JPS5922520A - 側部摺動ガイドによって移動できるカード用フレームを備えた架台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、側板を備えたカード用フレームを可動に案内
するために上下に配列した２つの側部摺動ガイドをカー
ド用フレーム毎にそれぞれ取付けた２つの垂直な取付用
アングルを前後部に備えた架台に関する。

この種の公知の架台の場合、側部摺動ガイドは、３つの
部分から成り、引出最終位置において係止バネによって
固定されるテレスコビックガイド゛として構成してある
。テレスコピックガイドの最大に引出し得る部分に取付
けた装置を挿入する前に、係止バネを手で解ロックしな
ければならない。テレスコピックガイド゛から装置を外
す作業が煩瑣である。

カード用フレームを架台に引出自在に取付は得るよう側
部摺動ガイド゛を設計する場合、２つの重要な観点を考
慮する必要がある。架台の寸法は、一般に、標準寸法で
あり、各カート゛側フレームは、密着して上記架台に組
込むので、利用可能なスペースが限定される。カード用
フレームは、ユーザ（家内工業的業者）が特殊な加工装
置および工具を使用せずに組立て組込み得るよう、設計
してあるので、側部摺動ガイド゛は、未熟練者が簡単な
工具を使用して組立作業を実施し得るよう、設計しなけ
ればならない。公知の側部摺動ガイド゛は、上記条件を
満足せず、一般に、熟練した組立工でも容易には組立て
ることができず、架台およびまたはカート゛側フレーム
をある程度加工する必要がある。

本発明の目的は、冒頭に述べた種類の架台のために、開
口を備えた架台にカート゛側フレームを着脱自在且つ可
動に組込み得る、簡単且つ容易に取付可能な側部摺動ガ
イド“を創生ずることにある。

この目的は、本発明にもとづき、各側部摺動ガイドに、
前後部の当該の取付用アングルに固定した把持部材の受
し」一に端部を差込んだ支持部材を設け、支持板を備え
た突起を前下端に設は且つ延長部を後下端に設けたスラ
イダが、支持部材上を移動できるようになし、カート゛
側フレームの側板に、後方へ突出し、スライダの延長部
と係合する受けを自由端の上縁の範囲に備えたビームを
取付け、ビームは、傾斜位置では、支持板の面に支持し
て摺動させることができ、カード用フレームを下降して
延長部を受けに係合させることによって、水平に且つ軸
線方向へ移動しないようスライダに固定でき、るよう構
成することによって、達成される。

この構成では、カード用フレームは、側部摺動ガイドの
スライダに対して容易に着脱できる。この場合、カード
用フレームのビームとスライダとの間の作用結合は、カ
ード用フレームの正常な移動時、部分的にも不測に外れ
ることはない。架台に側部摺動ガイド９を組込み、カー
ド用フレームの側板にビームを取付ける作業は、簡単な
工具によって行うことができ、部材を加工する必要はな
い。

支持部材の端部を受容する把持部材を取付用アングルに
取付けるため、別の特徴にもとづき、取付用アングルの
内方へ９０°折曲げた取付脚の一連の開口のピッチの整
数倍に対応する間隔を置いて２つの円筒形ミゾを把持部
材に設ける。別の特徴にもとづき、取付用アングルの取
付脚の開口を長方形または正方形に構成し、固定ネジの
通過ボアを有する調心要素を、把持部月に向く側につい
ては開口から突出しないよう且つ空転しないよう、開口
内に保持することによって、固定ネジは、把持部利のミ
ゾに調心される。

別の特徴にもとづき、スライダは、Ｃ字状に構成して、
支持部材の断面に適用した受けを形成し、突起および延
長部は、相互に向き合５Ｌ字状ウェブどして構成し、ビ
ームの受けは、延長部の巾に適合する寸法のミゾ状の打
抜部分として構成し、突起の支持面から延長部の水平脚
までの距離は、受けのミゾ底の範囲におけるビームの巾
に対応させる。

別の特徴にもとづき、ビームの長辺の緑を斜切したこと
によって、ビームの安定性が向上される。

突起および延長部の垂直脚からスライダの上記腕に向く
壁までの距離をビームの最大厚よりも大きくすることに
よって、スライダの突起および延長部から構成した受は
内へビームを導入する操作が容易となる。即ち、ビーム
とスライダの側面との間に十分に大きい遊隙が得られる
。

別の特徴にもとづき、カード用フレームの側板の相互に
向き合う内面に、ビームを固定する偏平なカナルを設け
、カナルに固定したビームが、側板の隣接の内面から突
出しないよう構成することによって、大きなスＲ−スを
要することなくビームと側板とを結合できる。

