JPS5923311Y2 - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置Info
- Publication number
- JPS5923311Y2 JPS5923311Y2 JP1981007713U JP771381U JPS5923311Y2 JP S5923311 Y2 JPS5923311 Y2 JP S5923311Y2 JP 1981007713 U JP1981007713 U JP 1981007713U JP 771381 U JP771381 U JP 771381U JP S5923311 Y2 JPS5923311 Y2 JP S5923311Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- take
- rotary plate
- wound
- wires
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は巻取リールの揺動を防止してワイヤーの巻取り
を整然と行えるようにした昇降装置に係る。
を整然と行えるようにした昇降装置に係る。
従来、昇降型照明器具に用いられた昇降装置においては
、巻取リール自体に傾斜爪が形成され、この傾斜爪を回
転力が制御された回転板の傾斜爪に係合してワイヤーの
巻取りならびに繰出しを可能にしたものが殆どであった
が、巻取時に巻取リールが軸方向に揺動するため、ワイ
ヤーの巻取りが整然と行なわれずワイヤーの重なりが発
生する欠点があった。
、巻取リール自体に傾斜爪が形成され、この傾斜爪を回
転力が制御された回転板の傾斜爪に係合してワイヤーの
巻取りならびに繰出しを可能にしたものが殆どであった
が、巻取時に巻取リールが軸方向に揺動するため、ワイ
ヤーの巻取りが整然と行なわれずワイヤーの重なりが発
生する欠点があった。
この重なりはワイヤーを損傷する恐れが大きいものであ
るとともに、同一の巻取リールに仕切板をはさんで二本
のワイヤーを同一巻回方向に各々巻きつけてこの二本の
ワイヤーにより照明器具を吊下げるようにした場合では
、二本のワイヤーの長さがそろわない原因となり、器具
の水平バランスを狂わす欠点を生じていた。
るとともに、同一の巻取リールに仕切板をはさんで二本
のワイヤーを同一巻回方向に各々巻きつけてこの二本の
ワイヤーにより照明器具を吊下げるようにした場合では
、二本のワイヤーの長さがそろわない原因となり、器具
の水平バランスを狂わす欠点を生じていた。
これを解消するには、ワイヤーの巻取時に巻取リールを
揺動させない手段を講じる必要があり、たとえば実開昭
55−27829号公報に記載の手段が知られているが
、この公報に記載されているクラッチ台はクラッチ台溝
の形状に斜面のある特異なものであって、ワイヤーの巻
取時に摩擦台との保合を全く行なわせないようにしてい
るため、逆にワイヤーの繰出し時にクラッチ台と摩擦台
とを保合に至らしめるためにクラッチ台の移動が必要と
なり、充分な保合を得にくいものであるので空回りを生
じやすく、設計が難しい上、部品寸法に高精度なものか
゛要求される欠点がある。
揺動させない手段を講じる必要があり、たとえば実開昭
55−27829号公報に記載の手段が知られているが
、この公報に記載されているクラッチ台はクラッチ台溝
の形状に斜面のある特異なものであって、ワイヤーの巻
取時に摩擦台との保合を全く行なわせないようにしてい
るため、逆にワイヤーの繰出し時にクラッチ台と摩擦台
とを保合に至らしめるためにクラッチ台の移動が必要と
なり、充分な保合を得にくいものであるので空回りを生
じやすく、設計が難しい上、部品寸法に高精度なものか
゛要求される欠点がある。
本考案は、以上の実情にもとづいて新たに考案したもの
であり、以下、一実施例にもとづいて説明する。
であり、以下、一実施例にもとづいて説明する。
第1図は組立時断面図、第2図は分解時斜視図であり、
1.1’は外側板で、筒状カバー2をはさむようにして
組立られている。
1.1’は外側板で、筒状カバー2をはさむようにして
組立られている。
3はシャフトでその一端部には軸方向の切り込み4を設
け、先端部の小径部5を外側板1の中央に挿通し、抜は
防止片6を小径部5の両側面の切溝7に圧入して、シャ
フト3を外側板1に固定している。
け、先端部の小径部5を外側板1の中央に挿通し、抜は
防止片6を小径部5の両側面の切溝7に圧入して、シャ
フト3を外側板1に固定している。
小径部5の両側面は平面状にカットされており、外側板
1の孔も同形状に形成されるため、シャフト3は外側板
1に対し回転不可能に固定される。
1の孔も同形状に形成されるため、シャフト3は外側板
1に対し回転不可能に固定される。
シャフト3の中央は大径部8で形成され、他端部9は両
側面を平面状にカットした形状で形成され、かつねし溝
10を有する。
側面を平面状にカットした形状で形成され、かつねし溝
10を有する。
11はゼンマイバネで内端部の折曲片12は切り込み4
に挿入し、外端部の折曲片13は後述の巻取リールの内
面に係止している。
に挿入し、外端部の折曲片13は後述の巻取リールの内
面に係止している。
