JPS5922737B2 - ポリフエニレンオキシドノセイホウ - Google Patents

ポリフエニレンオキシドノセイホウ

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JPS5922737B2
JPS5922737B2 JP50150760A JP15076075A JPS5922737B2 JP S5922737 B2 JPS5922737 B2 JP S5922737B2 JP 50150760 A JP50150760 A JP 50150760A JP 15076075 A JP15076075 A JP 15076075A JP S5922737 B2 JPS5922737 B2 JP S5922737B2
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JP
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chelate
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JPS5187600A (ja
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カール オーランダー ウオルター
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPS5922737B2 publication Critical patent/JPS5922737B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
    • C08G65/44Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols by oxidation of phenols

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は 式 (ここに、Llはオルトヒドロキシアレーンオキシム、
ω−ヒドロキシオキシム又はこれ等の混合物から誘導さ
れた配位子であり、Mnは遷移金属マンガン(11)で
あり、そしてxは少なくとも約0.5の正の数である)
及び(L2)XMnBタイプ (ここに、L2はL1配位子とは別の異つた配位子であ
り、Mnは遷移金属マンガンであり、そしてxは少なく
とも約0.5の正の数である)で表わされるA及びBタ
イプのマンガンキレート錯体の混合物の存在下に、ポリ
マー形成反応条件下でフエノールの自己縮合生成物を形
成せしめてポリフエニレンオキシドとなす方法に係わる
Aタイプ配位子を形成する分子(L1)は(但し、Ra
は水素及び低級アルキル基(炭素原子数1〜5)から成
る群から独立して選択され、Arはオルト位置のアレー
ン環炭素原子に直接結RaI 合した−0H基と−C=N−0H基とをそれぞれ少なく
とも1個有する少なくとも2価アレーン基である)及び
(但し、各Rb,Rc,Rd及びReは水素、非環式及
び環式有機基から成る群から独立して選択され、そして
nはO又は1の正の整数である)でそれぞれ表わされる
オルトヒドロキシアレーンオキシム及びω−ヒドロキシ
オキシムで示し得る。
Bタイプの配位子を形成する分子(L2)は任意の別な
適当な配位子形成分子である。一般に、従来技術にあつ
ては第一系列の遷移金属例えば銅、コバルト、マンガン
等を或る種反応ノ条件下に於いて使用するとフエノール
類を酸化カツプリングしてポリフエニレンオキシド類(
普通は又、ポリフエニレンエーテルとも呼ばれる)を形
成するのを有益に促進することができると決論されてい
る。
こうした触媒系の使用について記載している従来技術の
教示例にはHayの米国特許3306874及び330
6875、Bussinkの同3337501、Beh
rの同3444133、KObayashiの同345
5880、NakashiOの同3573257、Ni
shiOkaの同3787358、Izawaの同37
93246及びKarlegafuchiのペルキー特
許776044がある。A及びBタイプのマンガンキレ
ートから成る混合物を使つてフエノール類の自己縮合に
於けるポリフエニレンオキシド形成速度を触媒化する大
いに効果的なポリフエニレンオキシド法が与えられるこ
とが思いがけずも発見された。
この混合マンガンキレート触媒系の効果が思いがけない
ことであることが以下の発見によつて支持される。他の
点では類似な方法によつてポリフエニレンオキシドを調
整する際、Bタイプのマンガンキレート種はポリフエニ
レンオキシドの形成を触媒するのに効果的でないか又は
単に低分子量のポリフエニレンオキシドの形成を触媒す
ることにのみ効果があるに過ぎないのに対し、Bタイプ
のマンガンキレート種をAタイプのマンガン(11)キ
レートと組み合わせて使用すると、得られる触媒混合物
は単にAタイプのマンガン(IDキレートを触媒削とし
て使用するポリフエニレンオキシド形成速度よりも大き
な反応速度で高分子量ポリフエニレンオキシドの形成を
効果的に触媒する。本質に於いて、本発明はポリマー形
成反応条件下でフエノールの酸化的カツプリングを成す
ことから成り、該方法は式(Ll)XMnAタイプ (ここに、Llはオルトヒドロキシアレーンオキシム、
ω−ヒドロキシオキシム又はそれ等の混合物から誘導さ
れた配位子であり、Mnは遷移金属マンガン(11)で
あり、そしてxは少なくとも約0.5の正の数である)
及び(L2)XMnBタイプ (ここに、L2はL1配位子とは別な配位子であり、M
nは遷移金属マンガンであり、Xは少なくとも約0.5
の正の数である)で表わされるA及びBタイプのマンガ
ンキレート錯体の混合物の存在下で行なわれる。
本発明の実施に任意のA及びBタイプマンガンキレート
が適するという点ではいかなる理論によつても限定され
るべきではないが、このA及びBタイプのマンガンキレ
ートを組み合わせたことによる触媒効果に於いては多く
の反応機構が人り組んでいることと思う。
A及びBタイプマンガンキレートの組合せに係わる効果
に対しての可能な部分的な説明としてここに示す多くの
