JPS5919603Y2 - 燃焼式ヒ−タの制御装置 - Google Patents

燃焼式ヒ−タの制御装置

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JPS5919603Y2
JPS5919603Y2 JP10853180U JP10853180U JPS5919603Y2 JP S5919603 Y2 JPS5919603 Y2 JP S5919603Y2 JP 10853180 U JP10853180 U JP 10853180U JP 10853180 U JP10853180 U JP 10853180U JP S5919603 Y2 JPS5919603 Y2 JP S5919603Y2
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JP
Japan
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power supply
switch
key switch
temperature detection
detection device
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JP10853180U
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JPS5731210U (ja
Inventor
幸臣 冨田
峰生 金島
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気自動車等の車両に搭載される燃焼式ヒ
ータの制御装置に関するものである。
従来この種の燃焼式ヒータは、燃料を燃焼室内で燃焼さ
せることにより空気を加熱し、これを車室内に送風して
暖房するのであるが、上記燃料に着火する点火栓をその
使用開始時のみ作動させて消費電力を節約するため及び
、上記送風を行なうブロア用のモータをその停止後も所
定の間、引き続き作動させ上記燃焼室の冷却、燃焼室内
のガス排出のため、上記空気の加熱の温度を検出する温
度検出装置を設けてそれらをコントロールしている。
しかしながら、上記温度検出装置の動作点は、55°C
程度に設定されているため、例えば夏期車両を直射日光
下に置くと車室内温度が上記温度以上に上昇し、温度検
出装置が誤動作する欠点がある。
この考案は上記した従来技術の欠点に鑑み、車両の走行
に必要な電気機器への給電をオン、オフするキースイッ
チと、空気の加熱の温度を検出する温度検出装置の作動
を自己保持する自己保持素子とを並列に介して上記温度
検出装置をバッテリに接続し、午、−スイッチのオンで
上記温度検出装置の作動の自己保持を可能とすることに
より、キースイッチがオンしない限り上記温度検出装置
への給電が行われないようにして、夏期等における上記
温度検出装置の誤動作を防止するようにした燃焼式ヒー
タの制御装置を提供することを目的としている。
以下この考案の実施例を示す図面に従って詳細に説明す
る。
図において、1はバッテリ、2は方向指示器、駆動用モ
ータを制御する制御器等の車両の走行に必要な電気機器
3への給電をオン、オフするキースイッチ、4はヒユー
ズ、5はヒータスイッチ、6は燃焼式ヒータ(図示せず
)の燃焼室に燃料を送る燃料経路中に介設され燃料の供
給を断続する電磁弁、7は上記燃焼室に臨設され上記燃
料に着火する点火栓、8は加熱された空気を車室内に送
風する送風部のブロア(図示せず。
)を駆動するモータである。
また、9は車室内に送風される加熱された空気の温度が
設定値(例えば55°C)以上であることを検出してオ
ンするサーモスイッチ、10.11はリレー、12はダ
イオードである。
上記電磁弁6は点火栓7とともに燃焼式ヒータの空気加
熱部の電気装置13を構成しており、上記電磁弁6の一
端はアースに接続し、他端とバッテリ1 (負極を接地
している。
)の正極との間には、キースイッチ2、ヒユーズ4およ
びヒータスイッチ5を直列に接続している。
一方、サーモスイッチ9、リレー10および11は燃焼
式ヒータの燃焼室の温度によりモータ8への給電をオン
