JPS5923997Y2 - 熱交換装置 - Google Patents
熱交換装置Info
- Publication number
- JPS5923997Y2 JPS5923997Y2 JP3004180U JP3004180U JPS5923997Y2 JP S5923997 Y2 JPS5923997 Y2 JP S5923997Y2 JP 3004180 U JP3004180 U JP 3004180U JP 3004180 U JP3004180 U JP 3004180U JP S5923997 Y2 JPS5923997 Y2 JP S5923997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- flow path
- damper
- gas flow
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は煙道等のガス流路に熱交換器を設けて、ガス流
路内を流れるガスによって熱交換するようにした熱交換
器装置であって、ガスを熱交換器側に全く導く状態と熱
交換器に対するガスの導入を完全に遮断する状態との間
で動作可能なダンパーを熱交換器設置部に1個所のみ設
けることにより、熱交換器に対するガス導入量を自在に
調整し得るようにすることを目的とする。
路内を流れるガスによって熱交換するようにした熱交換
器装置であって、ガスを熱交換器側に全く導く状態と熱
交換器に対するガスの導入を完全に遮断する状態との間
で動作可能なダンパーを熱交換器設置部に1個所のみ設
けることにより、熱交換器に対するガス導入量を自在に
調整し得るようにすることを目的とする。
ガス流路に熱交換器を設けてガス流路内を流れるガスに
よって熱交換するようにした従来の装置は第1図〜第4
図に示すように、温度調整をするのに温度を上げるとき
はガス流路1内の熱交換器2の上手側に位置する第1の
ダンパー3を開にし、バイパス流路4内の第2のダンパ
ー5を閉にして熱交換器2の温度を上げるようになって
おり(第1図参照)、温度を下げるときは第2のダンパ
ー5を開にすると共に第1のダンパー3を少し閉にする
(第2図参照)。
よって熱交換するようにした従来の装置は第1図〜第4
図に示すように、温度調整をするのに温度を上げるとき
はガス流路1内の熱交換器2の上手側に位置する第1の
ダンパー3を開にし、バイパス流路4内の第2のダンパ
ー5を閉にして熱交換器2の温度を上げるようになって
おり(第1図参照)、温度を下げるときは第2のダンパ
ー5を開にすると共に第1のダンパー3を少し閉にする
(第2図参照)。
熱交換器2を使用しないときは第3図のように第1のダ
ンパー3を閉にし、第2のダンパー5を開にするもので
あるが、この場合第2のダンパー5を通ったガスは熱交
換器2の下手側から熱交換器2内に流入する問題がある
。
ンパー3を閉にし、第2のダンパー5を開にするもので
あるが、この場合第2のダンパー5を通ったガスは熱交
換器2の下手側から熱交換器2内に流入する問題がある
。
そのため熱交換器2の下手側位置にも第4図に示すよう
に第3のダンパー6を設けてこれを閉にしなければなら
ない。
に第3のダンパー6を設けてこれを閉にしなければなら
ない。
結局熱交換器2の温度調整をするのに3個所にダンパー
3.5.6を設けなければならず、しかもこれら離れた
場所にあるダンパー3.5.6の開閉を夫々適宜行なわ
ねばならなかった。
3.5.6を設けなければならず、しかもこれら離れた
場所にあるダンパー3.5.6の開閉を夫々適宜行なわ
ねばならなかった。
本考案は斯かる問題に対処すべく為されたものであり、
以下本考案を実施例を示す図面(第5図〜第13図)に
基づいて説明する。
以下本考案を実施例を示す図面(第5図〜第13図)に
基づいて説明する。
即ち本考案熱交換装置はガス流路11の途中に凹入部1
2を設けてこの凹入部12内に熱交換器13を設置し、
該凹入部12とガス流路11との境界においてガス流路
11と熱交換器13側との間を遮断する姿勢とガス流路
11内のガスを熱交換器13側に導く姿勢との間で回転
可能なダンパー14を設け、このダンパー14は前記熱
交換器13の前記ガス流路11側の側面中心近傍位置の
軸芯15,15の周りで回転可能な2枚の板部16,1
6から成ることを特徴とするものである。
2を設けてこの凹入部12内に熱交換器13を設置し、
該凹入部12とガス流路11との境界においてガス流路
