JPS59247Y2 - 自動車のサスペンシヨン - Google Patents

自動車のサスペンシヨン

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Publication number
JPS59247Y2
JPS59247Y2 JP1977043270U JP4327077U JPS59247Y2 JP S59247 Y2 JPS59247 Y2 JP S59247Y2 JP 1977043270 U JP1977043270 U JP 1977043270U JP 4327077 U JP4327077 U JP 4327077U JP S59247 Y2 JPS59247 Y2 JP S59247Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shell
spring seat
shock absorber
flange portion
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977043270U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53138323U (ja
Inventor
邦雄 山田
完治 石井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1977043270U priority Critical patent/JPS59247Y2/ja
Publication of JPS53138323U publication Critical patent/JPS53138323U/ja
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Publication of JPS59247Y2 publication Critical patent/JPS59247Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のサスペンションに係り、とくに、コ
イルスプリングのスプリングシートの水抜孔を改良した
サスペンションに関する。
従来、自動車のサスペンション、特に、ス)7ツト型懸
架装置においては、第1図に示されるように、下端が車
輪1側に連結されるショックアブソーバ2と、そのショ
ックアブソーバ2の上部に同軸上に車体3との間に配置
されたコイルスプリング4とを有し前記コイルスプリン
グ4の下端は、ショックアブソーバ2のアウターシェル
5の外周に嵌合固着されたスプリングシート6により受
けるようにされたものがある。
図中、符号7はショックアブソーバ2の下端を、車体3
に枢支されたロアアーム8の先端に連結するボールジヨ
イントである。
通常前記スプリングシート6は上向きの皿形状であって
雨水などがたまり易いため、これに水抜孔9を打抜き形
成して、水が抜けるようにされているが、打抜き加工の
都合上場所的制限があって完全に水抜きを行なうことが
できず腐食により強度が低下するという欠点があった。
この考案は上記従来の欠点を解消すべくなされたもので
あって、完全に水抜きが行なわれるように水抜孔を形成
するようにした自動車のサスペンションを提供すること
を目的とする。
本考案は、下端が車輪側に連結されるショックアブソー
バと、このショックアブソーバの上部に同軸上に車体と
の間に配置されたコイルスプリングと、上方に開く略皿
状に形成され、前記ショックアブソーバのアウターシェ
ル外周に、下端フランジ部で嵌合固着され該コイルスプ
リングの下端を支持するスプリングシートと、を有する
自動車のサスペンションにおいて、スプリングシートの
下端フランジ部の一部と該フランジ部に対面する前記ア
ウターシェルの一部の少なくとも一方を一体的に湾曲し
て、該アウターシェルの外周に沿ってスプリングシート
の上下部を連通する水抜き用溝を形成し、これにより完
全に水抜きが行なわれる水抜き孔を構成するようにした
ものである。
以下本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
第2図は本考案に係る自動車のサスペンションの実施例
の要部を拡大して示す断面図、第3図は同第2実施例の
要部を拡大して示す断面図、第4図は同第3実施例の要
部を拡大して示す正面図、第5図は第4図のV−■線に
沿う断面図、第6図は本考案の第4実施例の要部を示す
正面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面
図である。
これらの実施例においては前記第1図の従来例と同一ま
たは相当部分には同一符号を使用するものとする。
本考案の第1実施例は、第2図に示されるように、アウ
ターシェル5においてスプリングシート6の下端部を支
持するテーパ状段部10の外周に、軸方向に伸びる溝1
1を形成したものである。
溝11は絞り底型する。
この溝11は、スプリングシート6がテーパ状段部10
の位置に嵌合されたり溶着されたりした状態においても
、アウターシェル5の外周面に沿ってスプリングシート
6の上下を連通する水抜孔12を形威するものである。
前記第2図に示される第1実施例は水抜孔12を形成す
る溝11はアウターシェル5側に設けられているが、こ
れは第3図に示される本考案の第2実施例のように、ス
プリングシート6のテーパ状段部10に接触する部分に
溝13を形威し、これにより水抜孔12が構成されるよ
うにしてもよい。
