JPS59230998A

JPS59230998A - ウインチ

Info

Publication number: JPS59230998A
Application number: JP10280783A
Authority: JP
Inventors: 石井　善平; 潔藤井
Original assignee: TOA HATSUDOUKI KK; TOUA HATSUDOUKI KK
Current assignee: TOA HATSUDOUKI KK; TOUA HATSUDOUKI KK
Priority date: 1983-06-10
Filing date: 1983-06-10
Publication date: 1984-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、ウィンチ、特にワイヤロープの巻き取りをキ
ャプスタンによって行うウィンチに係る。

［発明の技術的背景とその問題点］第１図、第２図は、従来のキャプスタン使用のウィンチ
を示す概略平面図、同側面図で、ウィンチは、基台１上
に配置され図示省略の動力源によって駆動される一対の
キャプスタン２と、これらのキャプスタン２の軸２ａに
チェーンを介して連なり、キャプスタン２により巻き取
られたワイヤロープ４の尻手取りを行なう尻手取り装置
５とを有する。この尻手取り装置５は、無端帯を上下に
対向させて構成したものであり、両無端帯間にワイヤロ
ープを挟圧して、ワイヤロープの引取りを行う。

而して、前記、従来のウィンチにおいては、尻手取りさ
れた後のワイヤロープは手作業で処理されるか、リール
ワインダで巻き取られるかであった。

手作業による処理は作業員を必要とし、リールワインダ
はそのための何らかの動力を必要とする。

［発明の目的］本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、尻手取
りされた後のワイヤロープを無動力且つ無人で処即し得
るキャプスタン方式のウィンチを得ることを目的とする
。

［発明の概要１本発明のウィンチは、キャプスタンと、動力で駆動され
る成子取り装置と有するものにおいて、前記成子取り装
置の出口端に入口端を近接させたワイヤロープガイドを
設け、さらに容易（こ回転できるように軸を鉛直にして
支持されたドラｌいと、このドラムと同心一体の柱体と
、前記ドラムに制動を力０えるブレーキとを有するワイ
ヤーロープ収納装置を設け、前記ワイヤロープガイドの
出口端は前記ドラムの開口縁上方に臨ませて成ることを
特徴とする。

［発明の実施例］第１図、第２図と同一部分には同一符号を付した第３図
、第４図は、本発明の一実施例の平面図、一部切断側面
図である。

なお、本発明のウィンチは左右対称であるから、第３図
においてはその一側のみが示されている。

これらの図において、成子取り装置５の出口側には、筒
状のワイヤロープガイド６が設けてあり、このワイヤロ
ープガイド６の出口側には、ワイヤロープ収納装置７が
設（ｊられている。

以下にワイヤロープガイド６、ワイヤロープ収納装置７
の詳細を説明する。

ワイヤ日＝プカイド６は、ワイヤロープ収納装置７の後
述するドラム７ａの開口縁より若干高い位置に、支持架
台８によってほぼ水平に支持され、その出口側の端部が
下に向って傾斜された土部６ａと、この主部６ａの入口
側に着脱自在に挿着された入口アタッチメントロｂとを
有し、主部６０人ロアタッチメン１〜６ｂ双方共、それ
らの軸線を含む平面により分割した二分割構成とされて
いる。

ワイヤロープ収納装＠７は、地面Ｇ七に定位される架台
９上にスラストベアリング１０、ラジアルベアリング１
１を介して容易に回転し得るように支持したドラム＠１
２に、この軸と同心的に底面を固着したドラム７ａと、
このドラム７ａの中心に配置され且つドラム軸１２に固
着され、周面を軸線に向って凸な凹曲面とさ机た柱体７
ｂとを有する。

ドラム軸１２には、成子取りＨｉＵ　５の停止時に自動
または手動で付勢される電磁式、油圧式等任意の構成の
ディスクパッド１３と協動して、ドラム軸１２を制動す
るブレーキディスク１４が取付けられている。

なお、架台９には、ねじにより上下動し架台の水平を出
すための調整脚１５が設けである。また、架台９のキャ
プスタン２に面しない側の端部には、架台を地面Ｇに固
定するためのアンカー１６が設けである。

