JPS5924487Y2 - 二重樹脂パイプの押出成形用金型 - Google Patents
二重樹脂パイプの押出成形用金型Info
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- JPS5924487Y2 JPS5924487Y2 JP1982090555U JP9055582U JPS5924487Y2 JP S5924487 Y2 JPS5924487 Y2 JP S5924487Y2 JP 1982090555 U JP1982090555 U JP 1982090555U JP 9055582 U JP9055582 U JP 9055582U JP S5924487 Y2 JPS5924487 Y2 JP S5924487Y2
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- barrel
- mold barrel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/32—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
- B29C48/335—Multiple annular extrusion nozzles in coaxial arrangement, e.g. for making multi-layered tubular articles
- B29C48/336—Multiple annular extrusion nozzles in coaxial arrangement, e.g. for making multi-layered tubular articles the components merging one by one down streams in the die
- B29C48/3366—Multiple annular extrusion nozzles in coaxial arrangement, e.g. for making multi-layered tubular articles the components merging one by one down streams in the die using a die with concentric parts, e.g. rings, cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管軸心を一致させて溶融樹脂を大径パイプ形
状と小径パイプ形状にして同時に押出成形する二重樹脂
パイプの押出成形用金型に関する。
状と小径パイプ形状にして同時に押出成形する二重樹脂
パイプの押出成形用金型に関する。
本考案者は、第１図に示す樹脂管外周を蛇腹状に形成し
てその剛性を向上させると共に、樹脂管内を移動する物
質が途中で滞留することなく円滑に流れるように樹脂管
内側を平滑な円筒状に形成したいわゆる強化樹脂管１０
を押出成形により連続成形する方法を案出した。
てその剛性を向上させると共に、樹脂管内を移動する物
質が途中で滞留することなく円滑に流れるように樹脂管
内側を平滑な円筒状に形成したいわゆる強化樹脂管１０
を押出成形により連続成形する方法を案出した。
これは押出機のヘッドに固設した金型の先端面から溶融
樹脂を大径パイプ形状と小径パイプ形状にしてその管軸
心を一致させて同時に押出し、小径パイプ形状の溶融樹
脂を上記管軸心に沿ってその前方に設けた略円柱状のマ
ンドレル周囲に倣って被着させて冷却し、また大径のパ
イプ形状の溶融樹脂を上記マンドレル周囲を覆うように
マンドレル外周面と少量品あけて設けた内周面の形状が
略円筒状で内周面全体に螺旋状に蛇腹成形用の溝を周設
した回転するサイジング内周面に倣って吸着冷却し、か
つ上記冷却固化中のマンドレル周囲の小径パイプ状の溶
融樹脂の外周面にサイジング内周面に倣って蛇腹状に冷
却固化中の溶融樹脂の内周面の螺旋状に突出した部分を
溶着して固化しつつこの外周面が蛇腹状で内周面が円筒
状に一体成形された樹脂管を回転するサイジング内周面
の螺旋状の溝に倣ってマンドレル前方へと進行させ、マ
ンドレル先方へ引取るようにして強化樹脂管１０を連続