起り得る反応機構のなかには以下のものがある。1.A
及びB両タイプのキレートの混合物からもたらされる反
応性又は効果的な触媒実体物は非対照的であり、組成が
二量体であり、そしてあるときには架橋酸素分子で結合
され例えばの構造をもつて表わされうる(但し、Ll及
びL2は前記に定義したとおりである)。
2.A及びB両タイプのキレートの混合物は配位子の交
換例えば 式Mn(L1)2+Mn(L2)202Mn
(L1)(L2)で表わされるようにしてより反応性の
触媒種を形成することがある。
この機構は二座配位子がA及びBタイプマンガンキレ
ートに係わつているときには起りうるが、しかし多座例
えば四座配位子がA又はB又は両者のマンガンキレート
に係わつているときは起り得ない。3.フエノールの酸
化カツプリングに於ける全触媒効果又は全触媒サイクル
は種々の反応機構が入り組んだ一連の複雑な工程である
と思われる。
かかる工程にあつては、最も遅い反応順位又は工程であ
る機構が全体の反応に対し速度を制限している。ポリフ
エニレンオキシドの調整にA及びBタイプキレートの混
合物を使用すると特種な相互作用が起り得、この場合各
タイプA及びBキレート成分が全触媒サイクルを成す機
購工程の一工程乃至はそれ以上の工程を別個により首尾
よく成し、しかしてこの特種な相互作用がタイプA又は
B単独の存在下で起るいかなる作用よりもより迅速にし
かしてより短時間に起る。従つて、この混合物によつて
機構がよ(但し、各Rb,Rc,Rd及びReは水素、
非環式、及び環式有機基から成る群から独立して選ばれ
、そしてnはO又は1の正の整数である)の一般式でそ
れぞれ表わされるオルトヒドロキシアレーンオキシム及
びω−ヒドロキシオキシムで表わすことができる。Bタ
イプの配位子を形成する分子(L3)は任意の他の適当
な配位子形成分子であり得る。
任意のAタイプ々ンガン(11)キレートが使用でき、
そしてその形態は任意でよく、例えばモノ、ビス、トリ
ス、テトラキズ等の配位子形態をとつてよくその場合1
,2,3又は4個等の二座配位子が単一のマンガン(1
1)原子と組み合わさる。一般に、本発明に於いてAタ
イプマンガンキレートは任意のマンガン(I)キレート
として定義され、該キレートは制御されたポリフエニレ
ンオキシドポリマ一反応条件下にあつてはクロロホルム
中で25℃の固有粘度が0.30d1/9より大きいポ
リフエニレンオキシドを形成するのに重合反応時間とし
て120分未満しか必要としない。ここで定義される制
御された反応条件下にあつては、2,6−キシレノール
重合が、メタノールとトルエンを溶媒系としその2,6
−キシレノールリトルエンリメタノールの重量比をそれ
ぞれ10%、81(fl)及び9%(単量体固形分10
(fl))とし、2,6−キシレノール対水酸化ナトリ
ウムの重量比率を16.39:1とし、そして2,6−
キシレノール対Aタイプマンガン(11)キレートのモ
ニル比率を100:1として大気圧下かつ25℃の一
定温度下で行なわれる。
Aタイプの二座配位子はここでは環状構造として定義さ
れ、該構造は単一のマンガン(11)原子と、単一のオ
ルトヒドロキシアレーンオキシム配位子 二形成分子(
式1)又は単一のω−ヒドロキシオキシム配位子形成分
子(式2)に係わる一C=N−0H又は−C=N−0H
基の単一のオキシム窒素原子及び−0H基の単一のヒド
ロキシ酸素原子との結合によつて生ずる。
本発明の実施に適するAタイプマンガン(11)キレ
ート及びその調製法についての二つの包括的な記載が米
国特許出願491370及び同491475(1974
年7月24日付で同時出願)に開示されており、しかし
てここに記載の完全を期し参考として両出願を記してお
く。上記両出願に記載されているように、Aタイプマン
ガン(11)キレートは当業者に知られた任意の方法で
調製でき、それによると普通Mnα0又はMn++と参
照される2価のマンガンイオンを式(1)の任意の適当
なオルトヒドロキシアレーンアルドキシム又はオルトヒ
ドロキシアレーンケトキシム又は式(2)の任意の適当
なヒドロキシアルドキシム又はヒドロキシケトキシムに
導入する。一般に、マンガン(11)原子と式(1)又
は式(2)の配位子とを任意の量で組み合わせでAタイ
プのマンガン(11)キレートを調製することができる
。しかし、Mn()と配位子との割合はMnαDモノニ
座配位子キレート例えば(Ll)XMn′(′xが少な
くとも約1の正の数であるキレートの形成に少なくとも
十分であることが好ましく、そしO晶α0ビスニ座配位
子キレート例えば(L1)xでxが少なくとも約2であ
るキレートを形成するのに少なくとも十分であるのがよ
り好ましい。式(1)のオルトヒドロキシアレーンオキ
シムのAr(アレーン基)は好ましくは約6〜30個、
より好ましくは約6〜15個そして一層好ましくは約6
〜9個の炭素原子を含む。
個々のアレーン基の例には次のものがある。フエニレン
、メチルフエニレン、ジメチルフエニレン、エチルフエ
ニレン、プロピルフエニレン、ブチルフエニレン、ベン
チルフエニレン、2デシルフエニレン、テトラコシルフ
エニレン、アミノフエニレン、ヒドロキシフエニレン、
メトキシフエニレン、ヘキサノトフエニレン、ジブチル
アミノフエニレン、エトキシフエニレン、シクロヘキシ
ルフエニレン、フエニルフエニレン、クロロフエニレン
、メチルナフタレン、ペンチルナフタレン、デシルナフ
タレン、ペンタデシルナフタレン、エイコシルナフタレ
ン、ジメチルナフタレン、メチルアミノ−3−プロピル
ナフタレン等。上記に定義した如き好ましいアレーン基
を含有しMn(11)キレート類の調製に使用できるオ
ルトヒドロキシアレーンオキシム配位子形成分子の例に
は次のものがある。(ここに、Raは上記に定義したと
おりであり、Raaは水素、アルキル、シクロアルキル
又はアリール基である)。
アレーン環のオルト位置炭素原子に直接結合Iした−0
H基及び−C:N−0H基を共に少なくとも1個有する
少なくとも2価基であるArにつき上述した式(3)乃
至(6)及び式(1)で説明されるように、水酸基及び
オキシム基の少なくとも1組が環式及び多環式芳香族化
合物のα,α、α,β、又はβ,β位置に位置した炭素
原子に直接結合している。
