JPS5923265B2 - 押出コ−テイング法 - Google Patents

押出コ−テイング法

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Publication number
JPS5923265B2
JPS5923265B2 JP53039864A JP3986478A JPS5923265B2 JP S5923265 B2 JPS5923265 B2 JP S5923265B2 JP 53039864 A JP53039864 A JP 53039864A JP 3986478 A JP3986478 A JP 3986478A JP S5923265 B2 JPS5923265 B2 JP S5923265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
extrusion
uneven thickness
extrusion coating
sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP53039864A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54131673A (en
Inventor
秀太郎 長村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiwa Shoko KK
Original Assignee
Keiwa Shoko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Keiwa Shoko KK filed Critical Keiwa Shoko KK
Priority to JP53039864A priority Critical patent/JPS5923265B2/ja
Publication of JPS54131673A publication Critical patent/JPS54131673A/ja
Publication of JPS5923265B2 publication Critical patent/JPS5923265B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、巻取つてロール状物とした場合、該ロール状
物胴周面上の特定箇所に連続した前条の偏肉部分が生じ
ないように基材シート上へ、合成樹脂を押出コーティン
グする方法に関する。
従来より紙やフィルム等の基材シート上にポリエチレン
などの合成樹脂を押出コーティングもしくはラミネート
した積層シート状物は通常、所望長さをロール状物とし
て巻取つているが第1図に示すようにロール状物胴周面
上の特定箇所に必ず連続した前条の偏肉部分1が生じて
おり、その後必要長さだけ巻戻して積層シート状物を所
望用途に使用する場合には前記特定箇所の偏肉部分にお
いては巻圧により引伸ばされる結果、積層シート状物に
は第2図に示すように前条のシワ2が発生する欠点があ
る。したがつてこのシワの部分は積層シート状物の用途
にもよるが普通切断削除して使用しなければならず、積
層シート状物の実質的使用率の低下のみばかりではなく
、積層シート状物の実質的使用面域の狭小化を招くこと
になる。このことはたとえば転写基材シート、特に最近
脚光を浴びている転写法により製造される壁材シートや
床材シート製造用の転写基材シートについてはシワのな
い均一面を有する比較的使用面域の大きいものが必要と
されるので不適とされていた。又、合成樹脂が押出コー
ディングされる基材シートがアルミ箔、グラシン紙など
のように伸びないものであるときには巻取られてロール
状物(前述第1図)とされると、偏肉部分でアルミ箔の
切断が起り、使用できなくなるという欠点があり、基材
シートがアルミニウムなどの金属蒸着を旋したフィルム
であるときには巻取られてロール状物とされると、フィ
ルムはある程度の伸びを示すが、金属蒸着層は伸びない
ため、偏肉部分で蒸着層が破壊されることになり、その
ため金属蒸着フィルム特有のガスバリヤー性、水蒸気バ
リヤー性が低下するという欠点、更に未延伸ポリプロピ
レン、クラフト紙及び不織布などの伸びやすい素材であ
るとき、ロール巻き状態から巻戻して積層シート状態で
用いる際、偏肉部分に相当する箇所のシワ起伏が特に顕
著となり、使用上不都合であるなどの欠点があつた。又
、割布、クロス、ネット状物の場合は偏肉部分により目
ずれを起こしやすい欠点もあつた。本発明は上述の、積
層シート状物に筋状のシワが発生する原因について研究
の結果、押出コーティング法において押出ダイから溶融
押出される合成樹脂フィルムに発生する偏肉部分は常に
同一部位に連続して起こり、これをロール状物として巻
き取ると偏肉部分に偏肉部分が重なり合わされ、かつ巻
圧がある結果、このロール状物を巻き戻した際、筋状に
シワが発生するという事実を発見し、この問題解決とし
て偏肉部分が重なり合わないように押出コーティングす
る方法を発明するに至つた次第である。
以下、本発明の構成を添附図面を参照して述べるO第3
図において3は押出機の左右に往復移動可能な押出T型
ダイであり、該ダイ3から溶融状態!の合成樹脂6がフ
イルム状に圧力ロール4と冷却ロール5のロールニツプ
間に落下する。
又、7はロールニツブ間へ連続的に供給される基材シー
トであり、8は基材シート片面全面上に前記合成樹脂が
押出コーテイングされた積層シート状物でありその後巻
取られる〇第4図は巻取られたロール状物9である。
一方押出T型ダイの代わりに基材シート7を溶融落下す
る合成樹脂フイルムに対して幅方向に往復移動させても
かまわない。この場合、具体的には押出コーテイングの
