JPS592469B2 - 防錆剤組成物 - Google Patents

防錆剤組成物

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JPS592469B2
JPS592469B2 JP11379A JP11379A JPS592469B2 JP S592469 B2 JPS592469 B2 JP S592469B2 JP 11379 A JP11379 A JP 11379A JP 11379 A JP11379 A JP 11379A JP S592469 B2 JPS592469 B2 JP S592469B2
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resin paint
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靖 湯沢
敏郎 柏崎
進 鳥屋部
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性塗料を多湿条件下で塗装した場合、乾燥
過程で生ずるいわゆるフラツシユラステイング(Fla
shrusting)の現象の防止を目的とする防錆剤
組成物に関するものである。
一般に水溶性樹脂塗料、エマルション樹脂塗料などの水
性塗料は、フラツシユラステイング、とくに多湿条件下
でのフラツシユラステイングがいちじるしいという問題
があつて、金属面に直接塗装する場合は塗装条件を厳格
に管理する必要があつた。
そこで、そのような問題を解決するため、水性塗料に水
溶性防錆剤、防錆顔料などのような一次防錆剤が用いら
れていた。
水溶性防錆剤は、たとえば亜硝酸塩(ナトリウム、カリ
ウム、バリウム)や、亜硝酸塩と亜硝酸アミンとの併用
(特公昭53−11532号、特公昭53−11533
号)、亜硝酸塩と安息香酸(またはそのアンモニウム塩
)との併用、リン酸エアトリウム(または三ナトリウム
)、シンクロヘキシルアンモニウムナイトライト、アル
キルベンゼンスルホン酸の金属塩などがあり、また防錆
顔料は、たとえばクロム酸亜鉛、モリブデン酸塩(特開
昭49−5132号、米国特許第3、353、979号
)、塩基性炭酸鉛、メタホウ酸バリウム、リン酸亜鉛、
ホウ酸亜鉛、ケイ酸亜鉛(またはカルシウム)、カルシ
ウムボロシリケート、カルシウムホスホシリケートなど
がある。
しかし、水溶性防錆剤は、一般にフラツシユラステイン
グ1こはある程度効果があるが、たとえば亜硝酸塩は経
時的安定性に乏しく、そのほかの水溶性無機塩類も塗膜
中に不均一な結晶物として残存するため、耐水性、耐塩
水噴霧性をいちじるしく低下させるという欠点がある。
また、防錆顔料は、塗膜形成後の防錆的効果はあるが、
フラツシユラステイングを防止するには、多量の添加が
必要であり、多量蚤こ添加した場合Iこは所望の色調が
得にくく、付着性の低下や、とくにエマルション塗料に
おいて光沢のあるものが得られ1こくいなどの欠点があ
る。
さらに、水溶性防錆剤および防錆顔料の多くのものは、
有害性があり、たとえば亜硝酸塩、シンクロヘキシルア
ンモニウムナイトライトは発ガン性のニトロソ化合物で
あり、クロム酸亜鉛、塩基性炭酸鉛は、劇物であり、公
害規制上および安全衛生上からみて好ましいものではな
い。
本発明は、上記欠点の改良を目的としてなされたもので
ある。
囚 ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテルホス
フエートと、メチレンビスジシクロヘキシルアミンのエ
チレンオキシド付加物との反応生成物50〜80重量%
(B)酸化亜鉛または水酸化バリウム50〜20重量?