他の任意の置換基の炭素鎖又は環位置例えば式(3)乃
至(6)のRaa基は本発明の実施にとつてMn(11
)オルトヒドロキシアレーンオキシムキレートの効果件
にとつて重大でない。式(1)の配位子を有するAタイ
プキレート類の特定例にはなかでも次のものがある。
マンガン(11)ビス(サリチルアルドキシム)、マン
ガン(11)ビス(2−ヒドロキシ−5−クロロフエニ
ルアルドキシム)、マンガン(11)ビス(2−ヒドロ
キシ−5プロモフエニルアルドキシム)、マンガン(1
1)ビス(5−メチルサリチルアルドキシム)、マンガ
ン(I)ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルアセトフエ
ノンオキシム)等。式(2)のω−ヒドロキシオキシム
に於けるRb,Rc,Rd及びRe置換基で水素を除い
たものは好ましくは約1〜30、より好ましくは約1〜
15個の炭素原子を置換基1個あたりにつき有する任意
の非環式又は環式有機基である。
好ましいω−ヒドロキシオキシム配位子形成分子はω−
ヒドロキシオキシム化合物のキレート環のα及びω炭素
原子のそれぞれに結合した脂肪族又は芳香族置換基を少
なくとも1個有する。キレート環のα及びω炭素原子に
結合した2個の置換基の少なくとも1個が芳香族置換基
であるのが一層好ましい。式(2)の配位子を有するA
タイプキレート類の特定例にはとりわけ次のものがある
。Mn(11)ビス(ベンゾインオキシム)、MnOl
)ビス(アニソインオキシム)、Mn(11)ビス(パ
ラジメチルアミノベンゾインオキシム)、Mrl(11
)ビス(フロィンォキシム)、Mn(11)ビス(アセ
トインオキシム)、Mn(11)ビス(メチルヒドロキ
シブタノンオキシム)、Mn(11)ビス(α−ヒドロ
キシアセトフエノンオキシム)、Mn(11)ビス(2
−メチル−2−ヒドロキシ−4−ペンタノンオキシム)
、Mn(11)ビス(フエニルヒドロキシブタノンオキ
シム)等。任意適当なBタイプのマンガンキレートが使
用できその形態も任意でよい。
一般に、Bタイプのマンガンキレートはここでは任意の
マンガンキレートとして定義されており、該キレートは
制御ポリフエニレンオキシドポリマ一反応条件下ではク
ロロホルム中で25℃の固有粘度が0.30d′夕に等
しいか又はそれ以下であるポリフエニレンオキシドを形
成するのに重合反応時間を少なくとも120分必要とす
る。 この制御反応時間はここでは次のように定義され
る。 即ら、2,6−キシレノールリトルエンリメタノ
ールの重量比がそれぞれ10%、8101)及び9(f
l)でありモノマー固形分が10%となるようメタノー
ル及びトルエンを溶媒系として使用し、2,6−キシレ
ノール対Bタイプマンガンキレートのモル比率を100
:1として大気圧下及び25℃の定温にて2,6−キシ
レノール重合を行なう。一般に、本発明の触媒系のBタ
イプマンガンキレート成分は(a)マンガン原子、(b
)キレート化分子、(c)マンガン原子とキレート化分
子とを結合する結合手の件質及び(d),(a),(b
)及び(c)の各々及び全べてが金属キレート全体の挙
動に及ぼす影響に関し広く変動しうる。第一遷移系列に
属するマンガンは−1乃至+7にわたる9個の酸化状態
を有する。し力化ながら、本発明で使用するときには、
Mnを普通にMn(11)とかMn++として参照され
る2価のマンガンイオンとして使うのが好ましい。Bタ
イプマンガンキレートはモノ、ビス、トリス、テトラキ
ズ等の錯体として使用でき、その場合1個、2個、3個
、4個等の二座配位子又は多座配位子が単一のマンガン
原子と組み合わされる。Bタイプニ座配位子及び多座配
位子はここでは、1個のマンガン原子と配位子形成分子
のそれぞれ少なくとも2個の供与原子又は少なくとも3
個以上の供与体原子との結合から生ずる分子構造として
定義される。Bタイプの配位子分子は一対の電子を供与
してマンガン原子と結合できるところの適当な供与体原
子を持つた2個又はそれ以上の官能基を含有する。電子
は基本の配位基によつて供与され、それ等の基のあるも
のは脱プロトン化される。 官能基の例としては次のも
のがある。 −0H(エイール形及びフエノール形)、
−SHl=0、−NH2、一NRHl二NHl−N=、
−0−R1=NOHl一0H(アルコール形)、−S−
(チオエーテノL/)。Rは非環式又は環式有機化合物
、好ましくは脂肪族炭化水素より好ましくは1〜4個の
炭素原子を含んだ第一アルキル基から選ばれる。 多く
のBタイプ配位子形成分子は金属原子と結合して相互固
定又は融合キレート環を形成しうる3個以上の供与体原
子を含む。 好ましくは、Bタイプのキレートで配位子
分子に係わる2個の供与体原子を持つたものの複数がビ
ス一錯体として使用され、その場合2個の環状環構造が
単一のマンガン(11)原子と2個のBタイプ配位子形
成分子との結合から誘導される。 Bタイプマンガンキ
レート配位子(L2)分子とこれに係つた供与体原子の
代表例として以下に示す。 エチレングリコール(0,
0)、1,3−プロパンジオール(0,0)、アセチル
アセトン(0,0)、サリチルアルデヒド(0,0)、
o−ジヒドロキシベンゼン(0,0)、ジメチルグリオ
キシム(N,N)、ジフエニルグリオキシム(N,N)
、2−ピリジンアルドキシム(N,N)、3−ピリジン
アルドキシム(N,N)、2−(2−ピリジル)ベンズ
イミダゾール(N,N)、2−アミノエタノール(N,
O)、3−アミノ−1−プロパノール(N,O)、2−
オキシモー3−ブタノン(N,O)、N−(2−ヒドロ
キシエチリデン)メチルアミン(N,O)、ベンジルモ
ノオキシム(N,O)、α−アミノブチレート(N,O
)、o−アミノフエノール(N,O)、8−ヒドロキシ
キノリン(N,O)、トルエン−3,4−ジチオール(
S,S)、o−ベンゼンジチオール(S,S)、4−ク
ロロベンゼンー1,2−ジチオール(S,S)、2−メ
ルカプトエチルアミン(S,N)、メチル一α−アミノ
−β−メルカプトプロピオネート(S,N)、チオセミ
カルバジド(S,N)、8−(α−ピリジルメチレンア
ミノ)−キノリン(N,N,N)、ピリジン−2−アル
ダジン(N,N,N)、α,β,γ一トリアミノプロパ
