JPS5923718Y2 - ビ−ルの注出具 - Google Patents

ビ−ルの注出具

Info

Publication number
JPS5923718Y2
JPS5923718Y2 JP2672481U JP2672481U JPS5923718Y2 JP S5923718 Y2 JPS5923718 Y2 JP S5923718Y2 JP 2672481 U JP2672481 U JP 2672481U JP 2672481 U JP2672481 U JP 2672481U JP S5923718 Y2 JPS5923718 Y2 JP S5923718Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide part
hollow
vertical guide
beer
inclination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2672481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57140358U (ja
Inventor
敏雄 中山
博明 吉村
Original Assignee
アサヒビール株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサヒビール株式会社 filed Critical アサヒビール株式会社
Priority to JP2672481U priority Critical patent/JPS5923718Y2/ja
Publication of JPS57140358U publication Critical patent/JPS57140358U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5923718Y2 publication Critical patent/JPS5923718Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビール注出具、特に通称ミニ樽と称せられて
いる小型のビール樽に好適なビールの注出具に関するも
のである。
従来のこの種注出具としては、この考案の出願人によっ
て出願されたもの(特願昭55−96463号)がある
が、このものにあってはビール容器の注出口に着脱自在
に取付けられる中空嵌合部に、これとは別体で大径の孔
または溝と複数の小径孔とがあけられたパンチング板を
取付けたもので、構造が複雑であり、また2部材を必要
とするため金型を別々におこさねばならず、製作工程が
増えて作業に長時間を要し、経済的でない等の欠点があ
った。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除して構造が
簡単で、かつ1個の金型で製作でき、経済的なビールの
注出具を提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例を参照してこの考案を説明する
第1,2図はこの考案の1実施例を示すもので、両国に
おいて1はこの考案の注出具で、この注出具1は中空嵌
合部2と、これに一体となって縦向きに連設された中空
案内部3とを具えている。
中空案内部3は中空嵌合部2に連設する垂直部4と、こ
の垂直部4から斜め上向きに傾斜した傾斜部5とから構
成され、前記垂直部4の内壁には傾斜部5との境界位置
がら中空嵌合部2に向けて徐々に幅狭となった複数の垂
直向き板状突起6が、第2図で傾斜部5の傾斜方向と直
交する向きで対向し、かつ互いに等間隔で沖空部に向け
て突出して配置されている。
また、傾斜部5の傾斜方向と反対側の垂直部4であって
、この垂直部4に最も近い板状突起6の基端間の内壁に
は外気と連通した小孔7が穿設され、ビールが板状突起
6に激突して傾斜部5に落下する際、乱流を起して鉄部
5に空隙が生ずるのを防止している。
第3,4図はこの考案の第2実施例を示し、この注出具
1′は前記のような複数の垂直向き板状突起6′を具え
た垂直部4′を中空嵌合部2′に、その下端が該嵌合部
2′より下方に突出するように連設した点で前記実施例
と相違し、その他の部分については前記実施例と同様と
なっているので、同一部分には同一符号にダッシュを付
してその説明を省略する。
次にこの考案の作用を説明する。
注出具1,1′を使用してミニ樽よりビールを注ぎ出す
には、第5図に示すように注出具1,1′をその嵌合部
2,2′を注出口9に嵌合してミニ樽8に取付け、その
後ミニ樽8を注出具1,1′の傾斜部5.5′の先端が
下向きとなってコツプ等容器に位置するようにして傾む
けると、ビールは中空案内部3,3′を好ましい流速で
流下して注ぎ出される。
この際、ビールはその流下の初期の段階で垂直部4.4
′に設けた複数の板状突起6,6′へ激突しながら、一
部は該突起6,6′の板面間から小流となって傾斜部5
,5′に落下し、そこでビール特有の泡を発生すること
となり、しかも前記突起6,6′への激突から傾斜部5
,5′への落下のときビールに乱流を起して鉄部5,5
′に空隙を生じさせ、また気液交換が充分に行えないた
めミニ樽8に減圧現象を起こそうとするが、小孔7,7
′によって外気が適宜に吸入されるので、注ぎ出しに支
障をきたすことはない。
尚、上記実施例では板状突起6,6′をそれぞれ4個ず
つ対向配置したものを示したが、これに限定するもので
なく適宜の数装置してもよく、その他この考案は細部の
設計を種々変形することが可能である。
この考案は上記のように構成したので、構造が簡単で、
かつ適当な流速で、良好な泡の状態のビールを注ぎ出す
ことができ、また縦方向に半割した1個の金型で打ち抜
き加工ができ、製作容易で、経済的である等の優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの考案の第1実施例を示し、第1図は縦
断正面図、第2図は第1図のI■−II線に沿ってみた
底面図、第3,4図はこの考案の第2実施例を示し、第
3図は縦断正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿
ってみた底面図、第5図はこの考案の注出具をミニ樽に
取付けた状態の一部省略正面図である。 1.1′・・・注出具、2,2′・・・中空嵌合部、3
,3′・・・中空案内部、4,4′垂直部、5,5′・
・・傾斜部、6゜6′・・・板状突起、7,7′・・・
小孔、8・・・ミニ樽、9・・・注出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビール容器の注出口に着脱自在に取付けられる中空嵌合
    部に中空の垂直案内部を連設し、さらにこの垂直案内部
    の先端に中空の傾斜案内部を連設し、前記垂直案内部に
    おける傾斜案内部の傾斜方向と直交する内壁に中空部に
    向けて突出する垂直向きの板状突起を所定間隔で相対向
    して複数個設け、かつ前記傾斜案内部の傾斜方向と反対
    側の垂直案内部であって、この垂直案内部に最も近い板
    状突起の基端間の内壁に外気と連通した小孔を穿設した
    ことを特徴とするビールの注出具。
JP2672481U 1981-02-26 1981-02-26 ビ−ルの注出具 Expired JPS5923718Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2672481U JPS5923718Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 ビ−ルの注出具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2672481U JPS5923718Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 ビ−ルの注出具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140358U JPS57140358U (ja) 1982-09-02
JPS5923718Y2 true JPS5923718Y2 (ja) 1984-07-14

