JPS5925687Y2 - 車両用燃焼式ヒ−タの制御回路 - Google Patents

車両用燃焼式ヒ−タの制御回路

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Publication number
JPS5925687Y2
JPS5925687Y2 JP6055480U JP6055480U JPS5925687Y2 JP S5925687 Y2 JPS5925687 Y2 JP S5925687Y2 JP 6055480 U JP6055480 U JP 6055480U JP 6055480 U JP6055480 U JP 6055480U JP S5925687 Y2 JPS5925687 Y2 JP S5925687Y2
Authority
JP
Japan
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heater
switch
detection circuit
temperature detection
fuel
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Application number
JP6055480U
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JPS56160107U (ja
Inventor
峰生 金島
幸臣 富田
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気自動車等の車両に搭載される燃焼式ヒ
ータの制御回路に関するものである。
従来この種の燃焼式ヒータは、燃料を燃焼室内で燃焼さ
せることにより空気を加熱し、これを車室内に送風して
暖房する(例えば実公昭 49−20674号公報)のであるが、上記燃料に着火
する点火栓をその使用開始時のみ作動させて消費電力を
節約するため及び、上記送風を行なうブロア用のモータ
をその停止後も所定の間引き続き作動させ上記燃焼室の
冷却、燃焼室内のガス排出のため、上記空気の加熱の温
度を検出する温度検出回路を設けてそれらをコントロー
ルしている。
しかしながら、上記温度検出回路の動作点は、55°C
程度に設定されているため、例えば夏期車両を直射日光
下に置くと車室内温度が上記温度以上に上昇し、温度検
出回路が誤動作する欠点がある。
この欠点を防止するために、燃焼式ヒータの電源ヒユー
ズを外す等の方法によりその給電を遮断することが考え
られるが、これではその作業が非常に煩わしいばかりか
、暖房の必要のないとき上記送風を行なうブロアを強制
換気用として使用できなくなる。
この考案は上記した従来技術に鑑み、燃焼式ヒータの送
風を行なうブロア用のモータを除く残りの機器の通電回
路と温度検出回路を遮断する手動スイッチを設け、簡単
な作業により温度検出回路の誤作動が防止できるととも
に、上記ブロアを強制換気用として利用できるようにす
ることを目的とするものである。
以下この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
図において、1は電源、2はヒユーズ、3は可動接点が
上記ヒユーズ2を介して電源1に接続されたヒータスイ
ッチである。
4は三極の手動スイッチ、5は車室内に送風される加熱
された空気の温度が設定値(例えば55°C)以上であ
ることを検出しオンするサーモスイッチ、6は燃焼室(
図示せず)に燃料を送る燃料経路中に介設され燃料の供
給を断続する電磁弁、7は上記燃焼室に臨設され上記燃
料に着火する点火栓、8は加熱された空気を車室内に送
風するブロア(図示せず)を駆動するモータ、9はリレ
ーである。
上記温度検出スイッチ5の一端は手動スイッチ4の第1
接点4a”1を介して上記リレー9のコイル9Xの一端
に接続され、他端はアースされる一方、上記コイル9X
の他端は上記ヒユーズ2とヒータスイッチ3の接続点に
接続され、これにより温度検出回路を構成している。
一方、上記電磁弁6の一端は上記手動スイッチ4の第2
接点4a2を介してヒータスイッチ3に接続され、他端
はアースされている。
また、上記点火栓7の一端は上記手動スイッチ4の第3
接点4a3及び上記リレー9の第1常閉接点9blを直
列に介してヒータスイッチ3に接続され、他端はアース
されている。
そして、上記モータ8の一端は上記リレー9の第2常閉
接点9b2を介してヒータスイッチ3に接続されるとと
もに、リレー9の常開接点9aを介して上記ヒユーズ2
とヒータスイッチ3の接続点に接続され、他端はアース
されている。
次に、上記のごとく構成された制御回動の作用につき説
明する。
先ず、暖房を必要とする冬期には手動スイッチ4をオン
状態に操作しておく。
したがって、ヒータスイッチ3を投入すると、電磁弁6
、点火栓7及びモータ8が作動する結果、燃料の供給、
着火及び加熱空気の送風が開始される。
なお、点火栓7は上記着火後は温度検出回路のリレー9
の励磁によりその通電が自動的に断たれる。
一方、ヒータスイッチ3を開放すると、上記電磁弁6の
通電が断れ燃料の供給が遮断されて燃焼が停止するかモ
ータ8は上記温度検出回路のリレー9の作用により燃焼
室が冷却するまでの期間引き続き作動した後停止する。
以上の燃焼式ヒータの作動は従来公知なものと変わると
ころがないので、これ以上の詳細な説明は省略する。
次いで、暖房を必要としない冬期以外には、手動スイッ
チ4をオフ状態に操作しておく。
したがって、夏期車両を直射日光下に置いて車室内温度
が上昇し温度検出スイッチ5がオン動作しても、温度検
出回路は上記手動スイッチ4の第1接点4a1により開
成されているため、リレー9は付勢されず消熱状態に保
持される。
これにより、上記ル−9の常開接点9aは閉成せずモー
タ8に不要に通電されることはなく、その誤作動が防止
できる。
また、手動スイッチがオフのとき、ヒタースイッチ3を
投入すれば、上記モータ8には上記ヒータスイッチ3及
びリレー9の第2常閉接点9b2を介して通電される。
一方、残りの電磁弁6及び点火栓7は手動スイッチ4が
オフ状態であるためその通電回路は閉成されず作動する
ことはない。
したがって、燃焼式ヒータの送風を行なうブロアを強制
換気用として有効に利用できる。
なお、上記実施例において、モータ8のアースと他の機
器5〜7のアースとを別アースとし、機器5〜6のアー
スを手動スイッチを介して行なうようにすれば、手動ス
イッチ4は単極のものとすることができる。
以上説明したとおり、この考案によれば、燃焼式ヒータ
において、モータを除く電磁弁及び点火栓の通電回路と
温度検出回路を開成する手動スイッチを設けたので、電
源ヒユーズを外す煩わしい作業をすることなく手動スイ
ッチをオフ状態に操作する極めて簡単な作業でモータが
不要に作動する誤動作を防止することができる。
さらに、ヒータスイッチの投入によりモータのみを作動
させることができるので、これを強制換気用として利用
できる等上記従来の欠点を一掃できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示す回路図である。 3・・・・・・ヒータスイッチ、4・・・・・・手動ス
イッチ、5・・・・・・温度検出スイッチ、6・・・・
・・電磁弁、7・・・・・・点火栓、8・・・・・・モ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料を燃焼させて空気を加熱し車室内に送風する燃焼式
    ヒータにおいて、ヒータスイッチにより通電制御され上
    記燃料の供給を断続する電磁弁と、上記ヒータスイッチ
    及び上記空気の加熱の温度を検出する温度検出回路の出
    力により通電制御され上記燃料に着火する点火栓と、上
    記ヒータスイッチもしくは上記温度検出回路の出力によ
    り通電制御され上記送風を行なうブロア用のモータとを
    備え、上記電磁弁及び上記点火栓の通電回路と上記温度
    検出回路に手動スイッチを直列接続したことを特徴とす
    る車両用燃焼式ヒータの制御回路。
JP6055480U 1980-04-30 1980-04-30 車両用燃焼式ヒ−タの制御回路 Expired JPS5925687Y2 (ja)

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JPS56160107U JPS56160107U (ja) 1981-11-28
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