成形するものである。
樹脂を大径パイプ形状と小径パイプ形状にしてその管軸
心を一致させて同時に押出し、小径パイプ形状の溶融樹
脂を上記管軸心に沿ってその前方に設けた略円柱状のマ
ンドレル周囲に倣って被着させて冷却し、また大径のパ
イプ形状の溶融樹脂を上記マンドレル周囲を覆うように
マンドレル外周面と少量品あけて設けた内周面の形状が
略円筒状で内周面全体に螺旋状に蛇腹成形用の溝を周設
した回転するサイジング内周面に倣って吸着冷却し、か
つ上記冷却固化中のマンドレル周囲の小径パイプ状の溶
融樹脂の外周面にサイジング内周面に倣って蛇腹状に冷
却固化中の溶融樹脂の内周面の螺旋状に突出した部分を
溶着して固化しつつこの外周面が蛇腹状で内周面が円筒
状に一体成形された樹脂管を回転するサイジング内周面
の螺旋状の溝に倣ってマンドレル前方へと進行させ、マ
ンドレル先方へ引取るようにして強化樹脂管１０を連続
成形するものである。
本考案の目的は、上述の押出機のヘッドに固設する溶融
樹脂を大径パイプ形状と小径パイプ形状にしてその管軸
心を一致させて同時に押出すことが可能で、かつ大径パ
イプ形状と小径パイプ形状の溶融樹脂の肉厚の偏りを容
易がっ迅速に適宜調整できる簡便な強化樹脂管等の成形
に用いる二重樹脂パイプの押出成形用金型を提供するこ
とにある。
樹脂を大径パイプ形状と小径パイプ形状にしてその管軸
心を一致させて同時に押出すことが可能で、かつ大径パ
イプ形状と小径パイプ形状の溶融樹脂の肉厚の偏りを容
易がっ迅速に適宜調整できる簡便な強化樹脂管等の成形
に用いる二重樹脂パイプの押出成形用金型を提供するこ
とにある。
上記目的を遠戚するために、本考案は押出機のヘッドに
固設するマンドレルキャリアを遊挿する内孔を穿設した
金型本体を設け、金型本体の内孔空間中にマンドレルキ
ャリアを遊挿固定し、マンドレルキャリアの先端に第１
マンドレルを延設し、マンドレルキャリアに続く第１マ
ンドレル周囲を第１マンドレル外周面と所定間隙あけて
金型バレルで覆い、かつ金型バレルを金型本体に第１マ
ンドレルの中心軸と垂直ないずれの方向へも微動調整可
能に取着し、この金型バレルと第１マンドレルの間に第
１マンドレル外周壁面と金型バレル内周壁面との間隙を
調整しつつ金型バレルを第１マンドレルに対して所定位
置に固定する第１調整機構を付設してなる樹脂パイプ押
出成形用金型において、金型バレルの中途部から先端部
にかけて金型バレルの内周壁面と第１マンドレルの外周
壁面との間隔を広くあけて第１マンドレル周囲に筒状の
空洞部を形成し、この空洞部内の第１マンドレル周囲に
略筒状の第２マンドレルを遊挿して金型バレル先端部に
第１マンドレルと第２マンドレルおよび第２マンドレル
と金型バレルとで囲まれた二重円環状細隙を形成し、か
つ金型バレルと第２マンドレルの間に亘り第２マンドレ
ルを第１マンドレルの中心軸と垂直な任意の方向に微動
調整して上記の二重円環状細隙の各間隙を調整しつつ第
２マンドレルを金型バレルに対して所定位置に固定する
第２調整機構を設けたことを特徴とする。
固設するマンドレルキャリアを遊挿する内孔を穿設した
金型本体を設け、金型本体の内孔空間中にマンドレルキ
ャリアを遊挿固定し、マンドレルキャリアの先端に第１
マンドレルを延設し、マンドレルキャリアに続く第１マ
ンドレル周囲を第１マンドレル外周面と所定間隙あけて
金型バレルで覆い、かつ金型バレルを金型本体に第１マ
ンドレルの中心軸と垂直ないずれの方向へも微動調整可
能に取着し、この金型バレルと第１マンドレルの間に第
１マンドレル外周壁面と金型バレル内周壁面との間隙を
調整しつつ金型バレルを第１マンドレルに対して所定位
置に固定する第１調整機構を付設してなる樹脂パイプ押
出成形用金型において、金型バレルの中途部から先端部
にかけて金型バレルの内周壁面と第１マンドレルの外周
壁面との間隔を広くあけて第１マンドレル周囲に筒状の
空洞部を形成し、この空洞部内の第１マンドレル周囲に
略筒状の第２マンドレルを遊挿して金型バレル先端部に
第１マンドレルと第２マンドレルおよび第２マンドレル
と金型バレルとで囲まれた二重円環状細隙を形成し、か
つ金型バレルと第２マンドレルの間に亘り第２マンドレ
ルを第１マンドレルの中心軸と垂直な任意の方向に微動
調整して上記の二重円環状細隙の各間隙を調整しつつ第