14は巻取リールで沖央に仕切板15を形成し、この仕
切板15の両側の巻取面16.16’に二本のワイヤー
17.17’を同一巻回方向に各々巻きつけている。
切板15の両側の巻取面16.16’に二本のワイヤー
17.17’を同一巻回方向に各々巻きつけている。
この巻取リール14はシャフト3に対し挿通支持部18
により回転可能に挿通している。
により回転可能に挿通している。
巻取リール14の内部においては、大径部8の外周部に
位置し、シャフト3に対して回転可能に挿通した移動回
転板19を備え、挿通支持部18との間に封入したバネ
部材20により軸方向に付勢され、かつ外周部に形成し
た突部21・・・・・・を巻取リール14の内面に軸方
向に形成した溝部22・・・・・・に進退自在に挿入し
ている。
位置し、シャフト3に対して回転可能に挿通した移動回
転板19を備え、挿通支持部18との間に封入したバネ
部材20により軸方向に付勢され、かつ外周部に形成し
た突部21・・・・・・を巻取リール14の内面に軸方
向に形成した溝部22・・・・・・に進退自在に挿入し
ている。
シャフト3の他端部9にはこのシャフト3に対し回転不
可能に挿通した摩擦板23 、24によりまさまれた回
転板25を挿通し、移動回転板19の外側面に形成した
傾斜爪26・・・・・・に対し、この回転板25の内側
面に形成した傾斜爪27・・・・・・を係合している。
可能に挿通した摩擦板23 、24によりまさまれた回
転板25を挿通し、移動回転板19の外側面に形成した
傾斜爪26・・・・・・に対し、この回転板25の内側
面に形成した傾斜爪27・・・・・・を係合している。
28は皿バネでナツト29をねし溝10に締付けること
により、回転板25の回転力を制御するものである。
により、回転板25の回転力を制御するものである。
なお、30,31は巻取リール14の端面の突起32・
・・・・・で固定した補強板である。
・・・・・で固定した補強板である。
第3図は本昇降装置を照明器具Aに設置した側面図で、
巻取リール14から逆方向に引出したワイヤー17.1
7’は昇降装置の両端に設けた滑車等のガイド部33.
33’を介して同一方向に引出され、所定の間隔をもっ
て天井面34に吊下げられている。
巻取リール14から逆方向に引出したワイヤー17.1
7’は昇降装置の両端に設けた滑車等のガイド部33.
33’を介して同一方向に引出され、所定の間隔をもっ
て天井面34に吊下げられている。
35は昇降装置の外装ケース、36はカールコード、3
7はランプ、38は昇降操作用の把手である。
7はランプ、38は昇降操作用の把手である。
また、昇降装置を天井面34側に設置して、ワイヤー1
7.17’の端部を照明器具Aに取付けてもよい。
7.17’の端部を照明器具Aに取付けてもよい。
次に昇降装置の動作について説明する。
把手38を引くとワイヤー17.17’は巻取リール1
4から繰出すように作用し、それにつれて移動回転板1
9も巻取リール14とともに回転する。
4から繰出すように作用し、それにつれて移動回転板1
9も巻取リール14とともに回転する。
この回転の際、傾斜爪26・・・・・・は回転板25の
傾斜爪27・・・・・・と係合し、摩擦板23.24に
より回転力を制御された回転板25を回転させ、所望の
位置で把手38から手をはなせば回転板25が摩擦力を
受けているため、照明器具Aはこれ以上降下することな
く停止される。
傾斜爪27・・・・・・と係合し、摩擦板23.24に
より回転力を制御された回転板25を回転させ、所望の
位置で把手38から手をはなせば回転板25が摩擦力を
受けているため、照明器具Aはこれ以上降下することな
く停止される。
次に把手38を持ち上げるとゼンマイバネ11の巻き戻
し力により巻取リール14を逆回転させる力が作用し、
したがって移動回転板19をやはり逆回転させようとす
る。
し力により巻取リール14を逆回転させる力が作用し、
したがって移動回転板19をやはり逆回転させようとす
る。
このとき、傾斜爪26・・・・・・と傾斜爪27・・・
・・・の関係は係合関係にはなくて互いに斜面上を上り
合う回転方向になり、移動回転板19は内側に向けて力
を受けるようになりバネ部材20の付勢力に抗して内方
へ押し込まれ、さらにまた復帰するというようなピスト
ン運動を行う。
・・・の関係は係合関係にはなくて互いに斜面上を上り
合う回転方向になり、移動回転板19は内側に向けて力
を受けるようになりバネ部材20の付勢力に抗して内方
へ押し込まれ、さらにまた復帰するというようなピスト
ン運動を行う。
そして、所望位置で把手38から手をはなすと前述と同
様に照明器具Aは停止する。
様に照明器具Aは停止する。
以上の如き本考案は、巻取り−ル14の回転に伴う軸方
向の揺動が防止できるため、ワイヤー17゜17′の整
然とした巻取りが可能となり、ワイヤーの重なりやから
み合いを生じに<<、ワイヤーを損傷しない効果がある
。
向の揺動が防止できるため、ワイヤー17゜17′の整
然とした巻取りが可能となり、ワイヤーの重なりやから
み合いを生じに<<、ワイヤーを損傷しない効果がある
。
この効果は移動回転板19とバネ部材20を新たに設け
るだけで得られ、かつ移動回転板19の外周部に形成し
