JPS5924149B2 - アルコ−ルまたはフエノ−ル類のグリシジルエ−テルの製造方法 - Google Patents

アルコ−ルまたはフエノ−ル類のグリシジルエ−テルの製造方法

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JPS5924149B2
JPS5924149B2 JP7582575A JP7582575A JPS5924149B2 JP S5924149 B2 JPS5924149 B2 JP S5924149B2 JP 7582575 A JP7582575 A JP 7582575A JP 7582575 A JP7582575 A JP 7582575A JP S5924149 B2 JPS5924149 B2 JP S5924149B2
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尚志 宇山
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【発明の詳細な説明】 本発明はアルコールまたはフェノール類のグリシジルエ
ーテルの改良された製造方法に関する。
特に本発明は、アルコールまたはフェノール類とエピク
ロルヒドリンの付加物に水酸化ナトリウム水溶液を加え
ながら減圧加熱下で水を留去して閉環反応を行ない、そ
の後生成した塩化ナトリウムを濾過で除くことにより濾
液を得、さらに濾別した塩化ナトリウムを後述する水溶
性溶剤またはその水溶液で洗浄し、上記洗浄液および濾
液を一緒にして、これより上記溶剤および含有する水を
留去した後再びF過することにより、アルコールまたは
フェノール類のグリジシルエーテルを製造する方法にか
かり、上記目的生成物の収率を高め、かつ排水処理が必
要な汚水を発生させないようにしたことにある。従来の
アルコールのグリシジルエーテルの製造方法は、例えば
英国特許第827450号明細書に例示されているよう
に、三弗化硼素エーテル錯塩等のルイス酸触媒を用いて
、アルコールとエピクロルヒドリンから付加物を作り、
次に水酸化ナトリウム水溶液を加えて閉環し、生成した
塩化ナトリウムとグリシジルエーテルを分離するために
水を加えて塩化ナトリウムを溶解し、有機層と水層に分
離して製造していた。
しかし、この方法においてはグリシジルエーテルが水層
へ溶解して生成物の収率が悪くなり、さらに水層にはグ
リシジルエーテルと塩化ナトリウムが溶解しており、こ
のまま水層を廃棄することはできず、汚水処理が必要で
ある。また英国特許第1256026号明細書に記載さ
れているように、付加および閉環時にエチレンジクロリ
ドおよびトルエンのような非水溶性溶剤を存在させ、閉
環時水留去を行ない、生じた塩化ナトリウムを濾過する
方法では、塩化ナトリウム中に存在する目的生成物を洗
い出すことが極めて困難で、従つて収率が悪くなり、ま
た収率を良くしようとすれば極めて多量の溶剤を用いて
塩化ナトリウムを洗浄せねばならないという困難がある
。また、フェノール類のグリシジルエーテルの製造方法
には米国特許第2943095号明細書および同第29
43096号明細書に記載されているように、水酸化リ
チウムおよび塩化リチウムの如きリチウム化合物または
ベンジルトリメチルアンモニウムクロリドの如き第4ア
ンモニウム塩を触媒として、フエノール類と過剰のエピ
クロルヒドリンを反応させ、ついで過剰のエピクロルヒ
ドリンを留去し、水酸化ナトリウムを用いて閉環する方
法があるが、この場合も生成した塩化ナトリウムを分離
するために水を加えて塩化ナトリウムを溶解し、有機層
と水層に分離している。
フエノール類のグリシジルエーテルは水にとげにくいの
で水層へ逃げる量は少なく、収率はあまり低下しないが
水層の汚水処理はやはり必要である。本発明者等は上記
のような欠点をなくすために鋭意研究した結果、アルコ
ールまたはフエノール類とエピクロルヒドリンの付加物
に、水酸化ナトリウム水溶液を加えながら減圧加熱下に
水を留去して閉環反応を行ない、その後生成した塩化ナ
トリウムを沢過で除き、さらに▲別塩化ナトリウムを溶
剤で洗浄する際に後述する水溶性溶剤またはその水溶液
を用いると塩化ナトリウム中の目的生成物の洗浄は容易
になることを見出して本発明を完成した。本発明によれ
ば目的生成物の収率は理論量近くの高収率でしかも純度
も殆ど100%で得られ、また汚水を発生させないので
公害防止の観点からも有利なものである。本発明による
アルコールまたはフエノール類のグリジシルエーテルの
製造は、まず公知の方法でアルコールまたはフエノール
