JPS5923978A

JPS5923978A - 画質調整回路

Info

Publication number: JPS5923978A
Application number: JP13351282A
Authority: JP
Inventors: Susumu Suzuki; 進鈴木; Yukinori Kudo; 工藤　幸則; Naoyuki Kokado; 古角　尚之
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-07-30
Filing date: 1982-07-30
Publication date: 1984-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、検波段以降のビデオ信号をＡ／Ｄ変換した稜
デジタル的に信号処理を行うデジタルテレビジョン受像
機に係り、特に画像の輝度とコントラストをそれぞれ独
立的に調整する画質調整回路に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

ビデオ信号の輝度信号に係る画質パラメータには輝度、
コントラスト、鮮鋭度がある。これらのうち、輝度は１
画像の平均的な明るさを示し、＃度化号の直流成分に依
存する。コントラストは、画像の比較的大面積にわたる
明るさの変化に和尚するもので、輝度伝号の低約波成分
に依存する。鮮鋭度は、呻１像の輪郭部分のように、明
るさの変化が激しい所に係るもので、輝度信号の高周波
成分（２ＭＨｚ（ｉ近）に依存する。

テレビジョン受像機においては、これらの各画質パラメ
ータを調整する際、各々が互いＣ二影響し合うことなく
、視聴者が望む画質を容易に実現できる。Ｌうにするこ
とが望ましい。

め、輝度およびコントラスト成分とは比較的簡単なフィ
ルタて分離でき、独立した調整が可能であった。これ（
二幻し、コントラストと輝度については、従来のアナロ
グ信号処理によるテレビジョン受像機においては輝度信
号の直流成分と交流成分とを適確に分離し個別に調整す
ることが短しかったため、コントラストと輝度の一力を
調整すると他方が変化し、Ｌ［！！ｌ質調整がやりづら
いという間靭があった。

一方、近年ＩＣ技術の発達ｆ二より、ベースバンド信号
の処理をデジタル的に行うデジタルテレビジロン受像機
の開発が検Ｂ・ｊされている。デジタルテレビジョン受
像機においＣは、コントラスト成分である低周波父流成
分を輝度成分である直流成分と分離する、直流利得がゼ
ロで。

夕をデジタルフィルタによって実現できるため。

上述した調整上の問題は解消されると考えられる。しか
しながら、上記のようなデジタルフィルタをたとえばト
ランスパーサル型のもので実現しようとすると、２０〜
３０以上ものタッグ数のものが必要とされ、回路規模が
非′霞に大きくなってしまうという問題がある。

〔開明の目的〕

本発明の目的は、デジタルテレビジョン受像機−におい
て、比較的少いハードウェア量で輝度信号の直流成分と
交流成分を適確に分離し、個別に利得調整を行うことに
より、輝度とコントラストを独立に調節できる画質調整
回路を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、デジタルテレビジョン信号から分離された輝
度信号を積分回路および平均値回路に通して輝度成分で
ある直流成分を分離する一方、輝度信号からこの直流成
分を減算することでコントラスト成分である交流成分を
分離し。

そしてこれらの直流成分と交流成分とを個別に利１４１
Ａ３整した後、加算して出力するようＣニしたことを特
徴としている。

〔発明の効果〕

本発明によれは、輝度とコントラストとをそれぞれの調
整に際しＬＬいＣ二影響を及ばずことなく調整すること
がｌｊＪ能となるため、噛望とする１凹共を各局に１％
ることができる。

しかも、輝度成分と１２での直流成分を分離するのに積
分回路と平均値回路を用いることから、ディジタルフィ
ルタを用いる場合と比較してノ１−ドウエアを著しく簡
単にでき、コスト而で非常に有利となる。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例に係るデジタルテレビジョン
受像機全体の概略的な構成を示し、たものである。

図において、アンテナ１０１で受信されたテレビジョン
信号はチューナ１０２、ＩＦ段１０３、検’１１段１０
４を経てペースノ々ンドのビデオ信号に復調された後、
Ａ／Ｉ）コンバータ１０５によりデジタルビデオ信号１
１３に変換さ」する。Ａ／Ｄコンバータ１０５に供給さ
れるサンプリングノヤルス１１４は、カラーパースト信
号に位相同期した所定の周波数ｆｓ（例えばｆｒ、＝４
ｆｓｃ　、ｆｓｃ：カラーサブキャリア周波数）を有す
るもので。

Ｐ　Ｊ、　Ｌ回路１１９で作られる。・す“ングリング
パルス１１４はまたデジタル信号処理回路１２ノの動作
基準として回路ＪＲＪ内の各ブロックに供給される。

デジタル信号処理回路１２１において、デジタルビデオ
信号１１３はＹＣ分離回路１０６に導かれ、輝度信号１
１６と色信号１１５とに分離される。輝度信号１１６は
画質調整回路１０Ｂを経てマトリックス回路１２３に加
えられる。

