JPS59232813A - 人造石成形品の注型成形法 - Google Patents
人造石成形品の注型成形法Info
- Publication number
- JPS59232813A JPS59232813A JP10841583A JP10841583A JPS59232813A JP S59232813 A JPS59232813 A JP S59232813A JP 10841583 A JP10841583 A JP 10841583A JP 10841583 A JP10841583 A JP 10841583A JP S59232813 A JPS59232813 A JP S59232813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- molded
- molded piece
- molded product
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は人造石成形品の注型成形法に関する。
最近、建築や家具等に使用する素材として、アクリル系
樹脂シロップに微粉状の無機質充填材を加え、これ等を
有機過酸化物の存在下で注型成形した各種形状の人造石
成形品が多用されるようになった。
樹脂シロップに微粉状の無機質充填材を加え、これ等を
有機過酸化物の存在下で注型成形した各種形状の人造石
成形品が多用されるようになった。
この種の人造石成形品は、表面が大理石状を呈するほか
、耐摩耗性、耐候性、耐薬品性等がよく、しかも、比較
的成形が容易に行え、加工が簡単で汚れや傷がつきにく
い利点がある。
、耐摩耗性、耐候性、耐薬品性等がよく、しかも、比較
的成形が容易に行え、加工が簡単で汚れや傷がつきにく
い利点がある。
ところが、人造石成形品を注型法で成形する際、無機質
充填材のバインダーとして使用するアクリル系樹脂シロ
ップがゲル後止重合硬化時点で８〜１２％の収縮現象を
生じる。
充填材のバインダーとして使用するアクリル系樹脂シロ
ップがゲル後止重合硬化時点で８〜１２％の収縮現象を
生じる。
前述の収縮現象は成形品全体に一様に生じず、部分的に
不規則な状態で発生する。
不規則な状態で発生する。
前述の収縮現象に起因する凹凸が成形品の表面、特に使
用上の可視画に現われると成形品の価値が著しく低下す
るのみならず、使用が拒否される原因にもなる。
用上の可視画に現われると成形品の価値が著しく低下す
るのみならず、使用が拒否される原因にもなる。
この発明は、アクリル系樹脂シロップをバインダーとし
て用いても、成形品の表面に、収縮現象に起因する凹凸
が生じないような人造石成形品の注型成形法を提供する
ものである。
て用いても、成形品の表面に、収縮現象に起因する凹凸
が生じないような人造石成形品の注型成形法を提供する
ものである。
以下実施例を図面につき詳述、すると、第１図はこの発
明の成形法で製作された人造石成形品ｌを例示し、この
人造石成形品ｌは第２図に示すような上型３と下型４か
らなり、両型間に成形部５を有する注型２によって成形
製作される。
明の成形法で製作された人造石成形品ｌを例示し、この
人造石成形品ｌは第２図に示すような上型３と下型４か
らなり、両型間に成形部５を有する注型２によって成形
製作される。
前記注型の上型３には成ノ杉品の裏面側Ｂを形成する成
形壁部６が、又、下型４には成形品の表面側Ａを形成す
る成形壁部７がそれぞれ設けられ、両成形壁部６，７間
は成形品全体を形成する成形部５となっている。
形壁部６が、又、下型４には成形品の表面側Ａを形成す
る成形壁部７がそれぞれ設けられ、両成形壁部６，７間
は成形品全体を形成する成形部５となっている。
前述の注型２を用いて人造石成形品を成形する際、上型
３の成形壁部６全面に離型性の良好な薄いポリエステル
フィルム８を張着する。
３の成形壁部６全面に離型性の良好な薄いポリエステル
フィルム８を張着する。
次に、下型４の成形凹部５ａに成形原料を注入する。
前記成形原料は、微粉状の珪酸カルシウム、炭酸力ウシ
ラム、水酸化アルミ等の一種、或はこれ等の二種、時に
は二種以上混合した無機質充填材にバインダーとしてア
クリル系樹脂シロ・ンプを添加し、これ等にベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビス
イソブチロニトリル等の有機過酸化物を加えて十分混練
した混合液である。
ラム、水酸化アルミ等の一種、或はこれ等の二種、時に
は二種以上混合した無機質充填材にバインダーとしてア
クリル系樹脂シロ・ンプを添加し、これ等にベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビス
イソブチロニトリル等の有機過酸化物を加えて十分混練
した混合液である。
前述の成形原料を下型４の成形四部５ａ内に注入した後
、図示の如く上型３をセットし、この状態で加圧加熱し
てゲル化重合硬化させる。
、図示の如く上型３をセットし、この状態で加圧加熱し
てゲル化重合硬化させる。
この様にすると、前記成形原料中にアクリル系樹脂シロ
ップがバインダーとして添加させである関係上必然的に
収縮現象を発生するが、前述の如く、人造石成形品の裏
面側Ｂを形成する成形壁部６−１：に離型性のよいポリ
エステルフィルム８を張着したから、成形原料のゲル化
後重合硬化時点で生ずる収縮はポリエステルフィルム８
が存在する成形壁部６、即ち、成形品の裏面側Ｂに集中
して発生する。
ップがバインダーとして添加させである関係上必然的に
収縮現象を発生するが、前述の如く、人造石成形品の裏
面側Ｂを形成する成形壁部６−１：に離型性のよいポリ
エステルフィルム８を張着したから、成形原料のゲル化
後重合硬化時点で生ずる収縮はポリエステルフィルム８
が存在する成形壁部６、即ち、成形品の裏面側Ｂに集中
して発生する。
その理由は、ポリエステルフィルム８を張着した成形壁
部６側が他方の成形壁面７側に比べて成形品の離型性が
大となり、核部に収縮作用が集中するからである。
部６側が他方の成形壁面７側に比べて成形品の離型性が
大となり、核部に収縮作用が集中するからである。