２マンドレルを金型バレルに対して所定位置に固定する
第２調整機構を設けたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例について、図面に従い説明する。
第２図において、１１は押出機のクロスヘッド（図示せ
ず）に固設される樹脂成形用の金型本体で、その全体形
状が略逆Ｔ字状をしている。
ず）に固設される樹脂成形用の金型本体で、その全体形
状が略逆Ｔ字状をしている。
金型本体１１の縦方向の足部１２は略円筒状で、その上
部の開口端縁部周囲には表面に雌ねじ孔１４が螺刻され
たフランジ部１６が突設され、足部１２はフランジ部１
６を介して押出機のクロスヘッドに螺着で゛きる。
部の開口端縁部周囲には表面に雌ねじ孔１４が螺刻され
たフランジ部１６が突設され、足部１２はフランジ部１
６を介して押出機のクロスヘッドに螺着で゛きる。
足部１２先端横方向に設けられた金型本体１１の基杆部
１８は、全体形状がやはり略円筒状で、その左右の開口
端縁部周囲にフランジ部２０ ａおよび２０ ｂがそれ
ぞれ突設され、基杆部１８の内孔２２は上記足部１２内
と連通していて内孔２２の後部には、後端縁周囲にフラ
ンジ部２４が突設された短丈な円筒状で先端開口縁部が
側面がら見て弧状にえぐられた支持円筒２６が挿入され
、この支持円筒２６内に後端縁周囲にフランジ部２８が
′突設された円柱状でその中心軸に沿って小孔３０が貫
通している長尺のマンドレルキャリア３２が挿通支持さ
れていて、基杆部１８の内孔２２後部が支持円筒２６と
マンドレルキャリア３２で封じられている。
１８は、全体形状がやはり略円筒状で、その左右の開口
端縁部周囲にフランジ部２０ ａおよび２０ ｂがそれ
ぞれ突設され、基杆部１８の内孔２２は上記足部１２内
と連通していて内孔２２の後部には、後端縁周囲にフラ
ンジ部２４が突設された短丈な円筒状で先端開口縁部が
側面がら見て弧状にえぐられた支持円筒２６が挿入され
、この支持円筒２６内に後端縁周囲にフランジ部２８が
′突設された円柱状でその中心軸に沿って小孔３０が貫
通している長尺のマンドレルキャリア３２が挿通支持さ
れていて、基杆部１８の内孔２２後部が支持円筒２６と
マンドレルキャリア３２で封じられている。
この支持円筒２６を貫通して基杆部１８の内孔２２の空
間中に遊挿されたマンドレルキャリア３２のフランジ部
２８は上記支持円筒２６のフランジ部２４に重合されて
基杆部１８のフランジ部２０ ｂに支持円筒２６のフラ
ンジ部２４と共に螺着され、フランジ部２８および２６
を介してマンドレルキャリア３２が基杆部１８に固定さ
れている。
間中に遊挿されたマンドレルキャリア３２のフランジ部
２８は上記支持円筒２６のフランジ部２４に重合されて
基杆部１８のフランジ部２０ ｂに支持円筒２６のフラ
ンジ部２４と共に螺着され、フランジ部２８および２６
を介してマンドレルキャリア３２が基杆部１８に固定さ
れている。
ヤマンドレルキャリア３２の先端にはマンドレルキャリ
ア３２と略同径の円柱状で沖心軸に沿ってマンドレルキ
ャリア３２の小孔３０に連通ずる小孔３３が貫通された
第１マンドレル３４の後端部が螺着され、第１マンドレ
ル３４がマンドレルキャリア３２の中心軸に沿ってその
前方へと延設されている。
ア３２と略同径の円柱状で沖心軸に沿ってマンドレルキ
ャリア３２の小孔３０に連通ずる小孔３３が貫通された
第１マンドレル３４の後端部が螺着され、第１マンドレ
ル３４がマンドレルキャリア３２の中心軸に沿ってその
前方へと延設されている。
マンドレルキャリア３２に続く第１マンドレル３４の周
囲は、その全長に亘って該第１マンドレル外周面と所定
間隙あけて金型バレル３６で覆われ、金型バレル３６の
後端部はアジャストプレート３８により金型本体１１の
基杆部１８の先端縁面に金型バレル３６の中心軸と垂直
ないずれの方向へも微動調整可能に取着されている。
囲は、その全長に亘って該第１マンドレル外周面と所定
間隙あけて金型バレル３６で覆われ、金型バレル３６の
後端部はアジャストプレート３８により金型本体１１の
基杆部１８の先端縁面に金型バレル３６の中心軸と垂直
ないずれの方向へも微動調整可能に取着されている。
この金型バレル３６の金型本体１１への取着状態を詳述
すると、例えば第２図に示されるように中央部に第１マ
