JPS59223334A - 羽毛混紡績糸およびその製造方法 - Google Patents

羽毛混紡績糸およびその製造方法

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JPS59223334A
JPS59223334A JP9580383A JP9580383A JPS59223334A JP S59223334 A JPS59223334 A JP S59223334A JP 9580383 A JP9580383 A JP 9580383A JP 9580383 A JP9580383 A JP 9580383A JP S59223334 A JPS59223334 A JP S59223334A
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JP
Japan
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feather
feathers
spun yarn
yarn
component
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Pending
Application number
JP9580383A
Other languages
English (en)
Inventor
恩田 貴義
大前 茂
北沢 進一
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8本発明の技術分野 本発明は羽毛混紡績糸に関する。更に詳しくは特定の羽
毛成分とステープル繊維成分とが交絡構造を有する紡績
糸であって、風合良好かつ羽毛成分が強固に結合された
紡績糸を提供する。
B、従来技術とその問題点 従来、り゛ウン、フェザ−等の羽毛の用途はキルテイン
グ、クッション、布団、枕等の詰物として利用されてき
たが、紡績糸の構成要素として利用する試みは少ない。
これは紡績糸とするための障害が太きいためである。一
つの障害は、ダウン。
フェザ−等は、空気中への飛散が多く、紡績糸製造工程
でのJ、17扱いが難しいためである。
さらにもう一つの障害は、ダウン、フェザ−等に大羽毛
が混入しておシ、この大羽毛が紡績工程中で巨大異物と
l−て掌動し糸切れ多発等、紡績工程の粗紡、精紡工程
での操業性に致命的ダメージを与えることである。さら
に得られた紡績糸の風合も大羽毛の羽幹の影響で、風合
粗硬感があシ。
高付加価値製品を得るのは困離である。さらに紡績糸か
ら羽毛成分が脱落し易いという欠点もある。
また高級なダウン、フェザ−は大羽毛の混入が少ないが
、全く無という訳ではなく、大羽毛を除去しようとすれ
ばその分離除去コストが太きいという問題もある。
C0本発明の目的 本発明は、かかる従来の問題点を克服して羽毛混紡績糸
を得るものであり1羽毛をステープルファイバーと流体
流混合等によって交絡させて紡績糸を得るものである。
さらに羽毛−18たは羽毛混スライバーを加圧ローラ等
で加圧処理して大羽毛の羽幹を粉砕することによって、
紡績工程の粗紡。
精紡工程での糸切れが減少し安定した操業性を得。
かつ布帛製品としても風合良好なものを得ることを目的
とする。
D0本発明の構成 本発明は次の構成を有する。
「(1)羽毛成分とステープル繊維成分とからなる紡績
糸において1羽毛成分はダウンおよび7寸たはフェザ−
からなシ、かつステープル繊維に交絡していることを特
徴とする羽毛混紡績糸。
(2)  羽毛を加圧ローラで力1」灰処理する工程と
流体流を用いて羽毛と開繊されたステープル繊維とを混
合交絡させる工程を通過させ、しかる後紡績することを
!特徴とする羽毛混紡績糸の製造方法。」以下詳細な説
明を図面を用いて説明する。
第1図は羽毛を示したもので、Aはダウン、Bはフェザ
−、Cは大羽毛を示す。捷た大羽毛Cの根元部づ〕に1
は羽幹1がある。通常の羽毛とは前記ダウンA、フェザ
ーB、大羽毛Cが混合されたものである。そして羽幹1
は太くて、かつ粗硬であるため、その11では糸条製品
とすることはできない。i fcダウンA、フェザ−B
にしても、軽くて飛散し易く、糸条への固定化は通常の
技術では困難でものである。
そこで本発明においてはダウンA、フェザー−Bのみを
取り出し、紡績糸となすものである。
第2図は本発明の羽毛成分とステープル繊維が交絡して
いる構造を示す。第2図Dil−jダウンAとステープ
ル繊維が、同図Eはフェザ−Eとステープル繊に[1が
各々交絡している構造のモデル図であ、l る。
本発明においてはかかる交絡構造の羽毛成分とステープ
ル繊維とが撚9込寸れで、第5図に示すような紡績糸と
なっているものである。
第5図において、11は紡績糸の主繊維束を示し。
12は羽毛成分が突出している構造を有する。
そして第5図の紡績糸にあっては、糸表面部に羽毛成分
が突出しているので、風合は羽毛タッチで柔らかり、シ
かも羽毛成分とステープル繊維(構成繊維)とは第2図
の如くの交絡構造を有しているので1羽毛成分の抜け、
脱落等少なく、耐久性の優れた糸条を具現できる。丑だ
主繊維束11はコノトン、羊毛、麻、ポリアミド、ポリ
エステル。
レーヨン、アセテート、アクリル系繊維等通常用いられ