この発明の注型方法によると、無機質充填材等のバイン
ダーとして用いるアクリル系樹脂シロップのゲル化後重
合硬化時の収縮に起因する凹凸の発生は、成形品の使用
時における非６（視面（裏面Ｂ）に発生し、可視面（表
面Ａ）には全く生じないから、従来のような不良品の発
生がなく、成形歩留りが著しく向上する。
ダーとして用いるアクリル系樹脂シロップのゲル化後重
合硬化時の収縮に起因する凹凸の発生は、成形品の使用
時における非６（視面（裏面Ｂ）に発生し、可視面（表
面Ａ）には全く生じないから、従来のような不良品の発
生がなく、成形歩留りが著しく向上する。
第１図は人造石成形品の一例を示す正面図、第２図は成
形金２１！！の縦断面図である。 ■・・・成形品 ２・・・注型３・・・−に
型 ４・・・下型５・・・成形部
５ａ・・・成形凹部６．７・・・成形壁部
８・・・フィルムＡ・・・成形品の可視面（表面） Ｂ・・・成形品の非可視面（裏面） 特 許 出 願 人 フクビ化学工業株式会社 −Ｆ 続 補 ｉＥ ；！ｒ （自発）昭和５８年９
月２ 口 １、事件の表示 ４−シ願閉５８−１０８４１５号 ２、発明の名称 人造イ」成形品の注型成形法 ３、補正をする沼 ゛バ件との関係 特 許 出 順 入居 所
〒９１０−３７福井市三十八社町３３字へ６番地
５、補止により増加する発明の数 ６、補正の対象 明 、ｆｉｌｌ 占 ７、補正の内容 （１）明細書第２頁第１１行目、「・・・・・・ゲル後
孔・・・・・・」を「・・・・・・ゲル化後・・・・・
・」と補正します。 （２）明細書第５頁第８行目から同第９行１１間に、別
紙記載を挿入します。 別 紙 なお、上記実施例においては、離型性の良好なフィルム
８としてポリエステルフィルムを例示したが、ポリエス
テルフィルム以外に、ポバールやサランのフィルムを用
いても同じ効果を生ずるものである。
形金２１！！の縦断面図である。 ■・・・成形品 ２・・・注型３・・・−に
型 ４・・・下型５・・・成形部
５ａ・・・成形凹部６．７・・・成形壁部
８・・・フィルムＡ・・・成形品の可視面（表面） Ｂ・・・成形品の非可視面（裏面） 特 許 出 願 人 フクビ化学工業株式会社 −Ｆ 続 補 ｉＥ ；！ｒ （自発）昭和５８年９
月２ 口 １、事件の表示 ４−シ願閉５８−１０８４１５号 ２、発明の名称 人造イ」成形品の注型成形法 ３、補正をする沼 ゛バ件との関係 特 許 出 順 入居 所
〒９１０−３７福井市三十八社町３３字へ６番地
５、補止により増加する発明の数 ６、補正の対象 明 、ｆｉｌｌ 占 ７、補正の内容 （１）明細書第２頁第１１行目、「・・・・・・ゲル後
孔・・・・・・」を「・・・・・・ゲル化後・・・・・
・」と補正します。 （２）明細書第５頁第８行目から同第９行１１間に、別
紙記載を挿入します。 別 紙 なお、上記実施例においては、離型性の良好なフィルム
８としてポリエステルフィルムを例示したが、ポリエス
テルフィルム以外に、ポバールやサランのフィルムを用
いても同じ効果を生ずるものである。
Claims (1)
- 無機質充填材とアクリル系樹脂シロップとの混合物を用
い、有機過酸化物の存在下で成形する人造石成形品の注
型成形法において、成形品の裏面側Ｂを形成する成形壁
部６を有する上型３と、成形品の表面側Ａを形成する成
形壁部７を有する下型４とからなる注型２を使用し、前
記上型の成形壁部６に離型性の良好なフィルム８を張着
して下型４の成形壁部７より離型性を大とすると共に、
下型４の成形凹部５ａに成形原料を注入後上型３をセッ
トし、加圧加熱してゲル化後徂合硬化させ、収縮を成形
品の裏面に集中して発生するようにしたことを特徴とす
る人造石成形品の注型成形法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10841583A JPS59232813A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 人造石成形品の注型成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10841583A JPS59232813A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 人造石成形品の注型成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59232813A true JPS59232813A (ja) | 1984-12-27 |
| JPH0212732B2 JPH0212732B2 (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=14484176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10841583A Granted JPS59232813A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 人造石成形品の注型成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59232813A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61230913A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-15 | Mitsuboshi Belting Ltd | ポリアミド成形体の製造法 |
| JP2012532038A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-13 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 異方性粒子を使用したアクリル系材料における装飾的外観の調製方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022586A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-11 | ||
