JPS5924378Y2 - 散水ノズル - Google Patents
散水ノズルInfo
- Publication number
- JPS5924378Y2 JPS5924378Y2 JP9751080U JP9751080U JPS5924378Y2 JP S5924378 Y2 JPS5924378 Y2 JP S5924378Y2 JP 9751080 U JP9751080 U JP 9751080U JP 9751080 U JP9751080 U JP 9751080U JP S5924378 Y2 JPS5924378 Y2 JP S5924378Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- nozzle
- center
- tip
- orifice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は散水ノズル、更に詳しくは屋内貯炭場等の散水
設備に使用するに好適な散水ノズルに関するものである
。
設備に使用するに好適な散水ノズルに関するものである
。
貯炭場においては、石炭の粉塵を沈降させる為、自然発
火を防止する為、または発火石炭の消火の為に散水設備
が設けられる。
火を防止する為、または発火石炭の消火の為に散水設備
が設けられる。
貯炭場は一般に広大であり、これに要する散水設備も大
規模なものとなる。
規模なものとなる。
従って、散水ノズルよりの水滴が遠方にまで及び、1個
の散水ノズルで出来る丈大きな面積及び空間を防護する
ことが出来ることが要望される。
の散水ノズルで出来る丈大きな面積及び空間を防護する
ことが出来ることが要望される。
また、散水ノズルから水滴を高速で遠距離まで飛散せし
める為には水滴は径約500μ以上の粒であることが望
ましい。
める為には水滴は径約500μ以上の粒であることが望
ましい。
従来の散水ノズルには、水流をスパイラル部分を通して
噴霧する方式や、デフレクタ−板に水流を当てて噴霧化
する方式のものが多く用いられているが、これらの方式
による散水ノズルよりの水滴は小さくなりすぎて遠方ま
で飛ばず、気流により飛散せしめられる量も多い。
噴霧する方式や、デフレクタ−板に水流を当てて噴霧化
する方式のものが多く用いられているが、これらの方式
による散水ノズルよりの水滴は小さくなりすぎて遠方ま
で飛ばず、気流により飛散せしめられる量も多い。
本考案の目的は、大径の水滴流を発生し、遠距離まで散
水することができ、石炭内部まで速かに浸透せしめるこ
とができ、防護面積及び空間が大で効率がよく散水設備
費を低減することができる散水ノズルを提供するにある
。
水することができ、石炭内部まで速かに浸透せしめるこ
とができ、防護面積及び空間が大で効率がよく散水設備
費を低減することができる散水ノズルを提供するにある
。
本考案の他の目的は、貯炭場の形状に応じて散水区域を
選択することができる散水ノズルを提供するにある。
選択することができる散水ノズルを提供するにある。
本考案による散水ノズルは、先端中心に噴水孔を、基部
中心に導水路を、並びに該水孔及び導水路を連通ずるオ
リフィスにて仕切られた空洞部を有し、該オリフィスの
軸心を中心とする同心円上に複数個の孔が等間隔に穿設
しである散水ノズルチップを底面が外方に球面状に湾曲
せる円錐形空洞体よりなるノズル本体の球面部の中心部
、及び鉄部を中心とする1個または複数の同一円上にそ
れぞれ複数個等間隔に取付け、円錐形体頂部を導水口と
しである散水ノズルである。
中心に導水路を、並びに該水孔及び導水路を連通ずるオ
リフィスにて仕切られた空洞部を有し、該オリフィスの
軸心を中心とする同心円上に複数個の孔が等間隔に穿設
しである散水ノズルチップを底面が外方に球面状に湾曲
せる円錐形空洞体よりなるノズル本体の球面部の中心部
、及び鉄部を中心とする1個または複数の同一円上にそ
れぞれ複数個等間隔に取付け、円錐形体頂部を導水口と
しである散水ノズルである。
本考案による散水ノズルの好ましい一態様においては、
ノズル本体の球面部の中心部を中心とする複数の同心円
上にそれぞれ等間隔に4個のノズルチップを取付け、内
側の同心円上のノズルチップが外側の同心円上のノズル
チップがなす正四角形より外側に出す、ノズルチップの
配置が中心部に対して対称となるようにしである。
ノズル本体の球面部の中心部を中心とする複数の同心円
上にそれぞれ等間隔に4個のノズルチップを取付け、内
側の同心円上のノズルチップが外側の同心円上のノズル
チップがなす正四角形より外側に出す、ノズルチップの
配置が中心部に対して対称となるようにしである。
以上、本考案による散水ノズルを実施側の図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
第1図はノズルチップの平面図A及び縦断面図B、第2
図は散水ノズルの側面図A及び球面部の散水ノズルチッ
プの取付位置を示す展開図Bである。
図は散水ノズルの側面図A及び球面部の散水ノズルチッ
