JPS59227502A - 自動車用タイヤの自動取付装置 - Google Patents

自動車用タイヤの自動取付装置

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Publication number
JPS59227502A
JPS59227502A JP10210183A JP10210183A JPS59227502A JP S59227502 A JPS59227502 A JP S59227502A JP 10210183 A JP10210183 A JP 10210183A JP 10210183 A JP10210183 A JP 10210183A JP S59227502 A JPS59227502 A JP S59227502A
Authority
JP
Japan
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tire
station
nut
unit
tire mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10210183A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Nagayama
永山 洋一
Tatsuo Naito
内藤 辰男
Naoharu Yamanaka
山中 直治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10210183A priority Critical patent/JPS59227502A/ja
Publication of JPS59227502A publication Critical patent/JPS59227502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B31/00Apparatus or tools for assembling or disassembling wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車の組立工程において、車体に対して
タイヤを自動的に組み付けるためのタイヤ自動取付装置
に関する。
従来より専ら人手によって行彦われていたタイヤ取付作
業を、人手に代わってタイヤ装着からボルト締めまで一
貫して自動的に行なうようにした装置が既に一部におい
て知られている(例えば特開昭52−69074号)。
この種の装置にあっては、タイヤ取付ユニットのほかに
、タイヤ受は渡し装置、ボルト氷位相合わせ装置、ナツ
ト供給装置等の多くの装置が必要とされ、それらをボデ
ィ搬送ラインを挾んでその両脇に対称的に配置すること
でタイヤ取付ステーションを構成している。
ところで、上記のようなタイヤ自動取付装置にあっては
、そもそも装置自体に異常が発生した場合等のいわゆる
メンテナンヌ性について何う考慮されていないことから
、例えば作業途中で装置側に何らかの異常が発生して作
業遂行が不能となった場合【=、一旦タイヤ取付ユニッ
トにセットされたタイヤを速やかに取り出して別の工程
で車体に組み付けるという緊急の対応策を講することが
できず、装置そのものが復旧するまでライン全体を停止
させて待たなければならない。のみならず、一旦タイヤ
取付ユニットにセットされたタイヤを取り出すためには
作業者が装置内に入らなければ力らず、作業そのものに
危険を伴うとともに稼動率の著しい低下をもたらすとい
う問題がある。
この発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、装
置側で伺らかの異常が発生してタイヤ取付作業の遂行が
不能とAった場合に、別の工程において暫定的にタイヤ
取付作業を遂行することができるようにするため、タイ
ヤ取付ステーションの後段にバックアップステーション
を設定したことを太き表特徴としている。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
最初に本発明装置の全体の概略を第1図および第2図を
もとに説明すると、1は台車2上に車体Bを位置決めし
て直線的に搬送するための車体搬送ライン、10は車体
搬送ライン1の上方に設置されたタイヤ搬送コンベア、
Slはタイヤ取付ステーション、Sbはタイヤ取付ステ
ーションS、の後段に設置されたバックアップステーシ
ョンである。
タイヤ取付ステーションS1は、車体搬送ライン1の両
脇に設置された合計4台のタイヤ取付ユニット50と、
タイヤ受は渡し装置を兼ねたタイヤ位相合わせ装置20
と、ナツト供給装置110と、タイヤ取付ユニット50
の側部に付設されたノ・ブボルト位置規制・検出袋a!
