JPS5924700A - 装飾積層品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、床、壁などの表面カバー用に適した装飾積層
品に関し、特に示差表面テクスチャー及び示差表面光沢
を特徴とした装飾積層品に関する。

一般に、床用表面カバーとして有用な装飾積層品は技術
的に周知であって家庭用および業務用に広く使用されて
いる。適当な基質１例えば繊維質裏張りシート上に樹脂
質ポリマー組成物、例えばポリ塩化ビニルのシート材料
の形の装飾積層品はシート床張り材として長年使用され
てきた。シート床張り材の製造業者全てに共通する目的
は、美的な観点及び機能的観点から魅力があシアピール
する表面装飾効果のある床張シ製品を提供することであ
る。表面仕上げを対比して引き立てて、シート床張り材
に装飾効力を与えるために１機械的エンボシング、化学
的エンボシング或いｌｄインレイングのような多くの方
法およびプロセスが利用されてきた。例えば、米国特許
第５．０００．７５１４号、第５．１２入６１１２号お
よび第４，２９１１！、６４６号はそれぞれ独自の装飾
表面効果を有する床タイルやシート床張り材のような床
カバー製品を作る方法や手段全開示している。

本発明によって、上に印刷画像を有する基質と。

該基質に接着され印刷画像と正しく重ね合わされたｐｖ
ｃ　（ポリ塩化ビニル）粒子と、ｐｖｃ樹脂粒の表面及
び該ＰＶＣ樹脂粒を含む前記基質の部分に接着された透
明、合成有機ポリマ一層からなる床カバーとして適する
示差表面テクスチャー及び示差表面光沢を有する装飾積
層品が提供される。

それによって、ＰＶＣ樹脂粒を上置する装飾積層品の領
域はＰＶＣ樹脂粒を中間に含む装飾積層品の領域よりも
粗い表面テクスチャー及び低光沢を示す。

本発明により、さらに床カバーに適する示差表面テクス
チャーおよび示差表面光沢を有する装飾積層品の製造法
が提供される。その方法は、基質材料にビニル・プラス
チゾル印刷インキ組成物をその基質材料上の印刷画像に
正しく重ね合わせて塗布し；ビニル・プラスチゾル印刷
インキ組成物及び基質表面の上に過剰のｐｖｃ’樹脂粒
を付加してビニル・プラスチゾル印刷インキ組成物に付
着しない過剰のｐｖｃ樹脂粒を除去し；前記基質を加熱
して基質上のビニル・プラスチゾル印刷インキをゲル化
しそれによってＰＶＣ樹脂粒をビニル。

プラスチゾル印刷インキへ固着させ、前記ＰＶＣ樹脂粒
及び基質の上に透明合成有機ポリマーを塗布することに
よって前、記ＰＶＣ樹脂粒及び該ｐｖｃ樹脂杓ヲ含む基
質の表面部の上に表面樹脂層全形成し、得られた表面樹
脂層を加熱することからなる。それによって前記ｐ　ｖ
、ｃ樹脂粒上の装飾積層品の領域は、前記ＰＶＣ樹脂粒
を含む装飾積層品の領域よりも粗い表面テクスチャーと
低光沢を示す。

本発明の望ましい実施態様を示す第１図及び第２図にお
ける本発明の装飾積層品（ラミネート）１０はしばしば
ベース層または裏板と呼ばれる基質部材１１からなる。

基質部材１１の片面には印刷画像１２がある。基質１１
の印刷画像１２と表裏の合ったビニル・プラスチゾル印
刷インキ層１４が配置される。ポリ塩化ビニル（ｐｖｃ
）の粒子１６がビニル・プラスチゾル印刷インキ層１４
上に配置、固定され、かつ基質ｌｌ上の印刷画像１２と
揃えて配列（分布）される。透明、合成有機重合材料の
上面層がＰＶＣ樹脂粒１６と該ＰＶＣ樹脂粒を含む基質
ｌｌ上の領域の上を覆う。積層品１０の層１７は積層品
が床カバーとして使用される場合はしばしば「摩耗層」
と呼ばれる。第１図に示す本発明の装飾積層品は、前述
の構成要素が後述の方法に従って熱溶融されている単一
構造である。

第２図に示す装飾積層品１０は、印刷画像１２と該印刷
画像を含む基質部材１１の表面とを覆う透明、合成有機
重合材料の層１５を含むことによって第１図に示すもの
と異なる。第２図に示す破線１５は層１′５の上面を示
す。第２図の実施態様におけるビニル・プラスチゾル印
刷インキの層ｉｌｌは基質１１上の印刷画像１２と揃っ
て層１３上の配置される。

装飾積層品１０の構成要素は、これらの要素を組み合せ
て装飾積層品を作る方法と共に以下にそれぞれ説明する
。

基　　　　質 装飾積層品１０は強く耐久性で可とう性材料の基質（−
または裏板）１１の上に形成される。可とう性裏板は合
成重たけ平然材料の織物、フェルシト捷たはソリッドの
シートにすることができる。通常の可とう性裏板はフェ
ルト繊維のウェブである。

そのフェルトは一般に長網抄紙機やシリンダー製紙機を
使用して製造され、生成シートの厚さは床および壁カバ
ーに使用する場合、普通α０５〜０，２ｃ１ｎ’（０，
０２〜０．　ＯＢ　ｉｎ　　）であるが、約０．ＯＦ！
ｃｔｒ＋（０，０３２ｉｎ）の厚さが望ましい。使用さ
れる繊維材料は、鉱物および動物を原料とした繊維を含
む繊維も使用できる゛けれども普通はセルロースやアス
ベストである。セルロース材料の原料は綿や他のラック
（ぼる）材料、砕木パルプおよび化学木材パルプを含む
木材パルプ、紙、箱、それらの混合物をいかなる割合に
も含むことができる。ウェブは木粉のような充てん材も
含むことができる。