ン(N,N,N)、サリチリデンアミノ一0−ヒドロキ
シベンゼン(N,O,O)、1,2−ビス(6′−メチ
ル−2′−ピリジルメチレンアミノ)エタン(N,N,
N,N)、1,6−ビス(α−ピリジル)−2,4−ジ
アザヘキサン(N,N,N,N)、1,2−ビス(8′
−キノリルメチレンアミノ)エタン(N,N,N,N)
、2,2′−ビス(サリチリデンアミノ)−6,6′−
ジメチルジフエニル(N,O,N,O)、ビス(サリチ
ルアルデヒド)エチレンジイミン(0,N,N,0)、
ビス(サリチルアルデヒド)−1,2−プロピレンジイ
ミン(0,N,N,0)、ビス(サリチルアルデヒド)
−1,3−プロピレンジイミン(0,N,N,0)、1
,8−ビス(α−ピリジル)−3,6−ジチアオクタン
(N,S,N,S)、1,8−ビス(サリチリデンアミ
ノ)−3,6−ジチアオクタン(0,N,S,S,N,
0)、N,N′一エチレンービス一2(0−ヒドロキシ
フエニル)グリシン(0,N,0,0,N,0)。Bタ
イプのキレート配位子分子についての上記の例は本発明
の実施に於けるここで開示した概念に従つて使用可能な
無数のBタイプ配位子置換体の単なる例示にすぎない。
このBタイプキレート類は当業者に知られた方法の任意
の方法によつて調製でき、例えばかかる方法はDwye
rとMellOrの6Che1atingAgents
andMeta1Che1ates1,Academi
cPress出版(ニユーヨーク・ロンドン)、196
4年(LibraryOfCOngressCatal
OgCardNumber63−16969)に記載さ
れ、該文献に引用された方法も使用できるBタイプキレ
ート類の調製には、Bタイプ配位子形成分子を含んだ溶
液に少なくとも部分的には分散可能又は町浴な任意のマ
ンガン化合物からBタイプ配位子形成分子と組み合わさ
るマンガンイオンが誘導できる。
マンガン(11)のBタイプキレート類は本発明の実施
に好ましいといつた事で好適とされている好ましいマン
ガン化合物の例としてマンガン(11)ハロゲソ化合物
例えばマンガン(11)塩化物(塩化第一マンガンとし
ても知られる)、マンガン(11)臭化物、マンガン(
11)沃化物等並びに他のマンガン(11)化合物例え
ば炭酸マンガン(11)、硫酸マンガン(11)、酢酸
マンガン(11)、硝酸マンガン(11)、燐酸7ンガ
ン(11)等(かかるMn(11)化合物の水和形態物
をも含む)のようなマンガン化合物が挙げられる。Aタ
イプマンガン(1)キレート類の調製(前述の米国特許
出願により詳しく記載されている)とBタイプマンガン
(11)キレート類の調製についての現行の好ましい方
法は、 (a)メタノール、と(b)芳香族化合物例え
ばクロロベンゼン、トルエン、キシレン等又はこれ等の
組合せとから成る混成の好適溶媒系にマンガン(11)
化合物とAタイプ及びBタイプ配位子形成分子との混合
物とを入れた溶液を形成してなる。
効果的な混成A及びBタイプマンガンキレート反応触
媒の形成にとつて重大でないとは言え、現在にあつては
溶液中に7ンガンキレートが形成された後、この溶液に
弱い塩基性のマンガンキレート溶液を保つに少なくとも
十分な量で無機塩基を加えるのが好ましいとされる。い
かなる理論によつても本発明が限定されるとは思わない
が、無機塩基例えばアルカリ金属水酸化物又はアルコキ
シドをマンガンキレート溶液殊にAタイプキレート成分
、を含んだキレート溶液に加えるとAタイプ触媒成分で
の水素結合を介してのO・・・H−0架橋の可能な生成
が容易に成るものと考えられる。 タイプAキレートの
架橋プロトンの解離、更に考えられるところのフエノー
ルのポリフエニレンオキシドへの重合に於ける或る時点
での解離は、本発明の実施に使用するとき、Aタイプ殊
にAタイプマンガン(11)キレートの効果性に於いて
恐らく重要な要となろう。 上記に参照した米国出願の
開示によつて代表されるように、Aタイプ配位子形成分
子に係わるオキシム基ゝC=N−0H0)酸素は係わ/
り合つたオキシム窒素原子の特性のみならず別のAタイ
プ配位子形成分子の水酸基から誘導された架橋水素原子
を伴つた水素結合0・・引にも影響を及ぼす。
多数の環、即ら、水素結合と密に組み合つた5員又は6
員のAタイプキレート環は殊にAタイプMn(11)キ
レートとBタイプマンガンキレート混合物のフエノール
のポリフエニレンオキシドへの縮合を促進する上での安
定性及び効果性を著しく増大せしめるものと信ぜられる
Aタイプキレート及びBタイプキレートの少なくとも1
員が反応媒質内に含有されているかぎり本発明の実施に
於いてAタイプ及びBタイプキレート類の任意の組合せ
が使用できる。
一般に、AタイプとBタイプのモル比率が約1:99
〜99:1の範囲内にあり、しばしば約1:9〜9:1
そして頻繁には約1:4〜4:1の範囲内にある際概し
て適当な反応速度が得られる。ここに開示した本発明の
記載から当業者に明らかなように、実験的又は商業的実
施のいずれにあつても最も経済的な又は他のあらゆる有
益な反応条件を与えるA及びBタイプキレート任意混合
物の特定な割合を決定するのは当業者なら簡単な実験に
よつて容易に成し得るところである。本発明によるフエ
ノールの自己縮合生成物の形成方法は、構造式(式中、
Xは水素、塩素、臭素及び沃素から成る群から選択され
た置換基、wは水素、炭化水素基、ハロゲン原子とフエ
ノール核との間に少なくとも2個の炭素原子を有するハ
ロ炭化水素基、炭化水素オキシ基、ハロゲン原子とフエ
ノール核との間に少なくとも2個の炭素原子を有するハ
ロ炭化水素オキシ基から成る群から選択された1価の成
分、wおよびrはwと同じであり更に反応がA及びBタ
イプマンガンキレート混合物のフエノール町溶塩基性溶
液の存在下で行なわれる場合にはハロゲンである)で表
わされるフエノールと酸素との反応から成る。
単独で又は混合して使用できる(7)式のフエノール類
のなかにはとりわけ2,6−ジメチルフエノール、2,
6−ジエチルフエノール、2,6−ジプロピルフエノー
ル、2,6−ジブチルフエノール、2,6−ジラウリル
フエノール、2,6−ジフエニルフエノール、2,6−
ジメトキシフエノール、2,3,6−トリメチルフエノ
ール、2,3,5,6−テトラメチルフエノール、2,
