JPS592479Y2 - 炉壁監視器 - Google Patents

炉壁監視器

Info

Publication number
JPS592479Y2
JPS592479Y2 JP6969279U JP6969279U JPS592479Y2 JP S592479 Y2 JPS592479 Y2 JP S592479Y2 JP 6969279 U JP6969279 U JP 6969279U JP 6969279 U JP6969279 U JP 6969279U JP S592479 Y2 JPS592479 Y2 JP S592479Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace wall
fiber
furnace
fibers
photodetector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6969279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55172355U (ja
Inventor
洋 井出川
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP6969279U priority Critical patent/JPS592479Y2/ja
Publication of JPS55172355U publication Critical patent/JPS55172355U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS592479Y2 publication Critical patent/JPS592479Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blast Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば鉄鉱石を溶かす溶鉱炉等に適用する炉壁
監視器に係り、特に炉壁の厚さを危険なく正確に監視す
る炉壁監視器の改良に関する。
鉄鉱石を溶かす溶鉱炉は、第1図に示すように耐火レン
ガで炉壁1を構成し、その炉内にコークス2および鉱石
3を入れた後、コークス2に火をつけて炉内を高温に熱
しその熱で鉱石3を溶がしている。
ところで、炉壁1を構成する耐火レンガは高温に耐えう
るものであるが、炉内部が非常に高温のために劣化が早
く期間の径過に伴なって少しづつ内部から炉壁1が崩れ
落ちるのが一般的である。
そこで、従来炉壁1の厚さを知る手段として放射線を利
用した炉壁監視器を用いている。
この炉壁監視器は、炉壁1内部の適宜な厚さ位置に放射
線アイソトープ4,4を埋設するとともに、これらのア
イソトープ4,4に対応する炉壁1の外側に放射線を検
出する放射線検出器5,5を設置したものである。
この場合、放射線検出器5,5は、炉壁1の中に放射線
アイソトープ4,4を有する限り放射線を検出するので
、炉壁1は放射線検出器5,5で放射線を検出している
開放射線アイソトープ4,4の埋め込み位置の厚さにあ
ることを知ることができる。
そして、炉壁1が崩れてアイソトープ4,4が炉床に落
ち溶けた時、放射線検出器5,5は放射線を検出しなく
なるので、ここの時をもって炉壁1の厚さがアイソトー
プ4の埋設位置の厚さに減少したことを知ることができ
る。
しかし、この炉壁監視器は放射線を用いているため、そ
の放射線を取扱う困難さと多少の危険を伴なうとともに
、溶融鉄の中に放射線アイソトープ4が混るために後の
措置が問題となってきているのが実情である。
本考案は以上の点にかんがみてなされたものであって、
防爆等に対する危険や取扱い上の不都合がなく、かつ溶
融鉄にも何ら影響を与えないようにする爆壁監視器を提
供するものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する
第2図は本考案の炉壁監視器の一例を示し、これは炉壁
1の一個所又は複数個所に光フアイバー(以下、ファイ
バーと略す)11 a 、11 bを埋込むとともに、
ファイバー118.llbの後端側を炉壁側を炉壁1外
部に引出している。
そして、それぞれのファイバー113.llbの後端部
に近接して光検出器12 a 、12 bを配設したも
のである。
なお、ファイバー11 a、11 bには、融点の高い
シリカを材料としたもの例えば石英ガラスファイバーを
用いる。
このシリカ材料としたものであれば、その融点は190
0℃程度であるので炉内部の温度1200℃程度には十
分耐えうるものとなる。
このような構成にすれば、炉内部の高熱によって炉壁1
の内部が崩れ落ちファイバー11a、11bの先端が炉
内部に露出すると、その炉内部の光がファイバー11
a、11 bを介して光検出器12a、12bに入るの
で、この光を検出することで炉壁の厚さを容易に知るこ
とができる。
このファイバー11 a、11 bを用いた構成のもの
は、そのファイバー11 a、11 bを炉壁1内に埋
込んでも特に危険性がなく、また防爆上の点も特に考慮
する必要がない。
さらに、放射アイソトープのように炉内部に溶は落ちる
こともなく、仮え溶は落ちても溶融鉄に何ら影響を与え
ることがない。
次に、第3図は本考案の他の例を示す図であって、これ
は炉壁1の一個所又は複数個所にそれぞれ径の異なる複
数本の光ファイバー(以下、ファイバーと略す)ll’
a 、11”a 、11”’a 、ll’b 、11”
b 、11”’bを位置を異ならせて埋込み、これら複
数本のファイバー11′a、11″a、11″′aおよ
びll’b 、11”b 。
11 ”’ bごとにその後端部に1個の光検出器12
aおよび12 bを配置したものである。
この場合、ファイバーの径によって当然光検出器12
a 、12 bで受光する受光量が異なるので、1個の
光検出器例えば12aで複数本のファイバー11’a
、 11”a 、 11”’aを受は持ってその炉壁1
の崩れ落ちたことによる炉壁1の厚さの変化を検出でき
る。
この炉壁監視器も第2図と同様防爆等の心配がなく取扱
いも便利であるとともに、逐次変化する炉壁1の厚さを
的確に検出できる。
従来の放射線アイソトープの場合は複数個埋込んでもそ
の識別が困難であり、危険度も非常に増してくる。
第4図は同じく本考案の他の例を示し、これは炉壁1の
1個所又は複数個所に同一径の複数本の光ファイバー(
以下、ファイバーと略す)lla。
・・・・・・、llb、・・・・・・をそれぞれ位置を
異ならせて埋設したものである。
この場合、同一径のため光検出器12 a 、12 b
に入る光量は同じであるので、このままでは識別できな
い。
そこで、図に示すようにファイバー11a、・・・・・
・、llb、・・・・・・の端部に対応する位置に孔部
を設けたスリット13 a 、13 bを配置し、それ
ぞれ一個の検出器12 a 、12 bをスキャンニン
グしてスリット13 a 、13 bの孔部を通る光を
受光することで炉壁1の厚さを検出するものである。
勿輪、光検出器12 a 、12 bとしてホト・トラ
ンジスタを用いると非常に安価であるので、個々のファ
イバー11a、・・・・・・、llb、・・・・・・ご
とに備えてもよいことは言うまで゛もない。
以上詳記したように本考案によれば、炉壁内部の適宜な
位置にファイバーを埋設し、炉壁の崩れによってファイ
バー先端が炉内部に露出した時、炉内部の光をファイバ
ーを介して炉外部の光検出器で検出する構成としたので
、従来の放射線アイソトープのように防爆に対する取扱
いの困難や埋込み或いはその後の危険も殆んどない。
また、炉壁が崩れてもファイバーが炉内部に溶は落ちる
ことがなく、仮に溶は落ちても溶融鉄に影響を与えるこ
とがなく、その後の取扱いも安心である。
また、炉壁内部に径の異なる複数本のファイバーを位置
を異ならせて埋設すれば、一個の光検出器でそのファイ
バーの光量の違いを識別して逐次変化する炉壁の厚さを
正確に検出することができる。
さらに複数本のファイバーを同一径とした場合でもスリ
ットを設けて光検出器をスキャニングするようにすれば
、前述同様−個の光検出器で複数の炉壁の厚さを正確に
検出できる。
なお、上記実施例は炉壁にレンガを用いた例について述
べたが、レンガに限らないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明する断面図、第2図は本考案に係
る炉壁監視器の一実施例を示す断面図、第3図および第
4図は本考案機器の他の例を示す断面図である。 1・・・・・・炉壁、2・・・・・・コークス、3・・
・・・・鉱石、lla、11a′・・・・・・、11b
、11b′・・・・・・光ファイバー、12 a 、1
2b・・・・・・光検出器、13 a 、13 b・・
・・・・光検出器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)炉壁の適宜な位置にファイバーを埋込むとともに
    、前記ファイバー後端部に光検出器を配置することによ
    り、前記炉壁内部の崩れによってファイバー先端が炉内
    部に露出した時、その炉内部の光をファイバーを介して
    光検出器で検出して炉壁の厚さを知るようにした炉壁監
    視器。
  2. (2)炉壁に径の異なる複数本のファイバーを位置を異
    ならせて埋込むとともに、これらファイバーの後端部に
    一個の光検出器を配置し、前記ファイバーを通る光量か
    ら炉壁の厚さを知るようにした実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の炉壁監視器。
  3. (3)炉壁に同一径の複数本のファイバーを埋込むとと
    もに、これらファイバーの後端部にスリットを介して一
    個の光検出器を配置し、この光検出器をスキャンニング
    して各ファイバーを通る光を検出し炉壁の厚さを知るよ
    うにした実用新案登録請求の範囲第1項記載の炉壁監視
    器。
JP6969279U 1979-05-24 1979-05-24 炉壁監視器 Expired JPS592479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969279U JPS592479Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 炉壁監視器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969279U JPS592479Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 炉壁監視器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55172355U JPS55172355U (ja) 1980-12-10
JPS592479Y2 true JPS592479Y2 (ja) 1984-01-23

