JPS59228334A - 漏電保護スイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は漏電保護スイッチに関し、特に制ｔｉｌｌ用リ
レーに漏電保護機能を与えて、みり御回路等の小負荷容
量回路における漏電に対し１で回路をしゃ断し、漏電に
よる感電あるいは回路の損傷を未然に防ぐようにした漏
電保護スイッチに関するゎ（従来技術とその問題点） この種の機器としては、現在漏電しゃｌ］′ｉ器（以下
ＥＬＢと略記する）あるいは漏電保護リレー（ｇ、下Ｅ
ＬＲと略記する）等広く使用されている。

これらＥＬＢもしくはＥＬＲは、本来配線器具としての
構造を有しているため漏電保護対象の回路への接続はＮ
線、銅帯等を使用せざるを１９ない。

しかし、１ｌｉｌ制御回路等の比較的小負荷容母回路の
漏電保護を行なう場合には、制御リレー等が装着される
制御用プリント基板等に設けられたソケットに訓電保護
機器本体を挿し込むだけで接続が可能であったり、前記
プリント板に漏電保護機器本体を直接ハンダ付けして接
続することが可能であった方が、はるかに使い易い。ま
た、負荷の容量が数アンペア程度の負荷に対しては、現
在のＥＬＢ。

ＥＬＲでは通電容量的にまたは外形的に不経済である。

（発明の目的） 本発明は、しゃ断容量が比較的小さく且つ負荷電流が数
アンペアから十数アンペアの小規模な回路の漏電保護を
行なうためのもので、小形で取付が非常に容易である構
造を有すると共に価格的に有利な漏電保護スイッチを提
供づることを目的としている。

（発明の要点） 通常比較的小容量の制御用リレーにおいてはｂカ磁コイ
ルに外部より動作指令を与えると、可動接点が常閉側固
定接点から常開側固定接点に接触づるように変位する。

本発明では、この動作指令を制御用リレー内部に設けた
零相変流器の２次出力を増幅する増幅部の出力によって
与えることにより、漏電が生じたら自動的に可動接点が
常閉側から常開側に反転して、常閉接点を解放して回路
をしゃ断したり相同接点の投入によりＹ報出力を発生し
ようとするものである。また、制御用リレーの筐体内に
零相変流器、増幅部を一体に組込んでいるので、制御用
リレーの取付構造をそのまま利用することができるため
、この油電保訛スイッヂ本体の取付けは、ソケット挿入
方式でもプリント板自立方式でも適宜に選択できる。

（発明の実施例） 以下、本発明の一実施例を添イ１された図面と八に説明
する。

第１図は本発明に係る漏電保護スイッチの一実施例の概
略縦断面図である。

入出力部及びスイッチング部どして懇能（る部分は従来
から使用されている比較的小容量の制御用リレーの構造
を採用している。即ち、シＩＩ　１１１１用リレーの筐
体をベース４と共に形成するカバー５内に励磁コイル１
が収設され、この励磁コイル１の励磁により変位する可
動接点８が励磁コイル１の対向面側に設けられ、更にこ
の可動接点８ど接離する１対の固定接点２がベース４に
植設される共に１対の端子３も同様にベース４に植設さ
れている。なお２ａは常開側の固定接点、２ｂは常閉側
の固定接点である。

以上は従来の制御用リレーの構造を採用した部分である
が、本実施例では制御用リレーのカバー５の高さを所定
長だけ増加し、この増加した筐体内スペースに、漏電検
出用零相変流器６と、この零相変流器６の２次出力を増
幅して励磁コイル１への動作指令を与える増幅部７とを
前述した入出力部及びスイッチング部と共に組込んで構
成している。ここで９はリード線で可動接点８の基端部
にその一端が接続され零相変流器６の内部を貫通して端
子３の一方にその他端が接続されている。

本発明に係る漏電保護スイッチの一実施例の構成は上記
のようであり、次にそのｆｉｌ電しゃ断の動作を第２図
の回路図と共に説明する。第２図において第１図と同一
符号は同一物を示している。

Ｓ、、Ｓ２は電源側端子、Ｌ、、、、、Ｌ２は負荷側端
子を夫々示している。

また、１０は常閉接点を示している。実施例では、後述
づる理由により増幅部７の電源電圧は、この常閉接点１
０の電源側から供給されるように構成されている。

今回路に何らかの原因で漏電が生ずると、零相変流器６
はこの漏電電流に応じＩご２次出力を発生する。この２
次出力は増幅部７で増幅され励磁コイル１に動作指令を
与える。これによって励磁コイル１の励磁に応じて可動
接点８は第１図で言えば常閉側接点２ｂから常開側接点
２ａに切替る。