t’、80の11か、タイヤ排出コンベア140および
ナツト排出袋!150等から構成され、一方、バックア
ップステーションsbは上記のタイヤ取付ユニット50
に代わる手動式のナツトランナー8を備えている。
そして、タイヤ取付ステーションS1においては、タイ
ヤ搬送コンベア10から投下され九タイヤWをタイヤ位
相合わせ装置20が受は取って位相合わせを行ない、こ
の位相合わせが完了したタイヤWをタイヤ取付ユニット
50上のノ・ンドユニット55が把持してホイールノ・
ブHに装着してナツト締めを施すものである。この時、
タイヤw−1ホイールハブH側に装着できない場合など
タイヤ取付ユニット50側に何らかの異常が発生した場
合には、該当するタイヤ取付ユニット50は後退位置ま
で後退してその把持しているタイヤWを排出コンベア1
40に排出し、これによりタイヤ取付ステーションS、
において装着できなかったタイヤWはバックアップステ
ーションsbへと送られ、このバックアップステーショ
ンSbにおいてタイヤ取付ステーションS1から送られ
てくる車体Bを待って作業者による手作業にて装着され
る。そして、タイヤ取付ユニット50の復旧に長時間を
要するような場合には、本来、タイヤ搬送コンベア10
からタイヤ取付ステーションS1に対して行なわれるタ
イヤWの投入は行なわれすて、タイヤWはタイヤ搬送コ
ンベア10の終端部まで搬送されてバックアップステー
ションSbへと直接送られ、このバックアップステーシ
ョンSbにおいて暫定的に作業者の手作業にてタイヤW
の取付作業が行なわれることになる。
次に、前記各装置の詳細を順を追って説明する。
先ず、車体Bは台車2上の適宜位置に設けられたクラン
プ装置4とゲージプレート5(第3図)とにより堅固に
クランプされており、車体搬送ライン1上を台車2ごと
直線的に搬送される。
タイヤ搬送コンベア10は車体搬送ライン1の真上に所
定の傾きをもって配設されているもので、第1図に示す
ようにタイヤ取付ステーションS1の前段で左右のサブ
コンベア11a、11bに分岐され、これらのサブコン
ベア11a、11bUバツクアツプステーシヨンSbま
で延設されている。
そして、分岐部12には第6図φ)(島に示すようにエ
アシリンダ16によって水平方向に往復運動するスライ
ダー14が設けられており、これによっテタイヤWを左
右のザブコンベア11a、11bに振り分けるようにし
である。
また、左右のサブコンベア11a、11bにおいてタイ
ヤ位相合わせ装置20の真上に相当する位置にはそれぞ
れにタイヤ投入機wj15が設けられている。このタイ
ヤ投入機構15は、第7図に示すようにサブコンベア1
1&、11b上ヲ搬送されてきたタイヤWを停留せしめ
る可倒式のストッパー16と、このストッパー16にて
停止せられたタイヤWを直立姿勢に姿勢変更させて自重
落下させる可動コンベア17と、その直立姿勢に姿勢変
更されたタイヤWiシュータ18内に一時的に停留せし
めるスライド式のシャッター19とから構成され、後述
するタイヤ位相合わせ装[20のりフタ−24が受は取
りにくるまでそのタイヤWを直立状態で保持するもので
ある。そしてまた、ストッパー16を退避状態下におく
ことでタイヤW′fcタイヤ取付ステーションS、に落
下させることなく直接バックアップステーションsbま
で搬送することができる構成となっている。
タイヤ位相合わせ装置20はホイールハブHのハブボル
ト21(第8図)に対するロードホイールR側のボルト
穴9(第10図)の相対位置関係を画一化するためのも
ので、第9図に示す如く構成されている。第9図におい
て、22はベース、2ろはベース22上に移動可能に設
けられた装置本体、24はエアシリンダ25の作動によ
りガイドロッド26に案内されて図示位置と前記タイヤ
投入機構15のシュータ18との間を昇降動作するり7
ターである。また、27はリフター24と干渉しないよ
うに昇降可能に設けられたタイヤ受台で、このタイヤ受
台27は、その駆動源であるモータ28に対して外部か
ら車種信号を付与することでその車稚のタイヤサイズ径
に見合った位置まで昇降動作するとともに、タイヤ受面
にはモータ29によって回転駆動されるローラ30を備
えている。そして、タイヤ受台27の高さ位置がその側
部に設けた多連式の光電スイッチ群61によって確認・
検出されるようになっている。つまり、リフター24が
