JPS59232191A - 水溶性潤滑被膜金属板 - Google Patents

水溶性潤滑被膜金属板

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JPS59232191A
JPS59232191A JP10724083A JP10724083A JPS59232191A JP S59232191 A JPS59232191 A JP S59232191A JP 10724083 A JP10724083 A JP 10724083A JP 10724083 A JP10724083 A JP 10724083A JP S59232191 A JPS59232191 A JP S59232191A
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salts
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salt
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Hiroshi Kuwamoto
鍬本 紘
Hiroyuki Nagamori
弘之 永森
Takashi Mukai
敬 向井
Masaru Omura
大村 勝
Seiji Yoshida
由田 征史
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Kao Corp
JFE Engineering Corp
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Kao Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な潤滑被膜金属板、更に詳しくは、熱延鋼
板、冷延鋼板、表面処理鋼板(以下、単に鋼板と称する
)の表面に防錆及び成形加工時の潤滑性を向上せしめた
被膜層を形成した潤滑被膜金属板に関する。
鋼板製造段階で、予め潤滑処理被膜が施されているいわ
ゆる潤滑被膜金属板は、プレス等の加工時にあらためて
潤滑油を給血する必要がなく、これに伴って作業環境の
改善、生産性の向上、加工仕上品の品質の向上がみられ
るので、近年特に注目されるようになってきた。
潤滑被膜金属板の潤滑被膜には次の性能が要求される。
1、 絞り加工性が良好であること 2、金型や鋼板表面の疵が防止できること6、金型に堆
積しないこと 4、 ブロッキングしないこと 5、鋼板の取扱い等の作業性が良好なこと6、溶接に支
障のないこと Z 脱脂除去が容易なこと 8 被処理(塗布等)が容易′なこと 9 防錆性があること 10、経済的であること そこで、従来から、斯かる性能を具備した潤滑被膜を提
供せんと多(の研究がなされ、多数の報告がなされてい
る。しかし、これまで上記性能の全てを具備したものは
見出されておらず、更に一層の研究が望まれていた。
このような実情において、本発明者は鋭意研究を行った
結果、特定の水溶性高分子化合物を含有する被膜剤が極
めて優れた性能を有すること、従って、この水溶性高分
子化合物、あるいはこれに水溶性防錆剤、水溶性又は水
分散性極圧剤を配合した被膜剤を鋼板表面に施して被膜
層を形成させれば優れた潤滑被膜金属板が得られること
を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(a)■分子量1000〜100
0万0分子中に塩基性又は陽イオン性の窒゛   素原
子を有する陽イオン性又は両性イオン性の重縮合物又は
その塩、■分子量1000〜1000万の分子中にアミ
ド基を有する陰イオン性の重縮合物又はその塩、及び■
オレフィンーマレイン酸共重合物塩、アクリル酸又はメ
タクリル酸−マレイン酸共重合物1B、アクリル酸又は
メタクリル酸の単独重合物塩又はこれらの共重合物塩、
又はアクリルアミドアルキレンスルホン酸の重合物から
成る群から選ばれる1種又は2種以上の水溶性高分子化
合物、または成分(a)に(b)水溶性防錆剤、あるい
は成分(a)及び(blに更に(C)水溶性又は水分散
性極圧剤を含有する被膜剤で鋼板表面を被覆した潤滑被
膜金属板を提供するものである。
