JPS5922737Y2 - 送電線用導体装置 - Google Patents
送電線用導体装置Info
- Publication number
- JPS5922737Y2 JPS5922737Y2 JP1978039528U JP3952878U JPS5922737Y2 JP S5922737 Y2 JPS5922737 Y2 JP S5922737Y2 JP 1978039528 U JP1978039528 U JP 1978039528U JP 3952878 U JP3952878 U JP 3952878U JP S5922737 Y2 JPS5922737 Y2 JP S5922737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- particles
- sheath
- insulating spacer
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/063—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings filled with oil or gas
- H02G5/065—Particle traps
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/066—Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、送電線用導体装置、特に力゛ス絶縁された
送電線用導体装置であって、その中に備える支持絶縁体
表面におこる電気的絶縁破壊の問題を最小にするような
ものである。
送電線用導体装置であって、その中に備える支持絶縁体
表面におこる電気的絶縁破壊の問題を最小にするような
ものである。
近年、安全性の向上が望ましいことと、他人の地面の上
方に送電線を架設する権利を得ることに関する問題と、
都市地域の拡大および電力の需要の増大に要する電力線
の昇圧とのため、圧縮ガスで絶縁された送電線が用いら
れる割合が次第に増している。
方に送電線を架設する権利を得ることに関する問題と、
都市地域の拡大および電力の需要の増大に要する電力線
の昇圧とのため、圧縮ガスで絶縁された送電線が用いら
れる割合が次第に増している。
圧縮ガスで絶縁された送電線は普通には中空の外装と、
この外装内に設けられた導体を支える複数の絶縁スペー
サと、この外装内にあって導体と外装との間を絶縁する
、たとえば六弗化いおう(SF6)のような圧縮ガスと
から戒る。
この外装内に設けられた導体を支える複数の絶縁スペー
サと、この外装内にあって導体と外装との間を絶縁する
、たとえば六弗化いおう(SF6)のような圧縮ガスと
から戒る。
ガス絶縁送電線用導体装置には、たとえば米国特許第3
515939号に開示されているように、粒子捕集装置
を設けることが知られている。
515939号に開示されているように、粒子捕集装置
を設けることが知られている。
この粒子捕集装置は、絶縁ガスの絶縁破壊電圧に好まし
くない作用をあたえることがある異物粒子を絶縁ガスか
ら除去するのに用いられる。
くない作用をあたえることがある異物粒子を絶縁ガスか
ら除去するのに用いられる。
今までのガス絶縁送電線の導体装置の大多数は水平面内
に設けられたが、設置される送電線の数の増加につれて
、ガス絶縁送電線用導体が垂直方向であるような導体装
置か゛多くつくられることが要求される。
に設けられたが、設置される送電線の数の増加につれて
、ガス絶縁送電線用導体が垂直方向であるような導体装
置か゛多くつくられることが要求される。
このように送電線用導体装置を垂直に設けると、水平に
設けられた送電線用導体装置にはない導電性粒子の存在
に関係する問題が生してきた。
設けられた送電線用導体装置にはない導電性粒子の存在
に関係する問題が生してきた。
水平に設けられた送電線用導体装置では外装の底に、粒
子を捕集する低電界域が生じて、重力と、この電界とに
よって、これらの導電性あるいは半導電性の粒子が低電
界域へ押込まれて、ここで、これらの粒子が捕集され、
不活性にされる。
子を捕集する低電界域が生じて、重力と、この電界とに
