JPS5926148Y2 - 管接続装置 - Google Patents

管接続装置

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JPS5926148Y2
JPS5926148Y2 JP15190178U JP15190178U JPS5926148Y2 JP S5926148 Y2 JPS5926148 Y2 JP S5926148Y2 JP 15190178 U JP15190178 U JP 15190178U JP 15190178 U JP15190178 U JP 15190178U JP S5926148 Y2 JPS5926148 Y2 JP S5926148Y2
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JP
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hard plate
socket
locking
spring
valve body
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JP15190178U
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JPS5568777U (ja
Inventor
俊正 三村
Original Assignee
株式会社ターダ
大阪瓦斯株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス等の流体を流す管接続装置に関する。
従来にあっては第8図に示すように口金などに被嵌する
ためのゴム等の柔軟材料にて形成せる口管部1をソケッ
トと接続するためのプラグ頭部となる硬質の被連結部6
に嵌合させて、両者を金属材よりなる係止具8で締結さ
せていた。
ところがこの従来例にあっては引張り力が加わると口金
部1が柔軟材料であるため抜けやすくて接合力が弱いと
いう問題があった。
また従来にあっては被連結部6内に内装した弁体12を
押圧するばね13がばね受座14を介して直接柔軟材料
よりなる口管部1内の段部に弾圧していたため、長期間
の使用においてばね力によって段部にばね受座14がく
い込み、弁体12に与えるばね力が変化するという欠点
があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは、口金部と被連結部との接合部分に
大きな引張り力が加わっても接合が強固に維持されると
共に接合部の気密性が確保でき、また弁体を押圧するば
ねを硬質板材の内周面で受けることで長期間の使用に当
って弁体に与えるばね力が変らず、しかも1つの硬質板
体を埋設するのみで、接合部分における接合強度の向上
の役目とばねを受ける役目との2つの役目をはたさせる
ことができて構造も簡単な管接続装置を提供するにある
本考案の管接続装置は、ゴム等の柔軟材料にて形成せる
口管部1に流体流通孔2とゴム連通孔3とを穿設せる硬
質板体4を垂直状に埋設すると共に硬質板体の外縁部4
a及び内縁部を口管部1の外周面及び内周面に突出させ
て硬質板体4の両側に連結用筒部5a、5bを設け、一
方の連結用筒部5aと係止部7を設けた被連結部6とを
嵌合させて硬質板体4の外縁部4aと被連結部の係止部
7との間に金属材よりなる係止具8を締結させ、被連結
部6内に内装した弁体12と硬質板体4の内縁部との間
にばね13を介在させて弁体12と硬質板体4の内縁部
とにばね13を弾圧して戒るものであって、このような
構成とすることで上記本考案の目的を達成したものであ
る。
以下本考案を添付図により詳述する。
第1図に示すものは本考案の一実施例の一部切欠した側
面図であって、流体管接続具として使用する元栓用プラ
グに用いた場合を示すものである。
6はソケツ)Bと接続するためのプラグ頭部となる被連
結部であり、ジュラコンのような合成樹脂により略円筒
状に形成してあり、この被連結部6の外周部には外方に
突出させた係止部7を設けであると共に係止部7の一方
には接続用筒部9と他方にはV字状溝部10等を設けで
ある。
なお、係止部7は第7図に示すような溝状なとの形状に
しても良い。
1はゴム等の柔軟材料にて形成せる口管部であって、こ
の口管部1には流体流通孔2と複数個のゴム連通孔3と
を穿設した硬質板体4 (例えば、金属板あるいはジュ
ラコン樹脂板等のもの)を口管部1に対して垂直状に埋
設してあり、硬質板体4の外縁部4aが口管部1の外周
面より突出するように配置してあって、硬質板体4の両
側には連結用筒部5a、5bを設けである。
なお、上記口管部1の製造方法は口管部1形状の空胴型
に硬質板体4を配設して未加硫ゴムを充填した後加熱す
ることにより形成できるものであって、この時加硫ゴム
は硬質板体4の複数個のゴム連通孔3を介して連結され
る。
8はアルミのような金属材よりなる係止具であって、係
止具8は筒状に形成してあり、その一端には係止用突部