6−ジエトキシフエノール、2−メトキシ−6−エトキ
シフエノール、2−エチル−4−ステアリルオキシフエ
ノール、2,6−ジ(クロロフエノキシ)フエノール、
2,6−ジメチル−3−クロロフエノール、2,3−ジ
メチル−4−クロロフエノール、2,6−ジメチル−3
−クロロ−5−プロモフエノール、2,6−ジ(クロロ
エチル)フエノール、2−メチル−5−イソブチルフエ
ノール、2−メチル−6−フエニルフエノール、2,6
−ジベンジルフエノール、2,6−ジトリルフエノール
、2,6−ジ(クロロプロピル)フエノール、2,6−
ジ(2′,4′−ジクロロフエニノり−3一アリルフエ
ノール、等。
式(7)の他のフエノール類の他の特定な例について
は米国特許3306875号に記載されており、しかし
て記載の完全な意味から該特許をこ\に引用しておく。
本発明の実施に於いて現在特に好ましいフエノールは
2,6−ジメチルフエノール(又の名を2,6−キシレ
ノール)であり、その訳は現行のポリフエニレンオキシ
ド製造に2,6−キシレノールが広く用いられているか
らである。上述したように、Aタイプ及びBタイプマン
ガンキレート混合物はフエノールが自己縮合してポリフ
エニレンオキシドを形成する間にフエノール町溶性溶液
中に使用される。
溶媒がポリフエニレンオキシドの調製に於けるAタイ
プ及びBタイプマンガンキレート混合物の触媒活性度に
干渉しない限り、周知の溶媒例えばアルコール類、ケト
ン類、炭化水素類、クロロ炭化水素類、ニトロ芳香族炭
化水素類、エーテル類、スルホキシド類を含めた任意の
液体を使つてフエノール及びA及びB混成マンガンキレ
ート類の溶蔽を形成できる。フエノール及びA及びBマ
ンガンキレート混合物に対する溶媒はポリマ一に対する
溶媒として働く必要がないから、特にはトルエン、キシ
レン、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、又はこれ等の
混合物とメタ,ノールとの溶媒系等を使つてポリマーを
反応媒質から析出せしめる一方低分子量のポリマ一は分
子量のより大きなポリマ一を形成するまで溶液中に残留
せしめるのが望ましいことがある。フエノールと溶媒の
相対的割合は広く変わる。一般に、現在受け入れられて
いる経済的な反応パラメータでは約30:70〜5:9
5の範囲内のフエノール:溶媒モル比から成つている。
現在の好ましいフエノール:溶媒モル比率は約15:8
5〜10:90の範囲内である。A及びB混成のマンガ
ンキレートで促進されるフエノールのポリフエニレンオ
キシドへの自己縮合を行なうにあたつては、該自己縮合
反応はアルカリ金属強塩基例えばアルカリ金属水酸化物
、アルカリ金属アルコキシド又はそれ等の混合物等の存
在によつて提供される如き塩基性反応媒質中に行なわれ
なければならない。
容易に得られる市販のアルカリ金属塩基例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、ナトリウ
ムメトキシド等が現在好まれている。 現行上、重合反
応に必須な強塩基反応環境を与えるために無水の水酸化
ナトリウムを使用することが好ましいとされているが、
便宜上、水溶液例えば50%水酸化ナトリウム水溶液を
使用することができる。自己縮合反応の促進に欠かすこ
とのできないアルカリ金属塩基の量は当業者によれば余
分な実験をすることなく容易に決まる。 一般にはしか
し、適当なフエノールリアルカリ金属塩基モル比が約1
:1〜100:1、好ましくは約40:1〜5:1そし
て一層好ましくは約20:1〜約10:1の範囲内であ
る。 2,6−キシレノールからポリフエニレンオキ
シドを調製するにあたつての全工程での最適反応条件で
は一般に2,6−キシレノールリアルカリ金属水酸化物
モル比が約14:1〜18:1の範囲内とするのが望ま
しいとされている一般に、フエノール:A及びBキレー
トのモル比率はフエノールのポリフエニレンオキシドへ
の反応速度を最小限、最大限又は最適を含めた任意所望
の程度に促進するために広く変動可能である。
本発明をいかなる理論によつても限定するっもりはない
が、一般に、A及びB両タイプのマンガンキレートは6
0℃及びそれ以下の温度で機能し、そして本質的には消
費されたり変化を受けたりすることなく残存し、例えば
マンガン化合物は自己縮合過程の間に熱又は他の影響で
加水分解を受けたり解離を受けて非触媒系になることは
ないものと考えられる。A及びBマンガンキレート触媒
混合物はフエノール反応体の量に比し極く少量で使用で
きしかも従来技術の方法に関連したポリフエニレンオキ
シドの形成速度に較ベポリフエニレンオキシドの形成速
度を対等に維持し多くの場合にはより改善した速度をも
たらす。
しかし、一般には、A及びBマンガンキレート混合物に
係わるAタイプ及びBタイプ配位子形成分子の種類の変
動によつて、従来技術に匹敵する反応速度が得られ、そ
の場合フエノールとA及びBマンガンキレート混合物の
モル比は低くは約50:1から高くは約500:1の範
囲内にあり、又更に高くは約1000:1(この場合、
反応は(a)大気圧以上の圧力下で又は(b)或る種の
第一アミンの存在下で行なわれる)、あるいはなお高い
約6000:1(この場合、反応は(a)大気圧以上の
圧力下でしかも(b)或る種第一アミンの存在下の両条
件併存下で行なわれる)にも及ぶ。一般に、A及びBマ
ンガンキレート混合物は最少量で使用され、時折必要と
されるポリフエニレンオキシド反応生成物からの触媒残
渣の分離及び/又は回収を回避するのが好ましい。
従つて、フエノール対A及びBマンガンキレートの初
期反応媒質モル比は好ましくは少なくとも約300:1
より好ましくは少なくとも500:1そして一層好まし
くは少なくとも3000:1であり、この際本法は(a
)大気圧又はそれ以下の圧力でしかも(b)或る種第一
アミンの不在下にて実施される。本明細書及び特許請求
の範囲のいずれにあつても、特記なき限り、フエノール
:A及びBマンガンキレートの数比が記載されるときに
は、この数比はキレート形態即らモノーロ配位子、ビス
ーロ配位子等に依存することなくA及びBマンガンキレ
ート混成物のMn原子の総数に対するフエノールのモル