而して、本発明の潤滑被膜金属板は、■プレス加工等で
の加工性が良好である。0油を使用していないので作業
性が良好で、環境を汚染することがない、○被膜が水溶
性であるので、加工後水で簡単に除去でき、その後の工
程に悪影響を与えない等の優れた特長を有する。
゛ 本発明において鋼板表面に被覆する被膜剤の(a)
成分の■の陽イオン性、両性イオン性重縮合物としては
次の■〜■のものが挙げられる。
■ 次の一般式(I)〜(IXIで表わされる含窒素単
量体又はその塩の単独重合物あるいは2種以上の共重合
物。
〔R1はH又はCH3、R2及びR3はH又は炭素数1
〜3のアルキル基〕 R] 〔mlは1〜乙の数、nlは1〜乙の数、R1、R2、
R3は式(I)と同じ〕 Rコ 4 (R4はH又は炭素数1〜乙のアルキル又はアルキロー
ル基、R1は式(I)と同じ〕R] 〔m2及びR2は0〜3の数、R1、R2、R3は式(
Tlと同じ〕 1 〔Aは一〇−又は−Nu−1R1、R2、R3、nlは
式fIl及び(ITIと同じ〕 R] [R1、R2、R3、nlは式(11及び(Illと同
じ]1 〔R1は式(Ilと同じ。ピリジンの置換位は2又は4
位〕 1 (R,、R2は式(1)と同じ。ピペリジンの置換位は
2又は4位〕 〔R1、R2、R3は式(T)と同じ〕これらの単量体
の具体例としては次のものが挙げられる。
■ (11式のろ−メタクリロキシー2−ヒドロキシプ
ロピルジメチルアミン、6−メタクリロキシ−2−ヒド
ロキシプロピルエチルメチルアミン、6−メタクリロキ
シ−2−ヒドロキシプロぎルジエチルアミン、6−メタ
クリロキシ−2−ヒドロキシプロビルジゾロビルアミン
等が;(■)式0式% ルアミンプロぎレンキャツノドエチレングリコ1   
−ルメタアクリレート、N、N−ジメチルアミノメチレ
ンキャツゾドジエチレングリコールメタアクリレート、
N、N−ジメチルアミノエチレンキャツゾドジエチレン
グリコールメタアクリレート、N、N−ジメチルアミタ
フ0ロビレンキヤツプドジエチレングリコールメタアク
リレート、N、N−ジエチルアミノメチレンキャップド
エチレングリコールメタアクリレート、N。
N−ジエチルアミノエチレンキャップドエチレングリコ
ールメタアクリレート、N、N−ジエチルアミンプロピ
レンキャップドエチレングリコールメタアクリレー)、
N、N−ジエチルアミノメチレンキャツプドジエチレン
グリコールメタアクリレート、N、N−ジエチルアミノ
エチンンキャツプドジエチレングリコールメタアクリレ
ート、N、N−ジエチルアミノプロピレンキャップドジ
ェチレングリコールメタアクリレート等カ;(IIl1
式のN−2−ヒドロキンメチル−2−α−メチルビニル
イミダゾール、N−2−ヒドロキシエチル−2−α−メ
チルビニルイミダゾール、N−2−ヒドロキンプロピル
−2−α−メチルビニルイミダゾール等が; QVI式
のN、  N−ジメチルメチレンイミンメタアクリルア
ミド、N、  N−ジメチルエチレンイミンメタアクリ
ルアミド、N、  N−ジメチルジメチレンイミンメタ
アクリルアミド、N、  N−ジメチルジエチレンイミ
ンメタアクリルアミド、N、N−ジエチルメチレンイミ
ンメタアクリルアミド、N、  N−ジエチルエチレン
イミンメタアクリルアミド、N、N−ジエチルジメチレ
ンイミンメタアクリルアミド、N、N−ジエチルジエチ
レンイミンメタアクリルアミド等が例示できる。(■式
のジメチルアミンエチルアクリレート、ジエチルアミノ
エチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメチル
アミノプロピルアクリルアミド、ジエチルアミンプロ哲
ルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、ジエチルアミノゾロビルメタクリルアミド等;
(資)式のジメチルアミノメチルエチレン、ジエチルア
ミノメチルエチレン、ジメチルアミノメチルプロペン、
ジエチルアミノメチルプロペン等;■式のビニルピリジ
ン等号(V■式のビニルピペリジン、ビニル−N−メチ
ルピペリジン等:(力式%式% メチルベンジルアミン等が挙げられる。
■ 前記一般式(11〜(lX)で表わされる含窒素単
量体又はその塩の1種又は2種以上と、α、β−不飽和