フェルトはビチューメン材料番含没することによって強
化と共に耐水性を改善することができる。

多数のピチューメン材料が印刷表面カバーの製造におけ
る含浸剤として周知であって、石油や天然源のアスファ
ルト、タール及び動植物源のピッチ残置を含む。これら
の材料は、エア・ブローイング、蒸気蒸留などのような
処理によって満足に使えるように軟化点や粘度など所望
の物理的性質を得るための処理ができる。

含浸剤はフェルト・シート全体に均一に分散させる必要
がある。これは、飽和浴中で圧力ロールを使用する飽和
法によっである程度コントロールすることができる。含
浸剤が均一に分散していない場合には、フェルト片表面
に隣接する材料が高濃度のためふくれがしばしば発生す
る。

他の含浸剤も、本発明による印刷表面カバー製造用の裏
張りシートの作製に使用することができる。例工ば、フ
ェノールホルムアルデヒド、フェノール尿素樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ酢酸ビニルなどの重合ビニル化合物、
酢酸セルロース、硝酸セルロース、ブタジェン−スチレ
ン共重合体、ブタジェン・アクリロニトリル共重合体、
天然ゴムなどを使用することができる。重合化材料もフ
ェルト及びシートに添加して加熱硬化し材料を重合させ
ることができる。例えば、天然及び合成乾性油、硬化し
てポリエステルを生成する多価アルコールと多塩基酸の
混合物、硬化してウレタン・ポリマーを生成する多価ア
ルコールとポリインシアン酸塩の混合物などを使用する
ことができる。

含浸裏張シシートを使用する場合には、通常それは装飾
模様を印刷する前にシール・コートを備える。シール・
コートはフェルトの色をマスキングする望ましい機能を
果たし、摩耗層を介した含浸剤のブリードおよび汚染を
防止すると共に、印刷用ベースとして適当な平滑、均一
表面を造る。

印刷表面カバー用の裏張り材として一般に使用されるタ
イプのフェルト・シートの表面は、フェルト製造装置の
不均一のために少しでこぼこの傾向にある。まだ、シー
トはしばしば多数の繊維が少しの長さ突出している。シ
ール・コートはこれらのでこぼこを全て隠すようになっ
ている。シール・コートの必要な全厚さは普通約ｌ〜ｌ
　２　ｍｉ’／（０，０２５〜０．５　ｍ　）である。

この厚さは単一の厚いコーティングまたは薄いコーティ
ングをいくつか重ねることによって作ることができる。

可とう性ドクター・ローラ使用のような従来のコーティ
ング法によシ、複数回のコーティングを施すことによっ
て所望の厚さが得られる。繊維裏張り材に直接塗布する
シール・コートはピチューメン含浸剤の移行に対して最
適のシールをするように設計できるし。

最上面のシール・コートはポリ塩化ビニル表面摩耗層に
最適に付着できるようにできるから、多重コーティング
は摩耗表面層の裏張り材への最適付着の促進にも望まし
い。

シール・コートは通常、樹脂結合剤及び充てん剤の水性
乳濁液の形で塗布される。シール・コートの調製におい
て、樹脂結合剤及び充てん剤は通常の湿潤剤、ａ厚化剤
、消はう剤、金属イオン封鎖剤などの存在下で水に乳状
化される。シール・コートを裏張シートに塗布した後５
その被膜はそのシートを、例えば約３８℃（１００Ｆ）
〜６６℃（１５０Ｆ）（７）ｉｌ！ａ度で約う０分〜２
時間加熱することによって乾燥する。また、塗工シート
を約１７８〜２０１１℃（３５０〜ｌＩｏ　ｏ７）の温
度に約３０〜３００秒さらすことによって乾燥すること
ができる。

シール・コートの樹脂化合物はビニル樹脂が望ましい。

適当な樹脂が、１４０〜５０％固体分を含む水性分散液
、ビニル樹脂プラスチゾルおよびオルガノゾルの形で市
販されている。その分散液は、可塑剤、顔料及び充てん
剤の外に２通常の湿潤剤、濃厚化剤、消泡剤、金属イオ
ン封鎖剤及びアルカリを含有することができる。適当な
湿潤剤としては１重合アルキル・アリール・スルホン酸
のナトリウム塩、オレイン酸カリウム、スルホン酸アル
キル・アリール・ポリエーテル、樹脂酸セッケンなどが
ある。カゼイン酸アンモニウム、ホウ酸塩カゼイン、メ
チルセルロース、カルボキシメチル・セルロース、ヒド
ロキシエチル・セルロースナトが満足な濃厚化剤である
。適当な消泡剤の例としては松根油及びシリコーン消泡
剤、ラウリン酸グリコール、およびオクチル・アルコー
ルがある。

適当な金属イオン封鎖剤としてはピロリン酸四ナトリウ
ム、エチレンジアミン・テトラ酢酸の四ナトリウム塩な
どがある。アルカリはラテックスが凝固しないようにｐ
Ｈｋ約７．０にする。このためには、水酸化カルシウム
、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニア・カリウムが適
当なアルカリ土類金属 普通、顔料及び充てん剤は湿潤剤、濃厚化剤などの存在
下で水と共に粉砕される、そして後で顔料分散液はビニ
ル樹脂と可塑剤と混合される。また、シール・コートは
１例えばトルエンやメチル・エチル・ケトンのような溶
媒を使用した溶液の形で効果的に塗布される。しかしな
がら、使用する溶媒のコスト及びその使用によって生じ
る火災および健康の危険がその方法を望ましくないもの
にする。

