JPS59225922A - 曲管を有する小口径管路の内張り材 - Google Patents

曲管を有する小口径管路の内張り材

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JPS59225922A
JPS59225922A JP10236383A JP10236383A JPS59225922A JP S59225922 A JPS59225922 A JP S59225922A JP 10236383 A JP10236383 A JP 10236383A JP 10236383 A JP10236383 A JP 10236383A JP S59225922 A JPS59225922 A JP S59225922A
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lining
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Isaburo Yagi
伊三郎 八木
Hironobu Furusawa
古沢 弘信
Tsutomu Sugitoge
杉峠 力
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
    • F16L58/04Coatings characterised by the materials used
    • F16L58/10Coatings characterised by the materials used by rubber or plastics

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス導管等におりる、一つの管系に多数の曲
管を右する、複雑な小口径へ路に内張すするのに適した
、新奇な内張り祠に関するものである。
ここでいう小[1径管路とは、呼び径80mm以十の管
路を指すものである。また、一つの管系に多数の曲管を
右する小口径管路の例としては、例えばガス導管のガス
供給菅・内管がある。ガス供給管・内管とは、公道にM
’ j!された支管から、各家庭に都市ガスを供給する
ための↑A系をいうものであっC1詳しくは、公道に位
億勺る管路を供給管と呼び、家庭の敷地内に位置Jる管
路を内管と呼ぶ。以下、供給管及び内管を包括しHS7
11に供給管という、5 而して、この供給管は第1図に承り如く、支管1にサー
ビスチー2ab:結合され、該1ノービスデー2aから
分岐した側管は、ベント部38を経て水平部4aを形成
し、さらにベント部3bを経て1字管部5に至る。該1
字管部5から上方に分岐した管は、立ち上り部6aを経
てサービスチー2bに接続され、下方に分岐しIζ管は
、水取りタンク7に連結されている7、1ノーヒスデー
2bから分岐した側管は、再びベント部3C1水平部4
b、ベンド部3d、3eを経て、ず1ら」ニリ部6bに
おいて地−りに露出し、メーター(図示Lf)に接続さ
れる。
さらに、配管の途中に障害物があるにうな場合には、第
1図におい(′鎖線で示すように、水平部4a 、4b
をエルボ8を用いて屈曲さゼで障害物を避けるので、極
めて曲管の多い複雑な配管となるのである。
ところで、前記供給管は、通常単一の家庭において使用
Jる都市ガスを送るものであるから、一般に小口径であ
つ−(、通常呼称1インチ程度の管が使用される。この
管は、直包・部分においては内径が27 nun稈1r
あるが、局部的には221nlIl稈度にまで径が縮小
する部分があり、さらに逆に3/Imm程麿にまで径が
拡大している部分らあり、12mm程亀の径の変動が生
じるのである。内径が200+nmを越えるJ:うな人
口径の管で゛あれば、12mm稈度の変動は数%にずぎ
ず、はとんど問題は生じないのであるが、1インチの管
にd5(]る112mの変動は、その率が50%を越え
る人さなものとなるのである。
従って内張り材はこの人込な仔変動に対して追従し、少
なくとも、径縮小しくいる部分の内径22mm乃至、直
管部の内径27 mm(1) iIu四に旦ッて、内張
り材が管内壁に添うことができるものであることが必要
である。又、+i&述の供給管にJ3いては、サービス
デー2、ベント部3、T字笛部5及びエルボ8にa3い
て、管は(Jぼ直角に曲がってa3す、内張り材もこれ