、オフする温度検出装置14を形成しており、上記リレ
ー10の常開接点X1−a1、駆動コ・イルXlおよび
サーモスイッチ9をバッテリ1の上記正極とアースとの
間に直列に接続している。
リレー10の上記常開接点X1−alと駆動コイルX1
との接続点15にはダイオード12のカソードを接続す
るとともに、該ダイオード12のアノードをヒユーズ4
とヒータスイッチ5との接続点16に接続している。
上記接続点15とアースとの間には、リレー10のいま
一つの常開接点X1−a2とリレー11の駆動コイルX
2とを直列に接続している。
上記リレー11の常閉接点X2−blおよびんb2は、
ヒータスイッチ5と電磁弁6との接続点17と点火栓7
の一端との間および上記接続点17とモータ8の一端と
の間に夫々接続して、これら点火栓7およびモータ8の
各地端をアースに接続する一方、モータ8と上記常閉接
点X2−b2との接続点18にはリレー11の常開接点
X2−aの一端を、また、リレー11の駆動コイルX2
とリレー10の常開接点X1−alとの接続点19には
上記常開接点X2−aの他端を夫々接続している。
したがって、ヒータスイッチ5によりその給電がオン・
オフされる上記空気加熱部の電気装置13の第1給電回
路の給電端Aは、キースイッチ2を介してバッテリ1に
接続される一方、上記温度検出装置14によりその給電
がオン・オフされる上記送風部のモータ8の第2給電回
路の給電端Bは、直接バッテリ1に接続され、また、上
記温度検出装置14は、該温度検出装置14の作動を自
己保持する自己保持素子としてのリレーX1の常開接点
X1−alとキースイッチ2とを並列に介してバッテリ
1に接続されている。
なお、本実施例では、モータ8は燃焼式ヒータの使用開
始により作動させるため上記第1給電回路によっても給
電されるようになっている。
次に動作を説明する。
暖房を必要とする冬期等においては、燃焼式ヒータの燃
焼室の温度はサーモスイッチ9がオンする温度(例えば
55°C)よりも充分低く、上記サーモスイッチ9はオ
フしている。
今、上記の状態でキースイッチ2をオンとして車両を走
行可能の状態とした後、ヒータスイッチ5をオンとする
と、電磁弁6にはバッテリ1がら給電が行われすなわち
、第1給電回路が閉成され電気装置13が動作して上記
燃焼室に燃料の供給が開始される。
一方、このとき、上記サーモスイッチ9がオフしている
ため、リレー10の駆動コイルX1は消勢されてその常
開接点X1−alおよびXl−a2は夫々オフしており
、リレー11の駆動コイルX2は消勢状態でその常閉接
点X2−b□およびX2−b2はいずれもオンしている
すなわち、第2給電回路は開放している。
このため、点火栓7およびモータ8には夫々ヒータスイ
ッチ5を通ってバッテリ1がら給電が行われ、点火栓7
による燃料の着火および加熱空気の送風が開始される。
上記着火の後、燃料の燃焼により燃焼室の温度が上昇し
てサーモスイッチ9がオンすると、リレー10の駆動コ
イルX1には、キースイッチ2、ヒユーズ4およびダイ
オード12を通ってバッテリ1から給電が行われ、上記
駆動コイルX1が付勢されて常開接点X1−alおよび
Xl−a2が夫々オンする。
上記常開接点X1−alおよびXl−a2のオンにより
、リレー11の駆動コイルX2には、キースイッチ2、
ヒユーズ4、ダイオード12および上記の常開接点X1
−a2を通る通電路と、上記常開接点X1a1およびX
l−a2を通る通電路とを通ってバッテリ1から給電が
行われ、リレー11の常閉接点X2b1およびX2−b
2が夫々オフ、常開接点X2−aがオンする。
ル−11の上記常閉接点X2−blのオフにより、点火
栓7への給電は停止されるが、モータ8にはリレー11
の上記常開接点X2−aを介して引続き給電が行われす
なわち、第2給電回路が温度検出装置14により閉成さ
れ続け、上記モータ8は加熱空気の送風を続行する。
次に、車室内の温度の上昇により、ヒータスイッチ5を
オフすると、電磁弁6が消勢されて燃料の供給が遮断さ
れ、燃料の燃焼が停止するが、サーモスイッチ9は燃焼
室が冷却するまでオンしているため、モータ8は上記燃
焼室が冷却するまでの期間すなわち、第2給電回路が温
度検出装置14により開成されるまでの期間引き続き回