11を設けである。
上記のように形成した被連結部6と口管部1とを連結す
るには被連結部6の一方の接続用突部9と口管部1の一
方の連結用筒部5aとを弁体12、ばね13、ばね受座
14等を介在させて嵌合すると共に口管部1の外周面に
突出させた硬質板体4の外縁部4aと被連結部6の係止
部7の間に係止具8を介在させる。
このとき係止具8の係止用突部11を硬質板体4の外縁
部4aに当接させ、係止具8の他端をかしめ機等により
被連結部6の係止部7にかしめ締結することにより口管
部1と被連結部6とが一体的に締結される。
このかしめ締結の際口管部1の連結用筒部5aの柔軟材
料が係止具8の内面と被連結部6の接続用筒部9の外面
とで圧縮されて被連結部6と口管部1との接合部分が完
全にシールされる。
なお、第1図ではばね受座14を硬質板体4と別体に設
けたが、第4図及び第5図に示すようにばね受座14を
硬質板体4に一体に設けても良い。
その一例を説明すると硬質板体4の一部を切起して形成
した立上り片15を設け、この立上り片15の内周部に
ばね13を介在させてばね受座14としたものである。
この他種々の形状のものでも良い。
第6図乃至第7図について説明すると上記の如く製作し
た元栓用プラグAにソケツl−Bを用いて接続する場合
を示す。
元栓用プラグAの口管部1の被連結部6に嵌合されてい
ない連結用筒部5bをガスコック(図示せず)等の元栓
の口金(ホースエンド)に連結する。
なお、この連結した後連結用筒部5b外周には止め輪な
どを取着すると良い。
このように配設した元栓用プラグAにソケットBを接続
して可燃性のガスのような流体を上流から下流に供給す
るものである。
ソケットBはソケット内筒17、ソケット外筒18、t
A作環19、ベロー状ハッキン20、コイルハハね21
.突出棒22等より構成されている。
ソケット内筒17の中心には突出棒22の左端をソケッ
ト内筒17に固着し、突出棒22の右端をソケッl−B
の右方開口近くまで突設し、さらにソケット内筒17に
はベロー状パツキン20を内装している。
ベロー状パツキン20の両端にはフランジ20a、20
bが取りつけられ、一端をソケット内筒17の底部に固
着され、他端を自由としている。
ベロー状パツキン20の外側には、コイルばね21が介
挿してあり、ベロー状パツキン20の伸長を強制してい
る。
ベロー状パツキン20の元栓用プラグA側のフランジ2
0 b外面には金属輪体23が嵌着してあって、ベロー
状パツキン20がソケット内筒17に円滑に伸縮摺動す
るようにしてあり、ベロー状パツキン20の自由端は帯
状リング部24としである。
元栓用プラグAにソケット内筒17内を挿入すると元栓
用プラグA先端の球帯面25がベロー状パツキン20の
帯状リング部24に圧接し気密を保持するものであり、
さらにコイルばね21の弾性力に抗してベロー状パツキ
ン20を押し縮めつつ元栓用プラグAにソケット内筒1
7内を圧入すると突出棒22により弁体12が後退せし
められて弁体12が開威し、元栓用プラグAよりソケッ
)Bヘガスが゛移流するものである。
ソケット内筒17の側壁には透孔26が設けられていて
、ソケット内筒17側壁の肉厚より直径の大なる鋼球2
7が遊嵌している。
ソケット外筒18はソケット内筒17のホース28接続
側の外周部に取着され、ソケット外筒18の右端よりソ
ケット内筒17の端部を突出せしめである。
このソケット外筒18は難燃性の合成樹脂や金屑材等の
難燃性材で形成しである。
またソケット外筒18の元栓用プラグA接続側の内周面
には環状の段層溝部29を設け、図上右方に押圧付勢す
るコイルばねのようなばね30を介して操作環19を段
層溝部29に摺動自在に挿着している。
操作環19は筒状で、操作環19の内周面には段部31
を周設してあって、操作環19の内周面のホース28接
続側はソケット内筒17の外周面に略ぴったりと接触し
ており、操作環19の内周面の元栓用プラグA接続側は
ソケット内筒17の外周面から浮き上がっている。
しかしてベロー状パツキン20を圧縮してソケット内筒
17内を元栓用プラグAに挿入すると元栓用プラグAの
V字状溝部10がソケット内筒17の透孔26の直下に
きたとき鋼球27の上面に段部31が係止されていた操
作環19がばね30に押されて右方に移動し、饅部31
のホース28接続側が鋼球27の上にきて鋼球27をV
字状溝部10に強制的に落し込み、鋼球27とV字状溝
部10との係止によりソケツ)Bと元栓用プラグAとが
抜けないように固定されている。
逆に互いに接続されたソケツ)Bと元栓用プラグAとを
離脱せしめるには第7図の状態より操作環19を段層溝
部29に押し込めば良く、これによりソケット内筒17
の透孔26の真上に隙間が生じるので鋼球27が透孔2
6内を浮き上がってV字状溝部10より外れ、コイルば
ね21の弾性力によりベロー状パツキン20が伸長せし
められて元栓用プラグAを後退せしめると共に鋼球27
は金属輪体23によって落ち下がりが阻止されて鋼球2
7は操作環19の段部31と係止し、同時に元栓用プラ
