JPH0616184Y2 - 二つのダンパの連動機構 - Google Patents
二つのダンパの連動機構Info
- Publication number
- JPH0616184Y2 JPH0616184Y2 JP6579688U JP6579688U JPH0616184Y2 JP H0616184 Y2 JPH0616184 Y2 JP H0616184Y2 JP 6579688 U JP6579688 U JP 6579688U JP 6579688 U JP6579688 U JP 6579688U JP H0616184 Y2 JPH0616184 Y2 JP H0616184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- link
- damper
- dampers
- linear drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 従来、ガス流れを分岐する場合、2つのダンパを個別
に動かす。2つのダンパシャフトをリンクで結んで連
動さす。図1に示すダイバータによりガス流れを分岐
する方法があった。
に動かす。2つのダンパシャフトをリンクで結んで連
動さす。図1に示すダイバータによりガス流れを分岐
する方法があった。
但し、の場合、操作によっては2つのダンパが同時に
閉止する場合も有り得るため、流出先のないガスの圧力
上昇をまねき爆発の危険があった。又に関してはど
ちらかが閉るときは片側は常に開く構造がとれるが、仮
りに一つの弁を回収側、一つの弁を放出側とするとその
相互の開度(通路面積)は固有の特性を示し、回収量と
放出量を任意にコントロールすることは出来ない。又、
については特に羽根の大きさが大きくなり製作がむづ
かしく、軸芯が偏よっているため、開閉に大きなトルク
を要し、不経済であり、特に大口径になると完成品の輸
送は困難となり、現地組立等費用と精度維持がむづかし
かった。
閉止する場合も有り得るため、流出先のないガスの圧力
上昇をまねき爆発の危険があった。又に関してはど
ちらかが閉るときは片側は常に開く構造がとれるが、仮
りに一つの弁を回収側、一つの弁を放出側とするとその
相互の開度(通路面積)は固有の特性を示し、回収量と
放出量を任意にコントロールすることは出来ない。又、
については特に羽根の大きさが大きくなり製作がむづ
かしく、軸芯が偏よっているため、開閉に大きなトルク
を要し、不経済であり、特に大口径になると完成品の輸
送は困難となり、現地組立等費用と精度維持がむづかし
かった。
本考案は、この様な欠陥を除去するため、従来の2つの
ダンパを特別に工夫されたリンク機構を使うことによ
り、ダンパは個々にコントロールが出来、しかも、その
相互のダンパの動きがいかなる状態にあっても2つのダ
ンパが全閉になる事のない様にした、2つのダンパの連
動機構に関するものである。
ダンパを特別に工夫されたリンク機構を使うことによ
り、ダンパは個々にコントロールが出来、しかも、その
相互のダンパの動きがいかなる状態にあっても2つのダ
ンパが全閉になる事のない様にした、2つのダンパの連
動機構に関するものである。
即ち本考案は、直線型駆動機C1、C2により開閉され
るダンパ羽根B1、B2を連動させる機構であって、ダンパ
羽根B1、B2のそれぞれが、シリンダーストロークに
見合うレバー長さを持つレバー5、7並びに9、11と
リンク4、6並びに8、10により連結され、その間に、
ガイドレール3と、、それに沿って直線運動する摺動子
2に連結するレバー長が2×のレバー1とからなるリ
ンク機構を設け、該レバー1の一端に直線型駆動機C1
を、中央にリンク4を、他端にリンク8を連結するとい
う構成を採用したことにより、二つの駆動機の各々のス
トロークがいかなる位置においても二つのダンパが同時
に全閉となって管路閉鎖障害を起こすことのない様にし
た二つのダンパの連動機構を提供するものである。
るダンパ羽根B1、B2を連動させる機構であって、ダンパ
羽根B1、B2のそれぞれが、シリンダーストロークに
見合うレバー長さを持つレバー5、7並びに9、11と
リンク4、6並びに8、10により連結され、その間に、
ガイドレール3と、、それに沿って直線運動する摺動子
2に連結するレバー長が2×のレバー1とからなるリ
ンク機構を設け、該レバー1の一端に直線型駆動機C1
を、中央にリンク4を、他端にリンク8を連結するとい
う構成を採用したことにより、二つの駆動機の各々のス
トロークがいかなる位置においても二つのダンパが同時
に全閉となって管路閉鎖障害を起こすことのない様にし
た二つのダンパの連動機構を提供するものである。
本考案を図で詳述すると、連動モードは図2−図5の4
つのパターンに分類され、そのいずれもが、流路閉鎖を
せず、且つこの組合わせにより、各弁の流量を任意にコ
ントロール出来る。
つのパターンに分類され、そのいずれもが、流路閉鎖を
せず、且つこの組合わせにより、各弁の流量を任意にコ
ントロール出来る。
即ち図2は本考案になる一例でエアシリンダ等直線型駆
動機C1、C2により開閉されるダンパ羽根B1、B2
があり、それぞれがシリンダーストロークに見合うレバ
ー長さをもつレバー5、7、9、11とリンク4、6、
8、10により連結されその間にレバー長2×のレバー
1とその中央に摺動子2とガイドレール3を有して成る
ダンパーにおいて、図2ではシリンダC1が縮んだ状態
でダンパB1が閉止、シリンダC2が伸びてダンパB2
が全開の状態を示す。図3ではC1はそのままでC2の
みが縮み、ダンパB2を全閉した状態を示す。
動機C1、C2により開閉されるダンパ羽根B1、B2
があり、それぞれがシリンダーストロークに見合うレバ
ー長さをもつレバー5、7、9、11とリンク4、6、
8、10により連結されその間にレバー長2×のレバー
1とその中央に摺動子2とガイドレール3を有して成る
ダンパーにおいて、図2ではシリンダC1が縮んだ状態
でダンパB1が閉止、シリンダC2が伸びてダンパB2
が全開の状態を示す。図3ではC1はそのままでC2の
みが縮み、ダンパB2を全閉した状態を示す。
即ちレバーとリンク9、10、11はリンク8を引っぱり、
レバー1を引き下げるが、摺動子2はレバー2の中央に
位置するためストロークの1/2しか動かないためリンク
レバー4、5、6、7を介してダンパB1は1/2開とな
り、管路閉鎖は起こらない。
レバー1を引き下げるが、摺動子2はレバー2の中央に
位置するためストロークの1/2しか動かないためリンク
レバー4、5、6、7を介してダンパB1は1/2開とな