類とエピクロルヒドリンの付加物を作る。
例えばアルコールの場合では、三弗化硼素エーテル錯塩
等のルイス酸触媒を用いて、アルコール例えば炭素数4
以上のモノアルコールあるいはエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ソルビトール等のポリ
アルコールとエピクロルヒドリンを反応させる。またフ
エノール類の場合では、水酸化リチウムまたは塩化リチ
ウムの如きリチウム化合物またはベンジルトリメチルア
ンモニウムクロリドの如き第4アンモニウム塩の触媒を
用いて、フエノール類例えばフエノール、クレゾール、
p第3ブチルフエノールの如き一価フエノール、または
レゾルシン、ハイドロキノン、ビスフエノールAの如き
多価フエノールと過剰のエピクロルヒドリンを反応させ
、ついで未反応のエピクロルヒドリンを留去する。次に
上述した如くして作られたアルコールまたはフエノール
のエピクロルヒドリン付加物に水酸化ナトリウム水溶液
を滴下しながら減圧加熱下で水を留去して閉環反応を行
なう。
用いる水酸化ナトリウムの量は通常付加物のクロルヒド
リン含量のほぼ当量用いるのが好ましい。少なすぎると
付加物のクロルヒドリンが未閉環で残ることがあり、多
すぎると生成物中へ水酸化ナトリウムが混入して生成物
の安定性が悪くなるので好ましくない。適当な水の留去
量はグリシジルエーテルの種類によつて異なるが生成し
た塩化ナトリウムを▲過する時の▲過性や▲別した塩化
ナトリウムを溶剤洗浄する時の洗浄性が悪くならない限
りできる限り多く留出させてよく、通常は水酸化ナトリ
ウム水溶液中の水と閉環反応で生成する水の合計量の5
0%以上を留出させるのが好ましい。水酸化ナトリウム
水溶液は通常1〜2時間で滴下すればよいが、この間に
水の留去が終了しない場合は、滴下終了後も0.5〜5
時間続行して水を留出させる。所定量の水を留出させた
後、f過機を用いて生成した塩化ナトリウムを分離し、
目的生成物を含有する沢液とに分ける。この時粘度が高
く沢過が困難な時は、次に述べる水溶性溶剤またはその
水溶液を加えて沢過を容易にさせるのが好ましい。次に
▲別した塩化ナトリウムの上から後述する水溶性溶剤ま
たはその水溶液を加えて洗滌し、塩化ナトリウム中に含
まれるグリシジルエーテルを洗浄する。次に上記洗浄液
および先の沢液を一緒にしてこれより上記溶剤および含
有する水を留去する。
かくすると、上記▲過および洗浄のとき溶解混合した塩
化ナトリウムが蒸発残渣たる目的生成物中で析出する。
従つてこれを再▲過すると、析出塩化ナトリウムを容易
に沢別でき、▲液として目的生成物たるグリシジルエー
テルが殆ど純度100%で得られる。本発明で使用しう
る水溶性溶剤とは水と自由に混合する溶剤であり例えば
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノールの如き低級脂肪族モノアルコール、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ジオキサンのような溶剤が
ある。
または本発明では上記水溶性溶剤50%以上の水溶液も
使用しうる。水溶性溶剤濃度が50%未満となると、上
記塩化ナトリウムの洗浄時に塩化ナトリウムの溶解▲過
される量が大となり、その後f液および洗浄液から溶剤
および水を留去したときグリシジルエーテル中に混入析
出する塩化ナトリウムの量が大となり、この塩化ナトリ
ウムをr別しても、目的生成物が塩化ナトリウムに付着
して▲過されず、結果として目的生成物の収率を悪くす
る。従つて50%以上の水溶性溶剤水溶液を使用するの
がよい。使用する水溶性溶剤またはその水溶液の量はグ
リシジルエーテルの種類によつて異なり洗浄性の良好な
場合は少なくてよく、また悪い場合は多くする必要があ
るが、通常は生成した塩化ナトリウムに対して60〜1
00重量%でよい。▲液および洗浄▲液は合せて溶剤お
よび水を留去する。かくして目的生成物が得られるが、
この中に先の沢過で▲別されなかつた塩化ナトリウムが
析出して来ることがあるので再び▲過して塩化ナトリウ
ムをf別し目的生成物を殆ど純粋な形で得ることができ
る。先の洗浄後の塩化ナトリウムは乾燥して溶剤を回収
する。次に具体的に実施例をあげて説明する。
実施例1〜2および比較例1〜2 撹拌機、温度計、滴下ロードを装置した反応容器にトリ
メチロールプロパン670y(5モル)と三弗化硼素エ
ーテル錯塩1.5m1を仕込み、60〜70℃でエピク
ロルヒドリン13877(15モル)を2時間で滴下し