カルボン酸又はその塩あるいはその誘導体、スルホン酸
基含有ビニル化合物又はその塩、アクリロニトリル、ビ
ニルピロリドン及び炭素数2〜20の脂肪族オレフィン
から成る群から選ばれるビニル系単量体の1種又は2種
以上との共重合物。
このビニル系単量体としては、例えばヒゞニルピロリド
ン、アクリロニトリル;アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸又はこれらの酸のアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩、アマイド化合物もしくはエステル化物;ビニルス
ルホン酸、メタリルスルホン酸、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸、p−スチレンスルホン
酸又はこれらの酸のアルカリ金属塩もしくはアンモニウ
ム塩等が挙げられる。
■ エチレン・1ミンの開環重合物の塩又は第4級アン
モニウム塩又はこれらの誘導体。
これは具体的にはその繰返し単位が次の一般式(Xll
で表わされ、平均分子量が1,000〜I C100万
のものが挙げられる。
CH2CH2NH2 〔式中、R3は1〜5の整数、R4はO〜5の整数を示
す〕 ■ 脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミン又は
ジポリオキシエチレンアルキルアミンとの縮重合物の塩
又は第4級アンモニウム塩。
具体的には、それらの繰返し単位が一般式[有]で表わ
されるポリエチレンポリアミンとの縮重合物及び一般式
(XII[)で表わされるジポリオキシエチレンアルキ
ルアミンとの縮重合物で分子量が1.000〜1000
万のものが挙げられる。
−(−QC!−R7−0ONH−←R’−NH)−R’
−NH−1−   (■)5 〔式中、R7はダイマー酸残基又は炭素数1〜10のア
ルキレン基、R′は−C!H20H3−1n5は2へ・
7の整数を示す〕 〔式中、R9は式(Xlllと同じ。R8は炭素数1〜
8のアルキル基、R9はH又はCH3、R6及びR7は
1〜100里数を示す〕 上記脂肪族ジカルボン酸としては、ダイマー酸、アジピ
ン酸等が挙げられ、ポリエチレンポリアミンとしては、
ジエチレントリアミン、ト   。
リエチレンテトラミン等が使用できる。
■ ジハロアルカン−ポリアルキレンポリアミン縮重合
物。
具体的には、1,2−ジクロルエタン、1゜2−ジブロ
ムエタン、1.39クロルプロパン等のジハロアルカン
と、分子内に2個もしくはそれ以上の3級アミン基を有
するポリアルキレンポリアミンとの第4級アンモニウム
塩である縮重合物であり、その平均分子量が1,000
〜1000万のものが挙げられろ。
上記ポリアルキレンポリアミンとしては、次のものが挙
げられる。
OH3 ■ エビハロヒドリン−アミン縮重合物。
具体的には繰返し単位が次の一般式(XIV)で゛ 表
わされ、平均分子量がi、o o o〜1000万のも
のが挙げられる。
÷0−CH20H士 11 〔式中、R10’=R12はOH3又はc2H5、ρは
ハロゲンイオンを示す〕 ■ キトサンの塩あるいはデンプン又はセルロースのカ
チオン変性物。
■ 窒素原子6〜200個を有するポリアルキルイミン
又はその誘導体にアルキレンオキシドを付加して得られ
る分子量6oo〜6o万のポリエーテルポリオール又は
ポリオールポリエーテル誘導体。
ポリアルキレンポリアミンは分子内に下記(XV)式に
て示す骨格を連続して5ヶ以上有し、且つそれらのうち
1ヶ以上は下記(XVI)式に示す骨格であり、末端が
OH及び又はNH2である窒素原子6〜100個を含む
ポリエチレンイミンであるのが好ましい。
/ 22\        (XV) また、ポリエーテルポリオール中のアルキレンオキシド
がエチレンオキンド、プロぎレンオキシド、スチレンオ
キシド、ブチレンオキシドから成る群から選ばれる1種
又は2種以上のものであり、その含有量がポリエーテル
ポリオールの6〜80重GIi %であるのが好ましい
上記■〜■の重縮合物は、その平均分子量が1000〜
100万のものがより好ましい。
またアクリルアミドアルキレンスルホン酸としては次式
(X)、 5 CjH2=CHC0NE(OH2)m2−0−((1!