よって、これらの導電性あるいは半導電性の粒子が低電
界域へ押込まれて、ここで、これらの粒子が捕集され、
不活性にされる。
垂直に配置されたガス絶縁送電線用導体装置では、粒子
が導体の延びる方向に重力で落下し、それらの粒子の自
由落下を妨げる絶縁スペーサの表面にとどまることかあ
る。
が導体の延びる方向に重力で落下し、それらの粒子の自
由落下を妨げる絶縁スペーサの表面にとどまることかあ
る。
この場合に、外装の内面に隣接して低電界域があっても
、重力がこれらの粒子を優先的に捕集装置へ押込むこと
がないから、この低電界域はこれらの粒子を捕集して不
活性にする作用はない。
、重力がこれらの粒子を優先的に捕集装置へ押込むこと
がないから、この低電界域はこれらの粒子を捕集して不
活性にする作用はない。
絶縁スペーサの横方向の絶縁表面のどれかにこれらの粒
子かとどまれば、その粒子によって、スペーサ表面に沿
うて電気絶縁破壊が始まり、これに続いて大きな短絡電
流が生して、費用と時間のかかる運転停止、または修理
、あるいは設備の交換が必要になる。
子かとどまれば、その粒子によって、スペーサ表面に沿
うて電気絶縁破壊が始まり、これに続いて大きな短絡電
流が生して、費用と時間のかかる運転停止、または修理
、あるいは設備の交換が必要になる。
そこで、外装内に存在することがある粒子が絶縁スペー
サ上にとどまることを少なくシ、絶縁スペーサの表面に
沿うた絶縁破壊を除去する装置を設けることが望ましい
。
サ上にとどまることを少なくシ、絶縁スペーサの表面に
沿うた絶縁破壊を除去する装置を設けることが望ましい
。
この考案によると、長い円筒状の外装と、この外装内に
設けられた長い円筒状の導体と、これらの導体と外装と
の間を電気絶縁する絶縁ガスとを用いて、従来のものよ
りすぐれた、垂直方向に設けられるガス絶縁された送電
線用導体装置が得られることがわかった。
設けられた長い円筒状の導体と、これらの導体と外装と
の間を電気絶縁する絶縁ガスとを用いて、従来のものよ
りすぐれた、垂直方向に設けられるガス絶縁された送電
線用導体装置が得られることがわかった。
内部の導体を外装の中で支え、かつ位置決めするスペー
サが用いられる。
サが用いられる。
このスペーサは絶縁物から成り中心孔を持つ頂端部と、
この頂端部から導体の下方向に傾斜して延びた面と、外
装の内面に達する基端部とから成る。
この頂端部から導体の下方向に傾斜して延びた面と、外
装の内面に達する基端部とから成る。
この頂端部の中心孔を貫通して内部の導体が延びている
。
。
このスペーサの面は導体の軸線と所定の角度を形成し、
この角度は26.5°より小さくされて、このスペーサ
の面の勾配を大きくし、この面に当たる粒子があれば、
この粒子は重力でその面に沿うて落下し、最後に、その
面の外端近くに、すなわち、外装の電界傾度の低い域に
とどまるようにされる。
この角度は26.5°より小さくされて、このスペーサ
の面の勾配を大きくし、この面に当たる粒子があれば、
この粒子は重力でその面に沿うて落下し、最後に、その
面の外端近くに、すなわち、外装の電界傾度の低い域に
とどまるようにされる。
第1図と第2図とに、導体から落下する粒子が長距離を
進むことを妨げる装置が示されている。
進むことを妨げる装置が示されている。
第1図は粒子が長い道程を落下することを防ぐために従
来、用いられた円錐形の絶縁スペーサを示す。
来、用いられた円錐形の絶縁スペーサを示す。
この図面に見られるように、この円錐形の絶縁スペーサ
38は、頂端部40と基端部42とを備えている。
38は、頂端部40と基端部42とを備えている。
この絶縁スペーサ38の中心を通る孔44が設けられ、
この孔44を通って、導体12が延びている。
この孔44を通って、導体12が延びている。
この円錐形の絶縁スペーサ38は導体12から外装内0
まで斜下方に延びているので、粒子がこの絶縁スペーサ
38を貫通して落下することはなくなる。
まで斜下方に延びているので、粒子がこの絶縁スペーサ
38を貫通して落下することはなくなる。
この絶縁スペーサ38と内部導体12との間に所定の角
度46が形成される。
度46が形成される。
この角度46は普通には、26.5°である。
