JPS59227365A - シヨツトピ−ニング表面仕上法 - Google Patents
シヨツトピ−ニング表面仕上法Info
- Publication number
- JPS59227365A JPS59227365A JP10329683A JP10329683A JPS59227365A JP S59227365 A JPS59227365 A JP S59227365A JP 10329683 A JP10329683 A JP 10329683A JP 10329683 A JP10329683 A JP 10329683A JP S59227365 A JPS59227365 A JP S59227365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardness
- shot
- workpiece
- grains
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24C—ABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
- B24C1/00—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
- B24C1/08—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for polishing surfaces, e.g. smoothing a surface by making use of liquid-borne abrasives
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はショットピーニング表面仕上法に係シ、超研
単仕上けを施した金属材料の表面に極微細ショツト粒を
噴射することで、材料表面の硬さを増大させて疲労破壊
までの寿命を端長させると共に、前記表面の面粗度を更
に姥かくして鏡面仕上げとすることを可能にしたショッ
トピーニング表面仕上法に関するものである。
単仕上けを施した金属材料の表面に極微細ショツト粒を
噴射することで、材料表面の硬さを増大させて疲労破壊
までの寿命を端長させると共に、前記表面の面粗度を更
に姥かくして鏡面仕上げとすることを可能にしたショッ
トピーニング表面仕上法に関するものである。
従来から金属材料の表面にショツト粒を噴射させてその
表面の硬さを増大させ、疲労破壊までの寿命を延長させ
るショットピーニング加工は周知のところであるが、シ
ョットピーニング加工を施した表面は、ショツト粒の粒
径は0.2鴫以上であるから面粗度は粗く艶消しの状態
や梨地状となるため、金属材料の表面を研摩した後にシ
ョットピーニング加工を行なった場合、せっかく研摩し
た面が上述の如き面粗度の粗い面となってし1い研J7
加工が全く無意味になってしまうのが現状であった。
表面の硬さを増大させ、疲労破壊までの寿命を延長させ
るショットピーニング加工は周知のところであるが、シ
ョットピーニング加工を施した表面は、ショツト粒の粒
径は0.2鴫以上であるから面粗度は粗く艶消しの状態
や梨地状となるため、金属材料の表面を研摩した後にシ
ョットピーニング加工を行なった場合、せっかく研摩し
た面が上述の如き面粗度の粗い面となってし1い研J7
加工が全く無意味になってしまうのが現状であった。
そこでこの発明は、上述した点に鑑み、焼入れを行なっ
た金属材料の表面を研摩した後にショットピーニング加
工を行なっても面粗度が粗くならず、却って面粗度を更
に綱かくして鏡面の如き仕上面が得られるようにしたシ
ョットピーニング法である。
た金属材料の表面を研摩した後にショットピーニング加
工を行なっても面粗度が粗くならず、却って面粗度を更
に綱かくして鏡面の如き仕上面が得られるようにしたシ
ョットピーニング法である。
以下、この発明に係るショットピーニング表面仕上法の
詳細について説明すると次の通シである。
詳細について説明すると次の通シである。
発明者は、焼入れを行なった金属の表面をイνfmした
後、この表面に各種条件でショットピーニング加工を施
した結果、面粗度の粗い細がいはショツト粒の噴射速度
にはほとんど影響されず、ショツト粒の粒径の大小によ
って決まるとの知見を得た。
後、この表面に各種条件でショットピーニング加工を施
した結果、面粗度の粗い細がいはショツト粒の噴射速度
にはほとんど影響されず、ショツト粒の粒径の大小によ
って決まるとの知見を得た。
そこで、粒径が0.21以上でめった従来のショツト粒
に対して粒径を4oμ〜5oμにしたショツト粒を製造
し、その硬度を従来のショツト粒同様にHRC67程度
となるように焼入れを行なった。
に対して粒径を4oμ〜5oμにしたショツト粒を製造
し、その硬度を従来のショツト粒同様にHRC67程度
となるように焼入れを行なった。
そして、このショツト粒を使用して面粗度が1μ以下の
超研摩を施した金属の表面にショットピーニング加工を
施した結果、表面の面粗度は、ショットピーニング加工
を施す前の超研摩面と比較すると40%近く面粗度が細
かくなった。ところが、このショットピーニング加工を
施した面を観察すると、到る所に無数の細かいキズがつ