H2)n ” ・5O3H(X )■ R6 (R5、R6は炭素数1〜3のアルキル基、m2、R2
は式■)と同じ〕 で表わされるもので、その単独重合物、2種以上の共重
合物又他の単量体との共重合物が使用される。
これらの水溶性高分子化合物の対イオンとしては次の(
1)〜(vl)のものが挙げられる。
(1)  リン酸、亜リン酸又はこれらのチオ又はエス
テル化合物 (11)アルキル、アルキルアリル又はアリル基に1個
以上の水酸基を有するモノもしくはシリン酸エステル又
はこれらのチオ化合物 (i++)  炭Z 数1〜8のアルキル、アルキルア
リル又はアリル基を有するモノ又はジホスホン酸又はこ
れらのチオ化合物又はこれらの誘導体OVI  炭素数
1〜8のアルキル、アルキルアリル又はアリル基を有す
るモノ又はジホスフィン酸又はこれらのチオ化合物又は
これらの誘導体(v)窒素原子を含有するモノ又はジ又
はトリホスホン酸 (vi)  硼酸 このリン酸化合物の具体例としては次のものが例示され
る。(1)のものとしては、正リン酸、亜リン酸、炭素
数1〜8の脂肪族又は脂環族又は芳香族アルコールと正
リン酸とのモノ又はシリン酸エステル又はこれらのチオ
化合物、又は上記アルコールとの亜リン酸エステル又は
これらのチオ化合物が例示される。(11)のものとし
ては2−ヒドロキシプロピルホスフェートが例示される
。(m)のもの(Ro、R6は炭素数1〜8のアルキル
基、アル苓ルアリル基又はアリル基)で表わされるホス
ホン酸、例えば炭素数1のメチルホスホン酸、ジメチル
ホスホン酸から炭素数8のn−オクチルホスホン酸、ジ
n−オクチルホスホン酸、2−エチルへキシルホスホン
酸、ジー2−エチルへキシルホスホン酸、ベンジルホス
ホン酸、ジベンジルホスホン酸、フェニルホスホン酸、
ジフェニルホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸
、並びにこれらのチオホスホン酸が例示される。ヒドロ
キンエタンジホスホン酸は次の式で表わされる化合物で
ある。
OHOHOH’ ホスフィン酸、例えば炭素数1のメチルポスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸から炭素数8のn−オクチルホス
フィン酸、ジn−オクチルホスフィン酸、2−エチルへ
キシルホスフィン酸、ジ−2−エチルへキシルホスフィ
ン酸、ベンジルボスフィン酸、ジベンジルホスフィン酸
、フェニルポスフィン酸、ジフェニルボスフィン酸、並
びにこれらのチオホスフィン酸が例示される。(■)の
ものとしては、ヘキサメチルホスホリックモノ(又はジ
)アミド、ニトリロトリスメチレンボスポン酸が例示さ
れる。ニトリロトリスメチレンポスホン酸は次の式で表
わされる化合物である。
00 C!n2  0H ■ H また、(b)成分の水溶性防錆剤としては次の(1)〜
tv+のものが挙げられる。
(1)炭素数4〜18のモノ又はジカルボン酸の炭素数
5〜18のアルキル又はアルキルアリルアミン塩 It )ポリエチレンポリアミンの脂肪酸塩1it) 
 ヒドロキシポリエチレンポリアミンの脂肪酸塩 (1v)グリセリンモノ脂肪酸エステル[Vl  ソル
ビタン脂肪酸エステル 更にまた、(C)成分の水溶性又は水分散性極圧剤とし
ては次の(1)〜(×1のものが挙げられる。
1、   (1)  リン酸、亜リン酸又はこれらのチ
オ又(′!、エステル化合物 (11)  アルキル、アルキルアリル又はアリル基に
1個以−ヒの水酸基を有するモノもしくはシリン酸エス
テル又はこれらのチオ化合物 (tiil  炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリ
ル又はアリル基を有するモノ又はジホスホン酸又はこれ
らのチオ化合物又はこれらの誘導体(1v)炭素数1〜
8のアルキル、アルキルアリル又はアリル基を有するモ
ノ又はジホスフィン酸又はこれらのチオ化合物又はこれ
らの誘導体(v)窒素原子を含有するモノ又はジ又はト
リホスホン酸 (vl)炭素数1〜8のアルキル基又はアリル基を有す
るチオアルコール (vill  炭素数1〜10のアルキル基、ヒドロキ
シアルキル基、アルキルアリル基又はヒドロキシアルキ
ルアリル基を有するチオカルボン酸又はその塩 (viii  有機金属亜鉛化合物 (ix)  RO+5jzR。
〔式中、2は1〜5の整数、Roは(mlと同一〕(×
)含硫黄有機複素環化合物もしくはその塩又はその誘導