第2図は第1図に示された従来の絶縁スペーサ38の変
形であり、垂直方向に設けられた送電線に用いると、い
っそう効果のあるこの考案の一実施例である円錐形の絶
縁スペーサ48を示す。
形であり、垂直方向に設けられた送電線に用いると、い
っそう効果のあるこの考案の一実施例である円錐形の絶
縁スペーサ48を示す。
前述のように、この絶縁スペーサ48は、全体が円錐形
に作られ、頂端部50と基端部52と中心孔54とを備
え、導体12に対して角度56をなす。
に作られ、頂端部50と基端部52と中心孔54とを備
え、導体12に対して角度56をなす。
この導体が中心の孔54を通って延び、絶縁スペーサ4
8は中心の孔54から、斜下方に外装内0まで延びる。
8は中心の孔54から、斜下方に外装内0まで延びる。
この絶縁スペーサ48と導体12とのなす角度56は従
来用いられた角度26.5°より小さい。
来用いられた角度26.5°より小さい。
このように角度56を従来より小さくすることによって
、絶縁スペーサ48の斜面が長くなり、導体の長手方向
に落ちる粒子に対する角度が小さくなる。
、絶縁スペーサ48の斜面が長くなり、導体の長手方向
に落ちる粒子に対する角度が小さくなる。
このように、絶縁スペーサ48の傾斜がきつくなること
によって、送電線用導体装置内に存在する粒子が絶縁ス
ペーサ48に当たり、重力によって、絶縁スペーサ48
の斜面に沿うて落下を続け、外装内0の近くに達する確
率が増す。
によって、送電線用導体装置内に存在する粒子が絶縁ス
ペーサ48に当たり、重力によって、絶縁スペーサ48
の斜面に沿うて落下を続け、外装内0の近くに達する確
率が増す。
この位置では、導体12に近い区域での電界強度よりも
電界強度が低いので、粒子が落着くのに都合がよい。
電界強度が低いので、粒子が落着くのに都合がよい。
低電界域に粒子が落着くので、絶縁スペーサ48に沿う
ておこる絶縁破壊を粒子がおこす可能性は小さくなる。
ておこる絶縁破壊を粒子がおこす可能性は小さくなる。
この粒子の外装への移動は、第5図に示されるポスト型
絶縁スペーサにとっても望ましいことである。
絶縁スペーサにとっても望ましいことである。
そのポスト型の脚も、垂直線に対して26.5°以下の
角度をなす。
角度をなす。
所望によっては、絶縁スペーサ52が外装内0に取付け
られる位置に粒子トラップ58を設けてもよい。
られる位置に粒子トラップ58を設けてもよい。
第2図に示されるように、この粒子トラップ58は、半
径方向に外方へ延びた外装内0の拡大部から戊り、ここ
にみぞ60が設けられ、このみぞは前記米国特許で述べ
られているように電界強度が低く、粒子は不活性化され
る。
径方向に外方へ延びた外装内0の拡大部から戊り、ここ
にみぞ60が設けられ、このみぞは前記米国特許で述べ
られているように電界強度が低く、粒子は不活性化され
る。
この場合に、粒子は電界強度の非常に低い区域内に捕集
されるから、粒子が絶縁スペーサ48に沿うてとどまる
ためにおこる絶縁破壊の原因となることは非常に小さく
なる。
されるから、粒子が絶縁スペーサ48に沿うてとどまる
ためにおこる絶縁破壊の原因となることは非常に小さく
なる。
導体12に異常な電圧サージが生ずるときには一時的に
常時の電界強度より高い状態が現われ、これによって、
完全に捕集されていない粒子が導体12と外装内0との
間の絶縁された区域へ戻る動きが生じて、粒子がこの区
域から取出されることがあるが、このような低電界域の
みぞ60が形成されることによって粒子が取出されるこ
とは少なくなる。
常時の電界強度より高い状態が現われ、これによって、
完全に捕集されていない粒子が導体12と外装内0との
間の絶縁された区域へ戻る動きが生じて、粒子がこの区
域から取出されることがあるが、このような低電界域の
みぞ60が形成されることによって粒子が取出されるこ
とは少なくなる。
第3図と第4図とは、粒子が絶縁破壊の原因となること
がもつと少ない区域まで、粒子を押出す別の構成を示す
。
がもつと少ない区域まで、粒子を押出す別の構成を示す
。
第3図で、外装内0の中に設けられた円錐形の部材70
が、その中心孔72を通る導体12と接触している。
が、その中心孔72を通る導体12と接触している。