グAの弁体12は突出棒22から離れて元栓用プラグA
を閉塞するものである。
なお操作環19は筒状で、内環19 aと外環19 b
とにて形成されている。
内環19 aは耐摩耗性の合成樹脂材で形成してあり、
加工成形を容易とするとともに鋼球27との摩擦による
減摩効果を高めるようにしている。
操作環1つの外環19bの一部をソケット外筒18の前
端と略同径となる突部32を露出して離脱及び係止操作
をしやすいようにしている。
また外環19 bはソケット外筒18と同じように難燃
性材で形成して、耐熱性を向上するとともに、操作環1
9の合成樹脂材よりなる内環19 aを完全に被ってお
り、万一高熱状態となっても内環19 aの合成樹脂材
を燃えないように保護している。
さらに元栓用プラグAとソケツ1− Bとを接続した第
7図の状態では、段部31はソケット内筒17の突縁3
3に当接してはずれないようになっている。
なお、上述した元栓用プラグAにソケツ)Bを接続した
状態(第7図)においてソケツ)Bの外周を上記したよ
うに難燃性材で覆い、しかもソケツ)Bの操作環1つの
内方に被連結部6と口管部1とを係止するための金属材
よりなる係止具8が位置するので、この接続具8付近に
火炎が発生したとしてもソケツ)Bの外周が難燃性であ
り、元栓用プラグA外周も難燃性の口管部1、金属材の
係止具8で構成されたので火炎が引火することがなく、
しかも金属材よりなる係止具8によってソケツl−B側
が先に軟化して元栓用プラグAとソケツ)Bとが離脱し
、ガスの流通を元栓用プラグAにて停止され、火災等の
拡大を防止し得るものである。
本考案は叙述の如くゴム等の柔軟材料にて形成せる口管
部に流体流通孔とゴム連通孔とを穿設せる硬質板体を垂
直状に埋設すると共に硬質板体の外縁部及び内縁部を口
管部の外周面及び内周面に突出させて硬質板体の両側に
連結用筒部を設け、一方の連結用筒部と係止部を設けた
被連結部とを嵌合させて硬質板体の外縁部と被連結部の
係止部との間に金属材よりなる係止具を締結させである
ので、接合強度が強くなり、引張り等に対しても十分な
る強度が得られるものであると共に係止具をかしめ締結
した際柔軟材料が係止具と被連結部の筒部とで圧縮され
た状態で配置される為により一層気密性を増大し得るも
のであってシールが完全に行なえる。
また被連結部内に内装した弁体と硬質板体の内縁部との
間にばねを介在させて弁体と硬質板体の内縁部とにばね
を弾圧しであるので、弁体を押圧するばねは硬質板体の
内縁部で受けられることとなって弁体に付与されるばね
力が長時間にわたって変らないものであり、しかも柔軟
材料にて形成する口管部に硬質板体を埋設して内外縁部
を内外周面から突出させるという簡単な構成で、上記し
た接合部分における接合強度の向上の役目とばねを受け
る役目との2つの役目を同時にはたさせることができる
ものであって構造が簡単である等優れた特徴を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案管接続装置の一実施例を示す一部切欠し
た側面図、第2図は同上の口管部と硬質板体を示す一部
切欠した側面図、第3図は同上の硬質板体を示す正面図
、第4図は本考案の他側における口管部と硬質板体を示
す一部切欠した側面図、第5図は同上の硬質板体を示す
正面図、第6図はソケットとの離脱状態を示す一部切欠
した側面図、第7図は本考案の第3実施例を用いてソケ
ットどの接合状態を示す一部切欠した側面図、第8図は
従来例の一部切欠した側面図である。 10管部、2・・・流体流通孔、3・・・ゴム連通孔、
4・・・硬質板体、4a・・・外縁部、5a、5b・・
・連結用筒部、6・・・被連結部、7・・・係止部、8
・・・係止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム等の柔軟材料にて形成せる口管部に流体流通孔とゴ
    ム連通孔とを穿設せる硬質板体を垂直状に埋設すると共
    に硬質板体の外縁部及び内縁部を口管部の外周面及び内
    周面に突出させて硬質板体の両側に連結用筒部を設け、
    一方の連結用筒部と係止部を設けた被連結部とを嵌合さ
    せて硬質板体の外縁部と被連結部の係止部との間に金属
    材よりなる係止具を締結させ、被連結部内に内装した弁
    体と硬質板体の内縁部との間にばねを介在させて弁体と
    硬質板体の内縁部とにばねを弾圧して成る管接続装置。
JP15190178U 1978-11-04 1978-11-04 管接続装置 Expired JPS5926148Y2 (ja)

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JPS5568777U JPS5568777U (ja) 1980-05-12
JPS5926148Y2 true JPS5926148Y2 (ja) 1984-07-30

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