さらに、ドラム７ａの底面下面には、架台９、従ってド
ラム７ａが水平に設定されたことを確認するための指針
１７および指標リング１８が設けである。また、ドラム
７ａ底而上面には、ワイヤロープ先端を固定するクラン
プ１９が設けである。

１−記構成の本発明ウィンチにおいては、ワイヤロープ
４に成子取り装置５、ワイヤロープガイド６を通過させ
、その先端をクランプ′１９によってドラム７ａの底板
に固定する。

ワイヤロー１４がキャプスタン２によって巻き取られ、
成子取り装置５によって成子取りが行われると、ワイヤ
ロープ４は成子取り装置５から送り出され、ワイヤロー
プガイド６にガイドされて、ドラム７ａに送り込まれる
。この時、ワイヤロープ４はドラム７ａ内周面に一旦突
き当り、ドラム７ａにワイヤロープ４の送り込まれる動
きににリドラム７ａは回転するので、ワイヤロープ４は
ドラム７ａ内に、ドラム７ａ内周と柱体７ｂとの間に巻
き込まれる形状で収納される。

キャプスタン２がワイヤロープ４を送り出すＵ）は、成
子取り装置５の動力を切っておけばワイヤロープ４は、
これを逆転させながら通過し、ワイヤロープ４はドラム
７ａから整然と繰り出される。

さらに、成子取り装置５の停止ｌ二時には、ディスクパ
ット１３が付勢され、ドラム軸１２は制動されているの
で、ドラム７ａは回転できない。

ところで、成子取り装置５が故障、破損したりして、そ
れによるパックテンションの確保が不ｆｉｌとなった場
合には、引張られたワイヤロープが柱体７ｂに巻き付く
。

而して、上記のようにドラム７ａが固定されているので
、前記のように柱体７ｂに巻き付いたワイヤロ−プには
、パックテンションが加えられることとなる。なお、ワ
イヤロープガイド６に入ロアタッヂメン１〜６ｂを着脱
自在に設番ノだのは、種々の立地条件においてワイヤロ
ープのワイヤロープガイドへの進入を容易とするため、
主部に対する上下、左右の種々の傾斜、曲率の曲管状の
アタッチメントを使用し得るようにするためであって、
場合によってはワイヤロープガイドを一体のものとし、
入ロアタッヂメン１〜を省略しても良い。

さらに、成子取り装置も例示のものに限定されず、特願
昭５８−８６５４５号開示の自動成子取り装置や、実願
昭５７−９０１６６号開示のごときリールワインダどワ
イヤロープ逆走防止機構とを組合せた成子取り装置を使
用とても良い。

「発明の概要コ一、Ｌ記から明らかなように、本発明によれば、成子取
り後のワイヤロープを人手によることなく、しかも無動
力で整然と処理することができるので、省力効果はきわ
めて大きいものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来のウィンチの平面図、側面図、第
３図は本発明一実施例の一側のみを示す平面図、第４図
は一部切断側面図である。２・・・キャプスタン、４・・・ワイヤロープ５・・・
成子取り装置、６・・・ワイヤロープガイド７・・・ワ
イヤロープ収納装置７ａ・・・ドラム、　　　７ｂ・・・柱体１２・・・ド
ラム軸、　１３・・・デスクバット１４・・・ブレーキ
ディスク、１９・・・クランプ出願代理人　弁理士　菊
　池　五　部昭和　年　月　日特許庁長官　若　杉　和　夫　殿１、事件の表示昭和５８年特許願第１０２８０７号２、発明の名称ウィンチ３、補正をする者事件との関係　　　　特許出願人東京都中央区勝どき２丁目３番３号東亜発動機株式会社代表者　　石　井　善　平４、代理人昭和５８年９月２７日（発送日）６、補正の対象　　図　面５３４−

Claims

【特許請求の範囲】

キャプスタンと、動力で駆動される尻手取り装置とを有
するものにおいて、前記尻手取り装置の出口端に入口端
を近接させたワイヤロープガイドを設け、さらに容易に
回転できるように軸を鉛直にして支持されたドラムと、
このドラムと同心一体の柱体と、前記ドラムに制動を加
えるブレーキとを有するワイヤーローブ収納装置を設け
、前記ワイヤローブガイドの出口端は前記ドラムの開口
縁上方に臨ませて成ることを特徴とするウィンチ。