からなることを特徴とする水性塗料のフラツシユラステ
イング防止用防錆剤組成物に関するものである。
本発明において用いられるポリオキシエチレンアルキル
フエニルエーテルホスフエート(以下、PEという)は
、溶剤型塗料に用いた場合、顔料分散性、防食性がよく
、帯電防止効果があるものであるが、主としてモノエス
テル(一般式を下記(1)で示す)、ジエステル(一般
式を下記(2)で示す)((1),(2)とも、Rは、
炭素数8〜30のアルキルフエニル基、nは、エチレン
オキシドの付加モル数であつて、6〜8である)からな
るものであるが、アルキルフエニル基としては、とくに
炭素数が8〜16であるもの、たとえばエチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルヘブチ
ル、オクチル、ノニル、デシルなどのアルキル基を持つ
フエニルが好ましく、また、エチレンオキシドの付加モ
ル数としては、モノエステルの場合8、ジエステルの場
合6がとくに好ましい。
また、本発明において用いられるメチレンビスジシクロ
ヘキシルアミンのエチレンオキシド付加物(以下、MC
Aという)は、溶剤型塗料に用いた場合、顔料分散性が
よく、腐食抑制力があるものであるが、エチレンオキシ
ドの付加モル数は、4〜16が好ましく、とくに4が好
ましい。MCAは、密閉反応容器をこメチレンビスジシ
クロヘキシルアミンを仕込み、密閉反応容器内の空気を
窒素ガスなどの不活性ガスで置換した後、80〜100
℃に加熱する。ついで、滴下ロードからエチレンオキシ
ドを滴下し、80〜100ドCで4〜5時間加熱するこ
とによつて得られる。本発明の、水性塗料のフラツシユ
ラステイング防止用防錆剤組成物(以下単に、防錆剤組
成物という)は、PEが10〜90重量%、MCAが9
0〜10重量知こなるように、それらを混合したものに
、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトールなどの溶剤を
加えて80〜110℃で30分〜2時間かくはんして反
応生成物(以下、A成分という)を得、ついで、このA
成分が50〜80重量%、酸化亜鉛または水酸化バリウ
ム(以下、B成分という)が50〜20重量%になるよ
うをこ、それらを混合したものに、ブチルセロソルブ、
ブチルカービトールなどの溶剤を加えて80〜1100
Cで30分〜2時間かくはんして水に難溶性の白色粘稠
状物とて得られる。B成分は、PEとの金属塩を形成す
ることによつて、耐フラツシユラスト性を発揮し得るこ
とになるものであるが、これが防錆剤組成物中、20重
量?未満である場合は、耐フラツシユラスト性が劣り、
50重量%を超える場合は、耐水性、光沢、経時的安定
性が悪くなる。
本発明の防錆剤組成物は、水性塗料中に0.05重量%
以上加えることによつて、耐フラツシユラスト性の効果
が出るが、30重量%を超える場合は、耐フラツシユラ
スト性、光沢、平滑性などは向上するが、付着性、硬度
、不粘着性、耐汚染性耐水性などが低下するので、1〜
4重量%加えることがとくに望ましい。
なお、本発明の防錆剤組成物を水性塗料{こ加える場合
、A成分とB成分とから得られる白色粘稠状物として加
えることのほかIこ、顔料ペースト製造時1こ、顔料ペ
ーストの原料中{こ、A成分とB成分とをそれぞれ単独
′こ加えることができる(実施例2,4および6参照)
本発明の防錆剤組成物は、フラツシユラステイングを防
止するのにきわめてすぐれているが、その成分中に、オ
キシエチレン基を有するため、般のポリオキシエチレン
エーテル系非イオン界面活性剤の効果である顔料分散性
、消泡性、エマルシヨン粒子の保護コロイド作用性など
の機能をもつているので、水溶性樹脂塗料、エマルシヨ
ン樹脂塗料などの水性塗料に配合されること1こよつて
、耐フラツシユラスト性、経時的安定性、耐水性、耐塩
水噴霧性、付着性、顔料分散性、消泡性、平滑性、光沢
など1こすぐれた効果を発揮し、とくに低温安定性、高