シール・コートは、ビニル樹脂の分解を抑制し製品の寿
命を長くするために、アルミニウム、銀、カルシウム、
カドミウム、バリウム、ナトリウム。

マグネシウム、ストロンチウムの硫化物および亜硫酸塩
；鉛およびスズのステアリン酸塩；オレイン酸塩および
他の錯塩；グリセリン、ロイシン。

アラニン、０−およびｐ−安息香酸およびスルファニル
酸、ヘキサメチレン・テトラアミン、リン酸塩、ステア
リン酸塩、パルミチン酸塩、オレイン酸塩、リシノール
酸塩、アビエチン酸塩。ラウリン酸塩、サリチル酸塩な
どのような安定剤を含むことができる。

前述のように、シール・コートはビニル樹脂、すなわち
少なくとも１個の−ＣＨ＝ＣＨ２ラジカルを含む化合物
を重合さすことによって得られる重合材料が望ましい。

有用なビニル樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸
ビニル、ポリプロピオン酸ビニル、ポリブチル酸ビニル
、重合塩化ビニリデン１重合アクリル酸、重合アクリル
酸エチル。

重合アクリル酸メチル、重合アクリル酸プロピル、重合
アクリル酸ブチルなどのようなホモポリマー；前記の各
々の共重合体、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、メタクリル酸
メチル−塩化ビニル共重合体、アクリル酸メチル−アク
リル酸エチル共重合体、アクリル酸エチル−アクリル酸
ブチル共重合体、及び前記のものと共重合性の他の単量
体、例えば臭化ビニル、フッ化ビニル、クロロ酢酸ビニ
ル、スルホン酸ヒニル・アルキル、トリクロロエチレン
などを含むビニルエステルなどとの共重合体；ビニル・
エチル・エーテル、ビニル・インプロピル・エーテル、
ビニル・クロロエチル・エーテルなどのようなビニル・
エーテル類；スチレン。

クロロスチレン、クマロン、ビニル・ヒリシンなどのよ
うな環式不飽和化合物；マレイン酸およびフマル酸及ヒ
マレイン酸ジエチル、フマル酸シフチルなどのようなマ
レイン酸およびフマル酸の誘導体；エチレン、プロピレ
ン、ブチレンなどの不飽和炭化水素；酢酸アリル、塩化
アリル、アリルエチルエーテルなどのアリル化合物；ブ
タジェン、イソプレン、クロロプレン、２．５−ジメチ
ルブタジェン−１，５，ジビニル・ケトンなどの共役お
よび橋かけ共役、不飽和化合物などがある。前述の単量
体はビニル樹脂との共重合体の調製に有用であって、重
合における変性剤として使用される。その場合単量体は
重合する混合体の数％、または４０％までと高い割合で
使用される。必要ならば、ビニル樹脂の混合体は本発明
用の被覆塗料の調製に使用することができる。

シール・コート組成物にはビニル樹脂用可塑剤もしばし
ば存在する。ビニル樹脂に適当な可塑剤としでは、リン
酸トリブチル、フタル酸ジオクチル、　安息香酸ジプロ
ピレン・グリコール、リン酸フェニル、酒石酸ジブチル
、酒石酸アミル、安息香酸プｆ　／ｌ／・ベンジル、セ
パシン酸ジプチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸
ジデシルなどのエステル型可塑剤；ブタジェン−スチレ
ン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体な
どのゴム状可塑剤；エポキシ化乾性油、芳香族炭化水素
縮合体のような可塑剤として作用する物質がある。シー
ル・コートの調製に可とう性の高比率のアクリル酸エチ
ルを含むポリマーのような軟質ビニル樹脂を使用する場
合は、可塑剤は必要ない。

しかしながら、殆んどの場合、乾燥したシール・コート
膜に必要な可とう性を与えるためには可塑剤が必須であ
る。シール・コートは続いて塗布する層と混和性でなけ
ればならない。同様に、基質１１の片面または両面のシ
ール・コートにはビニル樹脂のプラスチゾルやオルガノ
ゾルの分散液を使用することができる。

比較的平滑な繊維基質１１の厚さは製品の種類と用途に
著しく左右される。普通、約０．２５〜２２８輸（ｉｏ
〜９０　ｍ１ｌ）の厚さが良好である。

第１図及び第２の基質、第５図の基質要素２１も加熱硬
化ポリ塩化ビニル・プラスチゾルまたはオルガノゾルで
飽和または完全に塗工されるガラス繊維の簿いシートま
たはマットにすることができる。ガラス繊維マットは容
易に入手できるものであって１例えば米国特許第５，９
８０，５１１号、第１１．０１８．６　ＩＩ　７号、第
１１．２３１１．３７９号及びドイツ特許公告第２．６
０５．８７９号に開示されている。

装飾印刷画像１２は基質１１の塗工表面に゛塗膜乾燥後
に塗布される。印刷は通常のものであって、ビニル被膜
または層への装飾模様の塗布に普通使用される塗料とイ
ンキが使用ぎ九る。その組成物は、インキの結合剤がか
なりの量のビニル樹脂ヲ含むように調製することが望ま
しい。適当なビニル樹脂としては塩化ビニル重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオ
ン酸ビニル共重合体、酪酸ビニル重合体、塩化ビニリデ
ン重合体、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化
ビニル及び塩化ビニリデンとマレイン酸及びフマル酸の
エステル（例えば、ジメチル、ジエチル及びジブチルの
マレイン酸塩及びフマル酸塩）の共重合体などがある。