| JPS53115768A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Preparation of marblelike cured material |
| JPS5571526A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-29 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | Method of making reinforced resin product having minute unevenness on surface |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP10841583A patent/JPS59232813A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022586A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-11 | ||
| JPS53115768A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Preparation of marblelike cured material |
| JPS5571526A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-29 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | Method of making reinforced resin product having minute unevenness on surface |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61230913A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-15 | Mitsuboshi Belting Ltd | ポリアミド成形体の製造法 |
| JPH0328286B2 (ja) * | 1985-04-08 | 1991-04-18 | Mitsuboshi Belting Ltd | |
| JP2012532038A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-13 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 異方性粒子を使用したアクリル系材料における装飾的外観の調製方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212732B2 (ja) | 1990-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW483918B (en) | Thermoset volatile monomer molding compositions and method for molding | |
| JP3070746B2 (ja) | 組み付け式の槽及びその製造方法 | |
| US3832264A (en) | Self-reinforced plastic articles with core envelopment | |
| US3703572A (en) | Method of forming a mold and casting shallow articles therein | |
| US3761554A (en) | Method of making plastic articles with a substantially enveloped core | |
| US3328499A (en) | Method of making plastic decorative sheet articles | |
| JPH0366126B2 (ja) | ||
| CA2265496C (en) | Acrylic sheet having uniform distribution of coloring and mineral filler before and after thermoforming | |
| JPS59232813A (ja) | 人造石成形品の注型成形法 | |
| JPS6216840B2 (ja) | ||
| JP2002234037A (ja) | 人工石材の製造方法及び接合方法 | |
| KR100621477B1 (ko) | 인공 석재의 제조 방법 | |
| JPH0222021B2 (ja) | ||
| JP2554715B2 (ja) | 注形成形法 | |
| JP3030895B2 (ja) | 人工大理石の注型成形方法 | |
| JPH07195388A (ja) | 人造石製品とその製造方法 | |
| JPS6469311A (en) | Unsaturated polyester resin press-molded article with improved transparency and manufacture thereof | |
| JPS6313720A (ja) | 人造石成形品の製造法 | |
| JPH04135817A (ja) | エンボス形状を有する成形品の製造方法 | |
| JPH07148776A (ja) | 型内被覆成形品の製造方法 | |
| JPH0899323A (ja) | 注型成型品とその製造方法 | |
| JP3429349B2 (ja) | 熱可塑性樹脂製コンクリート型枠の製造方法 | |
| JPS5911801A (ja) | ポリウレタンフオ−ムよりなる２色靴底の製造法 | |
| JPH04286608A (ja) | 人工大理石の成形方法 | |
| JPH0120120Y2 (ja) |