ンドレル３４を遊挿できる透孔４０が穿設された底部４
２を有し、後端開口縁部周囲にフランジ部４４が突設さ
れた円筒状のアジャストプレート３８内に、後部外周面
に段差部４６が突設された第１マンドレル３４の前部が
アジャストプレートの底部の透孔４０を貫通してアジャ
ストプレート３８の前方へと突出され、かつ第１マンド
レル３４後部の段差部４６がアジャストプレート３８内
に遊挿されてアジャストプレートのフランジ部４４が金
型本体１０の先端縁周囲のフランジ部２０ ａに螺着さ
れていてアジャストプレート３８内で金型バレル３６が
第１マンドレル３４の中心軸と垂直ないずれの方向へも
微動可能なように段差部４６の両端面が金型バレル３６
の先端面とアジャストプレート 間に摺動可能に挾持されている。
すると、例えば第２図に示されるように中央部に第１マ
ンドレル３４を遊挿できる透孔４０が穿設された底部４
２を有し、後端開口縁部周囲にフランジ部４４が突設さ
れた円筒状のアジャストプレート３８内に、後部外周面
に段差部４６が突設された第１マンドレル３４の前部が
アジャストプレートの底部の透孔４０を貫通してアジャ
ストプレート３８の前方へと突出され、かつ第１マンド
レル３４後部の段差部４６がアジャストプレート３８内
に遊挿されてアジャストプレートのフランジ部４４が金
型本体１０の先端縁周囲のフランジ部２０ ａに螺着さ
れていてアジャストプレート３８内で金型バレル３６が
第１マンドレル３４の中心軸と垂直ないずれの方向へも
微動可能なように段差部４６の両端面が金型バレル３６
の先端面とアジャストプレート 間に摺動可能に挾持されている。
そしてこの金型バレル３６と第１マンドレル３４との間
には第１マンドレル３４の外周壁面と金型バレル３６の
内周壁面との間隙を調整しつつ金型バレル３６を第１マ
ンドレル３４に対して所定位置に固定する第１調整機構
４８が設けられている。
には第１マンドレル３４の外周壁面と金型バレル３６の
内周壁面との間隙を調整しつつ金型バレル３６を第１マ
ンドレル３４に対して所定位置に固定する第１調整機構
４８が設けられている。
この第２図中における調整機構４８を詳述すると、例え
ば４本の六角ボルト５０がそれぞれアジャストプレート
３８の外周面に所定間隙あけて四方向からアジャストプ
レート内に螺挿され、その先端部が第１マンドレル３４
の外周面に当接されて金型バレル３６を支持しており、
この４本の六角ボルト５０を適宜微動調整することによ
り第１マンドレル３４に対する金型バレル３６の位置調
整ができるように構成されている。
ば４本の六角ボルト５０がそれぞれアジャストプレート
３８の外周面に所定間隙あけて四方向からアジャストプ
レート内に螺挿され、その先端部が第１マンドレル３４
の外周面に当接されて金型バレル３６を支持しており、
この４本の六角ボルト５０を適宜微動調整することによ
り第１マンドレル３４に対する金型バレル３６の位置調
整ができるように構成されている。
さらに、本考案においては、以上の構成の樹脂パイプの
押出成形用金型の金型バレル３６の中途部から先端部に
かけて金型バレル３６の内周壁面か゛削られて金型バレ
ル３６の内周壁面と第１マンドレル３４の外周壁面との
間隔が広くあけられて金型バレル３６内の第１マンドレ
ル３４周囲に筒状の空洞部５２が形成され、この空洞部
５２内に後端開口縁部全周を断面流線形状に尖らせた略
筒状の第２マンドレル５４が遊挿されてその先端部が金
型バレル３６の先端面に達しており、金型バレル３６の
先端部に第１マンドレル３４と第２マンドレル５４、オ
ヨび第２マンドレル５４と金型バレル３６で囲まれた二
重の円環状細隙５５ ａおよび５５ ｂが形成されてい
る。
押出成形用金型の金型バレル３６の中途部から先端部に
かけて金型バレル３６の内周壁面か゛削られて金型バレ
ル３６の内周壁面と第１マンドレル３４の外周壁面との
間隔が広くあけられて金型バレル３６内の第１マンドレ
ル３４周囲に筒状の空洞部５２が形成され、この空洞部
５２内に後端開口縁部全周を断面流線形状に尖らせた略
筒状の第２マンドレル５４が遊挿されてその先端部が金
型バレル３６の先端面に達しており、金型バレル３６の
先端部に第１マンドレル３４と第２マンドレル５４、オ
ヨび第２マンドレル５４と金型バレル３６で囲まれた二
