JPS5925880A - コ−クス炉のカ−ボン除去方法 - Google Patents
コ−クス炉のカ−ボン除去方法Info
- Publication number
- JPS5925880A JPS5925880A JP13519482A JP13519482A JPS5925880A JP S5925880 A JPS5925880 A JP S5925880A JP 13519482 A JP13519482 A JP 13519482A JP 13519482 A JP13519482 A JP 13519482A JP S5925880 A JPS5925880 A JP S5925880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- carbonization chamber
- gas
- bricks
- sticking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
石炭乾留時などに、コークス炉の炭化室のれんが表面に
カーボンが付着する。これを放置していると、ブツシャ
の作動不良、炭化室の有効容積の減少、熱伝達率の減少
等の問題を起すため、月に1回程度、その付着カーボン
を除去する必要がある。
カーボンが付着する。これを放置していると、ブツシャ
の作動不良、炭化室の有効容積の減少、熱伝達率の減少
等の問題を起すため、月に1回程度、その付着カーボン
を除去する必要がある。
本発明は、上記のようなコークス炉の炭化室の付着カー
ホンを除去する方法に関するものである。
ホンを除去する方法に関するものである。
従来のこの種のカーボンの除去方法としては、エヤース
カーフインク法が知られている。それは、ブツシャの移
動フレームの前部にノズルを配置し、該ノズルから空気
を、炭化室のれんかに付着した高温(約1000℃)の
カーボンに噴き付けることにより、空気中の酸素で該カ
ーボンを燃焼させて除去する方法である。しかし、付着
カーボンの厚さは炭化室の壁と天井では異々す、また底
にはカーボンが付着しても、コークスを押し出す際にコ
ークスでこすり取られるだめ、自動的に力〜ボン除去が
行なわれる結果、カーボンの付着がなく、しかも、炭化
室の長手方向および高さ方向でも、付着力〜ボンの厚さ
が異なっている。一方、前記付着カーボンが約1000
℃という高温のため、そのカーボンの付着厚さを検出す
る適当なセンサがないので、上記従来の方法では、噴出
空気量を最大付着厚さく約10鯛)に合せて一定として
いる。そのため、付着カーホンのない斬首たは少ない所
では、過剰の空気中の酸素が、れんかに反応して、れん
がを焼損させるという問題を起している。
カーフインク法が知られている。それは、ブツシャの移
動フレームの前部にノズルを配置し、該ノズルから空気
を、炭化室のれんかに付着した高温(約1000℃)の
カーボンに噴き付けることにより、空気中の酸素で該カ
ーボンを燃焼させて除去する方法である。しかし、付着
カーボンの厚さは炭化室の壁と天井では異々す、また底
にはカーボンが付着しても、コークスを押し出す際にコ
ークスでこすり取られるだめ、自動的に力〜ボン除去が
行なわれる結果、カーボンの付着がなく、しかも、炭化
室の長手方向および高さ方向でも、付着力〜ボンの厚さ
が異なっている。一方、前記付着カーボンが約1000
℃という高温のため、そのカーボンの付着厚さを検出す
る適当なセンサがないので、上記従来の方法では、噴出
空気量を最大付着厚さく約10鯛)に合せて一定として
いる。そのため、付着カーホンのない斬首たは少ない所
では、過剰の空気中の酸素が、れんかに反応して、れん
がを焼損させるという問題を起している。
本発明は、炭化室のれんがを損傷させることなく、かつ
、刺着カーホン量を検出するセンサおよびそれによるガ
ス量制御も不要で、しかも、確実に付着カーボンを除去
する方法を提供することを目的とするものである。
、刺着カーホン量を検出するセンサおよびそれによるガ
ス量制御も不要で、しかも、確実に付着カーボンを除去
する方法を提供することを目的とするものである。
このため、本発明のコークス炉のカーボン除去方法の構
成は、コークス炉の炭化−室の内面に付着している高温
のカーボンに、水蒸気を含有する気体を接触させて、該
水蒸気と前記カーボンの化学反応による酸化炭素ガスお
よび水素ガスを生成させることにより、その付着してい
るカーボンをガス化して前記炭化室から除去することを
特徴としている。
成は、コークス炉の炭化−室の内面に付着している高温
のカーボンに、水蒸気を含有する気体を接触させて、該
水蒸気と前記カーボンの化学反応による酸化炭素ガスお
よび水素ガスを生成させることにより、その付着してい
るカーボンをガス化して前記炭化室から除去することを
特徴としている。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照し々から
説明する。
説明する。
図面は本発明を実施する装置の一例を示したもので、第
1図はコークス炉の炭化室内で乾留を終了したコークス
をブツシャによりガイド車を介して消火車(図示せず)
へ押し出しているところを示している。第1図において
、1は炭化室、2はコークス、3はブツシャ移動フレー
ム、4はガイド車、5はガスパイプ、6はヘッダ、7は
ノズル、8はれんが、9は伺着したカーボンである。
1図はコークス炉の炭化室内で乾留を終了したコークス
をブツシャによりガイド車を介して消火車(図示せず)
へ押し出しているところを示している。第1図において
、1は炭化室、2はコークス、3はブツシャ移動フレー
ム、4はガイド車、5はガスパイプ、6はヘッダ、7は
ノズル、8はれんが、9は伺着したカーボンである。
すなわち、ブツシャ移動フレーム3上には、矢印10で
示す水蒸気を含有する気体を導くガスパイプ5が配置さ
れており、このパイプ5は該移動フレーム3の先端部で
多数のノズル7を有するヘッダ6に接続されている。
示す水蒸気を含有する気体を導くガスパイプ5が配置さ
れており、このパイプ5は該移動フレーム3の先端部で
多数のノズル7を有するヘッダ6に接続されている。
前記へラダ6は、第2図に示すように、炭化室1のれん