いておシ、ある程度は鏡面仕上は状にはなったもののこ
のキズを無くさない限シ良好な仕上面とは言えないもの
であった。
超研摩を施した金属の表面にショットピーニング加工を
施した結果、表面の面粗度は、ショットピーニング加工
を施す前の超研摩面と比較すると40%近く面粗度が細
かくなった。ところが、このショットピーニング加工を
施した面を観察すると、到る所に無数の細かいキズがつ
いておシ、ある程度は鏡面仕上は状にはなったもののこ
のキズを無くさない限シ良好な仕上面とは言えないもの
であった。
そして、このキズを無くすべく原因を追求していった結
果、とのキズは、超研摩仕上げを施した金属材料の表面
硬度がHRC55〜62であるのに対してショツト粒の
硬度がHRC67程度であり、更にショツト粒のスケー
ルがHaC73以上と非常に硬いために発生することが
判明した。
果、とのキズは、超研摩仕上げを施した金属材料の表面
硬度がHRC55〜62であるのに対してショツト粒の
硬度がHRC67程度であり、更にショツト粒のスケー
ルがHaC73以上と非常に硬いために発生することが
判明した。
そこで、キズを無くシ鏡面状の良好な仕上げ面を得るべ
く、上述した点等を踏まえて更に研究、実験、試作等を
繰返した結果、焼入れを行なった被加工材の表面に面粗
度1μ以下の超研摩仕上げを施し、被加工材の焼入れ硬
度よシも低いHRC35〜40の硬度に焼戻しした粒径
が40μ〜50μの極微細ショツト粒を、前記仕上げ後
の被加工材の表面に噴射することによシ、1μ以下の超
研摩仕上げを施した表面を、更に40チ程度面狙度を細
かくした鏡面に仕上げることができ、しかも表面の硬さ
を増大させて疲労破壊までの寿命を従来のショットピー
ニング加工と同様に延長させることができた。
く、上述した点等を踏まえて更に研究、実験、試作等を
繰返した結果、焼入れを行なった被加工材の表面に面粗
度1μ以下の超研摩仕上げを施し、被加工材の焼入れ硬
度よシも低いHRC35〜40の硬度に焼戻しした粒径
が40μ〜50μの極微細ショツト粒を、前記仕上げ後
の被加工材の表面に噴射することによシ、1μ以下の超
研摩仕上げを施した表面を、更に40チ程度面狙度を細
かくした鏡面に仕上げることができ、しかも表面の硬さ
を増大させて疲労破壊までの寿命を従来のショットピー
ニング加工と同様に延長させることができた。
すなわち、焼入れを行なった被加工材の表面に面粗度1
μ以下の超研摩仕上げを施した際に、この表面を顕微鏡
によって観察すると、その状態は鋭い刃物等によって引
掻いたような形状を呈していて、その引掻きによ多形成
された鋭角の陵の連続が面粗度を徂<シ、且つ鏡面とな
らない原因である。そこで、この鋭角の陵に、被加工材
の焼入れ硬度よりも低いHxC35〜40の硬Kに焼戻
しした粒径が40μ〜50μの極微細ショツト粒を噴射
することにより、鋭角の陵は40μ〜50μという細か
いもので押しつぶされ、かと糧って被加工材よシもショ
ツト粒の方が硬度が低いからキス1ハつかない程度に仕
上げられるので、その表面の面粗度は向上し、鏡面状と
なるものである。
μ以下の超研摩仕上げを施した際に、この表面を顕微鏡
によって観察すると、その状態は鋭い刃物等によって引
掻いたような形状を呈していて、その引掻きによ多形成
された鋭角の陵の連続が面粗度を徂<シ、且つ鏡面とな
らない原因である。そこで、この鋭角の陵に、被加工材
の焼入れ硬度よりも低いHxC35〜40の硬Kに焼戻
しした粒径が40μ〜50μの極微細ショツト粒を噴射
することにより、鋭角の陵は40μ〜50μという細か
いもので押しつぶされ、かと糧って被加工材よシもショ
ツト粒の方が硬度が低いからキス1ハつかない程度に仕
上げられるので、その表面の面粗度は向上し、鏡面状と
なるものである。
以下に、この発明に係るショットピーニング表面仕上法
の具体的な実施例を示す。
の具体的な実施例を示す。
実施例
SK材の丸棒を1(Ro 55〜62に焼入れ焼戻しを
行ない、この丸棒の表面に超研す4仕上げを施し、表面
の面粗度を1μ以下とした。そして、この仕上げ面に、
粒径44μ、焼入れ焼戻し硬度HRC38のショツト粒
を噴射した。その結果、表面は面粗度が0.7μ以下の
鏡面仕上げとなシ、疲労破壊試験を行なったところ、S
K材を焼入れ焼戻ししただけの材料と比較して10倍以
上寿命が延長した。
行ない、この丸棒の表面に超研す4仕上げを施し、表面
の面粗度を1μ以下とした。そして、この仕上げ面に、
粒径44μ、焼入れ焼戻し硬度HRC38のショツト粒
を噴射した。その結果、表面は面粗度が0.7μ以下の
鏡面仕上げとなシ、疲労破壊試験を行なったところ、S
K材を焼入れ焼戻ししただけの材料と比較して10倍以
上寿命が延長した。
以上説明したようにこの発明は、従来のショットピーニ
ングにおけるショツト粒の粒径を小さくし、そしてショ
ツト粒の硬度を被加工物の硬度よυも低くしただけの簡
単な変更だけではあるが、そのことによυ面粗匿が向上
して鏡面仕上げとなシ、シかも疲労破壊までの寿命は従
来のショットピーニングと同様に延長されるので、従来
のショットピーニングにおける面粗度が粗くなるという
イメージを打破することができ、その利用範囲を一段と
拡張できる等の優れた効果を奏するものである。
