JPS5924779B2 - 溶鋼撹拌機能を有する製鋼用ア−ク炉の炉体 - Google Patents
溶鋼撹拌機能を有する製鋼用ア−ク炉の炉体Info
- Publication number
- JPS5924779B2 JPS5924779B2 JP51017803A JP1780376A JPS5924779B2 JP S5924779 B2 JPS5924779 B2 JP S5924779B2 JP 51017803 A JP51017803 A JP 51017803A JP 1780376 A JP1780376 A JP 1780376A JP S5924779 B2 JPS5924779 B2 JP S5924779B2
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- Japan
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- molten steel
- furnace body
- furnace
- siphon tube
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炉内の溶鋼を攪拌する装置を有する製鋼用アー
ク炉の炉体に関するものである。
ク炉の炉体に関するものである。
一般に、スクラップ又は還元鉄等をアーク熱により溶解
、精錬する製鋼用アーク炉に於いて、溶解終了後の精錬
期に強制的に溶鋼を攪拌することは、精錬反応の促進、
溶鋼成分の均一化、温度の均一化、等多大のメリットが
ある。
、精錬する製鋼用アーク炉に於いて、溶解終了後の精錬
期に強制的に溶鋼を攪拌することは、精錬反応の促進、
溶鋼成分の均一化、温度の均一化、等多大のメリットが
ある。
特に特殊鋼爵精の場合、溶鋼中に添加される合金元素の
拡散のため、後述のように電磁力を利用した誘導攪拌装
置が使用されることが多い。
拡散のため、後述のように電磁力を利用した誘導攪拌装
置が使用されることが多い。
又近年還元鉄ペレットを溶精するアーク炉の建設及び研
究が盛んに行われているが、その主流となっている方法
は炉床の溶鋼プール中へ連続的に還元鉄ペレットを投入
し、溶鋼の保有する熱で還元鉄ペレットを溶解するもの
であり、溶鋼を攪拌してペレットへの伝熱を速やかに行
うことが、溶解効率の向上に極めて効果的であると思わ
れる。
究が盛んに行われているが、その主流となっている方法
は炉床の溶鋼プール中へ連続的に還元鉄ペレットを投入
し、溶鋼の保有する熱で還元鉄ペレットを溶解するもの
であり、溶鋼を攪拌してペレットへの伝熱を速やかに行
うことが、溶解効率の向上に極めて効果的であると思わ
れる。
従来、特殊鋼溶精の場合に於ける溶鋼を攪拌する装置と
しては、第１図に示すような電磁力を利用した誘導攪拌
装置ａがある。
しては、第１図に示すような電磁力を利用した誘導攪拌
装置ａがある。
この装置ａは図示のようにアーク炉本体すの炉底耐火物
Ｃに取付け、発生した磁束ｅを耐火物Ｃを貫通させて溶
鋼ｄに対流を起させるものであるが、一般に炉底耐火物
Ｃが厚いため溶鋼に作用する電磁力は微弱であり、その
ため溶鋼の流れも静的で層流状であり、従って攪拌効果
は期待できない。
Ｃに取付け、発生した磁束ｅを耐火物Ｃを貫通させて溶
鋼ｄに対流を起させるものであるが、一般に炉底耐火物
Ｃが厚いため溶鋼に作用する電磁力は微弱であり、その
ため溶鋼の流れも静的で層流状であり、従って攪拌効果
は期待できない。
本発明は強力な攪拌機能を有するアーク炉の炉体を提供
することを目的としたものであり、かかる目的を達成す
る本発明の要旨は炉本体側面にサイフオン管を有し、該
サイフオン管内に減圧させるための装置を備え、該装置
により炉本体内の溶鋼がサイフオン管内に吸引できるよ
うにし、且つ該サイフオン管内に吸引された溶鋼を炉本
体内に吐出させるためのガス吹込み装置を上記サイフオ
ン管に備え、上記溶鋼の炉本体内への吐出により攪拌を
行うようにしてなることを特徴とする溶鋼攪拌機能を有
する製鋼用アーク炉の炉体である。
することを目的としたものであり、かかる目的を達成す
る本発明の要旨は炉本体側面にサイフオン管を有し、該
サイフオン管内に減圧させるための装置を備え、該装置
により炉本体内の溶鋼がサイフオン管内に吸引できるよ