温安定性が重要視されるエマルシヨン樹脂塗料において
は、低温安定性、高温安定性にすぐれた効果を発揮する
以下、本発明を実施例によつて説明する。
例中Iこおける部は重量部、?は重量?を示す。実施例
1ルチル型酸化チタン20.0部、水5.0部、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム(湿潤剤)0.1部、ポリスタ
ー0M(分散剤、日本油脂(株)製)0.8部、ブチル
セロソルプ3.5部、アンモニア水0.2部、エチレン
グリコール(凍結防止剤)3.8部、ノフコ8034(
消泡剤、サンノプコ社製)0.2部、アクリル樹脂エマ
ルシヨン(ポリゾール0LX6107、昭和高分子(株
)製)20.0部、防錆剤組成物(エチレンオキシドの
付加モル数が8であつて、アルキルフエニル基のアルキ
ルがエチルであるモノエステルが60%と、エチレンオ
キシドの付加モル数が6であつて、アルキルフエニル基
のアルキルがエチルであるジエステルが40%とからな
るPEが30%、エチレンオキシドの付加モル数が4で
あるMCAが70%とからつくられたA成分が70%、
B成分である酸化亜鉛が30%からつくられたもの)2
.0部を低速かくはん機でプレミツクスした後、高速分
散機で40分間分散して顔料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペースト556部1こポリゾール0L
X−6107(昭和高分子(株)製)41.2部、ノプ
コ8034(サンノプコ社製)0.2部、3%ヒドロ千
ジエチルセルロース溶液3.0部を加え、低速かくはん
機で混合、かくはんして粘度(25゜C、クレブス・ス
トーマ粘度計)が85KUのエマルシヨン樹脂塗料を得
た。このエマルシヨン樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱
脂ブリキ板に刷毛塗りして常温乾燥をし、平滑で、耐水
性、光沢など}こすぐれ、かつフラツシユラステイング
のなかつた塗膜を得た。これらの塗膜の試験結果を第1
表′こ示した。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表に示した。実施例 2 ルチル型酸化チタン20.0部、防錆剤組成物のB成分
である酸化亜鉛1.0部、ヘキサメタリン酸ナトリウム
0.1部、ポリスター0M(日本油脂(株)製)0.8
部、ブチルセロソルプ3.5部、アンモニア水0.2部
、エチレングリコール3.7部、ノブコ8034(サン
ノプコ社製)0.2部、実施例1のアクリル樹脂エマル
シヨン20.0部、防錆剤組成物のA成分(実施例1と
同じ)2.0部を用い、実施例1と同様にして顔料ペー
ストを得た。
ついで、この顔料ペースト51.5部1こ実施例1のア
クリル樹脂エマルシヨン40.2部、ノプコ8034(
サンノプコ社製)0.2部、3%ヒドロキシエチルセル
ロース溶液3.0部を加え、低速かくはん機で混合、か
くはんして粘度(25゜C、クレブス・ストーマ粘度計
)が86KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマ
ルシヨン樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板を
こ刷毛塗りして常温乾燥をし、平滑で、耐水性、光沢な
どにすぐれ、かつフラツシユラステイングのなかつた塗
膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表1こ示した。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表に示した。実施例 3 実施例1の顔料ペーストを得る場合1こおいて、防錆剤
組成物の2.0部を1.0部とし(ただし、A成分は、
実施例1と同じであるが、B成分は、水酸化バリウムで
ある。
なお、A成分が70%、B成分が30%である)、実施
例1のアクリル樹脂エマルシヨンの20.0部を21.