この部材70が外装置0に取付けられ、その取付位置7
4において、粒子捕集装置76が外装置0の半径方向の
まわりに設けられている。
4において、粒子捕集装置76が外装置0の半径方向の
まわりに設けられている。
この粒子捕集装置76は外装置0の内部と連通している
。
。
この部材70は、内部導体12の構造上の支持物である
より、内部導体から落ちてくる粒子の方向をそらせて、
低電界域である粒子捕集装置76へ送ることがその主目
的である。
より、内部導体から落ちてくる粒子の方向をそらせて、
低電界域である粒子捕集装置76へ送ることがその主目
的である。
部材70は、軟い可塑性の低誘電率の材料、たとえば商
標TEFLONで市販されている材料で作られることが
好ましい。
標TEFLONで市販されている材料で作られることが
好ましい。
第4図は、第3図の部材70の変形を示す。
この変形では、部材70は外装に取付けられずに、可撓
性を持つように作られ、粒子を粒子捕集装置へ滑りこま
せることができるようにされている。
性を持つように作られ、粒子を粒子捕集装置へ滑りこま
せることができるようにされている。
前述のように、内部導体から落ちてくる粒子は、この部
材70によって運動の方向をそらされ、低電界の粒子捕
集装置76へ押込まれる。
材70によって運動の方向をそらされ、低電界の粒子捕
集装置76へ押込まれる。
第5図は断面が円錐形ではなくただ一つの脚部材28を
用いたスペーサを示し、26は中心部材である。
用いたスペーサを示し、26は中心部材である。
第6図では、これまで述べた様々な構成のすべてが利用
され、垂直方向に設けられるガス絶縁送電線の大要が示
されている。
され、垂直方向に設けられるガス絶縁送電線の大要が示
されている。
ガス絶縁送電線が設けられるとき、必ずしも上に述べた
すべての構成が含まれるわけではないが、希望(4よっ
ては、そのようにすることもできる。
すべての構成が含まれるわけではないが、希望(4よっ
ては、そのようにすることもできる。
また、この送電線は、真の垂直線に対していくらかの角
度をもって設けてもよい。
度をもって設けてもよい。
図に示されるように、粒子があまりにも長い道程を進む
ことを妨げ、脚部材28の上に停滞する確率を小さくす
るために、内部導体に沿うて所定の間隔ごとに、第6図
に示された、断面が円錐形の絶縁スペーサ48または7
0が設けられている。
ことを妨げ、脚部材28の上に停滞する確率を小さくす
るために、内部導体に沿うて所定の間隔ごとに、第6図
に示された、断面が円錐形の絶縁スペーサ48または7
0が設けられている。
これらの絶縁スペーサ48.70について、それぞれの
頂端部50.73はそれぞれの基端部52.80よりも
垂直方向に上方に在ることもわがるであろう。
頂端部50.73はそれぞれの基端部52.80よりも
垂直方向に上方に在ることもわがるであろう。
このようにすることによって、粒子は、絶縁スペーサ4
8または70の中間位置にとどまらないで、外装置0ま
で到達しやすくなる。
8または70の中間位置にとどまらないで、外装置0ま
で到達しやすくなる。
さらに、ガス絶縁送電線の下端部82には、その底まで
落ちてくる粒子を捕集し、不活性化する粒子捕集装置8
4を設けることが望ましいことがわかるであろう。
落ちてくる粒子を捕集し、不活性化する粒子捕集装置8
4を設けることが望ましいことがわかるであろう。
この粒子捕集装置84は、管継ぎ手の半径を大きくした
部分86と、その底から上に浮かされたスクリンすなわ
ち孔あき板88とから成り、粒子は、底まで落ちてくる
に従って、スクリン88の孔90を通り、半径を大きく
した部分の低電界域へ落ち、不活性化される。
部分86と、その底から上に浮かされたスクリンすなわ
ち孔あき板88とから成り、粒子は、底まで落ちてくる
に従って、スクリン88の孔90を通り、半径を大きく
した部分の低電界域へ落ち、不活性化される。
第2図において絶縁スペーサ48は、頂端部50の断面
と、基端部52の断面と、それを貫通する中心孔54と
を有する円錐形のものであり、内部導体12にたいして
26.5°より小なる角度56をなしている。
と、基端部52の断面と、それを貫通する中心孔54と