うにし、且つ該サイフオン管内に吸引された溶鋼を炉本
体内に吐出させるためのガス吹込み装置を上記サイフオ
ン管に備え、上記溶鋼の炉本体内への吐出により攪拌を
行うようにしてなることを特徴とする溶鋼攪拌機能を有
する製鋼用アーク炉の炉体である。
以下図面について本発明の詳細な説明する。
第２図において、１は炉本体であってこれは通常のアー
ク炉の本体と同じものであり、該炉体１の側面には、第
３図に示すように炉本体１内の溶鋼４を循環させるため
のサイフオン式管路つまりサイフオン管５が連通接続し
である。
ク炉の本体と同じものであり、該炉体１の側面には、第
３図に示すように炉本体１内の溶鋼４を循環させるため
のサイフオン式管路つまりサイフオン管５が連通接続し
である。
このサイフオン管５は第３図の如く、溶鋼の上昇部５ａ
と、横行部５ｂと下降部５Ｃとから構成されており、両
端即ち上昇部５ａの下端と下降部５Ｃの下端は共に炉本
体１内の溶鋼４表面の下方位置に開口している。
と、横行部５ｂと下降部５Ｃとから構成されており、両
端即ち上昇部５ａの下端と下降部５Ｃの下端は共に炉本
体１内の溶鋼４表面の下方位置に開口している。
上記サイフオン管５横行部５ｂには、該サイフオン管５
内を減圧させるための真空排気装置７が排気管６を介し
て連接してあり、又サイフオン管５上昇部５ａの下部に
は、該サイフオン管５内に例えばＡｒガス（Ｎ２、空気
、その他の気体でもよい）を吹込むためのガス吹込みチ
ューブ８が取付けてあり、ガス吹込みによりサイフオン
管５内に吸引された溶鋼を炉体１内に吐出させるよう構
成しである。
内を減圧させるための真空排気装置７が排気管６を介し
て連接してあり、又サイフオン管５上昇部５ａの下部に
は、該サイフオン管５内に例えばＡｒガス（Ｎ２、空気
、その他の気体でもよい）を吹込むためのガス吹込みチ
ューブ８が取付けてあり、ガス吹込みによりサイフオン
管５内に吸引された溶鋼を炉体１内に吐出させるよう構
成しである。
尚図中２は黒鉛電極、３はアークを夫々示す。
上述のアーク炉の操作に際しては、炉体１内にスクラッ
プを投入し、黒鉛電極２との間に発生するアークにより
スクラップを溶解して溶鋼４プールを形成する。
プを投入し、黒鉛電極２との間に発生するアークにより
スクラップを溶解して溶鋼４プールを形成する。
引続いて黒鉛電極２と溶鋼４との間に発生するアークに
より溶鋼の加熱昇温を行いながら、合金成分の添加、精
錬等が行われる。
より溶鋼の加熱昇温を行いながら、合金成分の添加、精
錬等が行われる。
還元鉄ペレット溶解の場合には、この溶鋼中にペレット
を連続的に投入し、溶鋼の保有する熱によりペレットの
溶解を行う。
を連続的に投入し、溶鋼の保有する熱によりペレットの
溶解を行う。
ここで溶鋼を攪拌する場合には、溶鋼４ブールの形成後
、真空排気装置７を起動して排気管６を介しサイフオン
管５内を減圧させると、該減圧により炉本体１内の溶鋼
はサイフオン管５内に吸引され該サイフオン管５横行部
５ｂまで上昇する。
、真空排気装置７を起動して排気管６を介しサイフオン
管５内を減圧させると、該減圧により炉本体１内の溶鋼
はサイフオン管５内に吸引され該サイフオン管５横行部
５ｂまで上昇する。
この時点でガス吹込みチューブ８よりサイフオン管５上
昇部５ａの下部にＡｒガスを吹込むと、該ガスのドリフ
ト作用により上記サイフオン管５内の溶鋼は該管内を環
流して下降部５ｃの下端から再び炉本体１内に吐出され
、これにより炉本体１内の溶鋼を攪拌する。
昇部５ａの下部にＡｒガスを吹込むと、該ガスのドリフ
ト作用により上記サイフオン管５内の溶鋼は該管内を環
流して下降部５ｃの下端から再び炉本体１内に吐出され
、これにより炉本体１内の溶鋼を攪拌する。
尚上述のようにサイフオン管５内に吹込まれたＡｒガス
は排気管６より排気される。
は排気管６より排気される。
以上のような構成、機能を有する本発明の製鋼用のアー
ク炉の炉体によれば下記の如き優れた効果を発揮する。
ク炉の炉体によれば下記の如き優れた効果を発揮する。
（１）溶鋼の昇熱、精錬期に於いて従来にない強力な攪
拌を行うことができ、そのため溶鋼温度の均一化、精錬
反応の活発化等により、アーク炉操業時間の短縮及び製
品の品質向上が可能である。
拌を行うことができ、そのため溶鋼温度の均一化、精錬
反応の活発化等により、アーク炉操業時間の短縮及び製
品の品質向上が可能である。