カード用フレームのために異なる引出経路が得られるよ
う、別の特徴にもとづき、ビームは、各位置において、
カート９用フレームの側板に結合できるよう構成する。

差込最終位置においてカートゝ用フレームを確保できる
よう、カー１用フレームの側板の前縁に、取付ボアを有
する取付用フランジを形成し、取付ボアの間隔は、把持
部材の別の円筒形ミゾの間隔に対応させ、取付用アング
ルの取付脚に設けた一連の開口のピッチに対応させる。

別の特徴にもとづき、当該の把持部材の受けに差込んだ
、ワイヤまたは同様のものを湾曲させて成るバネを、支
持部利の前端の長さの一部にわたって延びるよう上記前
端にはめ込み、上記バネによって、引出最終位置におい
てスライダを締付は固定する。かくして、引出最終位置
においても、所定の力で固定が行われる。

以下添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

第１図に、遠心鋳造法で作製した左右の金属製側板ｉｏ
、１２から成るカード用フレームを示した。側板１０．
１２は、同一寸法に構成するのが好ましい。各側板１０
，１２の内面には、前端から後端まで廷びる偏平なカナ
ル１４が形成しである。更に、各側板の前面には、取付
用フランジ１６が一体に形成しである。取付用フランジ
１６は、架台にカード用フレームを固定する孔１８を有
する。

側板１０，１２は、垂直面内に配置してあり、複数の水
平横梁２０（第１図には２つだけ示しである）によって
相互に結合しである。横梁２０は、適切な手段（図示し
てない）によって側板１０゜１２に結合しである。横梁
２０は、カート９用フレームの別の構成部材（例えば、
カードを受容するカードガイド、カードと接続する電気
接続）を取付けるのに役立つ。第１図のカード用フレー
ムの形状は、例えば、英国特許出願４８１１９９４３に
記載のフレームと同一であってよい。

、　　第１図のカート９用フレームを架台に着脱自在に
結合する側部摺動ガイドを、第２〜５図を参照して説明
する。

第２図に示した如く、ビーム２２は、ネ：）２４によっ
て、左側の側板１０の内面のカナル１４に固定しである
。このため、側板１０には孔が設けである。ビーム２２
は、鋼板から成り、安定性を向上するため、ビーム長辺
の縁は斜切しである。

ビーム２２はカナル１４内に設置しであるので、ビーム
内面が、カナル１４の上下の側板１０の内面によって決
まる面から突出することはない。この構成によって、ス
は−スが最適に利用される。

但し、スペースの利用度は悪いが、側板の外面またはカ
ナル１４のない側板の内面または外面にビーム２２を固
定することもできる。第２図から明らかな如く、ビーム
２２は、側板１ｏの後端な越えて延びており、後縁の自
由端に、受け、即ち、切欠き２６を有する。

同様のビームが、右側の側板１２のカナル１４に固定し
である。このビームは、図示のビーム２２に本質的に対
応するので、説明しない。

側部摺動ガイドは、更に、架台の取付用アングルの相互
に対向する脚の内面に取付けてあって架台側部の前端か
ら後端まで延びる一対の鋼製支持部材を含んでいる。第
２図のビームと組合せて構成したこの種の支持部材を第
３Ｂ図に参照数字３０で示した。この支持部材の固定方
式を、第３Ａ、３Ｂ図を参照して説明する。別の支持部
材は、同様の態様で、別のビームに結合し−（ある。

架台は、標準構造であり、架台の前後面には、一連の直
角な（正方形または矩形の）開口を有し内方へ９０°折
萌げた取付脚を有する取付用アングル３２．３４が設け
である。開口３８は、標準間隔を置いて配置しである。

支持部材の各端部は、把持部材４２の受け４０内に固定
する。把持部材４２は、取付用アングル３２．３４の取
付脚３６の内面に相互に配列させて固定しである。ネジ
４４は、当該の開口３８を介して導入し、調心要素４８
（第３Ａ図、第４図）によって調心し、把持部拐４２の
円筒形ミゾ４６にネジ込む。

調心要素４８は、開口３８の構造に合わせてあり、開口
後端から突出しないよう開口に保持しである。従って、
調心要素４８は、長方形開口３８をネジ４４０通過ボア
に変える。調心要素４８の丸い孔には、ネジを切ること
ができるが、タッピンネジを使用するので、ネジを切ら
ない方が好ましい。

スライダ５０（第３Ｂ図、第５図）は、第３Ｂ図に示し
た如く、支持部材３０上を移動できる。

（同様のスライダは、別の支持部材上を同様に移動でき
る。）スライダ５０の底部の前端に取付けた突起５２は
、支持面５４を形成する。スライダ５０の上部の後端に
は、延長部５６が設けである。