り、管路閉鎖は起こらない。
次に図4に示す様に、C2が縮んだまま(ダンパB2全
閉)でC1が伸びると図3におけるレバー9の位置、即
ち、摺動子2が1/2ストロークの時点からシリンダC1
のストロークにより更に1/2ストロークするため、リン
クレバー4、56、7はフルストロークとなりダンパB
1は全開するためここでも管路閉鎖は起こらない。
閉)でC1が伸びると図3におけるレバー9の位置、即
ち、摺動子2が1/2ストロークの時点からシリンダC1
のストロークにより更に1/2ストロークするため、リン
クレバー4、56、7はフルストロークとなりダンパB
1は全開するためここでも管路閉鎖は起こらない。
図5はシリンダC1、C2共伸びた状態で図4の状態
(ダンパB1全開、ダンパB2全閉)からダンパB2が
全開となりリンク、レバー9、10、11の動きによりリン
ク8が押し上げられ摺動子2は1/2ストロークしてダン
パB1は1/2開になる。
(ダンパB1全開、ダンパB2全閉)からダンパB2が
全開となりリンク、レバー9、10、11の動きによりリン
ク8が押し上げられ摺動子2は1/2ストロークしてダン
パB1は1/2開になる。
この様にシリンダC1、C2のいかなる動作においても
ダンパB1、B2のいずれかが開くため管路閉鎖が機械
的に連動して、いつの場合でもいずれかに圧力を逃して
いるため安全であり、しかも個々の弁については、任意
の開度にコントロール出来る特長があり、しかも図1の
ダイバータの様に大きな羽根で偏流を起こさない多量の
ルーバダンパも使用可であるため、流れが安定し且つ開
閉トルクも少くて済む利点がある。
ダンパB1、B2のいずれかが開くため管路閉鎖が機械
的に連動して、いつの場合でもいずれかに圧力を逃して
いるため安全であり、しかも個々の弁については、任意
の開度にコントロール出来る特長があり、しかも図1の
ダイバータの様に大きな羽根で偏流を起こさない多量の
ルーバダンパも使用可であるため、流れが安定し且つ開
閉トルクも少くて済む利点がある。
又、図6の様にダンパB1、B2の開閉軸を直交(また
は任意の角度に交叉)させる事も出来る。
は任意の角度に交叉)させる事も出来る。
図1は従来の分配弁(ダイバータ)で、ケーシング1、
羽根2を示す。 図2、3、4、5、6は本考案による2つのダンパの連
動機構の説明図で駆動シリンダをC1、C2、ダンパ羽
根をB1、B2、ケーシングを12で示す。レバーを1、
5、7、9、11、連結リンクをそれぞれ4、6、8、10
で示し、摺動子2とそのガイドレールを3で示す。
羽根2を示す。 図2、3、4、5、6は本考案による2つのダンパの連
動機構の説明図で駆動シリンダをC1、C2、ダンパ羽
根をB1、B2、ケーシングを12で示す。レバーを1、
5、7、9、11、連結リンクをそれぞれ4、6、8、10
で示し、摺動子2とそのガイドレールを3で示す。
Claims (1)
- 【請求項1】直線型駆動機(C1)、(C2)により開閉される
ダンパ羽根(B1)、(B2)を連動させる機構において、ガイ
ドレール(3)と、それに沿って直線運動する摺動子(2)に
連動するレバー長が2×のレバー(1)とからなるリン
ク機構を設け、レバー(1)の一端に直線型駆動機(C1)
を、中央にリンク(4)を、他端にリンク(8)を連結し、中
央が回転可能に軸支されリンク(4)が1ストローク動く
ことにより90°回転するシリンダーストロークに見合う
レバー長さを持つレバー(5)と、リンク(6)及びレバー
(7)を介してレバー(5)の回転運動に連動して回転するダ
ンパ(B1)と、中央が回転可能に軸支され一端が直線型駆
動機(C2)に連結されレバー(9)及びリンク(10)を介して
他端がリンク(8)に連結されて、直線型駆動機(C2)が1
ストローク動くことにより90°回転するレバー長さを
持つレバー(11)と、レバー(11)の回転運動に連動して回
転するダンパ(B2)とを有し、ダンパ(B1)とダンパ(B2)と
が同時に全閉となることのないようにした二つのダンパ
の連動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6579688U JPH0616184Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 二つのダンパの連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6579688U JPH0616184Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 二つのダンパの連動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169682U JPH01169682U (ja) | 1989-11-30 |
JPH0616184Y2 true JPH0616184Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31291223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6579688U Expired - Lifetime JPH0616184Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 二つのダンパの連動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616184Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002165896A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | Sanki Eng Co Ltd | 排気・感圧兼用ダンパ及びそれを用いた空調・消火設備 |
JP7262486B2 (ja) * | 2018-12-20 | 2023-04-21 | 三菱電機株式会社 | 機器 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP6579688U patent/JPH0616184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01169682U (ja) | 1989-11-30 |
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