JPS5925780B2 - スチレン化ジフエニルアミンの製造方法 - Google Patents
スチレン化ジフエニルアミンの製造方法Info
- Publication number
- JPS5925780B2 JPS5925780B2 JP52132413A JP13241377A JPS5925780B2 JP S5925780 B2 JPS5925780 B2 JP S5925780B2 JP 52132413 A JP52132413 A JP 52132413A JP 13241377 A JP13241377 A JP 13241377A JP S5925780 B2 JPS5925780 B2 JP S5925780B2
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- JP
- Japan
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- diphenylamine
- styrene
- amount
- producing
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/68—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチレン化ジフェニルアミンの製造に関する。
さらに詳細には本発明はスチレン化ジフェニルアミンの
製造において未乾燥酸性クレー(clay)を使用する
ことに関する。従来技術はα−メチルスチレン化ジフェ
ニルアミン、スチレン化ジフェニルアミンおよび抗酸化
剤としての該化合物の使用方法を開示している。
製造において未乾燥酸性クレー(clay)を使用する
ことに関する。従来技術はα−メチルスチレン化ジフェ
ニルアミン、スチレン化ジフェニルアミンおよび抗酸化
剤としての該化合物の使用方法を開示している。
新規な方法、特に高活性のスチレン化ジフェニルアミン
を生成する方法が望まれている。本発明の目的は高度な
抗酸化剤活性を有するスチレン化ジフェニルアミンの製
造方法を提供することである。
を生成する方法が望まれている。本発明の目的は高度な
抗酸化剤活性を有するスチレン化ジフェニルアミンの製
造方法を提供することである。
本発明のその他の目的は以下の記載が進むにつれて明ら
かとなろう。本発明の目的は酸性クレー触媒の存在下で
190〜2200C、好ましくは200〜208℃の温
度において、ジフェニルアミンとスチレンとの組合わせ
を反応させることによつて達成される。
かとなろう。本発明の目的は酸性クレー触媒の存在下で
190〜2200C、好ましくは200〜208℃の温
度において、ジフェニルアミンとスチレンとの組合わせ
を反応させることによつて達成される。
ここで、ジフェニルアミン1モル当りスチレンを1.9
5〜2.15モル添加する。好ましくは、ジフェニルア
ミン1モルあたりスチレンを2.00〜2.05モル添
加する。本発明の実施において使用する酸性クレーはモ
ンモリロナイトクレー触媒として当業者に周知である。
5〜2.15モル添加する。好ましくは、ジフェニルア
ミン1モルあたりスチレンを2.00〜2.05モル添
加する。本発明の実施において使用する酸性クレーはモ
ンモリロナイトクレー触媒として当業者に周知である。
酸性クレーは鉱物のモンモリロナイトから生成される。
酸性クレーの大部分はアルミニウムヒドロシリケートか
ら構成されている。一般的組成はM〔(AlO2)x(
SiO2)y〕・ZH20(式中MはKf、Naf、C
a2f、Fe2゛、Fe3゛等から選択される金属カチ
オンであり、zは水和水のモル数を示す。)のタイプの
ものである。クレー触媒の活性は粒径、含水率、表面積
、酸度等の様ないくつかの要素に依存する。代表的なク
レー組成は次のとおりである:成分 重量% 5i0270〜75 Al2O315〜20 これらの触媒の例はケメトロン コーポレーシヨン(C
hemetrOnCOrpOratiOn)によつて生
産されているKシリーズの活性化モンモリロナイト触媒
およびフィルドロール コーポレーシヨン(Filtr
OlCOrpOratiOn)の活性化クレー吸着剤で
ある。
酸性クレーの大部分はアルミニウムヒドロシリケートか
ら構成されている。一般的組成はM〔(AlO2)x(
SiO2)y〕・ZH20(式中MはKf、Naf、C
a2f、Fe2゛、Fe3゛等から選択される金属カチ
オンであり、zは水和水のモル数を示す。)のタイプの
ものである。クレー触媒の活性は粒径、含水率、表面積
、酸度等の様ないくつかの要素に依存する。代表的なク
レー組成は次のとおりである:成分 重量% 5i0270〜75 Al2O315〜20 これらの触媒の例はケメトロン コーポレーシヨン(C
hemetrOnCOrpOratiOn)によつて生
産されているKシリーズの活性化モンモリロナイト触媒
およびフィルドロール コーポレーシヨン(Filtr
OlCOrpOratiOn)の活性化クレー吸着剤で
ある。
触媒は乾燥させてはならない。従つて、触媒は6〜90
1)、好ましくは7〜8(fl)の水分を含有していな
ければならない。触媒の含水率は水和水と遊離水の和と
して計算される。本発明の反応生成物はスチレン化ジフ
エニルアミン類の混合物である。反応は各種の圧力(大
気圧を含む)について回分式で、あるいは連続式で行な
うことができる。
1)、好ましくは7〜8(fl)の水分を含有していな
ければならない。触媒の含水率は水和水と遊離水の和と
して計算される。本発明の反応生成物はスチレン化ジフ
エニルアミン類の混合物である。反応は各種の圧力(大
気圧を含む)について回分式で、あるいは連続式で行な
うことができる。
生成物は抗酸化剤として有効である。即ち、該生成物は
酸化劣化を受ける物質、高密度発泡ラバ一およびブタジ
エン/ニトリルラバ一の様なジエン系ラバ一の安定化に
