JPS6039704A - ガスブロツクケ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はケーブル内を布設場所の雰囲気中に発生するガ
スが通過するのを防止できるガスブロックケーブルに関
するものである。

化学プラントその低腐食性ガスや可燃性ガスが発生する
おそれのある場所にケーブルを布設する場合に１通常の
ジュート、ポリプロピン（ｐｐ）ヤーン、紙紐等の透水
透気可能な介在をケーブル勝心間に設けた心気ケーブル
にあっては、萬−前記の腐食性ガスや可燃性ガスが発生
した場合ケーブルの介在部分がこれらガスの通路となり
、大気中の水分をも併せて侵入させることによシ、ケー
ブルの絶縁劣化が急速に進んだシ、ケーブル導体１υｊ
のスノＲ−り等によシ引火して延焼事故を発生するおそ
れがあり、通常の場合はこのよう刺透水、透！ 気可能な前述の如き介在を使用せず、ビニルやインプレ
ンゴムの如きコンパウンドをシースの被接とともに線心
のよシ合せ間隙に充実するように押出すことによってガ
スの通路をなくしたケーブルが考えられている。

しかしこのような押出しでケーブルの線心間を充実する
ことは押出工程が複雑となるばかりでなく、押出自体が
困難でコストも高くつく欠点があｐ、この傾向はケーブ
ルの導体外径の増大とともに大きくなっている。

本発明はこのような、状況に鑑みてなされたもので、電
気ケーブルの線心より合せ間隙に充填される介在として
ジュート、ＰＰヤーン、紙停の通気性介在中に高吸水性
樹脂を付着又は含浸させることによって達成されるもの
である。

次にこれを図面によって説明すれば第１図は本発明のケ
ーブルの一例で導体１に絶縁体２を被酋したケーブル線
心３の３条を撚り合わせる際に。

ジュー）、ＰＰヤーン、紙紐等の介在材料に高教本発明
に於て高吸水性樹脂とは澱粉系のアクリロニトリルグラ
フト化加水分解物、アクリル酸グラフト化物、セルロー
ス系のグラフト重合物、カルボキシメチル化物及び合成
樹脂系のポリアクリル酸塩系、ポリビニルアルコール系
、ポリエチレンオキサイＰ系のものが知られているがい
づれでもよめ。

本発明に於てはこのような介在？有したケーブルである
ので空気中の水分または介在物中の水分を高吸水性樹脂
が吸収して膨潤し、ケーブルコアー間の隙間を埋めるの
で、ガスをケーブルＶ長手方向に流通するのを阻止し遮
断することができる。

次に本発明の英施例について説明すれば２図示のように
６’ＯＯ’Ｖ　３Ｘ１００−の架橋ポリエチレンビニル
シースケーブルを製造した介在Ｉ′ｉ澱粉系高吸水性樹
脂を含浸したジュートである。このようなケーブルを１
０ｍ１長、切シと、！７．その端部から窒素ガスを圧力
０．１　ｋｆ〜で１時間かけたが、ガスの漏れ景は０で
あった。

ちなみに６００　Ｖ　３Ｘ３８−架橋ポリエチレン絶縁
ビニルシースケーブルについて、ケーブル放置時間と空
気のもれ量の関係を調べ第２図に、介在の吸水性樹脂含
浸量と空気もれ量との関係を第３図に示した。

ケーブルの介在にはポリプロピレンヤーンを用い、アク
リル酸グラフト化物を吸水性樹脂として含浸した。導体
部はエポキシノぞテでシールし、ガス（空気）圧力ｌ″
ｉ、　０．０１５ｋｒＡｆとした。

第２図では湿度５０チ及び９０％の鴨合を示しているが
、それぞれ約５０時間及び約３０時間で空気もれ址は殆
んどＯになることが判った。

哨３図ではケーブル長１０ｍ、２４Ｈｒ湿度９０チ及び
７０％で放置したものについて空気もれ量を測定しグラ
フ化したもので空気もれ量の規格ガス圧力０．０１５ｋ
ｒ／ａｄ　、１５０　ｃｃ　／Ｈ以下を点線で示しであ
る。

介在罠対する吸水性樹脂の含浸量μ樹脂め種類によって
異なるけれども、概ね、２重量％以上が望ましいもので
ある。

本発明は上記のように比較的短時間で介在がガスダム機
能を生ずるものであり、製造段階が高湿状態で行なわれ
ば、出荷から布設までの所要期間を仮に１力月と考える
とはｙ完全にガスダムが生成しているものと思われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガスブロックケーブルの一同について
の構造を示す横断面図で、第２図は本発明のケーブルの
放自時間と空気もれ址のグラフ。 第３図は本発明のケーブルにおける介在の吸水性樹脂含
浸量と空気もれ鼠の関係を示すグラフである。 代理人　弁理士　竹　内　９ 第１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気ケーブルの線心よシ合せ間隙に設けられる通気性介
   在中に筒吸水性樹脂を付着又は含浸させていることを特
   徴とするガスブロックケーブル