色信号１１５は色復調回路１０７で■信号１１７とＱ信
号１１８（＝復調され、マトリックス回路１２３に加え
られる。マトリックス回路１２３は入力された信号をＲ
ＯＢの標色信号１２２に変換１．　、　Ｄ／Ａコンバー
タ１１０へ供給する。Ｄ／Ａコンバーター１０によりア
ナログ信号に変換された原色信号１０９は出力段１ノー
を経てＣＲＴ１１２に加えられる。

従来のアナログ信号処理によるテレビジ田ン受像機と比
較した場合のデジタルテレビジョン受像機の特徴として
は、信号処理に伴うＳ／Ｎの劣化が少いこと、動作が安
定であること、またデジタル信号処理回路１２１のＩＣ
化を考えた場合には、集積度を高くできること、外付は
部品及び調整筒ｒｇ１が少いこと、これに伴い組立て工
程も少くて済むことなどが挙げられ、性能、コスト両面
での改善が期待される。

本発明は第１図に示すデジタルテレビジョン受像機の全
構成のうち、画質調整回路１０８に関するものであり、
第２図に本発明に基く画質調整回路１０Ｂの具体的な構
成例を示す。

第２図において、入力された輝度信号１１６は積分回路
２０１に入力される。積分回路２０１／は、輝度信号１１６について所定期間Ｔ。１例えば１水
平期間のうちのフライバック期間を除いた期間にわたり
積分を行い、その積分結果を次のＴ１の期間、例えば１
水平期間にわたって出力するものである。積分回路２０
１は、加算器２０５、ラッチ２０６，２０７からなる累
積加算器で構成される。加算器２０５は、輝度信号１１
６とラッテ２０６の出力信号を加算し、その加算結果を
ラッテ２０６の入力に供給する。

ラッテ２０６はサンゾリングパルスノ１４のタイミング
で入力信号をラッチし、フライバックパルス１２４の期
間は出力がゼロにクリアされる。ここでサンプリングノ
ソルヌ１１４の周波数ｆｓはｆｓ＝４ｊ’ｓｃであるか
ら、結局、加算器２０５とラッｆ−２０６により輝度信
号１１６はクライノ４ツク期間を除いた期間（つまり、
画像部分）において、積分されることになる。また。

フライバックパルス１２４はラッテ２０６をクリアする
と同時に、ラニｆＪ気ｔラッテ・９ルスとして供給され
る。このため積分結果はラップ＝２０７にラッチされ、
これか平均値回路２０２に入力される。

平均値回？、６２０２は、積分値２０８を積分時間１゛
。（１水平期間からフライ・々ツク期間を除いた時間）
で割り算し、平均値を得る回路である。

積分時間とは、この期間に加算器２０５で行われた加算
回数（ＮＡ）　と考えることができる。

ＮＡはＮＡ＝（ＴＨ−’ｌ’ＰＮＰ　）／ＴｅＩＪ＞　：　１
水平期１ｊＪｌｉｔ　ｐ　ｎ　：ンクイバソク期間 ’Ｉ’ｓ　：サンプル周１す」（−ｘｆｓｃ　）で向え
られ％’ｌ””　””　ｌ　２　ｐ　ｓｅｃとするとＮ
　Ａ＝”　７３８　”となる。従って、平均値回路２０
２Ｃは積分値２０８を“’７３８”で割り算１れはよい
。実際の回路ではハードウェア量を節約−４−るため、
”７３８”　　で割るかわりに一＋ｏ　　−＋ｔ　　−＋ｓ　　　１　　を利用した演
算を行つ２　　＋２　　＋２　　ご７４４ている。

具体的には２のべき乗の乗算器２０９，２１０゜２１１
と加算器２１２，２１３を用いで積分値２０８を”７４
４”　で割算し℃いる。２のべき乗の乗算器２０９．　
２１０．　２１１は入力された積分値２０８をそれぞれ
２　．２　．２　　倍して出力するものであるが、実際
は配線上の操作だけで実現できるものである。ｕ７３８
°“　と”７４４°°　の差は、実用上の問題はない。

平均値回路２０２での上述した演算により、１４反個号
１１６の＋ＩＩ＋像部分の平均値、つまり曲流成分２１
４が得られる。

次に、減算器２０３において輝度信号１１６から曲流成
分２１４が減算され、輝度信号１１６の画像部分の交流
成分２１５が得られる。曲流成分２１４は画像の４度に
、ｋ流成分２１５はコントラスと鮮鋭度にそれぞれ対応
している。