（Ｉ［）本発明の炉体を還元鉄ペレット溶解用のアーク
炉に適用すれば、強力な溶鋼攪拌作用によりへｌ／ノッ
トの伝熱効率を高めることができると共に生産性の向上
が達成できる。
炉に適用すれば、強力な溶鋼攪拌作用によりへｌ／ノッ
トの伝熱効率を高めることができると共に生産性の向上
が達成できる。
（曲 溶鋼を攪拌する装置を炉本体側面に連接させてい
るので、アーク炉の天井蓋を開ける必要もなく、父、ア
ーク加熱を行いながら溶鋼の攪拌を行うことができて操
業時間の短縮、省エネルギー化を図ることができる。
るので、アーク炉の天井蓋を開ける必要もなく、父、ア
ーク加熱を行いながら溶鋼の攪拌を行うことができて操
業時間の短縮、省エネルギー化を図ることができる。
第１図は従来の溶鋼攪拌機能を有する製鋼用アーク炉の
炉体な示す説明図、第２図は本発明の溶鋼撹拌装置を示
す断面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・炉本体、４・・・・・・溶鋼、５・・・
・・・サイフオン管、７・・・・・・真空排気装置、８
・・・・・・ガス吹込みチューブ。
炉体な示す説明図、第２図は本発明の溶鋼撹拌装置を示
す断面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・炉本体、４・・・・・・溶鋼、５・・・
・・・サイフオン管、７・・・・・・真空排気装置、８
・・・・・・ガス吹込みチューブ。
Claims (1)
- １ 炉本体側面にサイフオン管を有し、該サイフオン管
内を減圧させるための装置を備え、該装置により炉本体
内の溶鋼がサイフオン管内に吸引できるようにし、且つ
該サイフオン管内に吸引された溶鋼を炉本体内に吐出さ
せるためのガス吹込み装置を上記サイフオン管に備え、
上記溶鋼の炉本体内への吐出により攪拌を行うようにし
てなることを特徴とする溶鋼攪拌機能を有する製鋼用ア
ーク炉の炉体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51017803A JPS5924779B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 溶鋼撹拌機能を有する製鋼用ア−ク炉の炉体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51017803A JPS5924779B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 溶鋼撹拌機能を有する製鋼用ア−ク炉の炉体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52100307A JPS52100307A (en) | 1977-08-23 |
| JPS5924779B2 true JPS5924779B2 (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=11953870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51017803A Expired JPS5924779B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 溶鋼撹拌機能を有する製鋼用ア−ク炉の炉体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924779B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60182700U (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-04 | 西脇 仁一 | ア−ク式電気炉 |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP51017803A patent/JPS5924779B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52100307A (en) | 1977-08-23 |
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