11と熱交換器13側との間を遮断する姿勢とガス流路
11内のガスを熱交換器13側に導く姿勢との間で回転
可能なダンパー14を設け、このダンパー14は前記熱
交換器13の前記ガス流路11側の側面中心近傍位置の
軸芯15,15の周りで回転可能な2枚の板部16,1
6から成ることを特徴とするものである。
第5図〜第7図に第1実施例を示し、この実施例は一直
線状のガス流路11の途中に凹入部12を設け、第5図
はダンパー14を閉にしてガス流路11と熱交換器13
側とを遮断した熱交換器13不使用の状態を示し、第6
図はダンパー14を開にしてガス流路11内のガスの全
てを熱交換器13側に導く状態を示し、第7図はガス流
路11に対してダンパー14を傾斜させて半開にしてガ
ス流路11のガスの一部を熱交換器13側に導く状態を
示している。
線状のガス流路11の途中に凹入部12を設け、第5図
はダンパー14を閉にしてガス流路11と熱交換器13
側とを遮断した熱交換器13不使用の状態を示し、第6
図はダンパー14を開にしてガス流路11内のガスの全
てを熱交換器13側に導く状態を示し、第7図はガス流
路11に対してダンパー14を傾斜させて半開にしてガ
ス流路11のガスの一部を熱交換器13側に導く状態を
示している。
第8図〜第10図に第2実施例を示し、この実施例はガ
ス流路11の直角コーナ一部11 aにガスの流れてく
る方向に対向して凹入部12を設けてあり、第8図はダ
ンパー14を閉にしてガス流路11と熱交換器13側と
を遮断した熱交換器13不使用の状態を示し、第9図は
ダンパー14を開にしてガス流路11内のガスの全てを
熱交換器13側に導く状態を示し、第10図はガス流路
11に対してガスダンバー14を傾斜させて半開にして
ガス流路11のガスの一部を熱交換器13側に導く状態
を示している。
ス流路11の直角コーナ一部11 aにガスの流れてく
る方向に対向して凹入部12を設けてあり、第8図はダ
ンパー14を閉にしてガス流路11と熱交換器13側と
を遮断した熱交換器13不使用の状態を示し、第9図は
ダンパー14を開にしてガス流路11内のガスの全てを
熱交換器13側に導く状態を示し、第10図はガス流路
11に対してガスダンバー14を傾斜させて半開にして
ガス流路11のガスの一部を熱交換器13側に導く状態
を示している。
ところで前記第1、第2実施例におけるダンパー14を
開閉させる機構として例えば第11図〜第13図に示す
ものが用いられる。
開閉させる機構として例えば第11図〜第13図に示す
ものが用いられる。
このダンパー開閉機構は、ダンパー14の2枚の板部1
6,16の幅方向端部に位置する回転軸芯15.15の
端部に夫々互いに噛み合う歯車17.17を固定すると
共に一方の板部16の回転軸芯15の端部にアーム18
の一端を固定し、該アーム18の他端をケーシングが固
定側19に対して揺動可能に枢支されたシリンダ装置2
0のピストンロッド21に枢支して構成されており、ピ
ストンロッド21の出退運動により前記アーム18を介
して一方の板部16を回転させ、これと同時に該一方の
板部16側の歯車17と他方の板部16側の歯車17が
噛み合っているので他方の板部16も回転させられる。
6,16の幅方向端部に位置する回転軸芯15.15の
端部に夫々互いに噛み合う歯車17.17を固定すると
共に一方の板部16の回転軸芯15の端部にアーム18
の一端を固定し、該アーム18の他端をケーシングが固
定側19に対して揺動可能に枢支されたシリンダ装置2
0のピストンロッド21に枢支して構成されており、ピ
ストンロッド21の出退運動により前記アーム18を介
して一方の板部16を回転させ、これと同時に該一方の
板部16側の歯車17と他方の板部16側の歯車17が
噛み合っているので他方の板部16も回転させられる。
このとき2枚の板部16,16は互いに逆方向に回転し
て開閉動作を行なう。
て開閉動作を行なう。
このダンパー開閉機構を駆動手段即ちシリンダ装置20
が2枚の板部16,16に対して1つで足りる点に特長
がある。
が2枚の板部16,16に対して1つで足りる点に特長
がある。
本考案熱交換器装置は以上述べたように実施し得るもの
であり、ダンパーをガス流路内の熱交換器設置部に1個
所のみ設けることにより熱交換器に対するガス導入量を
自在に調整することができ、従来のように3個所にダン
パーを設ける場合に比べてコストダウンが計れると共に
ダンパーの開閉操作にも手間がかからない。