らの部分では管に治って急角度に曲がって、管の内面に
貼りつ(〕られなりればならない。
而して、このような複21[な供給管に内張りを施す方
法を模式的に第2図に示J0内張り月9内面に接着剤を
塗布し、さらに該内張り月9内に組状物10を挿通して
おく。一方管A内には別の紐状物11が挿通されている
1、而して内張り材9をコイル状に巻回して圧力容器1
2内に収納し、その一端を圧力容器12の吐出口に環状
に固定するとともに、前記組状物10を組状物11に連
結J“る。
そこで圧力容器12内に圧力流体を導入しつつ、紐状物
11を引取り機13により前方へ引取ると、組状物10
の誘導により内張り材9は裏返りつつ管A内を進行し、
曲管があっても内張り材9は管A内に挿通されてゆくの
である。
しかしながら、命述のJ、うな極めて複雑な小l」径の
配管においては、この管Aに内張りり°る内張り材とし
ては以下に述べる如く種々の諸性能が要求されるのであ
る。
′4′なわち、内張り材が小[]径であるので、この内
張り材の裏返しに大きな流体圧力を要し勝ちになる。従
つ−C1この流体圧力を出来るだけ低い圧力どするため
に、内張りu tiL柔軟であることが要求される。ま
た、裏返し時の流体圧力に耐え、且つ管路内面に接種す
るための接着剤を保持する必要があり、また流体を保持
し、且つ管路内面に貼(=1けられた状態で流体の漏洩
を阻止するために、気密性が要求される。
さらに、前述のように管路の内径の変化が大きいので、
径が小さい部分においてし皺を生ずることなく、また大
径部分においでし全面に正しく内張すするために、管路
の内径の変化に追従し留る程度に容易に径膨張1′るこ
とか必要であり、また管路に曲管を有しているため、該
曲管部において、曲りの外側も内側も共に正しく内張り
材が張付1Jられるためには、内張り祠の長さ方向に伸
長し得るものであることが要求される。。
従って、これらの諸性能を満たすための、内張り材の描
込どし又は、柔軟で、1−1つ径方向及び長さ方向に伸
びを有する筒状布帛の外面に、気密性の柔軟な合成樹脂
の被覆層を形成したーしのが適している。
ところで、この横j告の内張り材にa3けるnrJ記被
覆層は、以下に示すような諸条件を満足J゛ることが要
求される。Jなゎち、 (1)  柔軟であること。
内張り材の柔軟性を確保グるために、被覆層は柔軟であ
ることが要求される。
(2)伸長性を有すること。
内張り材が径方向及び長さ方向に伸長し得るものである
ために、被覆層も充分な伸長性を有することが必要であ
る。
(3)摩擦抵抗が低く、且つ耐摩耗性に優れていること
内張り材の裏返し時に、裏返った内張り材とまだ裏返っ
ていない内張り材とが、被覆層において摩擦しながら裏
返しが進行するので、このときの摩擦抵抗が小さく、D
つ耐摩耗性に優れていることが要求される。
(4)耐水性、耐油性、耐薬品性に、優れていること。
被覆層は、その中を流れる流体に直接接触するものであ
るから、これらの流体に侵されるものであってはならな
い。また、内張り材を管路内面に接着するために通常エ
ポキシ系接着剤を使用するので、該接着′剤に侵されな
いものでなければならない。
(5)  耐熱性を有すること。
内張り材を管路内面に接着する際、接着剤を硬化せしめ
るために加湿するので、その熱に64えるものであるこ
とが要求される。
(6)成型が容易であること。
筒状布帛の外面に被覆層を形成Jる際には、押出し成型
法が使用されることが多いので、被覆層を形成するプラ
スチックとしては、押出し成型性が良好であり、且つ前
記筒状布帛に対して、接着性を有するものであることか
要求される。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであって、前
述のように流体圧力を作用させて内張り材を裏返しつつ
、該内張り材を前述のように曲管を有する複雑な小口径
管路に挿通すると共に、1込付けて内張すする方法にお
いて、供給管等の複雑な管路の内面に、正しく内張すす
ることのできる内張り材を提供することを、目的とJる
もの−Cある。
而して本発明の実施例を、第3図に従って説明すると、
9は本発明の内張り材であって、14は筒状布帛であり
、その外面には極めて柔軟な合成樹脂よりなる、気密性
の被覆層15が形成されている。
筒状布帛14は、たて糸16とよこ糸17とを筒状に織
成したものであって、その径方向及び長さ方向に伸長性
を有するものである。その−例を示すと、たて糸16は