が8の内面に沿った形状をしており、プツンヤ移動フレ
ーム3に固定されている。なお炭化室1の底はカーボン
の付着が々い/ζめ、省略している。
が8の内面に沿った形状をしており、プツンヤ移動フレ
ーム3に固定されている。なお炭化室1の底はカーボン
の付着が々い/ζめ、省略している。
つぎに、作用について説明する。ブツシャ移動フレーム
3によるコークス2の押し出し時に、ヘッダ6が炭化室
1に入る少し手前よりヘッダ6のノズル7から水蒸気を
含有する気体を噴出させる。すると、との気体が、れん
が8に付着している約1000℃のカーボン9と反応し
、下式(1)またけ(2)あるいはその両方により、C
+H20→Co + H2・・・(1)C+2H20−
+C02+2H2・・・(2)固形のカーボン9を、−
酸化炭素(CO)ガスまたは二酸化炭素(CO2)ガス
のいずれか、あるいはその両方、つまり、酸化炭素ガス
に転換する。々おこのとき、上記(1)式と(2)式で
明らかなように水素(H2)ガスも生成される。
3によるコークス2の押し出し時に、ヘッダ6が炭化室
1に入る少し手前よりヘッダ6のノズル7から水蒸気を
含有する気体を噴出させる。すると、との気体が、れん
が8に付着している約1000℃のカーボン9と反応し
、下式(1)またけ(2)あるいはその両方により、C
+H20→Co + H2・・・(1)C+2H20−
+C02+2H2・・・(2)固形のカーボン9を、−
酸化炭素(CO)ガスまたは二酸化炭素(CO2)ガス
のいずれか、あるいはその両方、つまり、酸化炭素ガス
に転換する。々おこのとき、上記(1)式と(2)式で
明らかなように水素(H2)ガスも生成される。
壕だ上記(1)式と(2)式による化学反応は吸熱反応
であるため、付着カーボン90表面と裏側(れんが8の
表面側)とで温度差が生じ、これによりカーボン9には
クラックが発生し、カーボン9のれんが8からの剥離も
発生する。しかも、水蒸気はれんが8とは反応しないた
め、ノズル7から過剰の気体がれんが8に吹き付けられ
ても、れんが8の損傷を起すことがない。
であるため、付着カーボン90表面と裏側(れんが8の
表面側)とで温度差が生じ、これによりカーボン9には
クラックが発生し、カーボン9のれんが8からの剥離も
発生する。しかも、水蒸気はれんが8とは反応しないた
め、ノズル7から過剰の気体がれんが8に吹き付けられ
ても、れんが8の損傷を起すことがない。
したがって、付着したカーホ゛ン9の厚さの不均一にも
かかわらず、一定量の気体の吹き付けでよいため、刺着
カーボン9の厚みのセンサおよびそれによる気体吹付は
量の制御は不要となる。
かかわらず、一定量の気体の吹き付けでよいため、刺着
カーボン9の厚みのセンサおよびそれによる気体吹付は
量の制御は不要となる。
このようにし々からコークス2を押し出し、その押し出
し完了後、ブツシャ移動フレーム3が後退し、ヘッダ6
が炭化室1から出た時にノズル7からの前記気体の吹き
付けを停止する。
し完了後、ブツシャ移動フレーム3が後退し、ヘッダ6
が炭化室1から出た時にノズル7からの前記気体の吹き
付けを停止する。
このように、本発明は、付着カーボンの除去に、水蒸気
を含有する気体を使用するので、水蒸気は付着カーボン
のみと反応し、炭化室のれんがとは反応し々いため、れ
んがを損傷するおそれが々い。したがって、前記気体の
噴出量は一定でよいため、付着カーボン量を検出するセ
ンサおよびそれによる気体吹付は量の制御が不要となり
、かつ、吸熱反応のため、付着カーボンの除去が−そう
確実に行なわれるなど、本発明の奏する効果は、きわめ
て犬である。
を含有する気体を使用するので、水蒸気は付着カーボン
のみと反応し、炭化室のれんがとは反応し々いため、れ
んがを損傷するおそれが々い。したがって、前記気体の
噴出量は一定でよいため、付着カーボン量を検出するセ
ンサおよびそれによる気体吹付は量の制御が不要となり
、かつ、吸熱反応のため、付着カーボンの除去が−そう
確実に行なわれるなど、本発明の奏する効果は、きわめ
て犬である。
図面は本発明を実施する装置の一例を示したもので、第
1図は断面側面図、第2図は第1図の切断線A−Aに沿
う断面正面図である。 1・・・炭化室、2・・・コークス、3・・・プソ/ヤ
移動フレーム、4・・・ガイド車、5・・・ガスパイプ
、6・・・ヘッダ、7・・・ノズル、8・・・れんが、
9・拳・付着カーボン。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社峯1 図 第2図
1図は断面側面図、第2図は第1図の切断線A−Aに沿
う断面正面図である。 1・・・炭化室、2・・・コークス、3・・・プソ/ヤ
移動フレーム、4・・・ガイド車、5・・・ガスパイプ
、6・・・ヘッダ、7・・・ノズル、8・・・れんが、
9・拳・付着カーボン。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社峯1 図 第2図
Claims (1)
- ■、 コークス炉の炭化室の内面に付着している高温の
カーボンに、水蒸気を含有する気体を接触させて、該水
蒸気と前記カーボンの化学反応による酸化炭素ガスおよ
び水素ガスを生成させることにより、その付着している
カーボンをガス化して前記炭化室から除去することを特
徴とする、コークス炉のカーボン除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13519482A JPS5925880A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13519482A JPS5925880A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925880A true JPS5925880A (ja) | 1984-02-09 |
Family
ID=15146036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13519482A Pending JPS5925880A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925880A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149794U (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-16 | ||