プの取付位置を示す展開図Bである。
第1図を参照しながら、散水ノズルチップ10は先端中
心に噴水孔11を、基部中心に導水路12を有している
。
心に噴水孔11を、基部中心に導水路12を有している
。
噴水孔11と導水路12は空洞部13により連通されて
いる。
いる。
空洞部13はオリフィス14にて仕切られてあり、オリ
フィス14はノズルチップ10の軸心を中心とする同心
円上に4個の孔15が等間隔に穿設されである。
フィス14はノズルチップ10の軸心を中心とする同心
円上に4個の孔15が等間隔に穿設されである。
ノズルチップ10はオリフィス14を挾持する位置で先
端部10Aと基部10Bとに分離して製作され、オリフ
ィス14及びパツキン16を挾み、ねじ部17で螺合結
合されている。
端部10Aと基部10Bとに分離して製作され、オリフ
ィス14及びパツキン16を挾み、ねじ部17で螺合結
合されている。
18はノズルチップ10を後述のノズル本体に取付ける
為のおねじ部である。
為のおねじ部である。
散水ノズルチップ10は以上の様に構成されているので
、導水路12から導かれた水流はオリフィス14の孔1
5により分流せしめられ、オリフィス14を過ぎた空洞
部13内及び噴水孔11のあるノズルチップ頂面内側で
、分岐水流と分岐水流が衝突して噴水孔11より流出せ
しめられるので、水流は大きな粒径の水滴よりなるジェ
ット式の噴霧流となり、遠くまで届く。
、導水路12から導かれた水流はオリフィス14の孔1
5により分流せしめられ、オリフィス14を過ぎた空洞
部13内及び噴水孔11のあるノズルチップ頂面内側で
、分岐水流と分岐水流が衝突して噴水孔11より流出せ
しめられるので、水流は大きな粒径の水滴よりなるジェ
ット式の噴霧流となり、遠くまで届く。
導水路12での水圧が4 kg/c1112のときノズ
ルチップ10よりの噴霧流の到達距離は13mに及ぶ。
ルチップ10よりの噴霧流の到達距離は13mに及ぶ。
第2図を参照しながら、ノズル本体20は、底面21か
゛外方に球面状に湾曲した円錐形空洞体よりなっている
。
゛外方に球面状に湾曲した円錐形空洞体よりなっている
。
円錐体部を符号22で示す。円錐形体22の頂部には導
水口23が設けられである。
水口23が設けられである。
球面部(底面)21の中心部24、及び中心部24を中
心とする3個の同心円25.26.27上にそれぞれ4
個の散水ノズルチップ10が等間隔に螺装されている。
心とする3個の同心円25.26.27上にそれぞれ4
個の散水ノズルチップ10が等間隔に螺装されている。
この場合、内側の同心円25.26上のノズルチップ1
0が、外側の同心円27上のノズルチップ10か゛なす
正四角形28より外側に出す、ノズルチップの配置が中
心部24に対して対称となるようにしである。
0が、外側の同心円27上のノズルチップ10か゛なす
正四角形28より外側に出す、ノズルチップの配置が中
心部24に対して対称となるようにしである。
尚ノズルチップがなす正四角形及び゛その外側、内側を
規定しているのは、それぞれのノズルチップの中心位置
を基準として述べている。
規定しているのは、それぞれのノズルチップの中心位置
を基準として述べている。
従来のスパイラル型、バリアプル型等の散水ノズルにお
いては、噴出水が円形となるので、防護区画を覆うには
、面積的に円形を一部重複させるので、単位面積当りの
散水量が不均一となるが、実施例の如く、この散水ノズ
ル20は散水区域をほぼ正四角形とすることができるの
で、長方形の形状の多い貯炭庫の形状に対応して有効な
均一な散水を行うことができる。
いては、噴出水が円形となるので、防護区画を覆うには
、面積的に円形を一部重複させるので、単位面積当りの
散水量が不均一となるが、実施例の如く、この散水ノズ
ル20は散水区域をほぼ正四角形とすることができるの
で、長方形の形状の多い貯炭庫の形状に対応して有効な
均一な散水を行うことができる。
また、散水ノズル20よりの散水区域は散水ノズルチッ
プ10の取付位置を調整することにより円形でも長方形
でも自由な形状とすることができる。
プ10の取付位置を調整することにより円形でも長方形
でも自由な形状とすることができる。
本考案の散水ノズルは散水設備の配管の所要の位置に、
エルボチーズ等を用いて直接取付けることもできるが、
個々の散水ノズルの散水距離が相当長いので、適切な個
所にヘッダを設け、該ヘッダに複数の散水ノズルを方向
を変えて取付けることにより、散水設備を簡潔とし、設
備費を低減し、効果的な散水を行なうことができる。
エルボチーズ等を用いて直接取付けることもできるが、
個々の散水ノズルの散水距離が相当長いので、適切な個
所にヘッダを設け、該ヘッダに複数の散水ノズルを方向
を変えて取付けることにより、散水設備を簡潔とし、設
備費を低減し、効果的な散水を行なうことができる。
貯炭凍上部梁端に設置される散水ノズルヘッダの一例を
第3図に示す。
第3図に示す。
第3図Aは側面図、B及びC図はAにおけるA矢視及び
B矢視側面図である。
B矢視側面図である。