0部としたほかは、実施例1と同様1こして顔料ペース
トを得た。ついで、この顔料ペーストを用い、実施例1
と同様1こして粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度
計)が87KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエ
マルシヨン樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板
に刷毛塗りして常温乾燥をし、平滑で、耐水性、光沢な
どをこすぐれ、かつフラツシユラステイングのなかつた
塗膜を得た。これらの塗膜の試験結果を第1表1こ示し
た。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表に示した。実施例 4 実施例2の顔料ペーストを得る場合において、防錆剤組
成物のB成分である酸化亜鉛1.0部のかわりこ水酸化
バリウム0.5部とし、防錆剤組成物のA成分の2.0
部を0.5部とし、実施例1のアクリル樹脂エマルシヨ
ンの20.0部を22.0部としたほかは、実施例2と
同様にして顔料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペーストを用い、実施例2と同様にし
て粘度(25ーC1クレブス・ストーマ粘度計)が83
KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン
樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗り
して常温乾燥をし、平滑そ、耐水性、光沢などにすぐれ
、かつフラツシユラステイングのなかつた塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表に示した。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表をこ示した。実施例 5実施例
1の顔料ペーストを得る場合において防錆剤組成物の2
.0部を4.0部とし(ただし、実施例1と同じPEが
33%、実施例1と同じMCAが67%からつくられた
A成分が60%、B成分である酸化亜鉛が40%からつ
くられたもの)、実施例1のアクリル樹脂エマルシヨン
の20.0部を18.0部としたほかは、実施例1と同
様1こして顔料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペーストを用い、実施例1と同様にし
て粘度(25゜C、クレブス・ストーマ粘度計)が80
KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン
樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗り
して常温乾燥をし、平滑で、耐水性、光沢など1こすぐ
れ、かつフラツシユラステイングのなかつた塗膜を得た
これらの塗膜の試験結果を第1表に示した。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表に示した。実施例 6 実施例2の顔料ペーストを得る場合1こおいて、防錆剤
組成物のB成分の1.0部を2.0部、A成分の2.0
部を0.5部とし、実施例1のアクリル樹脂エマルシヨ
ンの20.0部を20.5部としたほかは、実施例2と
同様にして顔料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペーストを用いて実施例2と同様1こ
して粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が83
KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン
樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗り
して常温乾燥をし、平滑で、耐水性、光沢などにすぐれ
、かつフラツシユラステイングのなかつた塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表1こ示した。
また、このエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安
定性の試験結果を第2表に示した。実施例 7 ルチル型酸化チタン20.0部、水8.0部、ポリスタ
ー0M(日本油脂(株)製)0.4部、水溶性アルキド
樹脂(ハイデツプH236、ハリマ化成(株)製)22
.0部、ブチルセロソルブ4.5部、イソプロピルアル
コール6.0部、実施例1の防錆剤組成物4,0部、ト
リエチ′レアミン1.2部を低速かくはん機でプレミツ
クスした後、高速分散機で60分間分散して顔料ペース
トを得た。
ついで、この顔料ペースト66.1部3こ上記の水溶性
アルキド樹脂24,7部、水4,0部、イソプロピルア
ルコール2.5部、鉛ドライヤー0.4部、コバルトド
ライヤー1.5部、ノプコ8034(サンノプコ社製)
0.8部を加え、低速かくはん機で混合、かくはんして
粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が89KU
の水溶性樹脂塗料を得た。この水溶性樹脂塗料を磨き冷
延鋼板および脱脂ブリキ板蚤こ刷毛塗りして常温乾燥を
し、平滑で、耐水性、光沢など1こすぐれ、かつフラツ
シユラステイングのなかつた塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表をこ示した。
また、この水溶性樹脂塗料の低温安定性、高温安定罰の
試験結果を第2表′こ示した。比較例 1 実施例1の顔料ペーストを得る場合において、防錆剤組
