JPS5925675A - 野菜及び/又は果実の搾汁液の濃縮方法 - Google Patents

野菜及び/又は果実の搾汁液の濃縮方法

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JPS5925675A
JPS5925675A JP57134499A JP13449982A JPS5925675A JP S5925675 A JPS5925675 A JP S5925675A JP 57134499 A JP57134499 A JP 57134499A JP 13449982 A JP13449982 A JP 13449982A JP S5925675 A JPS5925675 A JP S5925675A
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JP
Japan
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juice
concentration
pressure drop
squeezed
reverse osmosis
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JP57134499A
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JPS5953824B2 (ja
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Yukio Ishiguro
石黒 幸雄
Yasunori Yamada
山田 康則
Yoshio Hayakawa
喜郎 早川
Naotake Motoi
許斐 尚武
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Daicel Corp
Kagome Co Ltd
Original Assignee
Daicel Corp
Kagome Co Ltd
Daicel Chemical Industries Ltd
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  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管状半透膜内に野菜及び/又は果実の搾汁液(
以下単に搾汁液と略称する)を高圧下に一過式で流過さ
せて濃縮する方法、更に詳しくはかかる濃縮に際して濃
縮前における搾汁液のスラッジボリューム(搾汁液を3
000 rpm X 10分間で遠心分離後の全体に対
する沈澱物の容積率、以下単にSVと略称する)を5%
以上且つ濃縮中の圧損を40 kg/cwt以下に制御
することにより極めて効率的に該搾汁液を濃縮すること
のできる方法に関する。
液状体の濃縮には、加熱蒸発法、冷凍法、逆浸透法等が
利用されている。しかし、液状体が搾汁液である場合、
その濃縮に加熱蒸発法を用いると、搾汁液の本来布する
品質(色、味、香等)の劣化が避けられず、またその濃
縮に冷凍法を用いると、収率が悪い等の欠点がある。こ
れらに対して、既に海水の淡水化処理や水の高度処理に
広く実用化されている逆浸透法は、相変換を伴わない処
理法であるため、これを搾汁液の濃縮に用いれば、前記
のような特に品質に関する欠点が解消されるところから
、近年かかる方面への利用が注目されている。
従来、逆浸透法による搾汁液の濃縮に関し、各種の提案
がなされている(特開昭50−154494、特開昭5
2−2.5052、特開昭52−105248等)。し
かし、これらはいずれも、相変換を伴わないという逆浸
透法の特長を利用して、搾汁液の品質維持乃至品質改良
を試みているものである。勿論この意味では、これらい
ずれの従来法も、逆浸透法の優れた特長が効果的に発揮
されている。
ところが実情は、逆浸透法で搾汁液を濃縮すると、同様
に海水の淡水化処理や水の高度処理をする場合に比べ、
その効率が悪く、逆浸透法を搾汁液の濃縮に用いる工業
的段階において大きな問題となっているのである。
本発明者らは、かかる実情に鑑み、その効率向上に関し
、既に逆浸透法による搾汁液の改良された濃縮方法を提
供しているが(特開昭52−136942)、更に鋭意
研究した結果、驚くべき事実の発見をし、本発明を完成
するに至った0従来一般に、搾汁液を逆浸透法で濃縮す
る場合にその効率の悪い主原因は搾汁液中の/S/レプ
質にあると考えられてきた。したがって、効率向上を図
るには、搾汁液からパルプ質をできるたけ除去して逆浸
透法で濃縮すればよいと考えられていたのである0実際
、前記した従来法の中には、搾汁液を冷凍して生ずる氷
結晶を解凍液とし、・くルプ質を殆ど含まないかかる解
凍液を逆浸透法で濃縮することさえ行なわれている(特
開昭52−25052)。そこで本発明者らも、効率向