、210デニールのポリウレタン弾性糸の周囲に、15
0デニールのポリエステル繊維の捲縮加工糸を、左右両
巻きに二重に捲回した糸条を117本使用し、よこ糸1
7には、150デニールのポリエステル繊維の捲縮加工
糸を、3本撚り合わせ/c糸条を使用して、20打/1
nchで打込み、筒状に織成する。
ポリウレタン弾性糸は、それ自体で700%程度伸長し
得るものであるが、その周囲に捲縮加工糸を巻回するこ
とにより、その伸び率を120%程度に押えている。ま
た織成時には、たて糸16を伸長した状態で織り込み、
その後収縮させるので、よこ糸17の密疾は、製織時に
は26打/Incl+程度であったものが、織り上り状
態においては45打/1nchl¥!度になっている。
また径方向については、折畳み中43mm程度に織成し
たものを、適当な処理を施して、32111Illにま
で収縮せしめている。
従って、この筒状布帛の直径は約20.5mn+であり
、容易に元の折畳み1Jに相当する27mmにまで膨ら
むことができる。また長さ方向には小さいノコで、10
0%程度伸長することができるのである。
筒状織布14のたで糸16としては、前述の構造の糸条
に限られるものではない。ポリウレタン弾性糸に捲回づ
る糸は、捲縮加工糸でなくとも通常の合成繊維糸でもよ
い。また、このポリウレタン弾性糸に合成繊維糸を巻回
した糸条と、捲縮加工糸、通常のフィラメント糸やスパ
ン糸等と併用することもできる。
フィシメン1〜糸やスパン糸は、それ自体の伸びは小さ
いが、前記ポリウレタン弾性糸に合成am糸を巻回した
糸条が、伸長状態で織成され、かつフィラメント糸やス
パン糸等はその伸長状態で併用されるので、前記ポリウ
レタン弾性糸に合成繊維糸を巻回した糸条が、その弾性
で収線ツることにより、フィシメン1−系やスパン糸等
は緩んだ状態で筒状織布14内に存在し、筒状織布14
の伸縮性を阻害するものではない。
更にポリウレタン弾性糸に代えて、ゴム糸を用いること
もできるが、ゴム糸の場合は、紫外線、熱等により容易
に老化し、伸縮力もポリウレタン弾性糸よりも弱いので
、本発明の管路の内張り月に使用づる糸としては、ポリ
ウレタン弾性糸の方が適している。
又筒状織布14のよこ糸17も、前述の捲縮加工糸に限
定されるものではなく、たて糸と同様、ポリウレタン弾
性糸に捲縮加工糸を捲回した糸条を使用してもよい。
この筒状織布14の外面には、被覆層15が形成されて
いる。この被側[5は、熱可塑性ポリエステル弾性樹脂
を主成分とするものであり、50%モジュラスが80k
i4以下の極めて柔軟な合成樹脂よりなるものである。
而して、この被覆層に使用される合成樹脂の一例として
、テレフタル酸、1,4−ブタンジオール及び、ポリテ
トラメチレングリコールより合成される、ブロックコポ
リエステル・ポリエーテルであって、ポリエーテル成分
を80重量%含む、熱可塑性ポリエステル弾性樹脂が挙
げられる。その性能は、J Is−に−6301の試験
方法に準拠した方法で測定した物性が、50%モジュラ
スが25に9Jであり、引張り強さが180MJであっ
て、破断時の伸びは800%である。そしてその被覆層
の厚みは、平均0.5IIIIII程麿が適当である。
ところで、本発明の内張り材は、呼称80mIIl以下
の小口径管路に適用するものであるのぐ、被覆層15に
使用する合成樹脂が硬いと、前述の流体圧力では、被覆
層自体を長さ方向にも径方向にも伸長することができず
、」一連の特性を得ることができない。すなわち、仮に
内張り月の径が2011+1Rであって、流体圧力が1
.5kq4である場合、内張り材の長さ方向には1CI
Il当り0.75ki、径方向には1C11当り1.5
klの力がかかることになる。
このとき、被@層の厚みをQ、5mmとづ°ると、該被
覆層に加わる応力は長さ方向に15−着、径方向に30
−4となる。
ここで径方向には前述のように直径20+1111の内
張り材を直径2711+1にまで膨張させる必要がある
ので、その伸び率は35%となり、35%モジュラスが
30kg4i以下であることが要求されるのである。も
つとも、内張り材は内張り時には長さ方向にも伸長し、
これにより径方向の応力が若干軽減されるので、50%
モジュラス?’80ki4程度まで使用できる。
また被覆層の破断時の引張り強度は、過度に低いとピン
ホールが発生ずる可能性があるので、150MJ以上必