ニトロセルロースまたはアクリル・ポリマーのようなエ
クステンダー樹脂をインキまたは塗料の結合剤の一部分
として使用することができる。

装飾印刷組成物は所望の色、従って顔料を含む。

そしてシクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなどのような溶媒に溶液として調合す
ることが望ましい。

装飾印刷組成物は所望の装飾に適した方法でシートのシ
ール・コート表面に塗布される。グラビア、オフセット
印刷または平版印刷のような回転式グラフィックアート
印刷法を使用することができる。必要ならば、通常のブ
ロック印刷法によっても模様を塗布することができる。

透明合成有機重合体のベース層 印刷基質１１へは透明１合成布機重合材料の任意のベー
ス層１３を塗布することができる。ベース層１うの重合
組成物は周知の合成樹脂５例えば塩化ビニルの重合体ま
たは共重合体、或いはポリウレタン（寸法的に十分安定
なもの）のような樹脂、天然ゴムや合成ゴムなどである
。プラスチゾルの形の塩化ビニルの重合５体または共重
合体がベースの樹脂重合体組成物に混合される望ましい
典型的な合成樹脂であるが、同様に多くの他の樹脂がプ
ラスチゾルの形のみならずオルガノゾル、ラテックスま
たは溶媒の形で塗布することができる。

特定の樹脂および利用時の特定の形は本発明の考えの本
質ではない、そして多くの他の樹脂が前記の米国特許に
開示されている。樹脂組成物のベース層１３は、繊維裏
張りシート材料１１のような支持シート材料へ周知の方
法によって比較的均一な薄膜に、ドクターブレードによ
って塗布、またはロールコート、キャスト、または他の
方法で塗イ１」、或いは形成および付着される。塗布さ
れたウェット状態のベース樹脂組成物１３の厚さは約０
．０２５〜１．２７ｍ　（１〜５０ｍ１Ａ！　）の範囲
内にある。或いは必要ならばその用途によってさらに厚
くすることができる。

ベース樹脂組成物のゲル化 支持裏張りシート材料上に樹脂プラスチゾル組成物のベ
ース層１３は塗布（または形成）後、約１１５〜２５２
℃（２１）０〜＃５ＯＦ）の温度、−工業的には約１１
１３〜１７７℃（２９０〜５５０Ｆ）の温度で約１〜Ｉ
Ｉ分間の穏やかな加熱をされる。それによってプラスチ
ゾルは次の工程でより容易に処理できるようにゲル化そ
して固化する。

しかしながら、前記の温度はベースの樹脂重合体組成物
の発泡をもたらすのには十分高くない。

樹脂組成物の基質１１．または任意のベース層１５は、
基質１１上の印刷画像１２と正しく合わせて適当な印刷
インキ組成物１１に’ｉ所望の模様に印刷または塗工さ
れる。印刷方法は通常のものであるのでこれ以上説明し
ない。

印刷された層１ｌＩ（ビニルプラスチゾルが望ましい）
の厚さは、所望の厚さにできるけれども約０、０７６−
０．１　ｔｏ　（３〜１１ｍ１Ａ！　）である。印刷さ
：ｈる層１ｕは基質１１へ回転式スクリーン／ブレード
塗工装置で塗布することが望ましい。回転式スクリーン
印刷機とブレード・スクイージとの組合せはプラスチゾ
ル・イシキ塗布の良好な調節をして１回転スクリーンを
ヌリップさせてインキ・プラスチゾルの整合を良好にす
る。一方、ローラ・スクイージを備えた回転式印刷スク
リーンは満足に動作せず、そのような組合せはこの時点
では推せんできない。

ポリ塩化ビニル（ＰＶ、Ｃ）樹脂の粒子１６は。

全基質１１まｆ７Ｌはベース層１３及びその上の印刷イ
ンキ層ＩＩＩにｐｖｃ樹脂粒を充満さすことによって印
刷用インキ・プラスチゾルへ付加することが望ましい。

ｐｖｃ樹脂粒１６は印刷インキ１１１に付着する。そし
て基質１１またはベース層１３の未印刷表面部上の過剰
のＰＶＣ樹脂粒子１６は適当な手段、例えばエア・ナイ
フ、真空法および真空装置で除去される。

本発明の装飾積層品の作製に利用されるＰＶＣ樹脂粒１
６は２つの本質的な特徴、すなわち粒径及び可塑剤吸収
性によって特徴づけられなければならない。特に、ＰＶ
Ｃ樹脂粒１６は約０．１−０．５０口（ｕ〜２０　ｍｉ
Ａ’）　　の粒径、望ましくは約０２〜０、３　ｍ　（
８〜１２　ｍｌ　）の平均粒径を有する必要がある。

また、ＰＶＣ樹脂粒１６はＧＰ型の樹脂（ＡＳＴＭ−Ｄ
−１７５５の第１表に規定されている）に分類されなけ
ればならない、そしてＰＶＣ樹脂１００１当シ約ＩＩｏ
ｇ以上の可塑剤吸収（ＡｓＴＭ−Ｄ−３１６７により測
定、ＡＳＴＭ法の第７．６節に規定されている１５分の
代シに５分の放置をさせるように改質）を特徴とする。