使用できる。代表的な操作において、スチレンはジフエ
ニルアミンと触媒との温混合物に所望の反応温度でゆつ
くりと添加される。
酸化劣化を受ける物質、高密度発泡ラバ一およびブタジ
エン/ニトリルラバ一の様なジエン系ラバ一の安定化に
使用できる。代表的な操作において、スチレンはジフエ
ニルアミンと触媒との温混合物に所望の反応温度でゆつ
くりと添加される。
触媒の使用量は使用する特定の触媒に応じて変化する。
一般的指標としては、ジフエニルアミン100重量部あ
たり触媒は8〜16重量部使用できる。しかしこれに限
定されるものではない。以下、実施例をあげて本発明を
さらに説明する。ただし、本発明はこれらによつて限定
されるものではない。実施例 1 下記の組成 ▲▲ZV− 7 ′7 を有する未乾燥モンモリロナイトクレ一6.75kgを
溶融ジフエニルアミン67.5k9と共に反応容器に充
てんし、反応容器をガス抜きした。
たり触媒は8〜16重量部使用できる。しかしこれに限
定されるものではない。以下、実施例をあげて本発明を
さらに説明する。ただし、本発明はこれらによつて限定
されるものではない。実施例 1 下記の組成 ▲▲ZV− 7 ′7 を有する未乾燥モンモリロナイトクレ一6.75kgを
溶融ジフエニルアミン67.5k9と共に反応容器に充
てんし、反応容器をガス抜きした。
次いで、反応容器を密閉し、スチレン85.3k9(ジ
フエニルアミンとのモル比は、ジフエニルアミン1モル
に対してスチレン2.05モル)を25〜45分間かけ
て添加した。反応容器内容物を204℃で1時間攪拌し
、その後沢過した。生成物を分析したところ、ジフエニ
ルアミン(DPA)0.5(f/)、0モノスチリルD
A4.4%、p−スチリルDPA7.5(!)、o−0
ジスチリルDPA9.2(:Fb,.O−pジスチリル
DPAll.7%、p−pジスチリルDPA37.4%
、およびトリスチリルDPA27.O%から成ることが
判明した。本発明を具体的に説明するたゆに上記の如く
いくつかの代表的な態様および具体的説明を行なつたが
、当業者は本発明の技術思想もしくは技術的範囲を逸脱
することなく種々の変形および変更を成し得るであろう
。
フエニルアミンとのモル比は、ジフエニルアミン1モル
に対してスチレン2.05モル)を25〜45分間かけ
て添加した。反応容器内容物を204℃で1時間攪拌し
、その後沢過した。生成物を分析したところ、ジフエニ
ルアミン(DPA)0.5(f/)、0モノスチリルD
A4.4%、p−スチリルDPA7.5(!)、o−0
ジスチリルDPA9.2(:Fb,.O−pジスチリル
DPAll.7%、p−pジスチリルDPA37.4%
、およびトリスチリルDPA27.O%から成ることが
判明した。本発明を具体的に説明するたゆに上記の如く
いくつかの代表的な態様および具体的説明を行なつたが
、当業者は本発明の技術思想もしくは技術的範囲を逸脱
することなく種々の変形および変更を成し得るであろう
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多量のアルミニウムヒドロシリケートを含有する未
乾燥酸性クレー触媒が触媒量存在する中で190℃〜2
20℃の反応温度において(a)ジフェニルアミンと(
b)スチレンとから成る組合せを反応させることから成
り、前記スチレンの量がジフェニルアミンの1モル当り
1.95〜2.15モルである、スチレン化ジフェニル
アミン類混合物の製造方法であつて、前記未乾燥酸性ク
レー触媒は水分を6〜9%含有していることを特徴とす
るスチレン化ジフェニルアミン類混合物の製造方法。 2 反応温度が200℃〜208℃であり、スチレンの
量がジフェニルアミン1モルあたり2.00〜2.05
モルである特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/746,650 US4263456A (en) | 1976-12-02 | 1976-12-02 | Process of preparing styrenated diphenylamine |
US000000746650 | 1976-12-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5371042A JPS5371042A (en) | 1978-06-24 |
JPS5925780B2 true JPS5925780B2 (ja) | 1984-06-21 |
Family
ID=25001751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52132413A Expired JPS5925780B2 (ja) | 1976-12-02 | 1977-11-04 | スチレン化ジフエニルアミンの製造方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4263456A (ja) |
JP (1) | JPS5925780B2 (ja) |
BE (1) | BE861064A (ja) |
BR (1) | BR7707844A (ja) |
CA (1) | CA1095086A (ja) |
DE (1) | DE2748749C2 (ja) |
FR (1) | FR2372794B1 (ja) |
GB (1) | GB1560035A (ja) |
IT (1) | IT1092205B (ja) |
NL (1) | NL7713237A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712062A (en) * | 1980-06-09 | 1982-01-21 | Goodyear Tire & Rubber | Antioxidant-containing oxidizable polymer composition |