際、押出T型ダイを除く押出コーテイング装置、基材シ
ートの繰出し装置及び押出コーテイングされたシート状
物の巻取り装置など装置全体を同時同速で一定幅におい
て往復移動すればよい。尚、本法において使用する合成
樹脂としてはポリエチレンなどの溶融押出できるもので
あれば特に限定するものではなく、基材シートとしては
紙、不織布などの柔軟性のあるものであればよく最終製
品である積層シート状物の用途により選択すればよい。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 基材シートとして上質紙(52.3g/イ)を用い押出
用樹脂としてポリプロピレンを押出温度300℃で前記
紙片面に対して左右に往復微移動する押出T型ダイから
紙面上に樹脂を押出コーテイングし、次いで冷却ロール
と圧力ロールの押圧により圧卜体化し巻取るた。
尚、この際の押出T型ダイの往復移動の速度は1201
11/紘である〇巻取られたロール状物は前述第4図に
示すような形態を有し、ロール状物胴周面には何ら、第
1図のような偏肉部分の発生が見られなかつた。このロ
ール状物のシートは転写シート用基材としての用途が期
待できる。次に本発明方法の作用効果について述べる〇
本発明方法によると、押出コーテイングに際しノて押出
T型ダイを基材シートの幅方向に左右往復移動させなが
ら該シート面上に該ダイから溶融した合成樹脂フイルム
を押出被覆するので該フイルムの偏肉部分は該シート面
上の特定箇所に位置せず、蛇行的に位置することになつ
て樹脂コーテイングされた積層シート状物を巻取つたロ
ール状物は前述第1図に示すように胴周面に偏肉部分を
示すもり上がつた凸条を有するロール状物とはならず第
4図に示すように均一な胴周面を有するロール状物とす
ることができる。
ここで、従来の押出コーテイング法によれば、前述の第
1図のようにロール状物の胴周面に偏肉部分を示す盛り
上がつた凸条ができ、これが筋状のシワとなつていた。
これは偏肉部分に偏肉部分が重なり合い、ロール巻され
るからであつた。本発明では、ロール巻にされて巻圧が
かかつても偏肉部分に偏肉部分が重なり合わないように
したので、微視的には積層シ一、卜状物のシート面上に
は蛇行的に偏肉部分が残るがロール状物とした場合、胴
周面に偏肉部分を示す凸状ができることなく、したがつ
て、巻戻した積層シート状物に第2図のごとくシワが付
くことない〇このように、本発明押出コーテイング法に
よると得られるロール状物を巻戻しても積層シート面上
には偏肉の影響によるシワなどの発生も一切ないので、
転写シート用基材など一般にシートの表面状態に用途の
適否が左右される積層シート状物を得るための押出コー
テイング法として極めて重宝である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積層シート状物のロール状物の斜面図、
第2図は第1図のロール状物を巻取した積層シート状物
の一部拡大斜面図、第3図は本発明方法の押出コーテイ
ング装置の概要図、第4図は本発明方法により得られた
積層シート状物のロール状物の斜面図である〇1・・・
・・・偏肉部分、2・・・・・・シワ、3・・・・・・
押出T型ダイ、4・・・・・・圧力ロール、5・・・・
・・冷却ロール、6・・・・・・合成樹脂、7・・・・
・・基材シート、8・・・・・・積層シート状物、9・
・・・・・ロール状物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融押出コーティング法において押出T型ダイもし
    くは基材シートを左右に相対的に往復移動させながら合
    成樹脂をフィルム状に溶融押出して基材シート片面全面
    上に押出被覆し、圧力ロールと冷却ロールの押圧により
    圧着一体化し巻取ることを特徴とする押出コーティング
    法。
JP53039864A 1978-04-04 1978-04-04 押出コ−テイング法 Expired JPS5923265B2 (ja)

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JP53039864A JPS5923265B2 (ja) 1978-04-04 1978-04-04 押出コ−テイング法

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JP53039864A JPS5923265B2 (ja) 1978-04-04 1978-04-04 押出コ−テイング法

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JPS54131673A JPS54131673A (en) 1979-10-12
JPS5923265B2 true JPS5923265B2 (ja) 1984-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122445U (ja) * 1986-01-28 1987-08-04
JPH034137Y2 (ja) * 1984-10-25 1991-02-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4913976A (en) * 1988-01-25 1990-04-03 Gencorp Inc. Cohesive bonding process for forming a laminate of a wear resistant thermoplastic and a weather resistant rubber

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