藍である。また伸長時に亀裂が生じるのを防止するため
には、被覆層の破断時伸度が500%以上であることが
必要である。
また、被覆層の厚みは、0.2〜0.811IIlが適
当である。過度に薄いと伸長状態でピンホールが発生ず
る恐れがあり、過度に厚いと内張り材が硬くなり、好ま
しくない。
以上のような特性を有する材質とし−(は、先ずゴムが
考えられるが、ゴムの場合には摩擦抵抗が大ぎく、また
伸長時に収縮しJ:うどりる力が大きいため、好ましく
ない。
本発明における被覆層の材質として最も適したものは、
熱可塑性ポリエステル弾性樹脂である。
熱可塑性ポリエステル弾性樹脂とは、芳香族ポリエステ
ルをハードセグメントとし、脂肪族ポリエーテル又は脂
肪族ポリエステルの、いずれか一方又は両方をソ71へ
セグメントとする、ブロック共重合体を指すものである
上記ハードセグメントの芳香族ポリエステルを形成する
酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソ
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の、芳香族ジカル
ボン酸が挙げられ、またグリコール成分としては、エチ
レングリコール、1゜3−プロパンジオール、1.4ブ
タンジA−ル、1.6−ヘキサンジオール等の、炭素数
2〜12の脂肪族又は脂環族グリコール等が挙げられる
前記酸成分どしては、テレフタル酸および/またはナフ
タレンジカルボン酸が、60モル%以上であることが好
ましい。ざらに必殻により、少量の3価以上の多価カル
ボン酸、または多価アルコールを用いることができる。
また、前記ソフトセグメントの脂肪族ポリエーテルとし
ては、平均分子量が400〜6000で炭素数が2〜1
0の、アルキレンオキサイドの重合体が好ましく、例え
ば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリへキサメチレ
ングリコール、又は、エチレングリコール、プロピレン
グリコール等の、ブロック又はランダム共重合体等を挙
げることができ、単独で又は混合して用いることができ
る。
また前記ソフトセグメントとしての脂肪族ポリエステル
としては、ポリエチレンアジペート、ポリテトラメチレ
ンセバケート、ダイマー酸とアルキレングリコールとの
ポリエステル等の外に、混合酸、混合グリコールからな
る脂肪族共重合ポリエステルがあり、これらを単独で又
は混合して用いることができる。更に、ポリε−カプロ
ラフ1ヘン、ポリバレロラクトン等のポリラクトン類を
使用してもよい。
これらのポリエステル弾性樹脂は、ポリマー中のソフト
セグメントの檄が多くなるに従って柔らかくなるもので
あり、50%モジュラスが80 kq4以下とするため
には、ソフトセグメントの量が60重量%より多くする
必要がある。しかしながら、ソフトセグメントの■が多
くなると、ポリマーの成型性が悪くなる傾向が生じるの
で、この成型性の良好な、テレフタル酸又(よナフタレ
ンジカルボン酸と、1.4こプタンジA−ルとからなる
ポリエステルをハードセグメントとし、ポリテトラメチ
レングリコールをソフトセグメントとするポリエステル
弾性樹脂を使用するのが蝦も好ましい。またこの樹脂は
、耐水性、耐黴性の点でも勝れている。
また酸の一部を例え゛ばイソフタル酸やオルソフタル酸
で置き代えると、ハードセグメントの結晶性が低下して
柔軟性が増し、樹脂の永久歪が大きくなり、内張り材を
管路の内面に内張すしたとぎに、セット性が良くなると
いう利点がある。更に、内張り材の被11層同志の摩擦
係数を小さくするために、熱可塑性ポリエステル弾性樹
脂に、ワックス、流動パラフィン、黒鉛等の滑剤を添加
づることもできる。
また、熱可塑性ポリエステル弾性樹脂の特性を損うこと
がない程度に、可塑剤、ポリウレタン樹脂、ポリスチレ
ンーポリブタジエンブロックコボリマー等の、軟質樹脂
をブレンドして用いること・もてきる。
本発明の内張り材の筒状布帛は、前記のような筒状絹布
に限定されるものではなく、筒状の編物を使用すること
もできる。例えば、ダブルラッセル編機を使用して、1
50デニールのポリエステル繊維の捲縮加工糸を2本と
、140デニールのポリウレタン弾性糸に150デニー
ルのポリエステル繊維の捲縮加工糸を巻回した糸条とを
引き揃えて、ウェール数が28本/1ncl+、コース