示差光沢及び示差テクスチャーに関する満足な結果はセ
ル分類番号ヰ（ＡＳＴＭ−Ｄ−１７５５）を有するＧＰ
樹樹脂 金使用することによって得られた。

前述の粒径及び可塑剤吸収特性を有するｐｖｃ樹脂粒１
６は本発明の装飾積層品の所望の示差光沢及び示差テク
スチャーを得るために必要である。

満足な結果は微粒のｐｖｃ樹脂（米国クリープランド州
、オハイオにあるＧｏｏｄｒｉｃｈ　Ｃｈｅｍｉｃａ１
社の商品名１−Ｇｅｏｎ９０　ｊで販売されている）を
使用して得られた。所望の示差光沢及び示差テクスチャ
ー特性を示さなかった微粒ＰＶＣ樹脂はＴＥＮＮＥＣＯ
５０１及びＧｏｏｄｙｅａｒ　Ｐｌｉｏｖｉｃ　Ｍ−７
０のような混合樹脂、及びＴＥＮＮＥＣＯ１７３２及び
１７５５のような分散ｐｖｃ樹脂を含む。

ＰＶＣ樹脂粒１６は透明、すなわち未着色、または着色
することができる。適切に着色したｐｖｃ樹脂粒１６は
透明ＰＶＣ樹脂粒全適量の可塑剤と共に乾性不透明顔料
と混合することによって得られる。利用する不透明顔料
の濃度は、ＰＶＣ樹脂の吸収特性に悪影響を与える１１
ど高くすべきでない、さもないとｐｖｃ樹脂粒の吸収特
性、最終装飾積層品の所望の示差テクスチャー及び示差
光沢効果は得られない。過剰の可塑剤の使用は１着色Ｐ
　Ｖ　Ｃ樹脂料１６を調製するときには回避すべきであ
る。大量の可塑剤は最終の積層品の所望の示差テクスチ
ャー及び示差光沢の視覚特徴に悪影響を与える（例えば
、最終の積層品は表面テクスチャーが低下し高光沢とな
る）。例えば１例１のＧｅｏｎ　、’３２　　のような
ＰｖＣ樹脂に添加される一次可塑剤の量は約３　（ｌｐ
ｈｒ以下にすべきである。

プラスチゾル・インキ層Ｉｌｌに付着されたｐｖｃ樹脂
粒１６を有した基質１１または印刷層１１ｉを備えたベ
ース層１５は、プラスチゾルをゲル化しそれにＰＶＣ樹
脂粒を固着させるために通常の手段、例えば対流式加熱
炉や輻射式加熱装置で加熱される。ゲル化中の印刷層１
１１の過熱は回避する注意が必要である、さもないと樹
脂粒１６は印刷プラスチゾル１１Ｊｉ吸収して、最終製
品における所望の示差光沢及び示差テクスチャーの効果
が生じない。適当な加熱範囲は約１２１〜２３２℃（２
５０〜４５０Ｆ）であり、約１４９℃（３００Ｆ）が望
ましい。

透明１合成重機重合体の表面層 上にＰＶＣ樹脂粒が選択的に配置固着された基質１１捷
たけベース層１３は透明、合成有機重合材料、例えばポ
リ塩化ビニル・プラスチゾルの表面層（最上層）が塗工
される。透明ＰＶＣプラスチゾルは約１’０００センチ
ポアズの粘度を有し。

ブレード・スクイージを備えたプロッチ回転スクリーン
によって中間積層品へ塗布することが望ましい。約３５
０〜１２５０のセンチポアズの粘度を有するプラスチゾ
ルで好結果が得られた。プロツチ回転スクリーン・プリ
ンター／ブレード塗工装置の組合せは、他の塗工装置ま
たは方法の組合せ１例えばブレード−オーバーロー、ル
、エアナイフ、リバース・ロールまたはローラ型ヌクィ
ージと回転スクリーン塗工法よりも今日までのところ好
結果を提供した。

約１２５０センチポアズよりも著しく高粘度のプラスチ
ゾルの使用は、プラスチゾルの必要量を調節することが
困難であるので推せんできない。

また、そのようなプラスチゾルはＰｖｃ樹脂粒１６の周
囲および該粒内への不適切な流゛動特性を有する。その
結果、所望の示差光沢及び示差テクスチャーの特徴は最
終製品に得られない。

ｐｖｃプラスチゾルの表面層１７は、ＰＶＣ樹脂粒１６
及び基質１１またはｐｖｃ樹脂粒を間に含むベース層１
５上の領域の土に位置すべく、中間装飾積層品の全表面
上に広がる。ブレード・スクイージ装置を備えた回転ヌ
クリーン塗工器の使用によって、ＰＶＣ樹脂粒上に薄い
均一なＰＶＣプラスチゾルの被覆が得られた。該塗工器
は基質１１またはＰＶＣ樹脂粒を間に含むベース層１３
上の領域もコーティングすると共にｐｖｃ樹脂粒を含む
領域を十分に満たす。

樹脂プラスチゾル、組成物の最上層（表面層）　１７は
中間装飾積層品の上表面全体に塗布された後、製品全体
を融解し単一構造の製品を提供するだめ通常の装置１例
えば対流式加熱炉や輻射熱エネルギーによって高温で加
熱される。表面層１７を加熱する適当な温度は約１７７
〜２６０℃（５５゜〜５０　ＯＦ）の範囲内、望ましく
は約２０１Ｃ（ＩＩｏｏＦ）である。