重の円環状細隙５５ ａおよび５５ ｂが形成されてい
る。
そして金型バレル３６と第２マンドレル５４との間に亘
り金型バレル３６の空洞部５２に遊挿された第２マンド
レル５４を第１マンドレル３４の中心軸と垂直な任意の
方向に微動調整しつつ第２マンドレル５４ヲ金型バレル
３６に対して所定位置に固定する第２調整機構５６が設
けられている。
り金型バレル３６の空洞部５２に遊挿された第２マンド
レル５４を第１マンドレル３４の中心軸と垂直な任意の
方向に微動調整しつつ第２マンドレル５４ヲ金型バレル
３６に対して所定位置に固定する第２調整機構５６が設
けられている。
この第２調整機構５６を詳述すると、例えば第２図中に
示されたように、第２マンドレル５４の外周面の中途部
周囲に亘すリング状に段差部５８が突設され、また金型
バレル３６の空洞部５２の内周壁面にリング状の溝部６
０が周設され、この溝部６０に上記第２マンドレル５４
の段差部５８が第１マンドレル３４の中心軸と垂直な任
意の方向に摺動可能に挿入支持され、さらに金型バレル
３６の外周壁に、所定間隔あけて四方向から六角ボルト
６２が上記金型バレル３６の溝部６０内に向けて螺挿さ
れ、六角ボルト６２の先端部が第２マンドレル５４の段
差部５８上端面に当接し、第２マンドレル５４を支持し
ていて、この４本の六角ボルト６２を適宜微動調整する
ことにより金型バレル３６に対する第２マンドレル５４
の位置調整と所定位置への固定がで゛きる。
示されたように、第２マンドレル５４の外周面の中途部
周囲に亘すリング状に段差部５８が突設され、また金型
バレル３６の空洞部５２の内周壁面にリング状の溝部６
０が周設され、この溝部６０に上記第２マンドレル５４
の段差部５８が第１マンドレル３４の中心軸と垂直な任
意の方向に摺動可能に挿入支持され、さらに金型バレル
３６の外周壁に、所定間隔あけて四方向から六角ボルト
６２が上記金型バレル３６の溝部６０内に向けて螺挿さ
れ、六角ボルト６２の先端部が第２マンドレル５４の段
差部５８上端面に当接し、第２マンドレル５４を支持し
ていて、この４本の六角ボルト６２を適宜微動調整する
ことにより金型バレル３６に対する第２マンドレル５４
の位置調整と所定位置への固定がで゛きる。
また、第２マンドレル５４の先端面には、ガス抜き孔６
４が設けられ、ガス抜き孔６４の後部は第２マンドレル
５４内および上記六角ボルト６２内を貫通して金型バレ
ル３６外部と通じている。
４が設けられ、ガス抜き孔６４の後部は第２マンドレル
５４内および上記六角ボルト６２内を貫通して金型バレ
ル３６外部と通じている。
以上の構成の二重樹脂パイプの押出用金型（以下金型と
いう）を用いて管軸心を一致させて溶融樹脂を大径パイ
プ形状と小径パイプ形状にして同時に押出成形するには
、金型の金型本体１１の足部１２をフランジ部１６を介
して押出機のクロスヘッド（図示せず）に足部１２内部
をクロスヘッド内部と連通させて螺着し、溶融樹脂７０
を足部１２内から基杆部１８の内孔２２内へと導入する
。
いう）を用いて管軸心を一致させて溶融樹脂を大径パイ
プ形状と小径パイプ形状にして同時に押出成形するには
、金型の金型本体１１の足部１２をフランジ部１６を介
して押出機のクロスヘッド（図示せず）に足部１２内部
をクロスヘッド内部と連通させて螺着し、溶融樹脂７０
を足部１２内から基杆部１８の内孔２２内へと導入する
。
すると内孔２２内へと導入された溶融樹脂７０はマンド
レルキャリア３２の外周面を伝わって金型本体１０の内
孔２２に連通する金型バレル３６内へと侵入し、さらに
進んで金型バレル３６の第１マンドレル３４周囲に設け
た空洞部５２内へと侵入する。
レルキャリア３２の外周面を伝わって金型本体１０の内
孔２２に連通する金型バレル３６内へと侵入し、さらに
進んで金型バレル３６の第１マンドレル３４周囲に設け
た空洞部５２内へと侵入する。
この空洞部５２内へと侵入した溶融樹脂７０は該空洞部
５２内に遊挿された第２マンドレル５４の後部端縁部か
ら二手に分岐し、その一方は第１マンドレル３４外周壁
面と第２マンドレル５４内周壁面との間の隙間を通って
金型バレル３６の先端面の内側の円環状細隙５６ ａか
ら小径パイプ形状にして押出される。
５２内に遊挿された第２マンドレル５４の後部端縁部か
ら二手に分岐し、その一方は第１マンドレル３４外周壁