タイヤ投入機構15のシュータ18の下部まで上昇する
ことで前述のシャッター19が退避動作し、それによっ
てシュータ18内で直立状態にて待機していたタイヤW
がリフター24に移し替えられ、さらにリフター24が
下限位置まで再び下降することでタイヤWがタイヤ受台
27に移し替えられるようにカっている。
捷た、62はタイヤ受台27の上方に設置されて、エア
シリンダ66の作動によって水平方向にスライドするス
ライダーで、このスライダー62には2本のロケートピ
ン64と光電スイッチ35の受光器65Bのほか、該ス
ライダー62に対してさらに相対移動可能なタイヤ芯出
し用のセンター36が設けられている。67はエアシリ
ンダ68の作動によりヒンジビン69を回転中心として
旋回可能外スイングアームで、このスイングアーム67
の先端には前記受光器65Bに対応する光電スイッチ6
5の投光器65Aが取着されており、該スイングアーム
ろ7を旋回させて受光器35Bと投光器M5Aとを相対
向させることで初めて光電スイッチとして機能するよう
にしである。40はタイヤ受台27上のタイヤWを挾ん
でその両側部に互いに対向するように設けられた一対の
タイヤ位置決めアームで(ただし、第9図においては作
図上、1本の位置決めアーム40をタイヤWの上方に描
いである)、この位置決めアーム40はエアシリンダ4
1の作動によってスライドするとともに、先端にはガイ
ドローラ42を備えている。
そして、前記のようにタイヤ受台27上にタイヤWが移
し替えられると位置決めアーム40が第9図右方向に移
動してタイヤWを拘束し、そのサイドウオール部を基板
46に押し尚てて位置決めする。次に、スライダー62
がタイヤWに対し前進するとともにセンター66がさら
に単独で前進し、センター66はロードホイールのハブ
人に係合して芯出しを行なうとともに、ごケートピン6
4はロードホイールRのディスクに圧接する。その後、
ローラ30が回転駆動されることでタイヤWがセンター
66を中心として回転し、その回転中においてボルト穴
9のいずれかを通して光電ヌイッテ65の投・受光器3
5A、35B間の光軸が結ばれるとローラ60の回転が
直ちに停止する。
それによって4個のボルト穴9の割抄出しか行なわれる
ことからロケートピン64がそれぞれボルト穴9に係合
し、以上をもってタイヤWの位相合わせが完了する。
ここで、上記のようにして位相合わせが完了したタイヤ
Wは、後述するハンドユニット55にて把持されること
に彦るが、ハンドユニット55と干渉することのないよ
うに該・・ンドユニット55が到達するよりも先にスイ
ングアーム67が旋回して退避するとともに、ハンドユ
ニット55にタイヤWが把持された時点で位置決めアー
ム40が回転シリンダ44の作動により回動して退避す
る。
タイヤ取付ユニット50は、位相合わせが完了したタイ
ヤWをタイヤ位相合わせ装置20から受は取って、これ
を車体B側のホイールハブ(ブレーキディスク)Hに装
着してナツト締めまでを司るもので、その詳細を第3図
〜第5図および第10図に示す。
この取付ユニット50は大別して、ベース51上をX方
向にスライド可能なX軸ベース52と、X軸ベース52
上をY方向にスライド可能なY軸ベース56と、Y睡ベ
ース53に対してZ方向に昇降可能なZ軸ベース54と
、Z軸ベース54上に搭載されたハンドユニット55と
、ハンドユニット55の側部に付設されたハブボルト位
置規制・検出装置80とからなり、さらにZ軸ベース5
4はθ方向に旋回可能で、かつY方向に傾動可能に構成
されている。これによりタイヤ取付ユニット50全体と
して直線3軸回転2軸の合計5軸タイプの一種のロボッ
トを構成している。
すガわち、第10図(ただし、第10図は作図上、異な
る断面の図を合成して1つの図面としである。)に示す
ようにX軸ベース52はモータ56とボールねじ57と
から成るX軸駆動機構によりガイドレール58上′fc
x方向にスライド可能であり、Y軸ベース56はモータ
59とボールねじ60とからなるX軸駆動機構によりガ
イドレール61上をY方向にスライドする。また、Z軸
ベース54はスリーブ62に回転可能に支持されている
とともに、このスリーブ62はホルダープレート66に
保持され、さらにこのホルダープレート63はカラー6
4に対してビン65結合により支持されている。このカ