上に関し、多種の野菜及び/又は果実O搾汁液から機械
的にパルプ質をできるだけ除去し、少くもそのSVが3
%以下となるように前処理したものについて、種々の条
件下で逆浸透法による濃縮試験を行なった。しかし、そ
の結果はいずれも、充分に満足され得るものではなかっ
た。
ところが驚くべきことに、従来一般の考えに反して、搾
汁液のSVを次第に多くすると、濃縮効率が極めて向上
し、特にSV5%を1変曲点として、これ以上のSVを
含む搾汁液を逆浸透法て濃縮すると、単位面積及び単位
時間当りに半透膜を透過する液量があたかも2次的関係
で増加したのである。
ところで、搾汁液を逆浸透法で濃縮する場合、−搾汁液
の供給側と濃縮液の排出側とでは圧力差すなわち圧損が
生じる。この圧損の許容範囲は、(1jいる逆浸透装置
の種類やその機械的形態等によっても異なるが、これら
が充足されている場合(ζは、実用上、装置の安定且つ
連続し九運転の確保も含めて、濃縮液の排出が支障のな
い程度に行なわれるということによって決定される。一
方、逆浸透装置には、特に使用する半透膜の機械的構成
により各種がある。しかし、これらの中で、搾汁液を濃
縮するに最も好適な装置は、搾汁液の本来有する品質の
維持を大前提として装置の保守管理や経済性等を総合的
に勘案すると、管状半透膜内に搾汁液を一過式で流過さ
せる方式のものである。したがって、本発明においても
この方式の装置を用いたが、かかる装置の場合において
前述した圧損の許容範囲は、搾汁液の種類によっても若
干異なるが、いずれも40 kg/d以下であった。
送洗による濃縮効率が極めて向上する。しかし、搾汁液
のSVを多くすれば、該搾汁液の粘度はそれだけ高くな
る。そして、前述の装置において、管状半透膜の径や長
さ等、他の条件が同じであれば、必然にかかる粘度の高
い搾汁液を逆浸透法で濃縮するとその際の“圧損も大き
くなる。したがって実用上は、40kg/Cd以下とい
う圧損の許容範囲によって搾汁液のSvにも上限があり
、この上限は、本発明者らの試験によれば主として搾汁
液の種類により若干異なっていた。
すなわち本発明は、管状半透膜内に野菜及び/又は果実
の搾汁液を高圧下に一過式で流過させて濃縮するに際し
、濃縮前における該搾汁液のSVを5%以上且つ濃縮中
の圧損を40kg/α′以下に制御することによって、
濃縮効率を極めて向上することのできる、野菜及び/又
は果実の搾汁液の濃縮方法を提供するものである。
以下、図面に基づいて本発明の構成を更に詳細に説明す
る。
第1図は本発明の濃縮手順を例示する概略の系統図であ
る。供給タンク■内に貯留されている搾汁液が圧力ポン
プ2で逆浸透装置3へ連続的に1−1−送されている。
この逆浸透装置3は、管状半透膜が取付けられている内
圧式管状モジュール4が多数連結されているもので、圧
送された搾汁液は該モジュール内を高圧下に一過式で流
過する間に濃縮され、装置の下部から受はタンク5へ管
状半透膜透過液が排出される一方で、連結されている該
モジュール末端から製品タンク6へ濃縮液が回収されて
いる。
第2図〜第4図は濃縮前における搾汁液のSv(%)と
濃縮中における全半透膜平均の透過液量(l/nf  
−day )との関係を例示するグラフで、第2図はリ
ンゴの搾汁液の場合、第3図はトマトの搾汁液の場合、
そして第4図はニンジンの搾汁液の場合である。いずれ
も搾汁に際してp過網のメツシュを交換することによp
SVを調整した搾汁液を、前述した第1図の系統図にし
たがって、次の条件下で濃縮した結果である。
条件: 使用半透膜−セルロースアセテート膜(ダイセ
ル社製、DR895)、モ ジュール内径−13WuNψ、全膜面積−14,4扉、
搾汁液供給量= 300 l/時、搾汁液供給側圧力=
60〜70kg/d 、搾汁液温度=40℃0 第2図〜第4図に例示する結果でも明らかなように、搾
汁液の種類によってSV僅にt、1する透過液量値は異
なっているが、驚<′・・きことに搾l′F吟のYS 
Vを次第に多くすると、濃縮効率が炒めて向Yノ 土し、特にSV5%を変曲点として、これ以上のSVを
含む搾汁液を濃縮すると、1721′及び1口当りに半
透膜を透過するe、量かあたかも2次的関係で増加して
いる。図示は省略するが、かかる傾向は他の野菜及び/
又は果実の搾汁液についても同様である。
第5図は、前記第2図の場合にjJ応して、′a都前に
おけるリンゴの搾汁液のSV(%)とe% i+h中に
おける圧損(kg/an’ )との関係を・例示するグ
ラフである。詳細な条件は第2図の場合と1同碌てあ7
−・。
この第5図からも明らかなように、搾汁液のSVを多く
すると圧損が大きくなっている。そして、SV20%の
場合に圧損4 Q kq/α゛となっている。
したがってこの場合、前述したような実用上の要請であ
る4okg/lel以下という圧損の許容範囲を充足す
るには、濃縮前におけるす/ゴの搾汁液のSV値上限を
20%にする必要があるのである。。
図示は省略するが、トマトやニンジンその他の野菜及び