成物2.0部のかわりに亜硝酸ナトリウム0.4部とし
、アクリル樹脂エマルシヨンの20,0部を21、6部
としたほかは、実施例1と同様にして顔料ペーストを得
た。
ついで、この顔料ペーストを用いて実施例1と同様をこ
して粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が83
KUのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン
樹脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板1こ刷毛塗
りして塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表をこ示した。また、こ
のエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安定性の試
験結果を第2表1こ示した。比較例 2実施例1の顔料
ペーストを得る場合において、防錆剤組成物2.0部の
かわりに、亜硝酸ナトリウム0.1部および安息香酸ア
ンモニウム0.9部とし、アクリル樹脂エマルシヨンの
20,0部を21.0部としたほかは、実施例1と同様
にして顔料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペーストを用いて実施例1と同様にし
て粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が81K
Uのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン樹
脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗りし
て塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表1こ示した。また、こ
のエマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安定性の試
験結果を第2表に示した。比較例 3 実施例1の顔料ペーストを得る場合をこおいて、:Iz
′:7r中:リ:;゛=ぶ噛τ:料ペーストを得た。
ついで、この顔料ペーストを用いて実施例1と同様にし
て粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が85K
Uのエマルシヨン樹脂塗料を得た。このエマルシヨン樹
脂塗料を磨き冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗りし
て塗膜を得た。
これらの塗膜の試験結果を第1表に示した。また、この
エマルシヨン樹脂塗料の低温安定性、高温安定性の試験
結果を第2表に示した。比較例 4 実施例7の顔料ペーストを得る場合lこおいて、防錆剤
組成物4.0部のかわり1こ、モリブデン酸亜鉛2.0
部とし、水溶性アルキド轡脂の22.0部を24.0部
としたほかは、実施例7と同様にして顔料ペーストを得
た。
ついで、この顔料ペーストを用いて実施例7と同様にし
て粘度(25℃、クレブス・ストーマ粘度計)が85K
Uの水溶性樹脂塗料を得た。この水溶性樹脂塗料を磨き
冷延鋼板および脱脂ブリキ板に刷毛塗りして塗膜を得た
これらの塗膜の試験結果を第]表に示した。
また、この水溶性樹脂塗料の低温安定性、高温安定性の
試験結果を第2表に示した。試験方法 1)光沢:脱脂ブリキ板に乾燥膜厚が30〜40μにな
るように刷毛塗りし、常温乾燥した後、60度鏡面反射
率を測定した。
2)耐フラツユラスト性:磨き冷延鋼板(板厚0.8m
7n)に乾燥膜厚が30〜40μになるよう′こ刷毛塗
りし、25膜C、関係湿度92%で乾燥した後、塗膜の
フラツシユラステイングの状態を観察した。
3)耐水性:磨き冷延鋼板(板厚0.8m0に乾燥膜厚
が45〜501ttこなるように刷毛塗りし、20℃で
7日間乾燥した後、水道水(2『C)1こ浸漬し、ブリ
スタ一が発生するまでの時間を測定した。
4)耐塩水噴霧性:磨き冷延鋼板(板厚0.8m01こ
乾燥膜厚が45〜50!Tkこなるように刷毛塗りし、
2『Cで7日間乾燥した後、塩水噴霧試験(JISK−
5400)を行い、ブリスタ一が発生するまでの時間を
測定した。
))付着性:.・磨き冷延鋼板(板厚0.8mm)lこ
乾燥膜厚が4$〜50μ3こなるよう{こ刷毛塗りし、
20℃で7日間乾燥した後、1mm間隔のゴバン目をつ
くつた後、セロハンテープ剥離を行い、残存のゴバン目
を測定した。
5)低温安定性:水性塗料を−20℃で20日間保持し
た後、2『C1こもどしてから、耐フラツシユラスト性
の試験は、上記2)と、耐水性の試験は、上記3)とそ
れぞれ同様★こして行つた。
1)高温安定性:水性塗料を50℃で20日間保持した
後、200C1こもどしてから、耐フラツシユラスト性
の試験は、上記2)と、耐水性の試験は、上記3)とそ
れぞれ同様1こして行つた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (A)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
    ルホスフェートと、メチレンビスジシクロヘキシルアミ
    ンのエチレンオキシド付加物との反応生成物50〜80
    重量%(B)酸化亜鉛または水酸化バリウム50〜20
    重量%からなることを特徴とする水性塗料のフラツシユ
    ラステイング防止用防錆剤組成物。
JP11379A 1979-01-06 1979-01-06 防錆剤組成物 Expired JPS592469B2 (ja)

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