JPS59227442A - 耐熱性吸音材の製法 - Google Patents

耐熱性吸音材の製法

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JPS59227442A
JPS59227442A JP58103374A JP10337483A JPS59227442A JP S59227442 A JPS59227442 A JP S59227442A JP 58103374 A JP58103374 A JP 58103374A JP 10337483 A JP10337483 A JP 10337483A JP S59227442 A JPS59227442 A JP S59227442A
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JP
Japan
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heat
absorbing material
sound absorbing
sound
short fibers
Prior art date
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Granted
Application number
JP58103374A
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English (en)
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JPH048222B2 (ja
Inventor
野場 幹雄
池谷 吉男
成瀬 徹
川岸 正夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Tokushu Toryo Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Publication of JPS59227442A publication Critical patent/JPS59227442A/ja
Publication of JPH048222B2 publication Critical patent/JPH048222B2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば自動車のエンジンルーム等に用いる耐
熱性に優れた吸音材に関し、更に詳しくは排気管の近傍
等高温となる部位においても使用することのできる吸音
材を製造する方法に関するものである。
例えば自動車のエンジンルーム内には、エンジンの発す
る音の共鳴を防止し、騒音を低減するために、通常、吸
音材を設けている。ところで、エンジンルーム内のうち
特に排気管の近傍は、登板走行時等高負荷、高回転数の
条件下で200℃を越える島)易になる場合があるが、
従来の吸音材はこのような高温に耐えかつ吸音性を長期
間に亙って維持することができず、耐熱性もしくは吸音
性にいずれかが劣るものであった。すなわち例えば耐熱
性を考慮して、グラスウールの表面に表皮としてアルミ
板を貼着した構成の吸音材では、充分高熱に耐え得るも
のの、吸音性能が不充分である。
また吸音性能を重視して、表皮材を不織布等の通気性の
ある材料とした構成の従来の吸音材では、排気管の近傍
等200℃を越える高温に晒された場合に、グラスウー
ルと不織布とを貼着している有観物製結着材が熱影響を
受けて劣化し、その結果亀裂や端末部のほぐれ、さらに
は短繊維状での飛散等の不都合が生じる問題があった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、グラス
ウール成形体の有する優れた吸音性を損うことなく亀裂
や端末部でのほぐれ、あるいは短繊r状での飛散等の不
都合を防止することのできる耐熱性吸音材の製法を提供
することを目的とするものである。そしてこの発明の特
徴とするところは、合成mi不織布上に高軟化点の短繊
維を散布するとともにニードリングを施して両者により
通気性のある耐熱性表皮を作成し、その耐熱性表皮を5
〜20g/rr12の接着剤を介してグラスウールに積
層した後、その状態で加熱加圧成形する点にある。
以下この発明を更に詳細に説明すると、この発明で使用
するグラスウールは、従来から広く用いられているもの
でよく、溶融ガラスを高速度で引いて紡糸し、繊維状あ
るいは綿状にしたものを用いることかできる。ロンド式
、ポット式によ−って作られる長繊維のもの、遠心法、
吹付法によって作られる短繊維または蒸気吹付法によっ
て作られる綿状物のいずれを用いてもよい。
また表皮を構成する合成繊維不織布としては、耐熱性を
付与するうえから、高軟化点を有する繊維を用いること
が必要であり、例えば自動車のエンジンルーム内に用い
るための吸音材の場合には、軟化点が230℃以上であ
り、繊維の特徴として繊維長に制限はないが、繊維径が
1〜5デニール(9000mの繊維の長さの重堡が1〜
5Q)、ウェブ状態での面密度が10〜50(1/rl
r’であるレーヨン、トリアセテート、ナイロン66、
ポリエステルスパンボンド布等を用いることができる。
さらに上記の合成繊維不織布上に絡み合わせて一体化す
る高軟化点を有する短繊維としては、高温状態のエンジ
ンルーム内で長時間耐え得る耐熱性が必要であり、繊維
軟化点が230℃程度以上であり、かつ繊維の特徴とし
ては、11維長が10〜150IRII1111vL径
が1〜5デニール、ウェブ状態での面密度が20〜10
0(1/lri’のレーヨン、トリアセテート、ナイロ
ン66、ポリエステル繊維等を用いることができる。
他方、この発明で接着剤の使用量を5〜20 g/m2
に限定したのは、接着剤を多量に使用すると、高温下に
おいて表皮に亀裂が生じる等吸音材が早期に劣化するか
らであって、接着剤の使用量を上記の量に限定すること
により、吸音材の劣化を防止できるとともに、グラスウ
ールの所謂ケバ立ちを有効に防止できる。なお、接着剤
としては、従来一般に使用されているフェノール樹脂を
用いればよい。
さらに合成繊維不織布上に散布した前記短繊維を不織布
に絡み合わせるためのニードリングは、10〜40本/
C♂のニードルで行なうことが好ましい。10本/d以
下であれば、ウェアとして完全に接合されず、40本/
d以上であれば、柔軟性のない表皮となる不都合がある
