JPS5923407A - 走水防止型ケ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はケーブルシース外傷事故が発生して水がケーブ
ル内に浸入した場合にその水のケーブルに沿った浸入を
防止しうる構造を有する走水防止型ケーブルに関する。

複数の素線を撚合せてシースを施こして形成されるケー
ブルにあってはシース内面と素線外面との間に形成され
る空間に介在物を配置しシース外形を円形に保っている
。従来の介在物はポリプロピレンテープ、紙、ジュート
等であるが、シースに外傷が生じ水が浸入すると、その
水はこれら介在物を通りケーブルに沿って走水すること
があり、とれが生じるとケーブル全体が使用不能となる
。

本発明の目的はこのよう外従来の介在物を用いるケーブ
ルの７−ス外傷による浸水に伴うケーブルに泊った走水
を有効に防止しうる構造を有するケーブルを提供するこ
とである。

本発明によれば従来の介在物中に夫々吸水膨潤性を存す
る物質を充填した複数の水溶性パイプを散在させること
に」：り上記目的を達成する。

以下図面にもとづき本発明の一実１ｆｊＱ例を説明する
。

第１図は本発明のケーブルの断面図である。第１図にお
いて夫々導体１１絶縁体２および外被３を有する３本の
素線を介在物６と共に撚合せ、更に押え巻き４を与えた
後にケーブルシース５で被枦してケーブルが形成される
。

本発明によればこの介在物６中に吸水膨潤利７が適当に
散在されている。

吸水膨潤材７は第２図に示すように例えばポリアクリル
酸塩系の高吸水性樹脂（製鉄化学工業■商品名「アクア
キープ」等）のような吸水膨潤剤８を水溶性のパイプ９
に例えば押出ｌ−等により充填して形成してもよく、あ
るいは第３図に示すように水溶性ンートの縦添え接着に
より形成してもよい。

このようにするととにより、シースの外傷によってケー
ブル内に浸水が生じても、その水により水溶性パイプ９
が溶解し、吸水膨ｎ“１１剤８が膨張し、これによりケ
ーブルに沿った走水が防止される。

この走水防止効果を確認するために長さ１ｍの本発明の
ケーブルおよび同じ長さの従来のケーブルを用意し、夫
々のケーブルの中央部分のシースに穴を設け、その穴に
長さ１ｍの管を上向きに接続して落差を１ｍとし、それ
に水を注入して走水を調査した。従来のケーブルにあっ
ては注水より数秒後にケーブル両端からの水の滴下が生
じだが、本発明のケーブルでは少くとも２４時間につい
ては走水が認められなかった。

以上述べたように、本発明によれば、従来のケーブルで
は不可避であったケーブルに治っての走水ははソ完全に
防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の走水防止型ケーブルの断面図、第２図
および第３図は第１図における吸水膨４″１°１］」の
断面図１である。 １・・・導体、２・・・絶縁体、３・・外被、４・押乏
−巻き、５・・シース、６・・・介在物、７・・・吸水
膨Ｗ’ｌ’ｌ材、８・ｎ）９水ル）？層剤、９・・・水
溶性パイプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　複数の素線を撚り合せてシースを施こしたケ
   ーブルにおいて、素線外表面とシースとの間の空間に充
   填される介在物中に、夫々吸水膨潤物質を充填した複数
   の水溶性パイプを散在させてなる走水防止型ケーブル。