第１図〜第５図に示すように、得られた融解、装飾積層
品は、粗表面テクスチャーを示し低光沢を有する部分（
または領域）１８と皐滑で高光沢を有する領域１９から
なる独特な表面特性を特徴とする。また、ｐｖｃ樹脂粒
１６に：含む表面領域１８は領域１９よりも厚く、それ
によってエンポスト効果を造る。装飾積層品のエンポス
ト効果が積層品の化学的または機械的処理のような２次
的手段を用いることなく得られることが注目される。

必要ならば、高エンボシング効果は通常の化学的または
機械的エンボシング法によって得られる。

例えば、多くの異なる視覚効果を有する装飾ビニル床張
り製品は前述の方法を組み合せることによって得られる
。例えば、セラミックタイプの床の特ｍ−を含むビニル
床張り製品はｐｖｃ樹脂粒をセラミックや粘土の床タイ
ル品のグラウト線を表わす基質２０の印刷部１２と正し
く重ね合わせることによって得られる。発泡性ビニル・
プラスチゾルはＰＶＣ樹脂粒を含む領域及びそれに隣接
してＰＶＣ樹脂粒を含まない領域の上に塗布することが
できる。この場合、化学的抑制剤はｐ’ｖｃ樹脂粒）含
む領域へ加えられる。そして中間積層品全体を加熱して
発泡性プラスチゾル層を膨張（発泡）させることによっ
て異なる輪郭、すなわちエンポスト表面（この場合、凹
部がＰＶＣ樹脂を含むグラウト線を表わして低光沢を示
す）を有する装飾床カバーが得られる。セラミック床タ
イル表面を表わす凸部はＰＶＣ樹脂粒を含まず、凹部の
グラウト領域よりも平滑な表面テクスチャーと高光沢を
有する。

領域１ｇの表面テクスチャーは少なくとも５０μ−ｉｎ
　（ｒｍｓ）　、望ましくは約８０〜１００μｍｉｎ　
（ｒｍｓ）の表面プロフィールを特徴とする。テクスチ
ャー領域１８の光沢は約３０光沢単位以下。

望ましくは約１０光沢単位以下のガードナー６０゜光沢
を特徴とする。これに対し、平滑で高光沢領域１つは３
０光沢単位以上、望ましくは約５０〜１０’０光沢単位
、最適には約８０光沢単位のガ−ドナー６ｏ光沢を特徴
とする。

第５図に示す本発明の装飾積層品の実施態様は２基質層
２０が複合構造であること以外は第１図と第２図に示す
ものと実質的に同一である。特に。

基質層２０は第１図のベース部材１１と同一材料のベー
ス部材２１と、該部材２１に付着されたベース部材２２
からなる。ベース部材２２は発泡ポリ塩化ビニルのよう
な発泡樹脂重合体である。

本発明をその代表的な望ましい実施態様を示す次の実施
例で説明のためにのみ記載する。実施例における全ての
部およびパーセントは特にことわらない限り重量である
。

実施例の〆飾積層品のテクスチャード領域の光沢及び表
面プロフィール特性は次の方法によって測定された。

光沢測定値はガードナー多角光沢針（ＧａｒｄｎｅｒＬ
ａｂ、　Ｉｎｃ、　Ｂｅｔｈｅｓｄａ、　Ｍａｒｙｌａ
ｎｄ、　Ｕ、Ｓ、）を使用し角度６０°にセットして得
た。

模様は、それぞれの領域で６♂光沢読み値を得るために
、ＰＶＣ微粒子を含むチク子チャード領域及び１０×１
０ｃｒｎ（−×−）平方より大きい平滑領域を生じるよ
うに選択された。

ＰＶＣ粒を含む凸領域のプロフィール（または表面形状
）は粗面針（Ｍｉｃｒｏｍｅｔｒｉｃａｌ　■則ｆａｃ
ｕｒｉｎｇ社製、米国ミシガン州、アンアーバー）ヲ使
用して測定した。その計器は半径０．００１２７Ｃｒｎ
（０，０００５ｉｎ）のダイアモンド針を備えて、ＲＭ
Ｓ（二乗平均平方根）単位の直読値（試料の０．０７６
ｃｒｎ（０，０３０ｉｎ　　）の走査で得られた平均値
）ｆ：提供した。粗面針はペンディックス社（Ｂｅｎｄ
ｉｘ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ＋Ａｕｔｏｍａｔｉｏｎ
　＆　Ｍｅａｓｕｒｅｍｅｎｔ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎ）製
の９−１９−１３Ｒ針半径検査標準を使用して校正され
た。

試料はα１　ｉｎ　　（０，２５ｃｒｎ）　／秒の速度
で走査した、そして走査した試料の１インチ当りの平均
、ＲＭＳ値を実施例に示す。

例１ 本例は第２図の装飾積層品を示す。次の組成を有する発
泡性プラスチゾル組成物を厚さＯ，’８１ｃｎ＋（０，
０５２ｉｎ）の床フェルト裏板の上に８ｍ１１（約α２
鰭）の厚さに塗布して、空気衝突炉中１６０℃（５２０
Ｆ）の温度で１分間ゲル化した。

塩化ビニル分散樹脂（珪質者ＦＰＣ６０５）　　　’　
　　７２塩化ビニル混和樹脂（Ｇｏｏｄｙｅａｒ　Ｐｌ
ｉｏｖｉｃ　Ｍｈｏ）　２ｇ−次可塑剤（ＤＯＰ）　　
　　　　　　　　　　　キラエポキシ安定剤（Ｄｒａｐ
ｅｘ　１４．１１）　　　　　　　　　１．０オクトイ
ン酸亜鉛　　　　　　　　　　　　　　　１．ｕＡＢＦ
Ａ発泡斉］発泡斉一ビスホルムアミド）Ｋｅｍｐｏｒｅ
　ＡＦ　２．５しかる後に、前記発泡性プラスチゾル層
の上に画像をグラビア印刷した。

