JPS5922863B2 - 外装板接合部の構造 - Google Patents
外装板接合部の構造Info
- Publication number
- JPS5922863B2 JPS5922863B2 JP6190279A JP6190279A JPS5922863B2 JP S5922863 B2 JPS5922863 B2 JP S5922863B2 JP 6190279 A JP6190279 A JP 6190279A JP 6190279 A JP6190279 A JP 6190279A JP S5922863 B2 JPS5922863 B2 JP S5922863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior
- vertical beam
- joint
- exterior plate
- lower wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は建築用外装板を複数枚継ぎ合わせて使用する
場合の接合部の構造に関する。
場合の接合部の構造に関する。
従来、外装板を継ぎ合わせて使用する場合は、第１図Ｖ
Ｃ例示する如く、裏面部に配設され下壁５に固定された
たて棧２の外形に適合するような形状に端部を成形した
２枚の外装板１，１をそれら成形部がたて棧の表面部２
１及び側面部２２に符合するようたて棧２を挾んで両側
から突き合わせ固定するのが普通であった。
Ｃ例示する如く、裏面部に配設され下壁５に固定された
たて棧２の外形に適合するような形状に端部を成形した
２枚の外装板１，１をそれら成形部がたて棧の表面部２
１及び側面部２２に符合するようたて棧２を挾んで両側
から突き合わせ固定するのが普通であった。
しかしながら、外装板の継ぎ目や外装板とたて棧との空
隙は一般にきわめて小さいので、水が浸入したとき、そ
の水は毛管現象によって空隙に保持されるのみならず、
接触部の微細な毛管を伝って次第に内部に浸入し、下壁
などに悪影響を及ぼすことが多かった。
隙は一般にきわめて小さいので、水が浸入したとき、そ
の水は毛管現象によって空隙に保持されるのみならず、
接触部の微細な毛管を伝って次第に内部に浸入し、下壁
などに悪影響を及ぼすことが多かった。
この発明は従来の接合部の構造のこのような欠点を改良
し、防水効果のすぐれた構造を提供することを目的とし
ている。
し、防水効果のすぐれた構造を提供することを目的とし
ている。
即ち、この発明にかかる外装板接合部の構造は、下壁面
にたて棧を配設し、たて棧の表出面全体を隣り合う端部
間で被覆するよう各端部が成形された隣接する２枚の外
装板を、前記たて棧を挾んで両側から突き合わせ、それ
らの裏面が下壁面に接するようにして固定することとし
た外装板の接合部の構造において、外装板端面とたて棧
の表出面の一方又は両方を部分的に切欠き、もって接合
部に長手方向に伸びる中空部を形成したことを特徴とし
ている。
にたて棧を配設し、たて棧の表出面全体を隣り合う端部
間で被覆するよう各端部が成形された隣接する２枚の外
装板を、前記たて棧を挾んで両側から突き合わせ、それ
らの裏面が下壁面に接するようにして固定することとし
た外装板の接合部の構造において、外装板端面とたて棧
の表出面の一方又は両方を部分的に切欠き、もって接合
部に長手方向に伸びる中空部を形成したことを特徴とし
ている。
これを実施例にもとづいて説明すれば、第２図において
たて祷２が下壁５に固定されている。
たて祷２が下壁５に固定されている。
このたて棧２にはたて棧の外形に適合するよう端部を成
形した２枚の外装板１，１が成形部をたて棧２の表面２
１と側面２２に符合させた状態で突き合わされ固定され
る。
形した２枚の外装板１，１が成形部をたて棧２の表面２
１と側面２２に符合させた状態で突き合わされ固定され
る。
たて棧２の表面２１には２条のＶ形の溝６が長手方向に
もうけられ中空部を形成している。
もうけられ中空部を形成している。
３は合成ゴムなどでつくられたパツキン材であり、これ
を装着しておくことは防水上きわめて効果的である。
を装着しておくことは防水上きわめて効果的である。
なお、この図では外装板１は化粧合板などの表面化粧材
１１とポリウレタンなど多孔質の基板１２からなってい
る、７このような構成において、外装板の継ぎ目４から
入る雨水はパツキン材３により大半が内部への浸入を阻
まれるが、毛管現象によりパツキンと外装板の接触部を
通って内部に浸入する少量の水は溝６によって生ずる大
きな空間のため毛管現象が断たれ、水滴となって溝６を
伝って外部へ排出される。
１１とポリウレタンなど多孔質の基板１２からなってい
る、７このような構成において、外装板の継ぎ目４から
入る雨水はパツキン材３により大半が内部への浸入を阻
まれるが、毛管現象によりパツキンと外装板の接触部を
通って内部に浸入する少量の水は溝６によって生ずる大
きな空間のため毛管現象が断たれ、水滴となって溝６を
伝って外部へ排出される。
このように外装板とたて棧との接触部に中空部をもうけ
て毛管現象による水の浸入と保持を阻む点にこの発明の
特徴がある。
て毛管現象による水の浸入と保持を阻む点にこの発明の
特徴がある。
従って、この中空部は毛管現象により水が保持されない
程度に充分大きくなければならない。
程度に充分大きくなければならない。
パツキン材の厚みによって形成される外装板とたて棧の
間の空間も毛管現象を断つのにいくらか効果があるが、
強度的及びコスト的見地かりパツキン材の厚みは一般に
それほど大きくないのでこれのみでは不充分である。
間の空間も毛管現象を断つのにいくらか効果があるが、
強度的及びコスト的見地かりパツキン材の厚みは一般に
それほど大きくないのでこれのみでは不充分である。
溝６はたて検測にもうけてもよく、外装板側にもうけて
もよい。
もよい。
場合によっては外装板の１部とたて棧の１部の両方を切
欠いて中空部をもうけてもよい。
欠いて中空部をもうけてもよい。
このような中空部の数と形状は接合部の強度、製造コス
トなどを考慮して適当に選べばよい。
トなどを考慮して適当に選べばよい。
パツキン材３は必ずしも必要なものではないが、あれば
防水上より効果的である。
防水上より効果的である。
第３図から第６図まではこの発明の他の実施例を示す。
