JPS5923785B2 - 麦汁「ろ」過槽の洗浄装置 - Google Patents
麦汁「ろ」過槽の洗浄装置Info
- Publication number
- JPS5923785B2 JPS5923785B2 JP56203253A JP20325381A JPS5923785B2 JP S5923785 B2 JPS5923785 B2 JP S5923785B2 JP 56203253 A JP56203253 A JP 56203253A JP 20325381 A JP20325381 A JP 20325381A JP S5923785 B2 JPS5923785 B2 JP S5923785B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- wort
- filtration
- nozzle
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、ビールの原料である麦汁を1過して、麦粕と
清涼麦汁とに分離する沢過槽における洗浄装置に関する
。
清涼麦汁とに分離する沢過槽における洗浄装置に関する
。
従来技術
麦汁沢過槽は、内径が6〜9m程度、深さが2m程度の
槽本体の槽底面上に僅かの隙間を隔てて配置した濾過網
により、槽内に1m程度の深さで供給した麦汁を1過し
て、清涼麦汁な槽底面の吐出口から槽外に取出すように
したものであるが、沢過網には、幅0.6〜1.2tI
rIIL程度、長さ50叫程度の1過スリットを無数に
穿設したものであるから、目詰まりが生じやすい上、沢
過網と槽底面との間の隙間は20rran程度であるか
ら、麦粕等のデンプン質の凝固物が澱んで1過性能に悪
影響を与えることが多い。
槽本体の槽底面上に僅かの隙間を隔てて配置した濾過網
により、槽内に1m程度の深さで供給した麦汁を1過し
て、清涼麦汁な槽底面の吐出口から槽外に取出すように
したものであるが、沢過網には、幅0.6〜1.2tI
rIIL程度、長さ50叫程度の1過スリットを無数に
穿設したものであるから、目詰まりが生じやすい上、沢
過網と槽底面との間の隙間は20rran程度であるか
ら、麦粕等のデンプン質の凝固物が澱んで1過性能に悪
影響を与えることが多い。
このため、従来では何回かの1過工程が終ると、作業者
が槽本体内に入り、手作業で高圧洗浄水を濾過網上に吹
付けて目詰まりした麦粕等を洗浄除去しているが、作業
環境が悪い上に濾過網上に乗り広い面積を洗浄する必要
があるから、洗浄作業はされめて煩わしく重労働であっ
た。
が槽本体内に入り、手作業で高圧洗浄水を濾過網上に吹
付けて目詰まりした麦粕等を洗浄除去しているが、作業
環境が悪い上に濾過網上に乗り広い面積を洗浄する必要
があるから、洗浄作業はされめて煩わしく重労働であっ
た。
また、濾過網上から洗浄水を゛吹付けるのみであるから
、槽底面との間の隙間に沈んだ凝固物を効果的に洗浄す
ることができず、細分された沢過網の一部をわざわざ取
外して隙間を洗浄するという作業を余儀なくされていた
。
、槽底面との間の隙間に沈んだ凝固物を効果的に洗浄す
ることができず、細分された沢過網の一部をわざわざ取
外して隙間を洗浄するという作業を余儀なくされていた
。
発明の目的
本発明は、この種の麦汁沢過槽における沢過網に付着し
スリットに目詰まりした麦粕、濾過網と槽底面との隙間
に澱んだ凝固物を自動的に洗浄除去して、1過性能の安
定化及び省力化を図るものである。
スリットに目詰まりした麦粕、濾過網と槽底面との隙間
に澱んだ凝固物を自動的に洗浄除去して、1過性能の安
定化及び省力化を図るものである。
発明の要旨
本発明は、麦汁沢過槽において、槽底面に、高圧洗浄水
を扇形状に噴射する逆洗ノズルを、噴射方向を円周方向
に揃えてほぼ一定の間隔で多数個配置し、上記隙間及び
上記沢遇網に付着した凝固物や麦粕等を全面的に短時間
で自動的に洗浄除去するように構成した麦汁沢過槽の洗
浄装置を提供するものである。
を扇形状に噴射する逆洗ノズルを、噴射方向を円周方向
に揃えてほぼ一定の間隔で多数個配置し、上記隙間及び
上記沢遇網に付着した凝固物や麦粕等を全面的に短時間
で自動的に洗浄除去するように構成した麦汁沢過槽の洗
浄装置を提供するものである。
実施例
第1図に示すように、作業底面1に立設した垂直支柱2
上で支持された大径容器状の槽本体3を有し、該槽本体
3の上部に、排気ダクト4を有するコーン状の天井5を
一体的に連設して成る沢過槽6を備え、麦汁供給ロアか
ら槽本体3内に設定レベルLまで供給された麦汁な、回
転機構8で回転される攪拌機構9で攪拌し、ついで、槽
底面10上に僅かの隙間Tを隔てて配置した沢槽網11
により麦汁をFAして、清涼麦汁な槽底面10の吐出口
12から槽外に取出し、1過終了後、沢過網11上に残
った変軸を上記攪拌機構9に付設した粕取機構13で粕
取口14から槽外に排出する一方、洗浄時は、天井5側
の洗浄ノズル15からの洗浄水で攪拌機構9等を洗浄し
、槽本体3上側の洗浄ノズル16からの洗浄水で槽本体
3壁面等を洗浄すると同時に、濾過網11と槽底面10
との間の逆洗ノズル17からの洗浄水で隙間T及び沢過