ワイヤまたは同様のものを湾曲させて構成したバネ６０
（第３Ｂ図）は、支持部材３０の前端を前部把持部材４
２の受け４０に導入する前に、上記前端にはめ込む。こ
の場合、組込後、バネ６０の一部は、受け４０から支持
部材３０の長さの小部分にわたって延びる。同様のバネ
（図示してない）が、別の支持部拐の前端に取付けであ
る。

カートゝ用フｌ／−ムは、下記の如く、架台に組込む。

まず、スライダ５０を架台の前面の方向へ摺動させる。

バネ６０は、スライダ５０が架台の前面に達すると、ス
ライダ５０に圧入され、スライダか架台の背面の方向へ
摺動するのを阻止する力を加える。しかし２ながら、カ
ード用フレームがスライダに結合されると、この力は、
十分な圧力によって相殺される。カード用フレームは、
前面が上昇され且つビーム２２の後方へ向く部分が支持
部月３０に対し傾斜するよう、保持する。次いで、ビー
ム２２の下端を、支持面５４と作用結合させ、上記支持
面上を摺動させて架台内に僅かに挿入する。次いで、カ
ード用フレームを下降させる。この際、ビーム２２は、
支持面５４のまわりに回転する。延長部５６（第３Ｂ図
）が受け２６に係合するまで、カード用フレームを摺動
する。次いで、カード用フレームを解放し、カード用フ
レームの重量を支持面５４および延長部５６で支持する
。

次いで、カード用フレームを架台に挿入する。この場合
、支持部材３０上のビーム２２とスライダ□ｓｏｋの相
対運動は、延長部５６と受け２６との間の作用結合によ
って阻止される。カード用フレームは、スライダととも
に移動される。更に、相互に作用結合する延長部５６お
よび受け２６は、カード用フレームを架台に挿入する際
または架台から引出す際、カード用フレームとスライダ
との解離を阻止する。カード用フレームを外す場合、カ
ード用フレームを架台から引出して上昇させ、延長部５
６と受け２６との間の作用結合を解離する必要がある。

かくして、上方へ傾斜した位置にあるカード用フレーム
を引出すことができる。

−各スライダの支持面５４および延長部５６の巾（第５
図の寸法ｘ、−ｙ）は、ビーム２２の厚さよりも可成り
大きくするの力七好ましい。かくして、側方について遊
隙が得られ、ビーム２２とスライダ５０とを作用結合す
る操作がより容易となる。

杷持部材４２には、別の円筒形ミゾが設けである。これ
らの２つの円筒形ミゾは、第３Ａ図に６０で示しである
。これらのミゾは、カート９用フレームを架台に固定す
るために取付用フランジ１６の孔１８を介して導入する
ネジ６２を受容するために通常使用するカイ形ナツトの
代わりに使用できる。奥行の深い架台の場合は、取付用
フランジ１６に別の取付孔を設ければ、上記取付孔を介
して、別の開口３８に固定したカイ形ナツトにネジをネ
ジ込むことができる。

上述の側部摺動ガイドは、加工（例えば、穿孔作業）を
行うことなく容易に組込むことができる。

ビーム２２は、側板の鋳造時に設けた孔を介して、側板
１０，１２に結合できる。支持部月３０も、ドライバの
みを使用して極めて簡単に架台に固定することができる
。更に、上述の説明から明らかな如く、カード用フレー
ムも比較的簡単にスライダに固定することができる。

更に、本装置には、別の利点がある。即ち、ビーム２２
は、内面にカナル１４を設けた側板１２゜１４を有する
カード用フレームに使用するよう構成しであるが、別の
構造のカード用フレームおよび架台に結合することもで
きる。この場合、側板にボアを追加して設けるだけでよ
い。更に、奥行の異なる架台に装置を使用する場合、支
持部材の長さを変更するだけでよい。即ち、長さの異な
る支持部材を使用して、奥行の異なる架台に適合した側
部摺動ガイドを構成することができる。更に、支持部材
を所望の長さに切断して、標準寸法でない架台に適合し
た側部摺動ガイドを作成することができる。ビート２２
を取付ける複数の取付孔を側板１０．１２に設ければ、
ビート２２を移動してカード用フレームの背面から更に
突出させることができる。かくして、カード用フレーム
を架台から更に引出すことができる。