次に、下記組成の厚さ５ｍ１ｌ（０，１２５＋ｏ＋）の
透明ｐｖｃプラスチゾル層を印刷画像の上に塗布して１
６０℃（ｂ２ｏＦ）でゲル化した。

塩化ビニル分散樹脂（Ｔｅｎｎｅｃｏ　　１７５５）　
　　　９０塩化ビニル混合樹脂（Ｂｏｒｄｅｎ　２６０
８８）　　　　　１０−次可塑剤（ＤＯＰ）　　　　　
　　　　　　　　２５二次可塑剤（ＴＸＩＢ−Ｔｅｘａ
ｎｏｌイソ方レート）　　　１７エボキシ安定剤（Ｄｒ
ａｐｅｘ　４．Ｊ　　　　　　　　　３スズ安定剤（Ｍ
ａｒｋ　２７５）　　　　　　　　　　　　１次に、下
記の組成のビニル・プラスチゾル接着剤を回転スクリー
ン／ブレード・コーターを使用して、グラビア印刷模様
に揃えて約０．１■（ｕ　ｍｉｄり一次可塑剤（ＤＯＰ
）　　　　　　　　　　　　　５５二次可塑剤（ＴＸＩ
Ｂ−’Ｉ’ｅｘａｎ０１−イソ・ブチレート）１７エポ
キシ安定剤（’Ｄｒａｐｅｘ　１４．１１）　　　　　
　　　　３スズ安定剤（Ｍａｒｋ　２７５）　　　、　
　　　　　　　　１次に得られたプラスチゾル印刷シー
トにＧｅｏｎ９２なるｐｖｃ樹脂を十分に注ぎ、ヒ゛ニ
ル樹脂を印刷プラスチゾルに密着させた。過剰の樹脂は
投下によって除去した。そしてその複合体は前述のよう
にゲル化した。

次に、Ｇｅｏｎ　９２’　Ｐ　Ｖ　Ｃ樹脂を含む浮き出
た領域を有する得られたゲル化複合体にプロフチ回転ス
クリーン／ブレード・コーターを使用して全透明塗工を
した。Ｇｅｏｎ　Ｐ　Ｖ　Ｃ粒子の表面に前記の組成り
の薄い均一プラスチゾル被膜を塗布した。

これらの条件下で、複合体の全表面は透明に塗工される
が、　Ｇｅｏｎ　９２’ｉ含む浮き出し領域のために、
プラスチゾル透明コートの厚さはＧｅｏｎ　９２を含む
領域とＧｅｏｎ　９２ビニル粒子を含まない領域とで異
なる。得られた複合体を溶融し２０１１℃（ｕ　ｏ　Ｏ
Ｆ）で膨張（発泡）させて、　Ｇｅｏｎ　９２粒子を含
む浮出し、表面テクスチャード低光沢領域と高光沢の平
滑領域を有する最終製品を提供した。内領域の間には約
０．１２５ｍ（５ｍｉｌ）のエンボス製品が得られた。

テクスチャー領域のガードナー光沢は６０°が測定され
、約２〜５の光沢単位の間にあることがわかった。一方
、平滑領域のガードナー光沢は６０゜が測定され約８０
光沢単位であることがわかった。

テクスチャード領域の表面輪郭は約５０〜１９０マイク
ロインチ（ｒｍｓ）の範囲内、平均１２０マイクロイン
チ（ｒｍｓ　）にあることが測定された。

例２ 例１の従来の床フェルト裏板の代りに、ビニル／ガラス
・シート複合体を利用することができる。

例えば、ガラス・シート（５ｃｈｏｅｌｌｅｒ　５５１
５）　ｆ　。

下記に示す発泡性プラスチゾル組成物で完全に飽和し、
得られた複合体を１１９℃（３００Ｆ）でゲル化した。

塩化ビニル分散樹脂（珪質者ＦＰＣ６０５）　　　　　
６７塩化ビニル混和樹脂（Ｇｏｏｄｙｅａｒ　ＰＬｉｏ
ｖｉｃ　Ｍ２Ｏ）　　’）５−次回塑剤（ＤＯＰ）　　
　　　　　　　　　　　３６二次可塑剤（ＴＸＩＢ）　
　　　　　　　　　　　２１エポキシ安定剤（Ｄｒａｐ
ｅｘ４．ＬＬ）　　　’　　　　　　、　　５熱安定剤
（ネオデカツイン酸バリウムおよび亜鉛）１．７ＡＢＦ
Ａ発泡剤（Ｋｅｍｐｏｒｅ　ＡＦ）　　　　　　　　０
．９このガラス／ビニル複合体の上に約０．２　ｍ　（
８ｍ１１　）の被膜の発泡性プラスチゾルを塗布して。

例１のようにゲル化そして印刷した。印刷した基質は、
次に例１に記載したように処理して異なる光沢および表
面テクスチャーを有するエンボス製品を得た。必要なら
ば、得られた製品は平滑なプラスチゾルで裏塗りし、加
熱して最終構造においてガラスシートを完全に包むこと
ができる。