、その後30分同温度で撹拌して付加物を作つた。
攪拌機、温度計、滴下ロード、リービツヒコンデンサ一
を装置した別の第二反応容器に、上記付加物411Vを
仕込み、55〜60℃の浴温で加熱して内温を50〜5
5℃に保ち、50〜60mmHgの減圧で水を留去しな
がら50%水酸化ナトリウム水溶液184yを1時間で
滴下した。
さらにその後1時間水留去を続行して水947を留出さ
せた。下表1に示す各溶剤90yを加えて減圧r過で塩
化ナトリウムを分離し、さらにf別した塩化ナトリウム
の上からそれぞれ同じ溶剤100yを加え、減圧f過で
塩化ナトリウムを洗浄した。P液と洗浄沢液を合せ、こ
れから溶剤と水を留去した。この結果再び塩化ナトリウ
ムが少量生成物中に析出したのでこれを再びF別して生
成物であるトリメチロールプロパンのグリシジルエーテ
ルを得た。このグリシジルエーテル中には塩化ナトリウ
ムは存在しなかつた。洗浄後の塩化ナトリウムは乾燥し
て、灼熱減量を測定することにより塩化ナトリウム中に
付着して溶出されなかつた上記グリシジルエーテルの損
失量を測定し、本発明による洗浄効果を調べた。その結
果を表1に示す。また比較例として非水溶性溶剤を用い
た場合を表1に示した。実施例1の生成物のエポキシ含
量は6.85当量/K9、塩素含有率は7.9重量%で
あつた。
表1の結果が示すように、比較例1および2の非水溶性
溶剤を用いた場合には、f過時に塩化ナトリウムに付着
した目的のグリシジルエーテルの洗浄効果が悪く、塩化
ナトリウムの灼熱減量が大となり生成物の収率も悪い。
これに対して本発明の水溶性溶剤を用いた実施例1およ
び2では洗浄効果がよく生成物収率は高いことが判る。
比較例 3 攪拌機、温度計、滴下ロードを装置した実施例1の第二
反応容器と同じ反応容器に、実施例1の方法で反応させ
て作つた付加物3997とトルエン170yを仕込み、
25〜30℃で50%水酸化ナトリウム水溶液1807
を1時間で滴下し、さらにその後同温度で2時間攪拌後
30分放置してトルエン層と塩化ナトリウムの層に分離
した。
分離した塩化ナトリウムの層に水210yを加えて塩化
ナトリウムを溶解し30分放置して少量のトルエン層と
水層に分離した。トルエン層を合せて減圧濃縮によりト
ルエンを留去し、沢過して生成物であるトリメチロール
プロパンのグリシジルエーテル(純度100%)を得た
。生成物収量277t、収率88.0%、エポキシ含量
6.82当量/Kg、塩素含有率8,0゛重量%であつ
た。このように従来の製造方法では生成物が水層へ逃げ
るために収率が悪いことが判る。実施例 3 実施例1と同じ第二反応容器にエチレングリコール62
7(1モル)とエピクロルヒドリン185y(2モル)
から製造した付加物2477を仕込み、50%水酸化ナ
トリウム水溶液1527を用いて実施例1と同じように
して水817を留出させた。
80%エタノール水溶液807を加えて減圧沢過で塩化
ナトリウムを分離し、さらに沢別した塩化ナトリウムの
上から80%エタノール水溶液907を加え減圧沢過で
塩化ナトリウムを洗浄した。
戸液を合せてエタノールと生成物中に析出した少しの塩
化ナトリウムを再▲過して生成物であるエチレングリコ
ールのグリシジルエーテル(純度100%)を得た。上
記洗浄後の塩化ナトリウムは乾燥後1057であり、こ
のものの灼熱減量は1.3%であつた。収量171y、
収率96.6%、エポキシ含量7.70当量/K9、塩
素含有率9.1重量%であつた。実施例 4 実施例1と同じ第二反応容器に、ポリプロピレングリコ
ール(平均分子量200)200y(1モル)とエピク
ロルヒドリン185t(2モル)から製造した付加物3
85yを仕込み、50%水酸化ナトリウム水溶液152
7を用いて実施例1と同じようにして水82fを留出さ
せた。
その後実施例3と同じように操作した。生成物収量30
17(純度100%)、収率95.5%、エポキシ含量
5.15当量/Kg、塩素含有率4.2重量%であつた
。洗浄後の塩化ナトリウムは乾燥後1067であり、こ
のものの灼熱減量は1.8%であつた。実施例 5 実施例1と同じ第二反応容器に、n−オクチルアルコー
ル260y(2モル)とエピクロルヒドリン92.57
(1モル)を反応させ未反応のnオクチルアルコールを
留去して製造した付加物222yを仕込み、50%水酸
化ナトリウム水溶液827を用いて実施例1と同じよう
にして水417を留出させた。
減圧沢過で塩化ナトリウムを分離し、さらに沢別した塩
化ナトリウムの上からエタノール557を加えて減圧▲
過で塩化ナトリウムを洗浄し、その後実施例3と同じよ
