (リ)呈色反応フェノール−硫酸反応、アンスロン反応
、モーリツシユ反応、オルシノール−塩酸反応、ニンヒ
ドリン反応は陽性、エルソン−モルガン反応は陰性。 を有する物質TH69Eを含有する感染症予防治療剤。 4 次の性状。 (イ)元素分析値 C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%。 (ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。 (ハ)物質の色 白色不定形粉末。 (ニ)分解点 180℃(シリコンオイルWF−30を用いるキャピラ
リー法に褐変)。 (ホ)紫外線吸収スペクトル 第1図のとおり。 (ヘ)赤外線吸収スペクトル 第2図のとおり。 (ト)塩基性、酸性、中性の区別 水溶液はpH6.7〜7.1を示す。 (チ)溶解性 水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フェノールに不溶。 (リ)呈色反応フェノール−硫酸反応、アンスロン反応
、モーリツシユ反応、オルシノール−塩酸反応、ニンヒ
ドリン反応は陽性、エルソン−モルガン反応は陰性。 を有する物質TH69Eを含有するインターフエロン誘
起剤。 5 次の性状。 (イ)元素分析値 C:24.25%、H:4.46%、N:6.55%。 (ロ)分子量 約60,000±15,000(バイオゲルP−シリー
ズカラム)。 (ハ)物質の色 白色不定形粉末。 (ニ)分解点 180℃(シリコンオイルWF−30を用いるキヤピラ
リー法にて褐変)。 (ホ)紫外線吸収スペクトル 第1図のとおり。 (ヘ)赤外線吸収スペクトル 第2図のとおり。 (ト)塩基性、酸性、中性の区別 水溶液はpH6.7〜7.1を示す。 (チ)溶解性 水に可溶、エタノール、アセトン、n−ヘキサン、n−
ブタノール、フェノールに不溶。 (リ)呈色反応フェノール−硫酸反応、アンスロン反応
、モーリツシユ反応、オルシノール−塩酸反応、ニンヒ
ドリン反応は陽性、エルソン−モルガン反応は陰性。 を有する物質TH69Eを含有する線維症治療剤。 6 ストレフトコッカス・フイカーリス・アンド・アン
ド・ホード・TH−001(Streptococcu
sfaecalisAnd.&Hord.TH−001
)と称する新規物質TH69Eの生産上有用なストレフ
トコッカス属の新菌種(微工研菌寄第4861号)。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54138190A JPS5926270B2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 新規物質th69e及びこれを含有する薬剤 |
US06/352,068 US4543259A (en) | 1979-10-25 | 1982-02-24 | Substance TH69E and immunopotentiator containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54138190A JPS5926270B2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 新規物質th69e及びこれを含有する薬剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5661399A JPS5661399A (en) | 1981-05-26 |
JPS5926270B2 true JPS5926270B2 (ja) | 1984-06-26 |
Family
ID=15216173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54138190A Expired JPS5926270B2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 新規物質th69e及びこれを含有する薬剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4543259A (ja) |
JP (1) | JPS5926270B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03681Y2 (ja) * | 1985-07-02 | 1991-01-11 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927833A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-14 | Advance Res & Dev Co Ltd | コレステロール乃至トリグリセリド低下剤 |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP54138190A patent/JPS5926270B2/ja not_active Expired
-
1982
- 1982-02-24 US US06/352,068 patent/US4543259A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03681Y2 (ja) * | 1985-07-02 | 1991-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5661399A (en) | 1981-05-26 |
US4543259A (en) | 1985-09-24 |
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