JPS592301A - 可変抵抗器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変抵抗器に関し、とくに摺動子構造の改良に
関する。

従来、可変抵抗器において抵抗体上を摺動する摺動子は
第１図に示すようにノ（ネ性を有する板材（例えばリン
青銅）を片持ち形状に加工したものや、第２図のように
ワイヤーをコイル状に加工・したものが用いられていた
。第１図のような従来構造では接点へを複数個設けるこ
とは小形になるほど技術的に難しく、かつ摺動時に瞬時
的な接触オープンが生りることがおる。

一方、第２図のような従来構造では論理的には接点を複
数個設けることは可能であるが、第２図矢印の方向から
圧力を加え−ると連接した円状様のコイルが横方向に崩
れ、複数接触点となっていた谷接点間のピッチが一定し
なくなる。また、横方向に崩れるため、バネ圧力が弱ま
り特性不良の１象因となることがあった。特に小形可変
抵抗器のように小形化された抵抗体と摺動子受けとの空
隙が機構上微小にならざるを得ない場合には、これらの
問題点を除くことが課題の一つとなった。

本発明の目的はかかる従来欠点を解消した可変抵抗器を
提供することにある。

本発明によれば複数の平行するスリットを窓状に設けた
バネ特性を有する平板をスリ、トと垂直方向にまるめ平
板の端面を接続した円筒形状の摺動子を有することを特
徴とする可変抵抗器が得られる。

以下本発明の一実施例の図面を参照して説明する。

先づ、第３図のように一方に四部を設けたリン青銅など
のバネ特性を有する平板材料に複数の平行するスリッ）
ｌを設け、このスリット入り平板を円筒形状にまるめて
、摺動子端面の重なり部分を数箇所で浴接し接続して第
４図のように摺動子２を形成する。

なお、符号３は本発明の摺動子を可変抵抗器に組み込む
ときの摺動子の方向位置決め用の突起部で端面１ａとｉ
ｂの重な９部分の延長上に成るように設ける。

このようにして形成された摺動子２を第５図の回転板４
の凹部４ａに摺動子２の突起部３方向を１、ｉ）認して
はめ込む。

次に上記のように摺動子２をセットした回転板４と導体
５及び抵抗体６が設けられた七ラミックなどの絶縁基板
７と回転板の中心に下垂する突出部４ｂを高さ調整のワ
ッシャを介して絞め第５図の如く組立て形成する。した
がって、摺動子は円筒形状のバネがつぶれ充分な撓みを
保持した状態で組み立てることができるので、垂直方向
の圧力を受けて抵抗体と水平方向への拡がりができ接触
状態がよくなる。

以上、本発明により各接触点間のピッチが乱れることの
ない光分なバネ圧を保持する安定した接触特性を有する
摺動子が得られる。

なお、本実施例の構造は円筒形状にまるめた後に端面を
重ねて溶接を行なって接続しているが、浴接をしないで
単に同筒形状にまるめた状態のもの、あるいは断面がＵ
字形状にしたものでよいことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来例の摺動子のそれぞれの斜視図
。第３図から第５図は本発明の可変抵抗器に係わり、第
３図は摺動子用の平板平曲図、第４図は摺動子の斜視図
、第５図は摺動子取り付は後の断面図を示すや ｌ・・・・・・スリッ）、ｌａ＋１ｂ・・・・・・摺動
子用平板の端面、２・・・・・・摺動子、２ａ・・・・
・・摺動子の溶接点、３・・・・・・方向位置決め用突
起部、４・・・・・・回転板、４ａ・・・・・・バネ取
り付け＃、４°ｂ・・・・・・同転板の固定用突出部、
５・・・・・・導体、６・・・・・・抵抗体、７・・・
・・・絶縁基板。 ５− 第１図　　　　　　中２図 第３図　　　　　　　第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の平行するスリットを設けたノくネ性を有する平板
   をスリットと垂直方向にまるめ平板の端面を接続した円
   筒形状の摺動子を有することを特徴とする可変抵抗器。