/又は果実の搾汁液については、同様の条件下でその種
類にょシかかるsv値上限か若干異なシ、例えばトマト
の場合はリンゴの場合よりも若干高く、またニンジンの
場合はリンゴの場合と同程度であるが、多くの場合に2
0〜25%である。
以上説明した通シであるから、本発明には、管状半透膜
内に野菜及び/又は果実の搾汁液を高圧下に一過式で流
過させて濃縮するに際し、濃縮前における該搾汁液のS
vを5%以上且つ濃縮中における圧損を4(Jkq/d
以下に制御することにょシ、搾汁液の濃縮効率を極めて
向上することのできる効果がある。
実施例1 svi s%に調整したリンゴの搾汁液を、前述の第1
図の系統図にしたがって、次の条件下で一過式に逆浸透
法で濃縮した。濃縮中の圧損は3゜kf)/cdであり
、濃縮倍率(糖度換算)は3.0倍であった。
条件: 使用半透膜=セルロースアセテート膜(ダイセ
ル社製、DBS’95)、モジー−ル内径=13朋ψ、
全膜面積− 180n1′、搾汁液供給量−3001/時、搾汁液供
給側圧力−60〜70 kL;1/d 、搾汁液糖度=
115%( Brix)、搾汁液温度−50(゛。
実施例2 SV23%に調整したトマトの搾汁液を・、次の条件下
で実施例1と同様に濃縮した。濃縮中の圧損は38kg
/α′であり、濃縮倍率(糖度換算)は44倍であった
条件: 全膜面積=15.07>〆、搾汁液糖度−4,
8%(Brix)、搾汁液温度−30℃、その他の条P
Lは実施例1と1iIJに。
実施例3 SV20%に調整したニンジンの搾汁液を、0、の条件
下で実施例1と同様に濃縮した。濃縮中の圧損は40k
g/criであp、@縮倍率(糖度換算)は3.5倍で
あった。
条f′1:  全膜面積−18,5扉、搾汁液糖度=7
5%(BrIX)、搾汁液温度−4 0“C1その他の条件は実施例1と同じ。
【図面の簡単な説明】
第1図C1本発明の濃縮手順を例示する概略の系統図、
第2図〜第4図は濃縮前における搾汁液のSV(%)と
濃縮中における全半透膜平均の透過液t (1/nf 
−day )との関係を例示するグラフ、第5図は濃縮
前におけるリンゴの搾汁液のS V(%)と濃縮中にお
ける圧損(kg/n?)との関係を例示するグラフであ
る。 1・・ 供給タンク、  2・・ 圧力ポンプ、3・・
・逆浸透装置4.4・・・・内圧式管状モジュール、5
 ・受はタンク、  6 ・・製品タンク、代理人 弁
理士 入 山 宏 正 第1図    3 \ 第2図 SV (%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管状半透膜内に野菜及び/又は果実の搾汁液を高圧
    下に一過式で流過させて濃縮するに際し、濃縮前におけ
    る該搾汁液のスラノジボリー−ムを5チ以上且つ濃縮中
    の圧損を40 kg/cd以下に制御することを特徴と
    する野菜及び/又は果実の搾汁液の濃縮方法。
JP57134499A 1982-07-31 1982-07-31 野菜及び/又は果実の搾汁液の濃縮方法 Expired JPS5953824B2 (ja)

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JPS5925675A true JPS5925675A (ja) 1984-02-09
JPS5953824B2 JPS5953824B2 (ja) 1984-12-27

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ID=15129745

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2289857A (en) * 1994-06-02 1995-12-06 Britannia Natural Products Ltd Juice and juice aroma concentrate production using reverse osmosis under controlled conditions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2289857A (en) * 1994-06-02 1995-12-06 Britannia Natural Products Ltd Juice and juice aroma concentrate production using reverse osmosis under controlled conditions
GB2289857B (en) * 1994-06-02 1998-02-11 Britannia Natural Products Ltd Juice aroma concentrate production

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