ラー64はY軸ベーヌ56上に垂設した3本のガイドボ
スト66(第3図参照)にそれぞれに上下動可能に案内
されており、したがってモータ67とボールねじ68と
から成る24Gl駆動機構を駆動することでスリーブ6
2を含む2軸ベース54が2方向に上下動する。また、
モークロアとボールねじ68およびカラー64等はY方
向の調整を司るγ軸部wJ機構をも兼ねており、前述し
たピン65結合部の一方が長穴69となっていることか
ら、一対のボールねし68の送り量を互いに異ならせる
ことでスリーブ62に含6Z軸ベース54全体がY方向
に傾動する。同、ここにいう水平面に対するY方向の傾
動角は、後述するようにタイヤを取り付けようとするホ
イールハブHが本来的に具有しているキャンバに対応す
るものである。また、Z軸ベース54はモータ70とチ
ェーン71とからなるθ軸部動機構によりθ方向に旋回
可能である。ここで、θ方向の旋回角はハンドユニット
55の首振り旋回角としての機能のみならず、前述した
ホイールハブHが本来的に具有しているトーインに対応
するものである。
したがって、タイヤ取付ユニット50は後述するハブボ
ルト位置規制・検出装置80からのトーイン、キャンバ
に関する検出信号を受けて、それに合わせて姿勢制御を
行ないつつタイヤ取付作業を実行するものである。
ハンドユニット55は同じく第10図に示すように、そ
の基体72内に4つのナツトランナー76を備えるとと
もに、該基体72の外周にヒンジ回転式の3本のタイヤ
ハンド74を備えている(ただし残り2本は省略した)
。そして、これらのタイヤハンド74はエアシリンダ7
5によりプラケット76をスライドさせることで一斉に
開閉動作するようになっている。また、前記の基体72
はエアシリンダ77の作動によりz軸ベース54上をX
方向にスライドする一方、ナツトランナー76は別のエ
アシリンダ78の作動により補助ベース79とともに基
体72に対し単独でX方向にスライドし得る構成となっ
ている。
ハブボルト位置規制・検出装′[80は、前述したよう
に位相合わせが行なわれたタイヤW側のボルト穴9の位
相とホイールハブH側のハブボルト21の位相とを合致
させるだめのもので、その詳細を第11図に示す(ただ
し、第11図は作図上、異なる断面の図面を合成して1
つの図面としである)。
このハブボルト位置規制・検出装置80は、前述したハ
ンドユニット55の基体72の側面、より詳しくは2軸
ベースを中心とした場合に、タイヤハンド74に対して
位相的に90iずらした位置に設置しである。81は略
り字状のベースプレートで、このベースプレート81の
下端は基体72に対して回動可能にヒンジ結合されてい
る一方、その上端はコイルばね82とクッションロッド
83とからなるダンパーユニット84を介して弾性支持
されている。そして、このダンパーユニット84に隣接
してハブボルト21のX方向の位置を検出するための位
置検出器(ポテンショメータ)85が設けられており、
ベースプレー) 81 ト一体(7)リング状のX方向
検出子86がハブボルト21に当接した場合に、ヒンジ
ビン102を回転中心とするベースプレート81の変位
量からハブボルト21のX方向の位置を検出するように
しである。
88はベースプレート81の水平脚81a先端に垂直状
態にて取り付けられた略くさび状の2方向規制板で、こ
の2方向規制板88はエアシリンダ89の作動によりガ
イドロッド90に案内されて昇降動作するもので、第8
図に示すようにZ方向に上昇させることで、隣り合う2
つのハブボルト21(例えば21bと21C)がその規
制面88aに接するまでホイールハブHを回転させて拘
束するようになっている。そして、エアシリンダ91の
作動により2方向検出子92が降下することで1本のハ
ブボルト21に接触し、それによってハブボルト21の
2方向の位置が位置検器95にて検出されるようになっ
ている。
また、96はX方向検出子86を挾んでその水平方向両
側部に対向配置された一対のアーム、94はアーム93
の先端にそれぞれに取着されたY方向検出子で(ただし
、アーム96およびX方向検出子94は作図上、その位
置を上下方向にずらして描いておる)、このY方向検出
子94は両者の間に架橋的に配設されたエアシリンダ9
6の作動によ抄アーム96とともにガイドロッド97に
沿ってスライドしてホイールハブHの両側からノ・ブボ