。したがってニードル本数を10〜40本/cirに限
定してニードリングを行なえば、充分柔軟性があり、ま
た成形峙の深絞りにも充分追従し、かつほつれがなく、
さらにグラスウールを完全に覆う隠蔽力に優れた表皮と
することができ、これに加え高軟化点を有する短繊維の
目付量も少量の使用で可能なため、経済的にも優れたも
のとすることができる。
そしてグラスウールの表面に接着剤を介して前記耐熱性
表皮を積層した後の加熱加圧成形は、温11150〜2
50℃、圧力1〜20ka/cf、時間1〜5分間の条
件で行なえばよい。その場合、周辺部のみを強圧加熱し
て表皮とグラスウールとの接着強度を増大させ、あるい
は成形と同時にトリミング(裁断)を行なうために、圧
力を100に!]/C♂程度にまで高めることは必要に
応じて行なってもよい。
つぎにこの発明の一実施例を比較例と共に記す。
実施例 繊維径が2デニール、面密度が25(1/rI′r!、
軟化点が240℃のポリエステルスパンボド布を合成繊
維不織布とし、その合成繊維不織布上に、繊維径が3.
5デニール、m維長が5Qtm、面密度が60g/lo
’、軟化点が242℃のポリエステル類illを散布し
、20本10Ilrのニードルパンチを施し、耐熱性表
皮とした。その耐熱性表皮をグラスクールの表面に15
g/rn’のフェノール樹脂を介して積層した。このよ
うにして得た積層体を200℃の下型上に載獄し、90
ka/alの圧力で2分間加熱加圧成形し、同時にトリ
ミング行なって耐熱性吸音材を得た。
比較例 上記の実施例におけると同様の耐熱性表皮を、50(+
/rll’のフェノール樹脂を介してグラスクールの表
面に積層した。その積層体を200℃の下型上に載置し
、90kO/cdの圧力で2分間加熱加圧成型し、同時
にトリミングを行なって吸音材を得た。
以上のようにして得た吸音材の各々を以下の試験に供し
た。
試験方法 1、耐熱老化性:220℃恒温槽内に50時間放置し、
その後■外観変化、■寸法変化、■直径30nn、25
0 aの鋼球を1R1の高さから落下させる落下衝撃、
■29.5H2、振幅21111.300万回の振動耐
久性、■吸音材の四隅に直径101PIllの取付孔を
6箇所設けてエンジン下部に装着し、残響室法により吸
音材の耐熱老化性試験前後の吸音率を測定した。
2、耐湿気老化性:50℃×95%(相対湿度)×40
0時間放置後の外観変化。
試践結果 実施例 1、■剥離等の外観の異常なし。
■変形等寸法変化なし。
■落下衝撃による割れ等の異常なし。
■変形、剥離等外観異常なく、振動耐久性良好。
■吸音率は第1表の通り。
2、変形、剥離等の外観異常なく、耐湿気性老化性良好
比較例 1、■外観上部分的な剥離が認められた。
■反り生じ寸法変化があった。
■落下衝撃による割れが生じた。
■剥離部分が次第に拡がり、短m維の飛散が生じ、振動
耐久性が不充分であった。
■吸音率は第1表の通り。
2、部分的な剥離と反りが生じ、耐湿気老化性は不充分
であった。
第1表 以上水した結果から明らかなようにこの発明に係る耐熱
吸音材は、耐熱性;J3よび吸音性が共に良好であった
以上説明したようにこの発明の方法によれば、吸音性が
良好であり、しかも高温下においても亀裂や端末部のほ
つれ、さらには短繊維となって飛散する等の不都合の生
じない耐熱耐久性の充分な吸音材を得ることができる。
出願人  1−ヨタ自動車株式会社 中外物産株式会社 日本特殊塗料株式会社 代理人  弁理士 豊田武久 (ばか1名) 第1頁の続き ■出 願 人 中外物産株式会社 名古屋市中区千代田5丁目21番 11号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成繊維不織布上に高軟化点を有する短繊維を散布した
    後ニードリングを施してこれら合成IIart不織布と
    短繊維とにより通気性のある耐熱性表皮を作成し、その
    耐熱性表皮を5〜20g/rIr!の接着剤を介してグ
    ラスウールの表面に積層するとともに、加熱加圧成形す
    ることを特徴とする耐熱性吸音材の製法。
JP58103374A 1983-06-09 1983-06-09 耐熱性吸音材の製法 Granted JPS59227442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58103374A JPS59227442A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 耐熱性吸音材の製法

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JP58103374A JPS59227442A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 耐熱性吸音材の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59227442A true JPS59227442A (ja) 1984-12-20
JPH048222B2 JPH048222B2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=14352323

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JP (1) JPS59227442A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267733U (ja) * 1985-10-18 1987-04-27
JPS63159899A (ja) * 1986-12-23 1988-07-02 日本グラスフアイバ−工業株式会社 遮音断熱材の製造方法
JPS63122151U (ja) * 1987-02-04 1988-08-09
JP2008068799A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Teijin Fibers Ltd 吸音材および車両用フロアーシート

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JPH048222B2 (ja) 1992-02-14

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