を有する円錐形のものであり、内部導体12にたいして
26.5°より小なる角度56をなしている。
内部導体12は中央部にある前記中心孔54を貫通して
いる。
いる。
しかし、絶縁スペーサ48が内部導体12となす角度は
明らかに26.5°よりも小さい。
明らかに26.5°よりも小さい。
この角度56をもつと小さくすることによって、絶縁ス
ペーサ48は長くなり、内部導体12に沿うて落下する
導電性の粒子にたいして下方へのもつと小さい角度をな
している。
ペーサ48は長くなり、内部導体12に沿うて落下する
導電性の粒子にたいして下方へのもつと小さい角度をな
している。
このように絶縁スペーサ48を長くすることによって、
この導体装置の中に在る粒子は絶縁スペーサ48を打つ
確率が増大し、その粒子が外装置0の近くに来るまで重
力によって絶縁スペーサ48の表面に沿って落下を続け
る。
この導体装置の中に在る粒子は絶縁スペーサ48を打つ
確率が増大し、その粒子が外装置0の近くに来るまで重
力によって絶縁スペーサ48の表面に沿って落下を続け
る。
外装置0の近くの電界傾度は内部導体12の近くの電位
傾度より低いので、外装置0の近くの位置は粒子の動き
をとめるのに有利な位置である。
傾度より低いので、外装置0の近くの位置は粒子の動き
をとめるのに有利な位置である。
この粒子は電位傾度が弱められた区域に落着くので、粒
子が絶縁スペーサ48の表面をとおる絶縁破壊を始める
可能性は一層、小さい。
子が絶縁スペーサ48の表面をとおる絶縁破壊を始める
可能性は一層、小さい。
外装の近くに粒子が移動することは第5図に示すように
柱状の絶縁スペーサにも望ましい。
柱状の絶縁スペーサにも望ましい。
第5図の場合にも柱状の絶縁スペーサ、すなわち脚部材
は垂線にたいして26.5°よりも小さい角度をなして
いる。
は垂線にたいして26.5°よりも小さい角度をなして
いる。
第1図は従来の円錐形の絶縁スペーサの縦断面を示す図
面、第2図はこの考案が実施された、円錐形の絶縁各ペ
ーサを備えた導体装置の一部の長手方向の断面図、第3
図はこの考案の別の実施例であり、主として粒子の方向
をそらせる部材として働く絶縁スペーサを備えた導体装
置の一部の長手方向の断面図、第4図は第3図の変形を
示す図面、第5図はこの考案のさらに別の実施例である
絶縁スペーサを備えた導体装置の一部の長手方向の断面
図、第6図は垂直方向に設けられ、この考案の実施例で
あるガス絶縁送電線用導体装置の長手方向の断面図であ
る。 なお、これらの図面において同一符号はそれぞれ相当部
分を示している。 図面において、10・・・・・・外装、12・・・・・
・導体、14・・・・・・絶縁ガス、38,48.70
・・・・・・絶縁スペーサ、26・・・・・・中心部材
、28・・・・・・脚部材、54・・・・・・中心孔、
50・・・・・・頂端部、52・・・・・・基端部。
面、第2図はこの考案が実施された、円錐形の絶縁各ペ
ーサを備えた導体装置の一部の長手方向の断面図、第3
図はこの考案の別の実施例であり、主として粒子の方向
をそらせる部材として働く絶縁スペーサを備えた導体装
置の一部の長手方向の断面図、第4図は第3図の変形を
示す図面、第5図はこの考案のさらに別の実施例である
絶縁スペーサを備えた導体装置の一部の長手方向の断面
図、第6図は垂直方向に設けられ、この考案の実施例で
あるガス絶縁送電線用導体装置の長手方向の断面図であ
る。 なお、これらの図面において同一符号はそれぞれ相当部
分を示している。 図面において、10・・・・・・外装、12・・・・・
・導体、14・・・・・・絶縁ガス、38,48.70
・・・・・・絶縁スペーサ、26・・・・・・中心部材
、28・・・・・・脚部材、54・・・・・・中心孔、
50・・・・・・頂端部、52・・・・・・基端部。
Claims (1)
- 垂直方向に延びた長い円筒状の外装、この外装の中を垂
直方向に延びた長い導体、前記外装の中に在って、前記
導体を外装から電気絶縁する絶縁ガス、および、前記導
体に接触する頂端部と、基端部と、頂端部から前記導体
の下方向に傾斜して延び、基端部に達する面とを有し、
この基端部は前記外装に接触して前記導体を外装にたい
して保持する絶縁物から戊るスペーサを備え、このスペ