数を記載するものである。一般に、A及びBマンガンキ
レート混成体の存在下でポリフエニレンオキシドを調製
するのに使われる反応温度は広く変え得る。
適当な重合温度は一般に約0〜60℃、好ましくは約
10〜約5『C1一層好ましくは約20〜40℃の範囲
内にあり、というのも概して最適とされる自己縮合反応
速度が20〜40℃の温度範囲にあることがわかつてい
るからである。 自己縮合反応が発熱性でありそしてA
及びBマンガンキレートが高温例えば600C以上に長
時間にわたつて保持されると熱による脱活性化を受け易
く、その為、一般には反応媒質内での初期の接触の間は
フエノール系単量体反応物質場合によつてはA及びBマ
ンガンキレートをプログラム化して添加するのが望まし
い。このプログラム化された添加により適当な反応温度
プロフイルを得られ、これによつて反応は最適な触媒効
率と最適なポリフエニレンオキシド樹脂収率とに適つた
温度範囲内に維持される。一般には、本方法を大気圧以
上の酸素圧例えば1〜40psig11〜1000ps
ig又はより高い圧力下で行なう際には反応温度範囲の
上限についてはもつと寛容されよう。 高温でのA及び
Bマンガンキレートの脱活性化によつて自己縮合反応が
中断される場合には、反応媒質の温度を下げこれに所望
な触媒効率を開始及び維持するための所要量のA及びB
マンガンキレートを追加して通常の方法にて反応の再開
をはかることができる。米国特許第3306874号、
同第3306875号、同第3384619号、同第3
639656号及び同第3646699号等に記載され
たような或る種の第一、第二又は第三アミン類がポリフ
ニニレンオキシドの調製に於いて或る種銅−アミン錯体
の存在下で行なわれるフエノールの触媒的酸化カツプリ
ングにとつて必須であると従来技術では教えているが、
本発明方法に従つてポリフエニレンオキシドを調製する
際にはA及びBキレート触媒と組み合わせて何等かのア
ミンを使うことは必須要件ではない。A及びBキレート
触媒混合物と組み合わせて第一アミンを使うと、第一ア
ミンなしにA及びBキレート触媒を使つた場合の反応速
度に比しフエノールの自己縮合速度を実質的に増大せし
めると考えられるからして、本発明の実施にA及びBキ
レート−アミン組合せ物を使用することが提案される。
アミンの使用が提案されるのは、A及びB混成キレート
触媒の使用量が実質的に削減できしかしてフエノール対
AB混成マンガン触媒比を増大ししかもなお第一アミン
不在下に見られる速度に匹敵するポリフエニレンオキシ
ド反応速度が維持できると思われるからである。使用で
きる群の第一アミンは次式の任意の第一モノ一又はポリ
アミンが含まれる。
R1−一+NH2)y 式(8)(ここ
に、R1は1価又は多価の脂肪族及び芳香族基又はそれ
等の組合せから選ばれ、そしてyは少なくとも1の正の
整数であり、但し、(a)少なくとも3個の炭素原子に
よつて任意のアミノ基(−NH2)が他の任意のアミノ
基(−NH2)から分離され、そして(b)少なくとも
2個の炭素原子によつて任意のアミノ基(−NH2)が
他の任意の親核基から分離されている)。
ここに使用する術語「他の任意の親核基」は任意の電
子放出基を記述し包含するものであつてモノアルキルア
ミノ−NHR2、ジアルキルアミノ−N(R2)2、ヒ
ドロキシ−0H1アルコキシ−0R2又はアルカノエー
ト−00CR2(但し、すべての場合にあつてR2はア
ルキル基である)から成る群から選ばれる。 より詳し
い個々のモノ及びポリアミン類を含めた式(8)のアミ
ンの記述としては以下のとおりである。メチルアミン、
エチルアミン、2−ヒドロキシエチルアミン、2−メチ
ルアミノエチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロ
ピルアミン、シクロブチルアミン、t−ブチルアミン、
1,4−ブタンジアミン、4−ヒドロキシブチルアミン
、4−エトキシブチルアミン、n−ペンチルアミン、1
,5−ペンタンジアミン、シクロペンチルアミン、n−
ヘキシルアミン、4−イソプロピルシクロヘキシルアミ
ン、ビス(3−アミノプロピル)スルフイド、1,4−
シクロヘキサンジアミン、N−メチル−ビス(3−アミ
ノプロピノリアミン、3−メトキシヘキサメチレンジア
ミン、ベンジルアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1
,3−キシレンジアミン(又の名を1,3−ビス(アミ
ノメチル)ベンゼン)、1,3−ビス(アミノメチル)
シクロヘキサン、1,2−ビス(3−アミノプロピ′(
へ)エタン、3−メチルヘプタメチレンジアミン、1,
8−オクタンジアミン、4−イソプロピル−1,3−フ
エニレンジアミン、ビス(4,4′−アミノシクロヘキ
シル)メタン、1,5−ジアミノナフタレン、ビス(3
,3′−アミノフエニル)メタン、ビス(4,4′−ア
ミノフエニノ(ハ)メタン、5−ヒドロキシノナメチレ
ンジアミン、4,4′−ジアミノジフエニルスルフイド
、4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、4,4′−
ジアミノジフエニルエーテル、3,3′−ジメチルベン
ジジン、3,3′−ジメトキシベンジジン、4,4′−
ジアミノジフエニルメタン、ビス(p−β−アミノ−t
ブチルフエニル)エーテル、n−エイコシルアミン、1
,20−エイコサンジアミン、1,30ートリコンタン
ジアミン等。
好ましくは、第一アミンは水素以外にはアミノ(−NH
2)親核置換基のみが炭素原子に結合したモノ一又はポ
リアミノ置換脂肪族又は芳香族分子である。
殊に好ましいアミンはポリアミノ(−NH2)置換単
環又は多環式芳香族化合物であり、その場合アミノ基は
芳香族環の炭素原子又は芳香族環炭素原子に結合した脂
肪族基に直接結合している。 現在好ましいとされてい
るAAタイプそしてより好ましいとされているBBタイ
プのポリアミノ(−NH2)置換単環及び多環式芳香族
化合物は次式で表わすことができる。AA,BB両タイ
プの式(12a)及び(12b)に於けるYはC1〜6
アルキレン、−0−、−S−、−SO2−、−NR3−
(但し、R3はC1〜6アルキル基)。
上記式(9)乃至(12)にあつて、各Zは−NH2