即ち、第２図において常閉接点１０が解放され、その結
果回部がしゃ断され漏電保護が行われる。

この漏電保護は回路に漏電が生じている間継続づる必要
があるため、常閉接点１０が解放されても増幅部７から
動作指令を与え続【プて励磁コイル１を励磁し続ける必
要がある。このため、増幅部７への電源電圧は常閉接点
１０の電源側から供給する構成が採用されている。

上記のような励磁方式であるため、励磁コイル１をリセ
ット即ち消磁するためには、第２図の回路の電源側に設
けた図示されないスイッチをＯＦＦする必要がある。あ
るいは、負荷への電源ラインもしくは増幅部７への電源
供給ライン等に新たにリセットスイッチを設けて、第２
図に示す実施例単独でリセットすることも可能である。

更には、通常のＥＬＢ、ＥＬＲに装備されているテスト
スイッチを設けて動作の確認を行なえるｉ造にすること
も可能である。

第３図は制御用リレーの常開接点を利用して漏電保護を
行う実施例の回路図である。第３図において第２図と同
一符号は同一物である。この実施例においても零相変流
器６により漏電を検出して増幅部７を介して励磁コイル
１を励磁する点は第２図の回路と同様である。しかしな
がら、本実施例回路では、漏電が発生した場合、第２図
実施例の如く直接回路をしゃ断せず、常開接点１１を投
入することにより発生する警報出力により、ランプ１２
もしくはブザー等を駆動するようにしている。

この実施例においても、励磁コイル１のリセット即ら消
磁を行うためには電源０ＩＩｌの図示されなし＼スイッ
チをＯＦＦする必要がある力く、負荷への電源ラインや
増幅部７への電源供給ライン等に１ノセツトスイツチを
設けて、実施例単独で電」セ・ノドづることも可能であ
る。また、必要に応じて第２図実施例と同様にテストス
イッチを１ノでもよし１゜（発明の効果） 本発明によれば、制御用リレーの筺体内に漏電検出用零
相変流器と、増幅部とを一体に組込んでいるため、制御
用リレーの取付栴造であるソケット挿入式取付、プリン
ト板自立形等を１ｒｌＪ用できるため極めて取付作業が
容易である。また、漏電時には零相変流器の出力に基づ
０て励磁コイルを動作させ、漏電しゃ断もしくは警報出
ノｊの発生等の漏電保護園能を有する漏電保護スイッチ
として構成されているので、比較的小容量恒１路の漏電
保護を低価格でしかも容易に実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る漏電保護スイッチの概略縦断面図
、第２図は第１図の漏電保護スイッチにより漏電時、回
路しゃ断を行う実施例の回路図、第３図は第１図の漏電
保護スイッチにより漏電時、警報出力を発生する実施例
の回路図である。 １：励磁コイル　　　　　２：固定接点２ａ：常開側固
定接点 ２ｂ：常閉側固定接点　　３：端子 ４：ベース　　　　　　　５：カバー ６：漏電検出用零相変流器 ７：増幅部　　　　　　　８：可動接点９：リード線　
　　　　１０：常閉接点１１：常間接点 特許出願人　　富士電橢製造株式会礼 代理人　　弁理士　　成岡　喜寿 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）励磁コイルの励磁に応じて可動接点を常閉側固定接
   点から常開側固定接点に反転動作させることにより接点
   切替動作を行う制御用リレーの筐体内に、漏電検出用零
   相変流器と、この零相変流器の２次出力を増幅して前記
   励磁コイルへの動作指令を与える増幅部とを一体に組込
   んでなることを特徴とする漏電保護スイッチ。 ２、特許請求の範囲第１項記載の漏電保護スイッチにお
   いて、漏電時励磁コイルの励磁による前記接点切替動作
   に伴う常閉接点の解放により漏電しゃ断を行うことを特
   徴とする漏電保護スイッチ。 ３）１４許請求の範囲第１項もしくは第２項記載の漏電
   保護スイッチにおいて、漏電時励磁コイルの励磁による
   前記接点切替動作に伴う常開接点の投入により、所要の
   ｔ報出力を発生してランプもしくはブザーを駆動するこ
   とを特徴とする漏電保護スイッチ。