体 本発明において、tb)成分の防錆剤は全組成の0.1
〜20tl)(重量、以下同じ> 、(tc)成分の極
圧剤は全組成の0.1〜20=1を配合するのが好まし
い。
f「 成分、(bl成分と(C)成分の極圧剤を水又は溶媒に
と、二かした溶液を調製し、これに鋼板を浸漬するとか
、鋼板表面にロールコータ−等で塗布するとか、あるい
はスプレー等で撒布する等の方法によって付着させた後
加熱又は自然乾燥(よって媒体を除去することにより、
鋼板表面に潤滑被膜層を形成させることによって製造さ
れる。こめ場合の被膜量は0.01〜100 g/m2
が好ましい。
このようにして得られる本発明の潤滑被膜金属板は、前
述の■〜Oの特長を有し、潤滑油を給血することなく圧
延加工等を行うことができる。
゛  次に実施例を挙げて説明する。
尚実施例においては、次に示す水溶性高分子化合物、防
錆剤及び極圧剤を使用した。
水溶性高分子化合物: (A)     ジエチルアミノメチルメタクリレート
の重合物のリン酸塩(MW=1万) 重合物(Mw==20万) (B−2)’      //     (MW=5万
)(B−3)        //   ’    (
MW=5000)(B−4)、     、It   
   (MW=700)(Cり  −゛ジエチルアミノ
メチルメタクリレートめリン酸塩/メタクリル酸ソーダ
ー415の共重合物(MW−2万) (D)     エチレンイミンのリン酸塩の開環重合
物(MW=10万) (E)     ジメチルアミノエチルメタクリレート
のエチル亜ホスフイン酸塩/アクリル酸ソーダー6/1
の共重合物(MW=30万) (F)     ジメチルアミノエチルメタクリレート
のエチルホスホン酸塩/2−アクリルアミノ−2−メチ
ルプロパンスルホン酸ソーダー4/1の共重合Th(M
W=10万) (G)     ビニルぎりジンのリン酸塩/ビニル?
ロリドン/アクリル酸ソーダー6/3/1の共重合物)
MW=45万) ()()     ジエチレントリアミンのチオリン酸
塩とダイマー酸の重縮金物(MW=80万) (I)     ジエチルアミノエチルメタクリルアミ
ドのリン酸基/アクリル酸ソーダ/ビニルスルホン酸ソ
ーダーろ/1/1の共重合物(MW=4[]万)(J)
     ビニルピリジンのジメチルホスフィン酸によ
る第4級アンモニウム塩/ビニルピロリドン/アクリル
酸ソーダー6/3/1の共重合物(MW=45万)(K
)     水溶性高分子化合物(I)のジエチルアミ
ノエチルメタクリルアミドのリン酸塩を硼酸塩としたも
の。
(L)     セルロースのカチオン変性物の第4級
アンモニウム塩(MW=100万) (M)     1.2−ジクロルエタンとへキサメチ
レンテトラ1          ミンのリン酸塩の重
縮合物(MW−5万)(N)     zジエチレンイ
ミンのエチレンオキシド20係付加物(M’W=5万) (0)    ポリエチレンイミン/エチレンオキシド
/ゾロぎレンオキシドー10/3/3付加物(MW=1
5万)(P)    N−1ジメチルスルホエチルアク
リルアミドの単独重合物のNa塩(MW=7万) (Q、)     7]′?リアクリル酸ソーダ塩(M
W=1万)(R)     イソブチレン/メタクリル
酸−1/1  の共重合物のNa塩(MW=5000) 防錆剤: (1)  ラウリン酸のブチルアミン頃(2)ジエチレ
ントリアミンのカプロン酸塩(3)グリセリンモノラウ
リン酸エステルとラウリン酸ヘキシルアミン塩(重量比
1:1)極圧剤: (1)  リン酸亜鉛 (2)トリフェニールホスファイト (3)トリデシルホスファイト (4)  2−エチルへキシルアシッドホスフェート(
5)  ブチルチオホスホン酸のMg塩(6)  オク
チルチオホスフィン酸のNa塩(7)チオブチルアルコ
ール (8)ジンクジチオエチルリン酸塩 第  1  表 実施例1 円筒深絞り加工性試験(プレス加工性試験);40龍グ
のポンチ(平頭)にて、ブランク径を85〜91+++
mに変化させた各供試板について、深絞り加工を行なっ
た。結果は第2表に示す。表中X印は加工中に供試板表
面にワレ等の発生したことを示し、○印は正常に加工が
なされたこと乞示す。
実施例2 防錆性(プレス加工後); 実施例1でプレス加工を行なったブランク径86 mm
の試験板を、温度49±1°C1相対湿度95%以上の
条件で発錆面積が0.5係を超える迄の時間を求めた(
J工5z0236に基づく)、結果は第2表に示す。表
中○印は発錆が認められないもの(発錆率0.5%以下