及び−R4−NH2基(R4はC,〜6アルキレン基)
から独立して選ばれる。 式(9)乃至(12)化合物
のポリアミン類の特定例には1,3−ビス(β−アミノ
エチノりベンゼン、1,4一ビス(γ−アミノ−n−ヘ
キシル)ベンゼン、3,3′,5,5′−テトラアミノ
ビフエニル、1,8−ビス(β−アミノ−n−ブチル)
ナフタリン、1,3−フエニレンジアミン、1,4−フ
エニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフエニルプロ
パン、4,4′−ジアミノジフエニルメタン(別名メチ
レンジアニリン)、ベンジジン、4,4′−ジアミノジ
フエニルスルフイド、3,3′,5,5′−テトラアミ
ノジフエニルスルホン、4,4′−ジアミノジフエニル
エーテル、1,5−ジアミノナフタリン等がある。一般
に脂肪族モノ又はポリアミンを使用するときには、アミ
ンが約1〜30個の炭素原子より好ましくは約4〜15
個の炭素原子を含んだ直鎖炭化水素であるのが好ましい
芳香族アミンが使用される場合には、芳香族アミンの
炭素原子数が約7〜30より好ましくは約7〜15であ
るのが好ましい。一般に、本発明の実施に使われるアミ
ンの量は広く変わることができる。
フエノール対アミンの現在好ましいとされているモル
比は約100:0.05〜100:1.5の範囲内であ
る。一般に、脂肪族ジアミンを使用すると脂肪族モノア
ミンをA及びB混成キレートの反応速度増大剤として使
用したときの一般に認められる反応時間の一もポリフエ
ニレンオキシド反応時間を削減するし、又、芳香族ジア
ミンを使用するとA及びB混成キレートの速度増大剤と
して脂肪族ジアミンを使うときに一般に見られる反応時
間の一も更にポリフエニレンオキシド反応時間を減する
ことができるものと思われる。当業者に明らかなように
、使用するA及びB混成キレート及び第一アミンの量並
びに種類を変更せしめることはいずれも本質的には何等
制限を受けないものである。当業者が本発明をより理解
されるよう以下に実施例を示すが、かかる実施例は本発
明の実施を例証するものであつて何等本発明を限定する
意味あいのものではない。全べての実施例に於いて、特
記なき限り部は全べて重量基準であり、次なる一般手順
を用いている。 簡略の為、この一般手順からはずれた
部分のみを実施例に示すこととする。一般手順フエノー
ル例えば2,6−キシレノールとフエノール溶媒例えば
トルエンを反応容器に装入する。
A及びBタイプマンガンキレート例えばマンガン(I)
ビス(サリチルアルドキシム)及びマンガン(11)ビ
ス(サリチルアルデヒド)一エチレンジイミンのそれぞ
れのビスーロ配位子キレートを形成するに十分な化学量
論的な量のマンガン及び配位子形成分子を別々に調製し
てマンガンキレート溶媒例えばメタノールの量小量の中
に溶解する。A及びBマンガンキレート溶媒溶液が完成
したら、混成ABマンガンキレートの溶媒に等しい量の
フエノール溶媒を加える。酸素流を周囲温度で吸収量を
越える十分な酸素を提供するに足る速さで反応器に導入
する。 その間溶液を激しく攪拌する。 混成マツカリ
キレート触媒一溶液をフエノール溶媒液例えば2,6−
キシレノールートルエソに加える。 メタノールに入れ
た50%水酸化ナトリウム水溶液をポリフエニレンオキ
シド調製中のフエノール対水酸基(0H−)モル比を1
6:1とするに十分な量で反応器に加える。重合反応が
始つたら、反応を調節して反応媒質温度が略45℃好ま
しくは35℃を越えないようにする。
ポリフエニレンオキシドの固有粘度が25℃のクロロホ
ルム中で測つて所望な値に至つたら、反応器に反応媒質
を中和するに十分な水性酢酸又は硫酸液を加えて反応を
止める。 中和後、全反応混合物を適当な溶媒例えばメ
タノールにより析出させる。重合反応中のポリフエニレ
ンオキシドの粘度はポリマーの流出時間の増大と目盛ピ
ペツト中の標準容ポリマー溶液の流出時間の相当する増
加との相関関係によつて各種時間間隔にて監視する。実
施例にあつて、制御反応条件下で2,6−キシレノール
の重合によつて誘導され、25℃のクロロホルム中で測
つて約0.3d1/gに等しいかそれ以下の固有粘度を
持つポリフエニレンオキシドは低分子量のポリフエニレ
ンオキシドである。
実施例 1上記記載の一般手順に従つて一連のポリフエ
ニレンオキシド反応を行なつた。
2,6−キシレノール;トルエンリメタノールの反応
パラメータは重量でそれぞれ10%、81%、9%だつ
た。2,6−キシレノール対ABマンガンキレート組合
せのモル比は100:1に一定に保持した。
ABマンガンキレート成分の各種組合せとAタイプ又は
Bタイプマンガンキレート単独の場合につき比較対照の
目的で同様な反応を行なつた。 重合反応の全べては大
気圧で行なつた。Mn(11)ビス(サリチルアルドキ
シム)とビス(サリチルアルデヒド)エチレンジイミン
のそれぞれAタイプ、Bタイプキレートの混合物並びに
該A又はB触媒を個別にポリフエニレンオキシド重合過
程に使用した場合の反応条件及び反応結果を表1に要約
して示す。
上記表かられかるように、Aタイプ及びBタイプキレー
トの組合せはAタイプ又はBタィプキレートのみの使用
に係わる反応時間を著しく短縮するO実施例 2 反応を40psig酸素圧下35℃にて行なつた外は上
述の一般手順に依り一連のポリフエニンオキシド反応を
行なつた。
2,6−キシレノールリトルエンリメタノール反応
パラメータは重量でそれぞれ15%、76q6及び9%
だつた。 2,6−キシレノール対Aタイプのマンガ
ン(11)ビス(サリチルアルドキシム)及びBタイプ
のマンガン(11)ビス(サリチルアルデヒド)エチレ
ンジイミンのキレート混合物のモル比は400:1に一
定に保つた。 重合反応が60分進行した後、表に示す
固有粘度を持つたポリフエニレンオキシドポリマ一が得
られた。 キレート混合物中のA.l5Bのモル割合を
変えた結果を後記表の資料で示す。AB混成キレートを
使用したと同じ反応にAとBそれぞれ単独で触媒成分と
なした対照データも表に示す。前記の結果は、A及びB
タイプキレート混合物を触媒系として使うときに圧力を
上げるとポリフエニレンオキシドの形成速度が更に改善