うに操作した。生成物収量179y(純度100%)、
収率96.2%、エポキシ含量4.80当量/Kg、塩
素含有率2.3重量%であつた。洗浄後の塩化ナトリウ
ムは乾燥後577であり、このものの灼熱減量は2.3
%であつた。実施例 6 撹拌機と温度計を装置した反応容器に、フエノール94
7(1モル)とエピクロルヒドリン2777(3モル)
とベンジルトリメチルアンモニウムクロリド1f7を仕
込み、70〜80℃で10時間攪拌後未反応のエピクロ
ルヒドリンを留去した。
反応容器にさらに滴下ロードとリービツヒコンデンサ一
をとりつけ、50%水酸化ナトリウム水溶液727を用
いて実施例1と同じようにして水38yを留出させた。
減圧▲過で塩化ナトリウムを分離し、さらに▲別した塩
化ナトリウムの上からエタノール48fを加え、減圧▲
過で塩化ナトリウムを洗浄し、その後実施例3と同じよ
うに操作した。生成物収量146y(純度100%)、
収率97,3%、エポキシ含量6.24当量/K9、塩
素含有率0.8重量%であつた。洗浄後の塩化ナトリウ
ムは乾燥後527であり、このものの灼熱減量は2.0
%であつた。実施例 7 実施例6と同じ反応容器に、レゾルシン1107(1モ
ル)とエピクロルヒドリン5557(6モル)とベンジ
ルアンモニウムクロリド2クを仕込み、70〜80℃で
10時間撹拌後、未反応のエピクロルヒドリンを留去し
た。
その後50%水酸化ナトリウム水溶液146tを用いて
、実施例6と同じようにして水807を留出させた。エ
タノール707を加えて減圧沢過で塩化ナトリウムを分
離し、さらにf別した塩化ナトリウムの上からエタノー
ル90Vを加え、減圧沢過で塩化ナトリウムを洗浄した
。F液を合せてエタノールと水を留去し、r過して生産
物を得た。生成物収量2147(純度100%)、収率
96。5%、エポキシ含量8.20当量/Kg、塩素含
有率0.6重量%であつた。
洗浄後の塩化ナトリウムは乾燥後1057であり、この
ものの灼熱減量は2.1%であつた。実施例 8 実施例1においてエタノールの代りに溶剤としてジオキ
サンを用いて、実施例1を繰返してトリメチロールプロ
パンのグリシジルエーテルを得た。
収量321y(純度100%)、収率98.1%、乾燥
塩化ナトリウム1307、灼熱減量1.6%であつた。
実施例 9 実施例1においてエタノールの代りに溶剤として75%
エタノール水溶液を用いて実施例1を繰返してトリメチ
ロールプロパンのグリシジルエーテルを得た。
グリシジルエーテルの収量312y(純度100%)、
収率95.4%であつた。ただし、この場合、f液およ
び洗浄液を一緒にしたものから上記エタノールおよび含
まれる水を留去し、析出した塩化ナトリウムを再f過し
、乾燥したところ、167の塩化ナトリウムが得られた
。このことは溶剤として75%エタノール水溶液を使用
したため、100%エタノールの場合に比し、塩化ナト
リウムの洗浄時同時に溶出する塩化ナトリウムの量が大
となることを示している。このため、目的生成物の収量
、収率において100%エタノール使用の場合より少し
劣るが、非水溶性溶剤使用の場合よりすぐれている。実
施例 10 実施例1においてエタノールの代りに溶剤として50%
エタノール水溶液を用いて実施例1を繰返してトリメチ
ロールプロパンのグリシジルエーテルを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルコールまたはフェノール類とエピクロルヒドリ
    ンの付加物に、水酸化ナトリウム水溶液を加えながら減
    圧加熱下で水を留去して閉環反応を行ない、その後生成
    した塩化ナトリウムを濾過で除くことにより濾液を得、
    さらに濾別した塩化ナトリウムを脂肪族低級モノアルコ
    ール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブおよびジオ
    キサンからなる群から選択した水溶性溶剤または上記水
    溶性溶剤50%以上の水溶液で洗浄し、上記洗浄液およ
    び濾液を一緒にして、これより上記溶剤および含有する
    水を留去した後、再び濾過することを特徴とするアルコ
    ールまたはフェノール類のグリシジルエーテルの製造方
    法。
JP7582575A 1975-06-20 1975-06-20 アルコ−ルまたはフエノ−ル類のグリシジルエ−テルの製造方法 Expired JPS5924149B2 (ja)

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