面と第２マンドレル５４内周壁面との間の隙間を通って
金型バレル３６の先端面の内側の円環状細隙５６ ａか
ら小径パイプ形状にして押出される。
他方は第２マンドレル５４外周壁面と金型バレル３６の
内周壁面との間の隙間を通って金型バレル３６の先端面
の外側の円環状細隙５５ ｂから大径パイプ形状にして
押出される。
内周壁面との間の隙間を通って金型バレル３６の先端面
の外側の円環状細隙５５ ｂから大径パイプ形状にして
押出される。
また、金型先端面から押出される小径パイプ形状と大径
パイプ形状の樹脂管の周囲肉厚に偏りが起きた場合は、
金型に付設した第１調整機構４８、すなわちアジヤスト
ラプレー１３８周囲の六角ボルト５０を適宜微動調整し
て第１マンドレル３４に対する金型バレル３６の位置調
整を行うと共に、第２調整機構５６、すなわち金型バレ
ル３６周囲の六角ボルト６２を微動調整して金型バレル
３６に対する第２マンドレル５４の位置調整を行い、第
１マンドレル３４と第２マンドレル５４、および第２マ
ンドレル５４と金型バレル３６とで囲まれた二重の各円
環状細隙５５ ａおよび５５ ｂの間隙を樹脂成形条件
等の変化に伴い適宜調整し、金型先端面から押出される
各小径パイプ形状の樹脂管と大径パイプ形状の樹脂管を
周囲肉厚に偏りの無い均一なものに修正する。
パイプ形状の樹脂管の周囲肉厚に偏りが起きた場合は、
金型に付設した第１調整機構４８、すなわちアジヤスト
ラプレー１３８周囲の六角ボルト５０を適宜微動調整し
て第１マンドレル３４に対する金型バレル３６の位置調
整を行うと共に、第２調整機構５６、すなわち金型バレ
ル３６周囲の六角ボルト６２を微動調整して金型バレル
３６に対する第２マンドレル５４の位置調整を行い、第
１マンドレル３４と第２マンドレル５４、および第２マ
ンドレル５４と金型バレル３６とで囲まれた二重の各円
環状細隙５５ ａおよび５５ ｂの間隙を樹脂成形条件
等の変化に伴い適宜調整し、金型先端面から押出される
各小径パイプ形状の樹脂管と大径パイプ形状の樹脂管を
周囲肉厚に偏りの無い均一なものに修正する。
なお、上述実施例における金型は押出機のクロスヘッド
に取着可能に構成されているが、これは本考案者が案出
した既述の強化樹脂管１０の製造法における金型前方に
設ける金型から押出された小径パイプ形状の溶融樹脂管
を被着し、冷却固化する外部マンドレル中に冷却水を強
制循環させる給水、排水パイプ等を金型内部の第１マン
ドレル３４およびマンドレルキャリア３２内を貫通して
設けられた小孔３０および３３内に挿通して金型外部に
連通できるようにするためであり、場合によっては金型
を押出機の通常のヘッドに取着可能なように金型本体１
１を構成しても良い。
に取着可能に構成されているが、これは本考案者が案出
した既述の強化樹脂管１０の製造法における金型前方に
設ける金型から押出された小径パイプ形状の溶融樹脂管
を被着し、冷却固化する外部マンドレル中に冷却水を強
制循環させる給水、排水パイプ等を金型内部の第１マン
ドレル３４およびマンドレルキャリア３２内を貫通して
設けられた小孔３０および３３内に挿通して金型外部に
連通できるようにするためであり、場合によっては金型
を押出機の通常のヘッドに取着可能なように金型本体１
１を構成しても良い。
以上のように本考案に係る金型を押出機のヘッドに固設
すれば、金型先端面がら溶融樹脂を管軸心を一致させて
大径パイプ形状と小径パイプ形状にして押出すことがで
き、がっ金型先端面がら押出す大径パイプ形状と小径パ
イプ形状の溶融樹脂の肉厚を偏りのないように容易カリ
迅速に第１調整機構および第２調整機構を用いて調整す
ることが可能となる。
すれば、金型先端面がら溶融樹脂を管軸心を一致させて
大径パイプ形状と小径パイプ形状にして押出すことがで
き、がっ金型先端面がら押出す大径パイプ形状と小径パ
イプ形状の溶融樹脂の肉厚を偏りのないように容易カリ
迅速に第１調整機構および第２調整機構を用いて調整す
ることが可能となる。
また本考案に係る金型は、構造が簡単であって取扱い易
い等の効果がある。
い等の効果がある。
第１図は強化樹脂管の１部破断正面図、第２図は本考案
に係る二重樹脂パイプの押出成形用金型の一部破断正面
図である。 １０・・・・・・強化樹脂管、１１・・・・・・金型本