されることを例証している。
このデータからは又、圧力を使用するとポリフエニレン
オキシドの調製に要する触媒の対フエノール量を減少せ
しめることがわかる。実施例 3 上述した一般手順及び制御反応条件下で一連のシポリフ
エニレンオキシド反応を行なつた。
触媒)混合物中のA及びBキレート成分のモル割合を
変えた結果を以下の表のデータによつて説明する。A及
びB即らMn(11)ビス(サリチルアルドキシム)と
Mn(11)ビス(アセチルアセトナート)を共に使つ
た場合と同じ反応に該成分A,及びBをそれぞれ単独で
使つた場合の対照データも表に示す。上記より、ABキ
レート混合物を触媒系として使用するとポリフエニレン
オキシドの形成速度が改善されることがわかる。
この結果はBタイプキレートのMn(11)ビス(アセ
チルアセトナート)のみを使うとポリフエニレンオキシ
ドが殆んど形成しないという事実を考えるとなお一層の
おどろきである。実施例 4 反応を35℃、40psig酸素圧、2,6−キシレノ
ールリトルエンリメタノール反応パラメータが重量でそ
れぞれ15%、76%及び9%といつた状態で行なつた
点を除き、上記の一般手順に従つてポリフエニレンオキ
シド反応を行なつた。
2,6−キシレノール対Aタイプのマンガン(11)ビ
ス(サリチルアルドキシム)+Bタイプのマンガン(1
1)ビス(アセチルアセトナート)キレート組合せ物の
モル比は300:1だつた。
対照例として、A触媒成分を同様な反応に単独で使つ
た。少なくとも0.55の固有粘度を持つたポリマーを
形成するのに要する時間をチエツクした。この反応条件
及び反応結果を表に要約する。上記結果より、ABマン
ガンキレートの組合せにより高温酸素圧下でのポリフエ
ニレンオキシドの重合に対し効果的な触媒系が与えられ
る。
反応を概してより厳しい運転条件下にて即ら25℃でな
くして35℃の反応温度、キシレノール:Mn(11)
A+Bのモル比を100:1(実施例3の実験腐4を見
よ)に対向して300:1の比にして行なつても0.5
5の1..を持つたポリフエニレンオキシドポリマ一が
実施例3の実験滝4の90分に対して60分で得られる
ことから見て、本実験腐2のデータはこのキレート混合
物が酸素圧下で一層効果のある触媒系であることを説明
している。上述した実施例から、マンガンキレートの混
合物はフエノーノレのポリフエニレンオキシドへの自己
縮合に於ける効果的な酸化カツプリング触媒であること
がわかる。
本発明の方法によつて調製されたポリフエニレンォキシ
ド樹脂はその勝れた物理的、機械的、化学的及びフイル
ムとしての特性からして米国特許第3306875号を
含めた当業者に周知の他の方法によつて調製されたポリ
フエニレンすキシド樹脂と同様に広い各種の用途に適し
ている。
例えば、これ等を成形粉末組成物に使用でき、その場
合には、これ等組成物はフイルム、塗膜糸、フイラメン
ト、テープ及び類似物に成形し、カレンダー掛けし又は
押し出しできる。 このポリマーを各種の充填剤、変
性剤等例えば染料、顔料、安定剤、町塑剤等とも組み合
わせ得る。上述の教示からすれば、本発明に他の修正変
更を加え得ることも明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、塩素、臭素及び沃素から成る群から
    選択された置換基、R′は水素、炭化水素基、ハロゲン
    原子とフェノール核との間に少なくとも2個の炭素原子
    を有するハロ炭化水素基、炭化水素オキシ基、ハロゲン
    原子とフェノール核との間に少なくとも2個の炭素原子
    を有するハロ炭化水素オキシ基から成る群から選択され
    た1価の基、R″およびR′″はR′と同じであり更に
    ハロゲンである)で表わされるフェノールを反応条件下
    において、塩基性反応媒質および式(L^1)_xMn
    Aタイプ 〔但し、L^1は構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Raは水素及び低級アルキル基(炭素原子数1
    〜5)から成る群より独立して選ばれ、Arはアレーン
    環のオルト位置の炭素原子に直接結合した−OH基及び
    ▲数式、化学式、表等があります▼基をそれぞれ少なく
    とも1個有する少なくとも2価アレーン基である)のオ
    ルトヒドロキシアレーンオキシムおよび構造式▲数式、
    化学式、表等があります▼ (但し、各Rb、Rc、Rd及びReは水素、非環式及
    び環式有機基かな成る群から独立して選択され、nは0
    又は1に等しい正の整数である)のω−ヒドロキシオキ
    シムから誘導された配位子であり、Mnは遷移金属マン
    ガン(II)であり、xは1か2である〕及び式(L^2
    )_xMn Bタイプ (但し、L^2はサリチルアルデヒド−エチレンジイミ
    ン又はアセチルアセトナートであり、Mnは遷移金属マ
    ンガンであり、xは1か2である)で表わされるAタイ
    プ及びBタイプのマンガンキレート錯体の1:4〜4:
    1のモル比の混合物の存在下で、酸素と接触させること
    から成る、フェノールの自己縮合生成物の形成方法。
JP50150760A 1974-12-20 1975-12-19 ポリフエニレンオキシドノセイホウ Expired JPS5922737B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/534,903 US3965069A (en) 1974-12-20 1974-12-20 Polyphenylene oxide is prepared using a mixture of manganese chelates as a catalyst

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5187600A JPS5187600A (ja) 1976-07-31
JPS5922737B2 true JPS5922737B2 (ja) 1984-05-29

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