ーサの前記傾斜する面は前記導体の軸線にたいして26
.5°より小さい角度をなしている送電線用導体装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US0000SN782477 | 1977-03-29 | ||
US05/782,477 US4096345A (en) | 1977-03-29 | 1977-03-29 | Vertically aligned gas insulated transmission line |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53146079U JPS53146079U (ja) | 1978-11-17 |
JPS5922737Y2 true JPS5922737Y2 (ja) | 1984-07-06 |
Family
ID=25126173
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978039528U Expired JPS5922737Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1978-03-29 | 送電線用導体装置 |
JP1978039527U Expired JPS58341Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1978-03-29 | 送電線用導体装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978039527U Expired JPS58341Y2 (ja) | 1977-03-29 | 1978-03-29 | 送電線用導体装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4096345A (ja) |
JP (2) | JPS5922737Y2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE7809727U1 (de) * | 1978-03-13 | 1980-04-17 | Bbc Ag Brown, Boveri & Cie, Baden, Aargau (Schweiz) | Schottungsisolator |
FR2475788A1 (fr) * | 1980-02-11 | 1981-08-14 | Alsthom Atlantique | Bride de raccordement entre elements d'enveloppe metallique pour mareriel electrique sous pression de gaz |
US4440970A (en) * | 1982-03-10 | 1984-04-03 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Vertically aligned gas-insulated transmission line having particle traps at the inner conductor |
CH662452A5 (de) * | 1983-08-31 | 1987-09-30 | Bbc Brown Boveri & Cie | Metallgekapselte, gasisolierte hochspannungsleitung. |
US4554399A (en) * | 1984-04-26 | 1985-11-19 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Particle trap for compressed gas insulated transmission systems |
DE4209716A1 (de) * | 1992-03-25 | 1993-09-30 | Asea Brown Boveri | Isolator |
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