このヘッダ30には4個の散水ノズル20が取付けられ
る。
る。
31は散水配管への取付フランジ、32は散水ノズル2
0の取付管である。
0の取付管である。
以上の如く、本考案による散水ノズルは大径の水滴流で
遠距離まで散水し、石炭内部まで速かに浸透せしめるこ
とができ、すぐれた散水効果を示す。
遠距離まで散水し、石炭内部まで速かに浸透せしめるこ
とができ、すぐれた散水効果を示す。
また、気流により散逸される量が少く、遠距離に及ぶの
で防護面積及び空間が大である。
で防護面積及び空間が大である。
更に、貯炭庫等の形状に応じて散布区域を調整すること
ができるで、効率のよい散水ができると共に、散水設備
費を低減することができる。
ができるで、効率のよい散水ができると共に、散水設備
費を低減することができる。
第1図は本考案の散水ノズルの散水ノズルチップの実施
例の平面図A及び縦断面図B、第2図は散水ノズルの実
施側の側面図A及び球面部の散水ノズルチップの取付位
置を示す展開図B、第3図は本考案の散水ノズルを取付
けた散水ノズルヘッダの実施例を示すもので、A図は側
面図、B図及びC図はA図におけるA矢視及びB矢視側
面図である。 10・・・・・・散水ノズルチップ、11・・・・・・
噴水孔、12・・・・・・導水路、13・・・・・・空
洞部、14・・・・・・オリフィス、15・・・・・・
オリフィスの孔、20・・・・・・ノズル本体、21・
・・・・・球面部、23・・・・・・導水口、30・・
・・・・散水ノズルヘッダ。
例の平面図A及び縦断面図B、第2図は散水ノズルの実
施側の側面図A及び球面部の散水ノズルチップの取付位
置を示す展開図B、第3図は本考案の散水ノズルを取付
けた散水ノズルヘッダの実施例を示すもので、A図は側
面図、B図及びC図はA図におけるA矢視及びB矢視側
面図である。 10・・・・・・散水ノズルチップ、11・・・・・・
噴水孔、12・・・・・・導水路、13・・・・・・空
洞部、14・・・・・・オリフィス、15・・・・・・
オリフィスの孔、20・・・・・・ノズル本体、21・
・・・・・球面部、23・・・・・・導水口、30・・
・・・・散水ノズルヘッダ。
Claims (1)
- 先端中心の噴水孔と、基部中心の導水路と、該噴水孔と
導水路を連通ずる空洞部と、該空洞部を仕切るオリフィ
スとよりなる散水ノズルチップを、底面が外方に球面状
に彎曲せる円錐形空洞体よりなるノズル本体の球面部の
中心部及び鉄部を中心とする1個または複数個の同心円
上に、それぞれ複数個を等間隔に取付け、該円錐体頂頭
部を導水口とした散水ノズルにおいて、前記オリフィス
は軸心を中心とする複数個の導水孔を等間隔に穿設し、
前記ノズル本体の球面部には複数個の同心円上に夫々等
間隔に4個のノズルチップを取付け、内側の同心円上の
ノズルチップが外側の同心円上のノズルチップがなす方
形より外側に出す、ノズルチップの配置が中心部に対象
であることを特徴とする散水ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9751080U JPS5924378Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 散水ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9751080U JPS5924378Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 散水ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721050U JPS5721050U (ja) | 1982-02-03 |
JPS5924378Y2 true JPS5924378Y2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=29459284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9751080U Expired JPS5924378Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 散水ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924378Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61191437U (ja) * | 1985-05-21 | 1986-11-28 |
-
1980
- 1980-07-10 JP JP9751080U patent/JPS5924378Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721050U (ja) | 1982-02-03 |
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