体、２２・・・・・・内孔、３２・・・・・・マンドレ
ルキャリア、３４・・・・・・第１マンドレル、３６・
・・・・・金型バレル、４８・・・・・・第１調整機構
、５２・・・・・・空洞部、５４・・・・・・第２マン
ドレル、５５ａ、５５ｂ・・・・・・円環状細隙、５６
・・・・・・第２調整機構。
に係る二重樹脂パイプの押出成形用金型の一部破断正面
図である。 １０・・・・・・強化樹脂管、１１・・・・・・金型本
体、２２・・・・・・内孔、３２・・・・・・マンドレ
ルキャリア、３４・・・・・・第１マンドレル、３６・
・・・・・金型バレル、４８・・・・・・第１調整機構
、５２・・・・・・空洞部、５４・・・・・・第２マン
ドレル、５５ａ、５５ｂ・・・・・・円環状細隙、５６
・・・・・・第２調整機構。
Claims (1)
- 押出機のヘッドに固設するマンドレルキャリアを遊挿す
る内孔を穿設した金型本体を設け、金型本体の内孔空間
中にマンドレルキャリアを遊挿固定し、マンドレルキャ
リアの先端に第１マントレルヲ’４Ｎｌし、マンドレル
キャリアに続く第１マンドレル周囲を第１マンドレル外
周面と所定間隙あけて金型バレルで覆い、かつ金型バレ
ルを金型本体に第１マンドレルの中心軸と垂直ないずれ
の方向へも微動調整可能に取着し、この金型バレルと第
１マンドレルの間に第１マンドレル外周壁面と金型バレ
ル内周壁面との間隙を調整しつつ金型バレルを第１マン
ドレルに対して所定位置に固定する第１調整機構を付設
してなる樹脂パイプ押出成形用金型において、金型バレ
ルの中途部から先端部にかけて金型バレルの内周壁面と
第１マンドレルの外周壁面との間隙を広くあけて第１マ
ンドレル周囲に筒状の空洞部を形成し、この空洞部内の
第１マンドレル周囲に略筒状の第２マンドレルを遊挿し
て金型バレル先端部に第１マンドレルと第２マンドレル
および第２マンドレルと金型バレルとで囲まれた二重円
環状細隙を形成し、かつ金型バレルと第２マンドレルの
間に亘り第２マンドレルを第１マンドレルの中心軸と垂
直な任意の方向に微動調整して上記の二重円環状細隙の
各間隙を調整しつつ第２マンドレルを金型バレルに対し
て所定位置に固定する第２調整機構を設けたことを特徴
とする二重樹脂パイプの押出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982090555U JPS5924487Y2 (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 二重樹脂パイプの押出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982090555U JPS5924487Y2 (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 二重樹脂パイプの押出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58192018U JPS58192018U (ja) | 1983-12-20 |
| JPS5924487Y2 true JPS5924487Y2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=30099053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982090555U Expired JPS5924487Y2 (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 二重樹脂パイプの押出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924487Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-06-17 JP JP1982090555U patent/JPS5924487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58192018U (ja) | 1983-12-20 |
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