転した後停止する。
また、上記ヒータスイッチ5がオンの状態でキースイッ
チ2をオフとした場合、キースイッチ2、ヒユーズ10
およびダイオード12を通る通電路により、サーモスイ
ッチ9のオン時に駆動コイルX1が付勢されてリレー1
0には自己保持がか・つているため、上記のようにキー
スイッチ2がオフしても常開接点X1−a□、X□−a
2はオンしたま・である。
従って、リレー11の駆動コイルX2は引き続いて付勢
されてモータ8は回転するが、ヒータスイッチ5および
リレー10の常開接点X1−alが夫々オンしていても
、ダイオード12が接続点15から接続点16への通電
を遮断するため、電磁弁6は消勢して燃料の供給を遮断
する。
燃料の供給の遮断により、燃焼室の温度が低下してサー
モスイッチ9がオフすると、リレー10の駆動コイルX
1が消勢されて上記の自己保持が解除され、すなわち、
第2給電回路が開成され、モータ8が停止する。
上記の動作説明から分るように、リレー10には、キー
スイッチ2がオンしていることを条件として、サーモス
イッチ9がオンとなったときに自己保持がか・るように
している。
従って、夏期、車両を直射日光下において車室内温度が
上昇してサーモスイッチ9がオン動作しても、キースイ
ッチ2がオフしている限り、上記リレー10が自己保持
動作することはなく、これにより温度検出装置14の誤
動作が防止できモータ8に不要に通電されることはなく
、その誤作動が防止される。
なお、上記実施例において、常開接点X1−al。
Xl−a2.X2−aおよび常閉接点X21)1.X2
b2を一つの駆動コイルによって制御するようにすれば
、リレー10と11は一つのリレーに置換することがで
きる。
以上、詳細に説明したことからも明らかなように、本考
案は、加熱空気の温度を検出する温度検出装置の自己保
持をキースイッチがオンしていることを条件として行わ
せるようにしたから、夏期等において燃焼式ヒータの燃
焼室の温度が上昇してもキースイッチがオフしている限
り上記温度検出回路への給電が行われることがなく、従
って、上記温度検出回路の誤作動によりモータがキース
イッチのオフ時に作動するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る燃焼式ヒータの制御装置の回路図であ
る。 1・・・・・・バッテリ、2・・・・・・キースイッチ
、5・・・・・・ヒータスイッチ、6・・・・・・電磁
弁、7・・・・・・点火栓、8・・・・・・モータ、9
・・・・・・サーモスイッチ、10,11・・・・・・
ル−、12・・・・・・ダイオード、13・・・・・・
電気装置、14・・・・・・温度検出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料を燃焼させて空気を加熱する空気加熱部と、この空
    気加熱部で加熱した空気を車室内に送風する送風部とか
    らなる燃焼式ヒータにおいて、上記空気加熱部の電気装
    置に給電する第1給電回路を開閉するヒータスイッチと
    、上記空気の加熱の温度を検出して上記送風部に設けら
    れたブロア用のモータに給電する第2給電回路を開閉す
    る温度検出装置と、車両の走行に必要な電気機器の給電
    をオン、オフするキースイッチとを設け、上記第1給電
    回路の給電端を上記キースイッチを介して車載のバッテ
    リに接続する一方、上記第2給電回路の給電端を上記バ
    ッテリに接続し、上記温度検出装置の作動を自己保持す
    る自己保持素子と上記キースイッチとを並列に介して上
    記温度検出装置をバッテリに接続したことを特徴とする
    燃焼式ヒータの制御装置。
JP10853180U 1980-07-30 1980-07-30 燃焼式ヒ−タの制御装置 Expired JPS5919603Y2 (ja)

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JPS5731210U JPS5731210U (ja) 1982-02-18
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