であり、ダンパーをガス流路内の熱交換器設置部に1個
所のみ設けることにより熱交換器に対するガス導入量を
自在に調整することができ、従来のように3個所にダン
パーを設ける場合に比べてコストダウンが計れると共に
ダンパーの開閉操作にも手間がかからない。
又本考案はダンパーを熱交換器のガス流路側の側面中心
近傍位置の軸芯の周りで回転可能な2枚の板部で構成し
であるため、第5図〜第10図に示すように熱交換器の
前記側面をガス流路側に近づけることができ、ダンパー
回転のために前記凹入部を深くする必要がない。
近傍位置の軸芯の周りで回転可能な2枚の板部で構成し
であるため、第5図〜第10図に示すように熱交換器の
前記側面をガス流路側に近づけることができ、ダンパー
回転のために前記凹入部を深くする必要がない。
第1図〜第4図は従来例における動作説明を兼ねた概略
縦断面図、第5図〜第7図は本考案の第1実施例におけ
る動作説明を兼ねた概略縦断面図、第8図〜第10図は
本考案の第2実施例における動作説明を兼ねた概略縦断
面図、第11図〜第13図は本考案におけるダンパーを
開閉する機構を示し、第11図はダンパー閉状態の側面
図、第12図はダンパー開状態の側面図、第13図は要
部拡大正面図である。 11・・・・・・ガス流路、11 a・・・・・・直角
コーナ一部、12・・・・・・凹入部、13・・・・・
・熱交換器、14・・・・・・ダンパー15・・・・・
・軸芯、16・・・・・・板部、17・・・・・・歯車
、18・・・・・・アーム、20・・・・・・シリンダ
装置、21・・・・・・ピストンロッド。
縦断面図、第5図〜第7図は本考案の第1実施例におけ
る動作説明を兼ねた概略縦断面図、第8図〜第10図は
本考案の第2実施例における動作説明を兼ねた概略縦断
面図、第11図〜第13図は本考案におけるダンパーを
開閉する機構を示し、第11図はダンパー閉状態の側面
図、第12図はダンパー開状態の側面図、第13図は要
部拡大正面図である。 11・・・・・・ガス流路、11 a・・・・・・直角
コーナ一部、12・・・・・・凹入部、13・・・・・
・熱交換器、14・・・・・・ダンパー15・・・・・
・軸芯、16・・・・・・板部、17・・・・・・歯車
、18・・・・・・アーム、20・・・・・・シリンダ
装置、21・・・・・・ピストンロッド。
Claims (1)
- ガス流路の途中に凹入部を設けてこの凹入部内に熱交換
器を設置し、該凹入部とガス流路との境界においてガス
流路と熱交換器側との間を遮断する姿勢とガス流路内の
ガスを熱交換器側に導く姿勢との間で回転可能なダンパ
ーを設け、このダンパーは前記熱交換器の前記ガス流路
側の側面中心近傍位置の軸芯の周りで回転可能な2枚の
板部から成ることを特徴とする熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3004180U JPS5923997Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3004180U JPS5923997Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 熱交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56132499U JPS56132499U (ja) | 1981-10-07 |
JPS5923997Y2 true JPS5923997Y2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=29625937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3004180U Expired JPS5923997Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923997Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP3004180U patent/JPS5923997Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56132499U (ja) | 1981-10-07 |
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