Family

ID=29824445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2672481U Expired JPS5923718Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 ビ−ルの注出具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5923718Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058943A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社エムトリップコーポレーション 飲料用抽出補助具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058943A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社エムトリップコーポレーション 飲料用抽出補助具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57140358U (ja) 1982-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2399684A1 (en) Gas-liquid contact tray
JPS5923718Y2 (ja) ビ−ルの注出具
JPS60113089U (ja) パチンコ機の装飾板
EP0818311A3 (en) Liquid discharging method and liquid-discharge head, ink-jet recording method and head for ink-jet recording method
KR0124775Y1 (ko) 생수 냉온수기에 있어서 생수통의 생수토출부 안내부 설치용 유수관
JPS6324052Y2 (ja)
JPS6123611Y2 (ja)
JPS5819733U (ja) セメントミルク連続混合装置用ジエツトミキサ
JPS6242919Y2 (ja)
JPH0120289Y2 (ja)
JPH0237705Y2 (ja)
JP3030920U (ja) 詰らない液体調味料差し
JPS6314066Y2 (ja)
JPS6342130U (ja)
JPH0131328Y2 (ja)
JPH077405Y2 (ja) 蛇口構造
JP2519766Y2 (ja) 紙製液体容器
JPS59109652U (ja) ビール注出具
JPH0452619U (ja)
JPS59138599U (ja) デフレクタ−
JPS6344367Y2 (ja)
JPS58113639U (ja) ビール注出具
JPS59199453A (ja) 音発生機構を有する注出具
JPS59103853A (ja) 鳴音機構を備えた注出具
JPH0372655U (ja)