前記第1および第2実施例はスプリングシート6がアウ
ターシェル5のテーパ状段部10の部分において支持さ
れるものであるが、本考案は第4図ないし第7図に示さ
れる第3および第4実施例のようにスプリングシート6
を支持する段部を有せず、スプリングシートが直線状外
周面に溶着される場合にも適用されるものである。
第4図および第5図は、スプリングシート6が溶着され
るべきアウターシェル5の外周面の一部に軸方向に長い
溝14を形威しこの溝14の部分を溶接しないようにし
て、アウターシェル5の上下を連通する水抜孔12を構
成するようにしたものである。
第6図および第7図に示される本考案の第4実施例は、
前記第4図および第5図に示される第3実施例の場合と
は逆に、スプリングシー1−6のアウターシェル周面に
接触すべき面に溝15を形威し、この部分を除いてアウ
ターシェル5に溶着したものであり、溝15はアウター
シェル5の上下を゛連通する水抜孔12を構成する。
図の符号16は溶接部を示す。
なお上記実施例は、アウターシェル5とスプリングシー
ト6の接触面のどちらか一方に溝を形威してこれが水抜
孔を構成するようにしたものであるが、アウターシェル
5およびスプリングシート6の両方の一致する箇所に溝
を形威しこれらが一つの水抜孔を構成するようにしても
よい。
この場合は溝形成のための工数が増加するが、それぞれ
の紋り変形量が少なくてよいために溝の形成が容易であ
るという利点を有する。
上記のようにこの考案によれば、完全に水抜きが行なわ
れ、従って腐食によりスプリングシートの強度を低下さ
せることがないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のサスペンションを示す一部断面
とした正面図、第2図は本考案に係る自動車のサスペン
ションの実施例の要部を示す断面図、第3図は同第2実
施例の要部を示す断面図、第4図は同第3実施例の要部
を示す正面図、第5図は第4図のV−v線に沿う断面図
、第6図は本考案の第4実施例の要部を示す正面図、第
7図は第6図のVll−VII線に沿う断面図である。 1・・・・・・車輪、2・・・・・・ショックアブソー
バ、3・・・・・・車体、4・・・・・・コイルスプリ
ング、5・・・・・・アウターシェル、6・・・・・・
スプリングシート、11・・・・・・溝、12・・・・
・・水抜孔、13.14.15・・・・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端が車輪側に連結されるショックアブソーバと、この
    ショックアブソーバの上部に同軸状に車体との間に配置
    されたコイルスプリングと、上方に開く略皿状に形成さ
    れ、前記ショックアブソーバのアウターシェルの外周に
    下端フランジ部で嵌合固着されて該コイルスプリングの
    下端を支持するスプリングシートと、を有する自動車の
    サスペンションにおいて、前記スプリングシートの下端
    フランジ部の一部と該フランジ部に対面する前記アウタ
    ーシェルの一部の少なくとも一方を一体的に湾曲してア
    ウターシェルの外周に沿ってスプリングシートの上下を
    連通する水抜き用溝を形成して戊る自動車のサスペンシ
    ョン。
JP1977043270U 1977-04-07 1977-04-07 自動車のサスペンシヨン Expired JPS59247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977043270U JPS59247Y2 (ja) 1977-04-07 1977-04-07 自動車のサスペンシヨン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977043270U JPS59247Y2 (ja) 1977-04-07 1977-04-07 自動車のサスペンシヨン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53138323U JPS53138323U (ja) 1978-11-01
JPS59247Y2 true JPS59247Y2 (ja) 1984-01-06

Family

ID=28917374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977043270U Expired JPS59247Y2 (ja) 1977-04-07 1977-04-07 自動車のサスペンシヨン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3123350A (en) * 1964-03-03 Arcuate sliding pillar independent

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139931Y2 (ja) * 1972-04-17 1976-09-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3123350A (en) * 1964-03-03 Arcuate sliding pillar independent

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JPS53138323U (ja) 1978-11-01

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