)、△は発錆したもの(発錆率0.5係以上)を示す。
実施例6 清浄性; 弱アルカリ系洗浄剤ファインクリーナー4626(日本
パーカライジング社製)を濃度ろ係、温度60℃、スプ
レー圧力0.4 kli’/CTL”で5秒間供試板に
スプレーし、その後常温の水道水で水洗を行ない清浄性
を調べた。
その結果を第2表に示す。この表から/I6.1〜40
に於いて、殆んどのものが除去され、清浄性が極めて良
好であることが明らかである。
第2゛表 以上 出願人 花王石鹸株式会社 日本鋼管株式会社 第1頁の続き 0発 明 者 由田征史 福山市向陽町59−215 ■出 願 人 日本鋼管株式会社 東京都千代田区丸の内1丁目1 番2号 64

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)■分子量1000〜1000万0分子中に塩基性
    又は陽イオン性の窒素原子を有する陽イオン性又は両性
    イオン性の重縮合物又はその塩、■分子量1000〜1
    000万の分子中にアミド基を有する陰イオン性の重縮
    合物又はその塩、及び■オレフィンーマレイン酸共重合
    物塩、アクリル酸又はメタクリル酸−マレイン酸共重合
    物塩、アクリル酸又はメタクリル酸の単独重合物塩又は
    これらの共重合物塩、又はアクリルアミドアルキレンス
    ルホン酸の重合物から成る群から選ばれる1種又は2種
    以上の水溶性高分子化合物を含有する被膜剤で鋼板表面
    を被覆したことを特徴とする潤滑被膜金属板。 (2)水溶性高分子化合物の塩を形成する対イオンが次
    の(1)〜(vf)から成る群から選ばれる化合物であ
    る特許請求の範囲第1項記載の潤滑被膜金属板。 (1)  リン酸、亜リン酸又はこれらのチオ又はエス
    テル化合物 (11)  アルキル、アルキルアリル又はアリル基に
    1個以上の水酸基を有するモノもしくはシリン酸エステ
    ル又はこれらのチオ化合物 (fit)  炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリ
    ル又はアリル基を有するモノ又はジホスホン酸又はこれ
    らのチオ化合物又はこれらの誘導体(1v)炭素数1〜
    8のアルキル、アルキルアリル、 又はアリル基を有す
    るモノ又はジホスフィン酸又はこれらのチオ化合物又は
    これらの誘導体 (vl  窒素原子を含有するモノ又はジ又はトリホス
    ホン酸 (\+il  硼酸 (3)水溶性高分子化合物が次の■〜■から成る群から
    選ばれるものである特許請求の範囲第1項記載の金属加
    工油組成物。 ■ 次の一般式fil〜(1)Oで表わされる含窒素単
    量体又はその塩の単独重合物あるいは2種以上の共重合
    物。 (R,はH又はCH3、R2及びR3はH又は炭素数1
    〜3のアルキル基〕 R] 〔mlは1〜3の数、nlは1〜3の数、Ro、R2、
    R3は式(I)と同じ〕 1 4 CR4はH又は炭素数1〜乙のアルキル又はアルキロー
    ル基、R1は式(Tlと同じ〕1 〔ml及びR2は0〜3の数、R,、R2、R3は式(
    1)と同じ〕 R] 〔Aは一〇−又は−NH−1R1、R2、R3、nlは
    式(1)及び(illと同じ〕 R] (R1=R2、R3、nlは式(If及び(If)と同
    じ〕1 [R1は式fl+と同じ。ピリジンの置換位は2又は4
    位] R] 〔R1、R2は式[11と同じ。ピペリジンの置換位は
    2又は4位〕 〔R1、R2、R3は式(11と同じ〕■ 前記一般式
    (I)〜(lX)で表わされる含窒素単量体又はその塩
    の1種又は2種以上と、α、β−不飽和カルボン酸又は
    その塩あるいはその誘導体、スルホン酸基含有1ニル化
    合物又はその塩、アクリロニトリル、ビニルピロリドン
    及び炭素数2〜2oの脂肪族オレフィンから成る群から
    選ばれるビニル系単量体の1種又は2種以上との共重合
    物。 ■ エチレンイミンの開環重合体の塩又は第4級アンモ
    ニウム塩又はこれらの誘導体。 ■ 脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミン又は
    ジポリオキシェチレンアルキルアミンとの縮重合物の塩