ルト21を挾み込むようになっている。そして、前記の
アーム93の変位量に基づいてY方向の位置検出器(ポ
テンショメータ)98によりハブボルト21のY方向位
置を検出するものである。
99A、99B、99CはX方向検出子86に付設され
てホイールハブHの傾キ(1−−1ン、キャンバの双方
を含む)を検出するための検出子で、この傾き検出子9
9A〜99Cは第8図に示すようにホイールハブHの三
箇所p、 、 pt、 p、に対応する位置にそれぞれ
に配設されており(ただし、第11図においては3つの
検出子を同一平面上に描いであるン、各々の傾き検出子
99A〜99Cをエアシリンダ100の作動によりホイ
ールハブHに押し当ててその変位量をそれぞれの位置検
出器(ポテンショメータ)101A、101B、101
Cにて検出して演算することでホイールハブH全体とし
ての傾@を検出するようにしである。すなわち、傾き検
出子99Aと99Bの相対変位iを検出・演算すること
でホイールハブHの左右方向のIllであるトーインが
求められ、同様に傾き検出子99Bと990の相対変位
量を検出・演算することでホイールハブHの上下方向の
傾きでおるキャンバが求められることになる。
ここで、上記のI・ブボルト位置規制・検出装置80の
一連の作用を第8図、第10図、第11図のほか第12
図を用いて説明する。
このハブボルト位置規制・検出装置80は、2軸ベース
54がθ方向に90度旋回してハンドユニット55がタ
イヤ位相合わせ装置20と向き合っている状態、つまり
は該/・ブボルト位置規制・検出装置80がホイールノ
・ブHと向き合っている状態のもとてハブボルト21の
位置規制・検出を行麦うものである。先ず、X軸モータ
56の起動によりX軸ベース52が前進し、それによっ
てX方向検出子86がノ・ブボルト21先端に当接する
ことからベースプレート81全体がヒンジビン102を
回転中心として傾動する。そして、ノ・ブボルト21の
X方向の比較的ラフな位置が位置検出器85によって検
出され、X軸ベース52は再び後退する。
次に2方向規制板88が上昇し、第8図に示すように規
制面88aに対して2本のノ・ブボルト21b。
21Cが接するまでホイールノ・ブH1強制的に回転さ
せ、そののちZ方向規制板88が下降する。
次いで一対のY方向検出子94が互いに前進し、第8図
に示すように各々のY方向検出子94にそれぞれ2本の
ハブボルト21が接するまでホイールハブH全体を回転
させ、Y方向検出子94間に全てのハブボルト21を挾
み込む。この時のY方向検出子94の変位量から位置検
出器98にてノ・ブボルト21のY方向の位置を検出す
るとともに、他の位置検出器95によりノ・ブボルト2
1のZ方向の位置を検出する。そして、前記・・ブボル
ト21のY方向位置とZ方向位置に基づいてホイール・
・ブHの中心位置を演算して求め、この中心位置情報を
タイヤ取付ユニット50の制御系にフィードバックして
、タイヤ取付ユニット50のY、z方向中心e[ホイー
ルノ・プHの中心位置と合致させる。同、この時にはY
方向検出子94等は一旦後退している。
続いて、傾き検出子99A〜99Cを一斉に前進させて
第8図に示すようにホイールハブH上の3位置p、 、
 p、 、 p3にそれぞれ押し当て、それにより位置
検出器101A〜101CにてホイールハブHの傾き、
つまりはトーイン、キャンバをそれぞれ検出する。そし
て、このトーイン、キャンバに関する検出データに基づ
いてタイヤ取付ユニット50のθ、γ方向の作動制御を
行ない、タイヤ取付ユニット50のX@全全ホイールハ
ブ圃面対して直角となるように修正する。この時、タイ
ヤ取付ユニット50全θ、Y方向に動かすことで前記の
ホイールハブH中心と該タイヤ取付ユニット50のY、
Z方向中心とがずれてくることから、同時にタイヤ取付
ユニッl−50eY、Z方向にも動かしてその芯ずれ補
正を行なう。以上の操作により、タイヤ取付ユニット5
0のX1Kl]がホイールハブH面に対していわゆる面
直角となる。
次に、再びY方向検出子94が前進して位置検出器98
にて・・ブボルト21のY方向位置を検出するとともに
、2方向検出子92もまた前進して位置検出器95にて
ノ・プボルト21のZ方向位置を検出し、こうして最終
的に求められた・・ブボルト21のY、Z方向の位置デ
ータに基づいて再びタイヤ取付ユニット500Y、Z方