JPS6248986A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Toshiba Corp | 2シリンダロ−タリコンプレツサの製造方法 |
JPS62108590U (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-10 | ||
US4826408A (en) * | 1987-02-19 | 1989-05-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Two-cylinder rotary compressor and method for manufacturing the same |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13519482A patent/JPS5925880A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149794U (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-16 | ||
JPS6248986A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Toshiba Corp | 2シリンダロ−タリコンプレツサの製造方法 |
JPS62108590U (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-10 | ||
JPH0429113Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1992-07-15 | ||
US4826408A (en) * | 1987-02-19 | 1989-05-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Two-cylinder rotary compressor and method for manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101746891B1 (ko) | 구리 애노드 정련 시스템 및 방법 | |
CN1071795C (zh) | 用固体碳化铁炼铁的方法 | |
JP2000219883A (ja) | コークス炉における付着カーボンの固着抑制方法及び付着カーボン除去方法 | |
CA1181238A (en) | Method of gas production | |
RU2012107479A (ru) | Способ восстановления на основе риформинг-газа с рециркуляцией восстановительных газов и декарбонизацией части отходящего газа, использованного в качестве горючего газа для риформинг-установки | |
CA2769460C (en) | Reformer gas-based reducing method with reduced nox emission | |
EP1114192A4 (en) | METHOD AND APPARATUS FOR PRODUCING METALS AND METAL ALLOYS | |
JPS5925880A (ja) | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 | |
US4218241A (en) | Method of recovering energy from converter exhaust gases | |
JPS5925879A (ja) | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 | |
JPS5665908A (en) | Blast furnace gas recovery method and its device | |
FR2560208A1 (fr) | Installation de gazeification de charbon | |
JPS5925881A (ja) | コ−クス炉のカ−ボン除去方法とその装置 | |
JP4736400B2 (ja) | コークス炉炭化室の付着カーボン除去方法 | |
JPS5925882A (ja) | コ−クス炉のカ−ボン除去方法 | |
JP3172902B2 (ja) | いぶし瓦の連続製造工程における燻化室形成用シェル内壁面の煤除去方法 | |
RU2637439C1 (ru) | Способ утилизации конвертерных газов для производства водорода | |
JPH05156261A (ja) | コークス炉炭化室上部の付着カーボン除去方法 | |
JPS59100207A (ja) | 転炉ガス回収法 | |
JPH03212487A (ja) | コークス炉の操業方法 | |
JP7502547B1 (ja) | 溶鉱炉の炉壁付着物除去方法および溶鉱炉の操業方法 | |
FR2314943A1 (fr) | Lance d'injection et application dans un procede de desulfuration de produits ferreux en fusion | |
JPH07247482A (ja) | コークス炉上昇管立管部付着カーボン除去方法 | |
JPH10287879A (ja) | コークス炉の炉頂空間部煉瓦へのカーボン付着抑制方法及び装置 | |
JPH07238286A (ja) | 赤熱コークスの冷却方法 |