第３図ではたて棧にもうけた溝６の他に、たて棧２と外
装板１の各１部をそれぞれ斜めに切欠いて形成した中空
部である溝６′がもうけられている。
装板１の各１部をそれぞれ斜めに切欠いて形成した中空
部である溝６′がもうけられている。
この溝６′はパツキン材３の接触面を通って浸入したわ
ずかの水分を排出するのに役立つ。
ずかの水分を排出するのに役立つ。
第４図はパツキン材（外装板とたて棧との接触部）に至
るまでに、外装板の端面を斜めに切欠いてつくった中空
部である溝６をもうけた例である。
るまでに、外装板の端面を斜めに切欠いてつくった中空
部である溝６をもうけた例である。
溝６によって形成される空間により毛管現象による水の
保持が阻まれるのでパツキン材の位置に到る水分が著し
く減少するのである。
保持が阻まれるのでパツキン材の位置に到る水分が著し
く減少するのである。
第５図、第６図は前述の実施例の応用例というべきであ
り、その構成と効果は図面から容易に理解されるであろ
う。
り、その構成と効果は図面から容易に理解されるであろ
う。
以上に述べた如くこの発明にかかる外装板接合部の構造
は、下壁面にたて棧を配設し、たて棧の表出面全体を隣
り合う端部間で被覆するよう各端部が成形された隣接す
る２枚の外装板を、前記たて棧を挾んで両側から突き合
わせ、それらの裏面が下壁面に接するようにして固定す
ることとした外装板の接合部の構造において、外装板端
面とたて棧の表出面の一方又は両方を部分的に切欠き、
もって接合部に長手方向に伸びる中空部を形成したこと
を特徴とするので毛管現象による水分の浸入を防止する
うえできわめて有効なものであり、防水効果のすぐれた
接合部が得られることとなった。
は、下壁面にたて棧を配設し、たて棧の表出面全体を隣
り合う端部間で被覆するよう各端部が成形された隣接す
る２枚の外装板を、前記たて棧を挾んで両側から突き合
わせ、それらの裏面が下壁面に接するようにして固定す
ることとした外装板の接合部の構造において、外装板端
面とたて棧の表出面の一方又は両方を部分的に切欠き、
もって接合部に長手方向に伸びる中空部を形成したこと
を特徴とするので毛管現象による水分の浸入を防止する
うえできわめて有効なものであり、防水効果のすぐれた
接合部が得られることとなった。
第１図は従来の接合部の説明図、第２図から第６図まで
はこの発明の実施例をあられす断面図である。 １・・・・・・外装板、２・・・・・・たて棧、３・・
・・・・パツキン材、４・・・・・・継ぎ目、５・・・
・・・下壁、６・・・・・・溝。
はこの発明の実施例をあられす断面図である。 １・・・・・・外装板、２・・・・・・たて棧、３・・
・・・・パツキン材、４・・・・・・継ぎ目、５・・・
・・・下壁、６・・・・・・溝。
Claims (1)
- １ 下壁面にたて棧を配設し、たて棧の表出面全体を隣
り合う端部間で被覆するよう各端部が成形された隣接す
る２枚の外装板を、前記たて棧を挾んで両側から突き合
わせ、それらの裏面が下壁面に接するようにして固定す
ることとした外装板の接合部の構造において、外装板端
面とたて棧の表出面の一方又は両方を部分的に切欠き、
もって接合部に長手方向に伸びる中空部を形成したこと
を特徴とする外装板接合部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190279A JPS5922863B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 外装板接合部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190279A JPS5922863B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 外装板接合部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55155860A JPS55155860A (en) | 1980-12-04 |
| JPS5922863B2 true JPS5922863B2 (ja) | 1984-05-29 |
Family
ID=13184535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6190279A Expired JPS5922863B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 外装板接合部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922863B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61134471A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-21 | 小林 主基 | 駐車方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827409U (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-22 | 株式会社アイジ−技術研究所 | 建築パネルの目地構造 |
| JP2017115328A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 旭トステム外装株式会社 | 外壁構造、及び、外壁の施工方法 |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6190279A patent/JPS5922863B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61134471A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-21 | 小林 主基 | 駐車方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55155860A (en) | 1980-12-04 |
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