向の作動制御を行ない、該タイヤ取付ユニット50のY
、Z方向中心をホイールノ・ブH面の中心と一致させる
以上のようにしてタイヤ取付ユニット50とホイールハ
ブHの位置合わせが完了するとタイヤ取付ユニット50
が一旦後退し、すでにタイヤ位置合わせ装[20からタ
イヤWを受は取って把持している・・ンドユニット55
が2軸ベース54とともに90度回転し、それによって
・・ンドユニ・ソト55に把持されているタイヤWとホ
イールノ・ブHとが相対向するかたちとなる。そして、
タイヤ取付ユニット50が先に・・ブボルト位置を検出
した位置までX軸ベーヌ52を動かtことによってX方
向に前進し、さらに)・ンドユニット55がエアシリン
ダ77を働かすことによって単独で前進してその把持し
ているタイヤWヲトブボルト21に装着する。そして、
最後にエアシリンダ78を働かすことによってナツトラ
ンナー76が前進して後述するように該ナツトランナー
76に事前に挿入されているナツトN’(i=締め付け
ることでタイヤWの取り付は全完了する。
ナツト供給装置110は、予め整列されたナツトをナツ
トランナー76に挿入・供給するための装置で、その詳
細を第13図〜第15図に示す(ただし、第3図〜第5
図参照のこと)。このナツト供給装置110は、図に行
すように、エアシリンダ111の作動によりフレーム1
12に横架されたガイドレール116上eY方向に走行
して、マガジンシュータ114内に整列されたナツトを
1個づつ取り出すためのナツト取抄出しユニット115
と、このナツト取り出しユニット115からナラトラ受
は取ってノ・ノドユニット55側のナツトランナー73
に挿入・供給するだめのナツト受は渡しユニット116
とからカリ、ナツト受は渡しユニット116はエアシリ
ンダ117の作動によりフレーム112に横架されたカ
イトレール118上iY方向に走行するようになってい
る。
前記のナツト取り出しユニット115は、第14図およ
び第15図に示すように、スライドベース119に垂直
状態にて取り付けられてエアシリンダ120の作動によ
り昇降可能なナツト受台121と、エアシリンダ122
の作動に上り回動動作してマガジンシュータ114端末
のグリッパ−126を押し開くためのアーム124と、
水平配置されたエアシリンダ125の作動により前後進
するブツシュロッド126とからなり、アーム124の
先端がグリッパ−126を押し開くことでマガジンシュ
ータ114内のナラ)Nが1個づつナツト受台121上
に取り出され、ブツシュロッド126が前進することで
その取り出されたナツトNがナツト受は渡しユニット1
16のナツト保持孔126rs。
内に挿入されるものである。
一方、ナツト受は渡しユニット116は、4個6 のナツト保持孔126が形成されたインデックスプレー
ト127を備えており、このインデックスプレート12
7は回転シリンダ128によって90度づつ定角間欠的
に回転駆動されるとともに、該プレート127の背面側
には各ナツト保持孔126cLに対応して、エアシリン
ダ129によって作動されるブツシュロッド130が設
けられている。そして、このナツト受は渡しユニット1
16は、前記のナツト取り出しユニット115と対応す
る位置まで走行し、該ナツト取り出しユニット1154
ノ との協働によりナツト保持孔126内に合計4個のナツ
トNをもらい受け、再び所定の待機位置まで走行して待
機する。そののち、この待機位置にタイヤ取付ユニット
50がナツトNを受は取りにくると、前記のブツシュロ
ッド160が前進してそのナツトN=にナツトランナー
73の先端に押し込んでナツト供給を行なうことになる
次に、タイヤ排出コンベア140は、一旦ハンドユニッ
ト55に把持されたにもかかわらずタイヤ取付ユニット
50側の故障あるいはハブボルト21とボルト穴9の位
相異い、トルク不良等によりホイールハブH側に装着不
能なタイヤを排出してタイヤ取付ステーションS、の後
段のバックアッブステーシヲンSb側に移送するための
もので、その詳細を第1図、第2図および第3図に示す
。図に示すように、各タイヤ取付ユニット50の側部に
それぞれに若干傾斜したサブコンベア141を配設する
とともに、これらサブコンベア141.!:交差するよ
うにして同じく若干傾斜したメインコンヘア142をバ
ックアップステーションsb 側へ延設するようにして