網11等を洗浄するようになっている。
上で支持された大径容器状の槽本体3を有し、該槽本体
3の上部に、排気ダクト4を有するコーン状の天井5を
一体的に連設して成る沢過槽6を備え、麦汁供給ロアか
ら槽本体3内に設定レベルLまで供給された麦汁な、回
転機構8で回転される攪拌機構9で攪拌し、ついで、槽
底面10上に僅かの隙間Tを隔てて配置した沢槽網11
により麦汁をFAして、清涼麦汁な槽底面10の吐出口
12から槽外に取出し、1過終了後、沢過網11上に残
った変軸を上記攪拌機構9に付設した粕取機構13で粕
取口14から槽外に排出する一方、洗浄時は、天井5側
の洗浄ノズル15からの洗浄水で攪拌機構9等を洗浄し
、槽本体3上側の洗浄ノズル16からの洗浄水で槽本体
3壁面等を洗浄すると同時に、濾過網11と槽底面10
との間の逆洗ノズル17からの洗浄水で隙間T及び沢過
網11等を洗浄するようになっている。
上記逆洗ノズル17は、第2図a及び第2図すに詳細に
示すように、槽底面10に穿設した取付孔21に中空の
基軸22を、パツキン23とシールリング24とを介し
て嵌合し、ナツト25により締結固定すると共に、上記
基軸22の上部に中空のノズル軸26をパツキン27を
介して締結固定する一方、上記ノズル軸26の中空部に
溶接固定した支軸28の下部にばね29を介してボール
30を配置し、基軸22の中空部の弁座31に当て止め
て逆止弁を形成すると共に、上記ノズル軸26の外周に
約45の角度で3個のノズル口32゜・・・、32を取
付げて構成する。
示すように、槽底面10に穿設した取付孔21に中空の
基軸22を、パツキン23とシールリング24とを介し
て嵌合し、ナツト25により締結固定すると共に、上記
基軸22の上部に中空のノズル軸26をパツキン27を
介して締結固定する一方、上記ノズル軸26の中空部に
溶接固定した支軸28の下部にばね29を介してボール
30を配置し、基軸22の中空部の弁座31に当て止め
て逆止弁を形成すると共に、上記ノズル軸26の外周に
約45の角度で3個のノズル口32゜・・・、32を取
付げて構成する。
上記基軸22は、導管33を介して高圧洗浄水供給装置
(図示せず)に連結され、該装置から供給された高圧洗
浄水が基軸22の中空部でボール30を押し上げてノズ
ル軸26の中空部からノズル口32.・・・、32に至
り、3個のノズル口32゜・・・、32から扇形状に噴
射されるようになる。
(図示せず)に連結され、該装置から供給された高圧洗
浄水が基軸22の中空部でボール30を押し上げてノズ
ル軸26の中空部からノズル口32.・・・、32に至
り、3個のノズル口32゜・・・、32から扇形状に噴
射されるようになる。
なお、ノズル口32.・・・、32は、全体として高圧
洗浄水が扇形状に噴射されるようになっていれば、特に
個数は問わない。
洗浄水が扇形状に噴射されるようになっていれば、特に
個数は問わない。
一方、第3図に示すように、上記槽本体3内の沢過網1
1は、上記攪拌機構90回転軸34を中心にして半径方
向に数分割され、さらに円周方向に放射状に多数分割さ
れた網小片11a、・・・。
1は、上記攪拌機構90回転軸34を中心にして半径方
向に数分割され、さらに円周方向に放射状に多数分割さ
れた網小片11a、・・・。
11aを組合わせて成り、各網小片11a、・・・。
11aには多数のスリット34(第2図す参照)が穿設
しである。
しである。
上記逆洗ノズル17は、上記回転軸34を中心にして、
上記網小片11a、・・・11aにほぼ対応した同心円
周上に、円周方向にほぼ等間隔で多数個配置すると共に
、その噴射方向を円周方向に揃えて、隙間Tの全面にわ
たって約3贅の高圧水を噴射できるようになっている。
上記網小片11a、・・・11aにほぼ対応した同心円
周上に、円周方向にほぼ等間隔で多数個配置すると共に
、その噴射方向を円周方向に揃えて、隙間Tの全面にわ
たって約3贅の高圧水を噴射できるようになっている。
上記のように麦汁沢過槽の洗浄装置を構成すれば、洗浄
時、天井5側の洗浄ノズル15と槽本体3上側の洗浄ノ
ズル16とから噴射される洗浄水で、槽本体3の内部全
体を洗浄する一方、多数の逆洗ノズル17.・・・、1
7から扇形状に高圧洗浄水が噴射され、r過網11と槽
底面10との間の20叫程度の隙間Tに澱んだ凝固物が
洗い流されると同時に、濾過網11のスリット34に目
詰りした変軸が吹き飛ばされるようになる。
時、天井5側の洗浄ノズル15と槽本体3上側の洗浄ノ
ズル16とから噴射される洗浄水で、槽本体3の内部全
体を洗浄する一方、多数の逆洗ノズル17.・・・、1
7から扇形状に高圧洗浄水が噴射され、r過網11と槽
底面10との間の20叫程度の隙間Tに澱んだ凝固物が
洗い流されると同時に、濾過網11のスリット34に目
詰りした変軸が吹き飛ばされるようになる。
逆洗ノズル17から噴射された高圧洗浄水は、洗い流し
た凝固物や変軸とともに噴射方向の後側位置にそれぞれ
設げた吐出口12.・・・、12から迅速に槽外へ排出
されるようになる。
た凝固物や変軸とともに噴射方向の後側位置にそれぞれ
設げた吐出口12.・・・、12から迅速に槽外へ排出
されるようになる。