例２の製品のテクスチャード領域の表面プロフィール全
測定したところ、約５０〜１７５マイクロインチ（ｒ　
Ｉｌｌ　Ｓ　）の範囲内、平均して１１０マイクロイン
チ（ｒｍｓ　）にあることがわかった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装飾積層品の構成要素の配列およ
び構造的特徴を示す横断面図。第２図は。 印刷基質とポリ塩化ビニル粒との間に挿入された透明重
合材料層を有する本発明の装飾積層品のもう１つの実施
態様の横断面図。第５図は、第１図及び第２図に示すも
のとは異なる構造のベース層を有する本発明の装飾積層
品のさらに別の実施態様の横断面図。 符号の説明

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　上に印刷画像を有する基質と； 前記基質に付着され前記印刷画像と正しく重なり合った
   ポリ塩化ビニル樹脂粒と；前記ポリ塩化ビニル樹脂粒の
   表面及び該樹脂粒を中間に含む前記基質の部分に付着さ
   れた透明、合成有機重合体の層からなり；前記ポリ塩化
   ビニル樹脂粒の上に位置する装飾積層品の領域が、前記
   ポリ塩化ビニル樹脂粒を中間に含む前記積層品の領域よ
   シも粗い表面テクスチャーと低光沢を示すことを特徴と
   する、床カバー用に適しだ示差表面テクスチャー及び示
   差光沢を有する装飾積層品。 ２、　上に印刷画像を有する基質と； 前記印刷画像の上に位置する透明ポリ塩化ビニル重合体
   の第１層と； 該透明ポリ塩化ビニル重合体の第１層に付着され前記印
   刷画像と正しく重なり合ったポリ塩化ビ、ニル樹脂粒と
   ； 前記ポリ塩化ビニル樹脂粒の表面と、該ポリ塩化ビニル
   樹脂粒を中間に含む前記透明ポリ塩化ビニル重合体の第
   １層の部分とに付着された透明ポリ塩化ビニル重合体の
   第２層からなり； 前記ポリ塩化ビニル樹脂粒の上に位置する装飾積層品の
   領域が、前記ポリ塩化ビニル樹脂粒を中間に含む前記装
   飾積層品の領域よりも粗い表面テクスチャーと低光沢を
   示すことを特徴とする、床カバー用に適した示差表面テ
   クスチャー及び示差光沢を有する装飾積層品。 う、　基質材料にビニル・プラスチゾル印刷インキ組成
   物を前記基質上の印刷画像に正しく合わせて塗布する工
   程と； 前記印刷インキ組成物および前記基質の表面の上に過剰
   のポリ塩化ビニル樹脂粒を付加し、前記印刷インキ組成
   物に付着しない過剰の前記ポリ塩化ビニル粒を除去する
   工程と；前記基質を加熱して基質上の前記ビニル・プラ
   スチゾル印刷インキをゲル化し、それによりて前記ポリ
   塩化ビニル樹脂粒を前記ビニル・プラスチゾル印刷イン
   キへ固着さす工程と： 前記ポリ塩化ビニル樹脂粒及び前記基質の露出表面の上
   に透明の合成、有機重合体を塗布することによって、前
   記ポリ塩化ビニル樹脂粒と該樹脂粒を中間に含む前記基
   質の表面部分に表面樹脂層を形成し、得られた表面樹脂
   層を加熱して融解装飾積層品を提供する工程からなり；
   それによって前記ポリ塩化ビニル樹脂粒の上に位置する
   前記装飾積層品の領域が、前記ポリ塩化ビニル樹脂粒を
   中間に含む前記装飾品の領域よりも粗い表面テクスチャ
   ーと低光沢を示すことを特徴とする。床カバー用に適し
   た示差表面テクスチャーと示差表面光沢とを有する装飾
   積層品の製造法。 ４、　十に印刷画ｒ象を有する基質上に透明の合成。 有機重合体を塗布することによって基欝料上に印刷、ゲ
   ル化ベース樹脂層を形成し、該樹脂層を加熱しそれによ
   って前記印刷、ゲル化ベース樹脂層を提供する工程と； 前記ゲル化ベース樹脂材料に前記印刷画像と正しく重ね
   合わせてビニル・プラスチゾル印刷インキ組成物を塗布
   する工程と； 前記印刷インキ組成物及び前記ゲル化、ベース樹脂層の
   表面の上に過剰の着色ポリ塩化ビニル樹脂粒を付加し、
   前記印刷インキ組成物に付着しない過剰の前記着色ポリ
   塩化ビニル樹脂粒を除去する工程と； 前記ゲル化、ベース樹脂層を加熱して該樹脂層上の前記
   ビニル・プラスチゾル印刷インキをゲル化し、それによ
   って前記ポリ塩化ビニル樹脂粒を前記ビニル・プラスチ
   ゾル印刷インキへ固着する工程と； 前記ポリ塩化ビニル樹脂粒及び前記ベース樹脂層の露出
   表面の上に透明の合成有機重合体を塗布することによっ
   て、前記ポリ塩化ビニル樹脂粒及び該樹脂粒を中間に含
   む前記ベース樹脂層の表面部分の上に表面樹脂層を形成
   する工程と； 得られた表面樹脂層を加熱し、それによって融解装飾積
   層品を提供する工程からなシ。 それによって前記ポリ塩化ビニル樹脂粒の上に位置する
   前記装飾品の領域が前記ポリ塩化ビニル樹脂粒を中間に
   含む前記装飾積層品の領域よりも粗い表面テクスチャー
   と低光沢を示すことを特徴とする、床カバー用に適した
   示差表面テクスチャー及び示差表面光沢を有する装飾積
   層品の製造法。