US4606988A (en) * | 1984-02-21 | 1986-08-19 | Ricoh Company, Ltd. | Styryl derivatives and electrophotographic photoconductor comprising one styryl derivative |
DE3430512A1 (de) * | 1984-08-18 | 1986-02-27 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Alterungsschutzmittel und diese enthaltende polymere |
CN102584601B (zh) * | 2012-01-05 | 2014-02-05 | 常州大学 | 一种烷基化二苯胺抗氧剂产品的制备方法 |
CN102659606B (zh) * | 2012-05-07 | 2014-04-09 | 常州大学 | 一种色泽稳定的烷基化二苯胺抗氧剂的制备方法 |
CN104725237A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-24 | 江苏飞亚化学工业有限责任公司 | 苯乙烯化二苯胺防老剂的制备方法 |
CN105503617B (zh) * | 2015-07-30 | 2018-05-22 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 高选择性烷基化二苯胺、其制备方法及应用 |
CN112759523B (zh) * | 2021-02-19 | 2022-10-21 | 河南正佳能源环保股份有限公司 | 一种苯乙烯基二苯胺抗氧剂及其制备方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE895973C (de) * | 1951-08-10 | 1953-11-09 | Bayer Ag | Alterungsschutzmittel |
US2943112A (en) * | 1957-11-06 | 1960-06-28 | Pennsalt Chemicals Corp | Alkylation of diphenylamine |
US3649690A (en) * | 1966-04-07 | 1972-03-14 | Uniroyal Inc | N - (4 - alpha alpha dimethylbenzyl phenyl)-1 - (alpha alpha-dimethyl-benzyl)-2-naphthylamine |
US3452056A (en) * | 1966-04-07 | 1969-06-24 | Uniroyal Inc | Substituted diphenylamines |
CA1083606A (en) * | 1975-04-18 | 1980-08-12 | Vipin M. Kothari | Process of preparing para styrenated diphenylamine. |
-
1976
- 1976-12-02 US US05/746,650 patent/US4263456A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-10-25 CA CA289,395A patent/CA1095086A/en not_active Expired
- 1977-10-25 GB GB44356/77A patent/GB1560035A/en not_active Expired
- 1977-10-31 DE DE2748749A patent/DE2748749C2/de not_active Expired
- 1977-11-04 JP JP52132413A patent/JPS5925780B2/ja not_active Expired
- 1977-11-14 IT IT51805/77A patent/IT1092205B/it active
- 1977-11-17 FR FR7734565A patent/FR2372794B1/fr not_active Expired
- 1977-11-22 BE BE182822A patent/BE861064A/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-11-25 BR BR7707844A patent/BR7707844A/pt unknown
- 1977-11-30 NL NL7713237A patent/NL7713237A/xx not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1095086A (en) | 1981-02-03 |
NL7713237A (nl) | 1978-06-06 |
BE861064A (fr) | 1978-03-16 |
US4263456A (en) | 1981-04-21 |
DE2748749A1 (de) | 1978-06-08 |
GB1560035A (en) | 1980-01-30 |
FR2372794A1 (ja) | 1978-06-30 |
BR7707844A (pt) | 1978-08-08 |
JPS5371042A (en) | 1978-06-24 |
IT1092205B (it) | 1985-07-06 |
DE2748749C2 (de) | 1985-07-18 |
FR2372794B1 (ja) | 1979-03-30 |
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