数が30本/1nchの密度で、筒状に編成した筒状編
物を使用する。この筒状編物は、径方向、長さ方向共に
充分な伸長性を有しており、これに前述の熱可塑性ポリ
エステル弾性樹脂を被覆した内張り材は、本発明の内張
り材として適している。
而して、本発明の内張り材の内面に接着剤を塗布し、こ
れを第2図に示Jような方法で、0.5〜214の流体
圧力を作用さじて、裏返しながら供給管内に挿通する。
流体圧ツノが低りれば内張り材を推進させる力とは成り
得ず、流体圧力が過度に高ければ危険性が伴う。
裏返された内張り材は、前記流体圧力により、長さ方向
に伸長せしめられると共に、径方向には膨張せしめられ
る。長さ方向の伸び率は、前記流体圧力の下で、10%
以上伸びるものが適当である。内張り材が長さ方向に伸
長していることにより、前述の供給管におけるサービス
チー2、ベンド部3、T字管5及びエルボ8等の曲管部
分においては、曲管の外側が充分に伸び、且つ内側は引
張り力が作用しないので収縮し、正しく内張すされる。
又前記流体斥力によって、内張り材は径方向にも膨らむ
。前述の実施例においては、製織時の折り畳み巾に相当
する約27111111にまでは容易に膨らみ、この2
7mmが直管部の内径にほぼ一致しているので、直管部
において空隙なく内張りJることができるのである。又
膨服前の内張り材は、供給管における最細径部分より小
径であるため、該最細径部分においても、内張り材は若
干膨らんだ状態で貼付けられる。そのため最細径部分に
おいて内張り材にたるみが生じ、しわが形成されること
がない。
本発明の内張り材の外径は、供給管の最細径部分の内径
の、80〜100%であることが好ましい。80%以下
であると、内張り時に大きく膨らませる必要があり、特
に被覆層の応力が大きくなるために、流体圧力を大きく
する必要があるとともに、ピンホールの発生を招く恐れ
が生じ好ましくない。又100%を越えると、最細径部
分の内張り材にたて方向の皺が生じ、全体に正しく内張
すすることができない。
また、内張り材に裏返し時の流体圧Jノを作用させたと
きの外径は、供給管の直管部分の内径の、100〜13
0%とするのがよい。これが100%以下であると、直
管部に内張り材が正しく密着せず、間隙が生じて、正し
い内張わが行なわれない。また130%を越えた場合、
大径のサービスチー内で内張り材が過度に脹み、挿通が
困難となる。
本発明によれば、前)小のような複雑で且つ径変動の大
きな管路であっても、曲管部分や径変動の変化する部分
をも含めて、全体に正しく内張つづることができるので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、供給管の斜視図、第2図は、管路に内張りを
施す方法を模式的に示した、縦断面図であり、第3図は
、本発明の内張り材の一部分解斜視図である。 9・・・・・・内張り材   14・・・・・・筒状布
帛15・・・・・・被覆層    16・・・・・・た
て糸17・・・・・・よこ糸 特許出願人  芦森工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内張り材を流体圧力を作用さUながら裏返して管路
    に挿通し、貼イ」けて内張すするための内張り材におい
    て、径方向及び長さ方向に仲1ii竹を右する筒状布帛
    の外面に、熱可塑性ポリエステル弾性樹脂を主成分とす
    る、破断時の引張り強度が150kiJ以上、破断11
    S伸麿が500%以上で、50%モジュラスが80kg
    4以下の合成樹脂の、被@層を形成してなることを特徴
    とする、曲管を石づる小口径管路の内張り月 2 熱可塑性ポリエステル弾性樹脂が、芳香族ポリ1ス
    プルをハードレグメン1−とし、脂肪1Mポリエーテル
    または脂肪族ポリエステルのいずれか−1571うるい
    は両りをラフl−レグメン1−とづ−る、ブロック共重
    合体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の、曲管を右りる小口径管路の内張り拐
JP10236383A 1983-06-07 1983-06-07 曲管を有する小口径管路の内張り材 Granted JPS59225922A (ja)

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