洗浄効果を上げるために、吐出口12.・・・。
12から洗浄水等を吸引排出するポンプ35を設けて入
切を繰返すと、自然排出の場合に比べて洗浄時間を約1
74(5分)に短縮することも可能である。
切を繰返すと、自然排出の場合に比べて洗浄時間を約1
74(5分)に短縮することも可能である。
発明の効果
本発明は、槽底面に配置した逆洗ノズルからの高圧洗浄
水で凝固物や変軸を自動的に洗浄除去できるから、作業
者による重労働の洗浄作業が不要になり省力化が図れる
ようになる。
水で凝固物や変軸を自動的に洗浄除去できるから、作業
者による重労働の洗浄作業が不要になり省力化が図れる
ようになる。
また、高圧洗浄水で隙間のみならず沢過網のスリットも
洗浄できるから洗浄作業が安定に行なえ、1過性能も安
定するようになる。
洗浄できるから洗浄作業が安定に行なえ、1過性能も安
定するようになる。
第1図は麦汁沢過槽の縦断面図、第2図aは逆洗ノズル
の平面図、第2図すは逆洗ノズルの縦断面図、第3図は
沢過網と逆洗ノズルと吐出口の配置を示す平面図である
。 3・・・槽本体、6・・・沢過槽、10・・・槽底面、
11・・ヂ過網、12・・・吐出口、17・・・逆洗ノ
ズル、34・・・スリット、35・・・ポンプ、T・・
・隙間。
の平面図、第2図すは逆洗ノズルの縦断面図、第3図は
沢過網と逆洗ノズルと吐出口の配置を示す平面図である
。 3・・・槽本体、6・・・沢過槽、10・・・槽底面、
11・・ヂ過網、12・・・吐出口、17・・・逆洗ノ
ズル、34・・・スリット、35・・・ポンプ、T・・
・隙間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 槽底面上に僅かの隙間を隔てて配置した沢過網によ
り、槽内に供給した麦汁を1過して、清涼麦汁を槽底面
の吐出口から槽外に取出すようにした麦汁沢過槽におい
て、 上記槽底面に、高圧洗浄水を扇形状に噴射する逆洗ノズ
ルを、噴射方向を円周方向に揃えてほぼ一定の間隔で多
数個配置し、濾過網と槽底面との隙間に付着した凝固物
や麦粕等を洗浄除去するようにしたことを特徴とする麦
汁沢過槽の洗浄装置。 2 上記逆洗ノズルを、槽底面の中心に対して同。 /c41I3周上に、円周方向にほぼ等間隔で配置する
と共に、該逆洗ノズルの噴射方向の後側位置に、上記吐
出口をそれぞれ設けたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の麦汁沢過槽の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56203253A JPS5923785B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 麦汁「ろ」過槽の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56203253A JPS5923785B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 麦汁「ろ」過槽の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101678A JPS58101678A (ja) | 1983-06-16 |
JPS5923785B2 true JPS5923785B2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=16470959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56203253A Expired JPS5923785B2 (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 麦汁「ろ」過槽の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923785B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
UA98618C2 (ru) * | 2006-05-19 | 2012-06-11 | Хейнекен Сеплай Чейн Б.В. | Способ изготовления напитка на основе дрожжевого брожения |
CN105834152A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-08-10 | 济南天泰啤酒设备有限公司 | 一种用于啤酒过滤槽的反冲洗装置 |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP56203253A patent/JPS5923785B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101678A (ja) | 1983-06-16 |
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