設けである。
そして、一旦タイヤハンド74に把持されたタイヤWが
装着不能である場合には、その異常信号を受けてハンド
ユニット55が第5図の排出位置まで旋回して後退する
ことでそのタイヤwをサブコンベア141上に載置する
。そして、タイヤハンド74が開動作することでタイヤ
Wはサブコン−<7141上t−転動し、メインコンベ
ア142とノ合流部で転倒してそのiま該メインコンベ
ア142)fバックアップステーションsbへと自重に
より落下して搬送されることになる。
一方、ナツト排出装置150は、上記のように装着不能
なタイヤWt−排出するのに併せてそのタイヤのために
用意されたナツトNftナツトランナー76から排出す
るためのもので、第1図に示すようにタイヤ位相合わせ
装R20の側部にそれぞれに設けられている。このナツ
ト排出装置150は、第16図に示すようにその本体1
51内に4個の電磁石152を備えるとともに、ナツト
受は箱156を有しており、前記のタイヤ排出後にナツ
トランナー76をナツト排出装置150と対向させて、
電磁石152を励磁しつつナツトランナー76を後退さ
せることでそのナラ)Nが電磁石152に吸引される。
その後電磁石152を油出することによってナツト受は
箱156内に排出されることになる。
次に、以上の構成からなるタイヤ自動装置の一連の作用
を第17図をもとにして説明する。
先ス、車体B’r位置決めしている台車2がタイヤ取付
ステーションS1に到達して位置決めされると、第3図
および第5図のりフタ−6が上昇することでサスペンシ
ョン系を押し上げてホイールハブHを一定高さ位置に拘
束する。この時、タイヤ取付ユニット50のハンドユニ
ット55が第3図の左旋回位置にあって、予めタイヤ位
相合わせ装置20からその車種に見合ったタイヤハンド
は取って把持しており、したがってハブボルト位置規制
・検出装置80がホイールハブHに面している。
そして、タイヤ取付ユニット50がX方向に前進し、ハ
ブボルト規制・検出装置80によりハブボルト21の位
置検出やトーイン、キャンバの検出等が行なわれ、その
検出データに基づいてホイールハブHに対するタイヤ取
付ユニット50の位置合わせが行なわれる(第11図)
。一方、このタイヤ取付ユニット50の位置決めと併行
してナラi+l−,[給装置110側では次のタイヤに
備えてナツトの受は渡しが行なわれており、ナツトNe
受は取ったナツト受は渡しユニット116が所定位置で
待機している(現在、ハンドユニット55に把持されて
いるタイヤを固定するためのナツトは、すでにナツトラ
ンナー73内に挿入されている)。
また、タイヤ位相合わせ装[20側についても次のタイ
ヤ取り付けに備えてタイヤ位相合わせ作業が進行してい
る。
続いて、前記ホイールハブHに対するタイヤ取付ユニッ
ト50の位置合わせが完了すると、該タイヤ取付ユニッ
ト50が一旦X方向に後退し、ハンドユニット55が第
3図右方向に90度旋回してその実線で示す状態となる
。これによって、ハンドユニット50に把持されている
タイヤWとホイールハブHとが初めて相対向するがたち
となる。
そして、タイヤ取付ユニッ)50がX軸ベース52を動
かすことによって、再びX方向に前進し、さらにハンド
ユニット55がエアシリンダ77を働かすことによって
単独で前進することでハブボルト21とボルト穴9が合
致してタイヤWの装着が行なわれる。その後、さらにエ
アシリンダ78を働かすことによってナツトランナー7
6が前進しテナツ)Nf:締め付け、同時にそのトルク
チェックが行なわれる。
こうして、タイヤWの取り付けが完了すると、タイヤハ
ンド74が開動作してハンドユニット55およびナツト
ランナー76がそれぞれ後退するとともに、タイヤ取付
ユニット50もまたX方向に後退する。そして、ナツト
ランナー76がナツト受は渡しユニット116から次な
る4個のナツトNi受は取ったのちにハンドユニット5
5が90度旋回してタイヤ位相合わせ装置20に対して
次のタイヤWを受は取りにゆくことになる。
ここで、前述したような何らかの理由によりタイヤ装着
が不能と彦った場合、その該当するタイヤ取付ユニット
50は後退限位置まで後退してその把持しているタイヤ
Wをサブコンベア141に排出するとともにナツトNを
ナツト排出装置150にて排出し、それによってタイヤ
取付ヌテーションSIにおいて装着でき女かったタイヤ