Family

ID=29303494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6969279U Expired JPS592479Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 炉壁監視器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS592479Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55172355U (ja) 1980-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5611329A (en) Measuring method of melted metal temperature in vessel
JPS592479Y2 (ja) 炉壁監視器
US3577886A (en) Device for immersion in molten material to sample and/or measure temperature
US3570277A (en) Arrangement for measuring the temperature of a metal bath
GB190657A (en) Improvements in and relating to pyrometers
US3452598A (en) Immersion radiation pyrometer device
CN207528359U (zh) 一种用于测量浮法玻璃熔窑中锡槽温度的热电偶装置
CN105547502A (zh) 光纤高温探测器陶瓷护套
CN110551864A (zh) 测量高炉炉底和高炉炉缸侵蚀程度的方法和高炉
JP2786811B2 (ja) 測温方法
JPH0572531B2 (ja)
JPS63317749A (ja) 耐火壁の溶損量測定センサ−
CN1436861A (zh) 高炉炉衬烧蚀监测装置及其监测方法
JPH06221927A (ja) 光ファイバ温度計
JP2008101933A (ja) 鋼構造物の表面温度測定方法
KR20100039967A (ko) 비접촉식 온도 측정 장치 및 그 방법
SU662917A1 (ru) Устройство дл измерени температуры в металлургической печи
CN208419601U (zh) 热电偶保护装准确测温加热炉
JPH06160195A (ja) 溶融炉の熱画像監視法
CN1057677A (zh) 高炉炉缸砖衬测温方法
US3550923A (en) Apparatus and method for attaching a working device to an oxygen lance
CN207570670U (zh) 一种温度测量装置
JPS5988629A (ja) 光学的測温装置の受光部
JPH04329323A (ja) 高温融体の測温装置
JPS63317614A (ja) 測定用ランスにおけるホルダ−の曲がり検出装置