図面を参照して説明した側部摺動ガイドは、！１ヶに、
カード用フレームを架台に着脱自在且つ摺動自在に取付
けるために開発したものである。しかしながら、本発明
は、普遍的に適用できる。装置は、架台に別の対象を取
付けるためまたは別の７・ウジングにカード用フレーム
を取付けるためまたは別のハウジングに別の対象を取付
けるため、設計変更できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、カー　）パ用フレームの前面の斜視図、第２
図は、ビームを固定した第１図のカード用フレームの側
板の斜視図、第３Ａ図および第３Ｂ図は、架台にカー１
−８用フレームを組込むための側部摺動ガイドの各部、
（：ｊを示す分解剃視図、第４図は、架台前面の取付用
アングルの開［１に挿入する調心要素の、第３図の線ｆ
ｆ−ＩＶに沿う拡大断面図、第、５図は、第３Ｂ図のス
ライダの拡大斜視図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）側板を備えたカード用フレームを可動に案内するた
   めに上下に配列した２つの側部摺動ガイドをカード用フ
   レーム毎にそれぞれ取付けた２つの垂直な取付用アング
   ルを前後部に備えた架台において、各側部摺動ガイドが
   、前後部の当該の取付用アングル（３２，３４）に固定
   した２つの把持（差込）部拐（４２）の受け（４０）に
   端部を差込んだ支持部材（３０）を有し、支持板（５４
   ）を備えた突起（５２）を前下端に設は且つ延長部（５
   ６）を後上端に設けたスライダ（５０）が、支持部材（
   ３０）上を移動でき、カード用フレームの側板（１０，
   １２）には、後方へ突出し、自由端の上縁の範囲にスラ
   イダ（５０）の延長部（５６）と係合する受け（２６）
   を備えたビーム（２２）が取付けてあり、ビーム（２２
   ）が、傾斜位置では、支持板の面（５４）に支持して摺
   動させることができ、カード用フレームを下降して延長
   部（５６）を受け（２６）に係合させることによって、
   水平に且つ軸線方向へ移動しないようスライダ（５０）
   に固定できることを特徴とする架台。 ２）把持部材（４２）が、２つの円筒形ミゾ（４６）を
   有し、上記孔の間隔は、取付用アングル（３２、３４）
   の内方へ９０°折曲げた取付脚（３６）の一連の開口（
   ３８）のピッチの整数倍に対応することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の架台。 ３）取付用アングル（３２，３４）の取付脚（３６）の
   開口（３８）が、長方形または正方形に構成してあり、
   固定ネジ（４４）の通過ボアを有する調心要素（４８）
   が、開口（４８）内に空転しないよう保持してあり、把
   持部材（４２）に向く側については、開口（３８）から
   突出してないことを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載の架台。 ４）スライダ（５０）が、Ｃ字状に構成してあり、支持
   部材（３０）の断面に適合した受けを形成し、突起（５
   ２）および延長部（５６）が、相互に向き合５　Ｌ字状
   ウェブとして構成してあり、ビーム（２２）の受け（２
   ６）が、延長部（５６）の巾に適合する寸法のミゾ状の
   打抜部分として構成してあり、突起（５２）の支持部（
   ５４）から延長部（５６）の水平脚までの距離が、受け
   （２６）のミゾ底の範囲におけるビーム（２２）、の巾
   に対応することを特徴とする特許 ３項の１つに記載の架台。 ５）ビーム（２２）の長辺の縁が、斜切してあることを
   特徴とする特許請求の範囲第１〜４項の１つに記載の架
   台。 ６）突起（５２）および延長部（５６）の垂直脚からス
   ライダ（５０）の上記脚に向く壁までの距離が、ビーム
   （２２）の最大厚よりも大きいことを特徴とする特許請
   求の範囲第１〜５項の１つに記載の架台。 ７）カード用フレームの側板（１０．１２）の相互に向
   き合う内面には、ビーム（２２）を固定する偏平なカナ
   ル（１４）が設けてあることを特徴とする特許請求の範
   囲第１〜６項の１つに記載の架台。 ８）カナル（１４）に固定したビーム（２２）は、側板
   （１０．１２）の隣接の内面から突出しないことを特徴
   とする特許請求の範囲第７項記載の架台。 ９）ビーム（２２）は、各位置において、カード用フレ
   ームの側板（１０．１２）に結合できることを特徴とす
   る特許請求の範囲第７項または第８項記載の架台。 １０）カート゛側フレームの側板（１０．１２）の前縁
   には、取付ボア（１８）を有する取付用７ランジ（１６
   ）が形成してあり、取付ボア（１８）の間隔は、把持部
   材（４２）の別の円筒形ミゾ（６０）の間隔に対応し、
   上記間隔が、取付用アングル（３２　、３４　）の取付
   脚（３６）に設けた一連の開口（３８）のピッチの整数
   倍に対応することを特徴とする特許請求の範囲第１〜９
   項の１つに記載の架台。 １１）当該の把持部材（４２）の受け（４０）に差込ん
   だ、ワイヤまたは同様のものを湾曲させて成るバネ（６
   ０）が、支持部材（３０）の前端にはめ込んであり、上
   記前端の長さの一部にわたって延びており、バネ（６０
   ）が、引出最終位置においてスライダ（５０）を締付は
   固定することを特徴とする特許請求の範囲第１〜１０項
   の１つに記載の架台。