Wはメインコンベア142により後段のバックアップス
テーションSbへと送られる。この時、バックアップス
テーションsbにおいてはタイヤ未装着の発生と原因箇
所が図外の表示装置により表示されることから、バック
アップステーションsbでFIしている作業者はタイヤ
取付ステーションS、から送られてくる車体Bを待って
そのタイヤWを手作業で装着する。
そして、タイヤ取付ユニット50側の異常のためにタイ
ヤ装着が不能となって復旧までに長時間を要するような
場合には、本来、タイヤ搬送コンベア10からタイヤ取
付ステーションS、のタイヤ位相合わせ装fii20に
対して行なわれるタイヤWの投入は行かわれず、タイヤ
Wはタイヤ搬送コンベア10の終端部まで搬送されてバ
ックアップステーションsbへと直接送られ、このバッ
クアップステーションSbにおいて暫定的に作業者の手
作業にてタイヤの取付作業が行なわれる。
その結果としてライン全体を停止しないで済むことから
、稼動率の向上が図られることになる。
以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、タイ
ヤ取付ステーションの後段にバックアップステーション
を設置したことにより、タイヤ取付ステーションに異常
が発生した場合に、直ちにバックアップステーションへ
と切り換えることで継続してタイヤ取り付は作業を遂行
することができることから、ライン全体を停止する必要
がなく、稼動率ならびに生産性の向上に大きく寄与する
ものでおる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体の概略を示す平面説明図、第
2図は第1図の正面説明図、第3図はタイヤ取付ユニッ
トの平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は第3図
の側面図、第6図囚はタイヤ搬送コンベアの要部の詳細
を示す断面説明図、第6図(B)は同図(4)の側面説
明図、第7図はタイヤ投入機構の詳細を示す説明図、第
8図はホイールハブの詳細を示す正面図、第9図はタイ
ヤ位相合わせ装置の詳細を示す断面説明図、第10図は
前記タイヤ取付ユニットの詳細を示す断面説明図、第1
1図はハブボルト位置規制・検出装置の詳細を示す断面
説明図、第12図は第11図に示す装置の作用を示すフ
ローチャート、第13図はナツト供給装置の全体説明図
、第14図は第13図の側面説明図、第15図は第14
図の要部の側面説明図、第16図はナツト排用装置の詳
細を示す説明図、第17図は本発明装置全体の作用を説
明するためのタイミングチャートである。 S、・・・タイヤ取付ステーション sb・・・バック
アップステーション W・・・タイヤ B・・・車体 
H・・・ホイールハブ 1・・・車体搬送ライン 10
・・・タイヤ搬送コンベア 15・・・タイヤ投入機構
 20・・・タイヤ位相合わせ装置 50・・・タイヤ
取付ユニット 55・・・ハンドユニット 7ろ・・・
ナツトランナー 140・・・タイヤ排出コンベア 1
50・・・ナツト排出装置 第7図 、W 「−−”] レレ 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体搬送ラインの両脇にタイヤ取付ユニットを配
    設し、所定の搬送手段により搬送されてきたタイヤを前
    記タイヤ取付ユニットに受は渡し、これを車体側のホイ
    ールハブに自動的に装着するタイヤ取付ステーションを
    有してなる装置において、前記タイヤ取付ステーション
    の後段に該タイヤ取付ステーションに代わってタイヤ取
    付作業を遂行し得るバックアップステーションを並設し
    たことを特徴とする自動車用タイヤの自動取付装置。
JP10210183A 1983-06-08 1983-06-08 自動車用タイヤの自動取付装置 Pending JPS59227502A (ja)

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JP10210183A JPS59227502A (ja) 1983-06-08 1983-06-08 自動車用タイヤの自動取付装置

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