直流成分２１４ど交流成分２１５はコントロール回路２
０４に入力され、それぞれ個別に利得調整される。すな
わら、直流成分２１４は加算器２１６に入力され、輝度
調堅値２１８ど加え合わされ、これにより輝度調整がな
される。

交流成分２１５は乗算器２１２に入力され、コントラス
ト調整値２１９と乗算されることによリ、コントラスト
調整が行われる。加算器２１６と乗算器２１７の出力伝
号は加算器２２θで加え合わさり、て出力さｊする。

このように１７で、輝度とコントラストとを個別Ｃ二調
整できる。また、′Ｑ′１２図において積分回路２０１
および平均１ｊα回路２０２の部分はハードウェアどし
てはコントラスト成分である低周波父ＯＩＣ，成分を分
１１ｉ＋１するだめのデジタルフィルタに比べはるかに
簡単であり、Ｉ（”化（二際しコストダウンを図る上で
極めて有］・りである。

第３図はコントラストと１！４税度を別々ｆ二調整ＯＪ
能としたコントロール１り日′６２０４の他の構成例を
示す図である。第３図（二おいて、直流成分２１４は第
２図の場合と同様、加算器２１６において輝度調整値２
１８により調整される。交流成分２１５は、ｒノタルロ
＝パスフィルタ３０）に入力されて低域成分３０３が抽
出され。

これがコントラスト信号となる。一方、加算器３０２で
は交流成分２１５から低周波成分３θ３が結算されて高
周波成分３０４が得られ、これが鮮鋭度の信号となる。

乗算器２１７には低周波成分３０３とコントラスト調整
値２１９とが入力され、ここでコントラスト調整が行な
われる。乗算器、？　０５には高周波成分３θ４と鮮鋭
度調整値３０６とが人力され、ここで鮮鋭度調整が行わ
れる。そして加算器２１６、乗算器２１７．３０５の各
出力信号が加算器３０７で加え合わされて出力される。

なお、上記の各実施例では、積分期間Ｔ。が１水平期間
からフライバック期間を除いた期間について述べたが、
積分期間′Ｉ゛。につぃては画像部分の平均値が実用上
問題ない程度の誤差範囲内で求まるものであれは、特に
これに限定されない。また積分期間Ｔ。は１垂直期間か
らフライバック期間を除いた期間であっても類似の効果
は得られる。さらに上記実施例は本発明をいわゆる放送
信号用のテレビジョン受像機に適用した場合について説
明したが、放送信号を対象としないモニタ用等のテレビ
ジョン受像機にも同様に適用できることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るデノタルテレビジョン
受ｆｐ機全体の概略的（黄成図、第２図は同実７１１Ｍ
例におけるｒ＋ｊｉＩ質調整回路の構成を示す図、第３
図は画ｌ↓調整回路におけるコントロール回路の他の構
成例を示す図である。１０５・・・ｌ＼／Ｄコンバータ、１０８・・・画質調
整ｌｕｌ　ＩＩＩ＋ｓ　、　　）Ｊ４・・・ザンフ０リ
ングノモルス、１１６・・・輝度＜ｒｉ号、１２１・・
・プ′ジタル４６　”ｒ処理回路。１２４・・・フライバックパルス、２０ノ・・・積分回
路、２０２・・・平均値回路、２０３・・・減算器、２
０４・・・コントロール回路、２０５，２０１２゜２０
１３．２０１６．２０２０・・・加算器、２０６．２０
７・・・ラッチ、２０８・・・積分値、２０９．２０ノ
０．２０１１・・・２のべき乗倍の来私１器、２１４・
・・直流成分、２１５・・・交流成分、２１６・・・乗
算器、２１８・・・輝度調ｕ１）値、２１９・・・コン
トラスト調整値、３０ノ・・・ＬＰＦ−３０２゜３０７
・・・加算器、３０３・・・低周波成分、３０４・・・
高周波成分、３０５・・・乗算器、３０６・・・鮮鋭度
調整値。

Claims

【特許請求の範囲】（１１ビデオ信号をデジタル化した後、信号処理を行う
テレビジョン受像機において、デジタルビデオ信号から
分離された輝度信号を入力とし、この信号をＤ「定期間
１゛ｏにわたり積分するとともに、その積分結果を期間
Ｔ１にわたって出力する積分回路と、この積分回路の出
力信号の期間Ｉｌ＋。にわたる平均値を演葬し出力する
平均値回路と、前記輝度信号より前記平均値回路の出力
信号を減する減算回路と、この減算回路の出力信号を利
得調整して出力するコントロール回路とを備えたことを
特徴とする画質調整回路。（２）所定期間Ｔ。は１水平期間のうちのフライバック
期間を除いた期間であり、期間Ｔ、は１水平期間４るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画質調整回
路。