    又は第4級アンモニウム塩。 ■ ジハロアルカン−ポリアルキレンポリアミン縮重合
    物。 ■ エビハロヒドリン−アミン縮重合物。 ■ キトサンの塩あるいはデンプン又はセルロースある
    いはこれらのカチオン変性物。 ■ 窒素原子6〜20[1個を有するポリアルキルイミ
    ン又はその誘導体にアルキレンオキシドを付加して得ら
    れる分子量600〜60万のポリエーテルポリオール又
    はポリオールポリエーテル誘導体。 (4)鋼板表面を被覆する被膜量が0.01〜100g
    /m”である特許請求の範囲第1〜3項の何れか1項記
    載の潤滑被膜金属板。 (5)  (a)■分子量1000〜100o万の分子
    中に塩基性又は陽イオン性の窒素原子を有する陽イオン
    性又は両性イオン性の重縮合物又はその塩、■分子量1
    000〜1000万の分子中にアミド基を有する陰イオ
    ン性の重縮合物又はその塩、及び■オレフィンーマレイ
    ン酸共重合物塩、アクリル酸又はメタクリル酸−マレイ
    ン酸共重合物塩、アクリル酸又はメタクリル酸の単独重
    合物塩又はこれらの共重合物塩、又はアクリルアミドア
    ルキレンスルホン酸の重合物から成る群から選ばれる1
    種又は2種以上の水溶性高分子化合物、並びに(bl水
    溶性防錆剤を含有する被膜剤で鋼板表面を被覆したこと
    を特徴とする潤滑被膜金属板。 (6)水溶性防錆剤が、次の(i)〜(■)から成る群
    から選ばれる化合物である特許請求の範囲第5項記載の
    潤滑被膜金属板。 (1)炭素数4〜18のモノ又はジカルボン酸の炭素数
    3〜18のアルキル又はアルキルアリルアミン塩 (11)ポリエチレンポリアミンの脂肪酸塩(iit)
      ヒドロキシポリエチレンポリアミンの脂肪酸塩 (1v)グリセリンモノ脂肪酸エステル(v)  ソル
    ビタン脂肪酸エステル (7]  (a)■分子量1000〜1000万0分子
    中に塩基性又は陽イオン性の窒素原子を有する陽イ第1
       ン性又は両性イオン性の重縮合物又はその塩、■
    分子量1000〜1000万の分子中にアミド基を有す
    る陰イオン性の重縮合物又はその塩、及び■オレフィン
    ーマレイン酸共重合物塩、アクリル酸又はメタクリル酸
    −マレイン酸共重合物塩、アクリル酸又はメタクリル酸
    の単独重合物塩又はこれらの共重合物塩、又はアクリル
    アミドアルキレンスルホン酸の重合物から成る群から選
    ばれる1種又は2種以−ヒの水溶性高分子化合物、(b
    l水溶性防錆剤、並びに(e)水溶性又は水分散性極圧
    剤を含有する被膜剤で鋼板表面を被覆したことを特徴と
    する潤滑被膜金属板。 (8)水溶性又は水分散性極圧剤が次の(1)〜(×)
    に示される化合物から選ばれる1種又は2種以上のもの
    である特許請求の範囲第7項記載の潤滑被膜金属板。 (1)  リン酸、亜リン酸又はこれらのチオ又はエス
    テル化合物 (11)アルキル、アルキルアリル又はアリル基に1個
    以上の水酸基を有するモノもしくはシリン酸エステル又
    はこれらのチオ化合物 (+:n  炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリル
    又はアリル基を有するモノ又はジホスホン酸又はこれら
    のチオ化合物又はこれらの誘導体(ivl  炭−X数
    1〜Bのアルキル、アルキルアリル又はアリル基を有す
    るモノ又はジホスフィン酸又はこれらのチオ化合物又は
    これらの誘導体(vl  窒素原子を含有するモノ又は
    ジ又はトリホスホン酸 (■1)炭素数1〜8のアルキル基又はアリル基を有す
    るチオアルコール (vil)  炭素数1〜10のアルキル基、ヒドロキ
    シアルキル基、アルキルアリル基又はヒドロキシアルキ
    ルアリル基を有するチオカルボン酸又はその塩 (vll  有機金属亜鉛化合物 (ixl  Fjo−C−8hR。 〔式中、2は1〜5の整数、ROは(m)と同一〕(×
    )含硫黄有機複素環化合物もしくはその塩又はその誘導
    体 (9)水溶性又は水分散性極圧剤の量が、全組成の0.
    1〜20重量係である特許請求の範囲第7項記載の潤滑
    被膜金属板。
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