ングにおけるショツト粒の粒径を小さくし、そしてショ
ツト粒の硬度を被加工物の硬度よυも低くしただけの簡
単な変更だけではあるが、そのことによυ面粗匿が向上
して鏡面仕上げとなシ、シかも疲労破壊までの寿命は従
来のショットピーニングと同様に延長されるので、従来
のショットピーニングにおける面粗度が粗くなるという
イメージを打破することができ、その利用範囲を一段と
拡張できる等の優れた効果を奏するものである。
特許 出 願人 株式会社不二製作所
Claims (1)
- 1、#j入れを行なった被加工材の表面に面9cJii
1μ以下の超研摩仕上げを施し、被加工材の焼入れ硬度
よシも低いL{RC 3 5〜40の硬度に焼戻しした
粒径が40μ〜50μの極微細ショツト粒を、前記仕上
げ後の被加工材の表面に噴射することを特徴としたショ
ットピーニング表面仕上法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329683A JPS59227365A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | シヨツトピ−ニング表面仕上法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329683A JPS59227365A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | シヨツトピ−ニング表面仕上法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227365A true JPS59227365A (ja) | 1984-12-20 |
JPS6344505B2 JPS6344505B2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=14350302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10329683A Granted JPS59227365A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | シヨツトピ−ニング表面仕上法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59227365A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62253722A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-05 | Mazda Motor Corp | 歯車の製造方法 |
JPH05169368A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-09 | Kinki Yakuhin Kogyo Kk | ステンレスの脱スケール法 |
US5916383A (en) * | 1996-07-12 | 1999-06-29 | Sintokogio, Ltd. | Method of shot peening a hardened metal product with shot having high hardness |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP10329683A patent/JPS59227365A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62253722A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-05 | Mazda Motor Corp | 歯車の製造方法 |
JPH05169368A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-09 | Kinki Yakuhin Kogyo Kk | ステンレスの脱スケール法 |
JPH06102298B2 (ja) * | 1991-12-20 | 1994-12-14 | アベル株式会社 | ステンレスの脱スケール法 |
US5916383A (en) * | 1996-07-12 | 1999-06-29 | Sintokogio, Ltd. | Method of shot peening a hardened metal product with shot having high hardness |
US6153023A (en) * | 1996-07-12 | 2000-11-28 | Sintokogio, Ltd. | Hardened metal product produced by shot peening with shot having high hardness |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6344505B2 (ja) | 1988-09-05 |
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