た突部21を巻取リール14の内面に設けた溝部22に
挿入するだけでよいので1、構成が簡単であり、部品の
製造も有利となり、耐久性に富む。
るだけで得られ、かつ移動回転板19の外周部に形成し
た突部21を巻取リール14の内面に設けた溝部22に
挿入するだけでよいので1、構成が簡単であり、部品の
製造も有利となり、耐久性に富む。
また、移動回転板19と回転板25との保合関係は従来
のものと比してそん色のないものであり、ワイヤー17
.17’の巻取りならびに繰出しをスムーズに行える。
のものと比してそん色のないものであり、ワイヤー17
.17’の巻取りならびに繰出しをスムーズに行える。
なお、本考案は第3図のように2本のワイヤー17.1
7’で照明器具Aを吊るような場合、ワイヤーの重なり
を生じにくいという理由から2本のワイヤー長さを常に
そろえることが可能となるので、こうして用途に最も適
している。
7’で照明器具Aを吊るような場合、ワイヤーの重なり
を生じにくいという理由から2本のワイヤー長さを常に
そろえることが可能となるので、こうして用途に最も適
している。
なお、突部21と溝部22を転換し、突部21を突条と
して設けても作用効果に変わりはない。
して設けても作用効果に変わりはない。
第1図は本考案の一実施例に係る組立時断面図、第2図
は同分解時斜視図、第3図は本昇降装置を照明器具に設
置した側面図である。 3・・・・・・シャフト、14・・・・・・巻取リール
、15・・・・・・仕切板、16.16’・・・・・・
巻取面、17.17’・・・・・・ワイヤー、18・・
・・・・挿通支持部、19・・・・・・移動回転板、2
0・・・・・・バネ部材、21・・・・・・突部、22
・・・・・・溝部、25・・・・・・回転板、26.2
7・・・・・・傾斜爪、33.33’・・・・・・ガイ
ド部。
は同分解時斜視図、第3図は本昇降装置を照明器具に設
置した側面図である。 3・・・・・・シャフト、14・・・・・・巻取リール
、15・・・・・・仕切板、16.16’・・・・・・
巻取面、17.17’・・・・・・ワイヤー、18・・
・・・・挿通支持部、19・・・・・・移動回転板、2
0・・・・・・バネ部材、21・・・・・・突部、22
・・・・・・溝部、25・・・・・・回転板、26.2
7・・・・・・傾斜爪、33.33’・・・・・・ガイ
ド部。
Claims (2)
- (1)シャフトに対し回転可能に挿通し、かつワイヤー
を巻きつけた巻取リールの内部において、前記シャフト
に対し回転可能に挿通するとともに前記巻取リールの挿
通支持部との間に封入したバネ部材により軸方向に付勢
され、がつ外周部に形成した突部を前記巻取リールの内
面に軸方向に形成した溝部に進退自在に挿入した移動回
転板を備え、この移動回転板の外側面に形成した傾斜爪
に対し、回転力を制御された回転板の内側面に形成した
傾斜爪を係合した昇降装置。 - (2)巻取リールの中央に仕切板を形成し、この仕切板
の両側の巻取面に二本のワイヤーを同一巻回方向に各々
巻きつけるとともに、逆方向に引出し、かつ昇降装置の
両端に設けたガイド部を介して同一方向に引出した実用
新案登録請求の範囲第1項記載の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981007713U JPS5923311Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981007713U JPS5923311Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | 昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57121014U JPS57121014U (ja) | 1982-07-27 |
JPS5923311Y2 true JPS5923311Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=29805917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981007713U Expired JPS5923311Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923311Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631789U (ja) * | 1979-08-20 | 1981-03-27 |
-
1981
- 1981-01-22 JP JP1981007713U patent/JPS5923311Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631789U (ja) * | 1979-08-20 | 1981-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57121014U (ja) | 1982-07-27 |
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