る紡績可能な繊維であればどのようなものでも使用でき
るので、糸強力、風合、外観等用途に応じて使い分ける
ことができる。
本発明においては紡績中に羽毛成分が05〜20重量係
含捷ノtていることが好捷しい。糸強力、風合等の面か
らである。羽毛成分が20重量0I)を越えては糸強力
は低下する傾向となる。捷だ羽毛成分が0.5重耽係未
満では、紡績糸の表面に突出する羽毛成分が少なく、目
的とする風合にならない傾向となる。
次に本発明の製造方法について説明する。
本発明方法においては1羽毛を加圧処理する工程と、流
体流を用いて羽毛と開繊されたステープル繊faとを混
合交絡させる工程を通過させるものである。前記両工程
は互いにどちらが前後であってもよいが要は加圧工程と
、流体混合交絡工程とを必須要件として組み合せたとこ
ろに、その特徴を有する。
第ろ図は羽毛を加圧ローラで加圧処理している様子を示
したもので2図中2は加圧ローラ、ろはスプリング、4
は羽毛を示している。かかる加圧処理された羽毛は、ダ
ウン、フェザ−については影響を受t+Jないが、大羽
毛についてはその羽幹が粉砕される。第4図はその様子
を示したもので。
第1図Cの大羽毛は加圧処理によりいくつかのフェザ−
1もしくはダウンに粉砕される。また例え根幹1に近い
状態のものがあっても加圧することによシ押し潰されて
柔らかくなり、後の紡績工程又は製品にとって欠点とな
らない。さらに第4図における一番太い根幹の部分は後
の工程において脱落するので、欠点にはならない。なお
加圧は10〜1500kg/cm程度が好ましい。
不発りj方法においては上記加圧処理された羽毛工程と
、開繊されたステープル繊維と流体流により混合交絡さ
せる工程がともに必要である。ステープル繊維の開繊と
、混合交絡とは同時であってもよい。流体流は開繊作用
をも有するためである。
なお流体流とは気体の流体をいうものであるが。
コスト面から圧力空気を用いることが好捷しい。
そして混合交絡の具体的方法としては9例えばポリエチ
レン袋又はプラスチック容器等に開繊繊維と羽毛成分を
適当量加え、これに空気流を作用させて混紡かつ交絡処
理するのである。
本発明方法においては、前記加圧工程と流体による混合
交絡工程とは前後どちらであってもよい。
従って流体による混合交絡工程が先である場合は。
加圧工程はスライバーに対して当えることが必要アある
。寸/こスライバー加圧方式の方が均一に加圧すること
ができるので好ましい。
次に本発明方法(−i、加圧と流体交絡させた羽毛成分
とステープルとを紡績するものである。紡績とは、カー
ド、ギル、線条、粗紡、精紡等一連の紡績工程をいう。
寸た精紡とはリング紡績、オープンエンド紡績、結束紡
績法等を示す。
E1本発1男の効果 羽毛成分とステープル繊維成分が交絡していることから
紡績工程および紡績以降の高次加工工程での羽毛の脱落
、飛散が少ない羽毛混紡績糸が得られる。さらに羽毛ま
たは羽毛混スライバーを加圧ローラで加圧処理して大羽
毛の羽幹を粉砕することによつ℃、紡績の粗紡、精紡工
程での糸切れが減少し安定した操業性が得られ、該紡績
糸を用いた布/?fの風合も大羽毛による粗硬感がなく
良好なものがイ4+られる。寸だ羽毛成分が糸条よシ突
出したものであるので、風合、外観等従来にない優れた
ものが得られる。
次に本発明による効果を実施例を用いて説明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレートステープルファイバー(以
後P″F TS F’と略す) 2 d x 51 m
/mに羽毛を10係投入し圧空空気流混合して、P]i
′T −S F″全開繊すると共に羽毛と交絡させてカ
ードに供給して、カードでのシリンダー巻付き、カード
ウェブムラ等のカード通過性を調査した。次いでカード
出のスライバーを加圧ローラ処理した。
さらに紡績安定性を見るため粗紡および精紡での糸切れ
1羽毛の糸条中からの脱落、飛散の多少について調査し
た。羽毛の糸条中からの脱落、飛散の程度は1羽毛残留
率で表わした。
結果を第1表に示す。
実施例2 羽毛を金属製加圧ローラで加圧処理して1羽幹部を粉砕
した後、 P E T −S F 2 d x 51 
rr1/mに10係投入し圧空空気流混合して、PET
−8Fを開繊すると共に羽毛と交絡させてカードに供給
して実施例1と同様の実験と行なった。結果な第1表に
示す。
実施例6 p g T −S tr 2 a x 51 rn/I
nに羽毛を15%投入し圧空空流混合してPRlT−8
Fを開繊すると共に羽毛と交絡させてカードを通過させ
た後に該羽毛混スライバーを金属製加圧ローラで加圧処
理し−C9羽毛の羽幹部を粉砕し、線条、粗紡、精紡工
程を通過させて、実施例1と同様の実験を行なった。結
果を第1表に示す。
比較実施例1 実施例1において、ローラ加圧処理をしない他は同一の
条件として実験を行なった。
結果を第1表に示す。
比較実施例′・2 実施例1において圧空空気流による混合交絡をしない池
は同一の条件として実験を行なった。結果を第1表に示
す。
第1表中のカード通過性の記号で、○印は特に問題なく
通、僅シた。Δ印は若干シリング−巻付。
ウェブムシが存在した。
第1表から明らかなとおり本発明の範囲において(r:
r ]:程連通b性id良好であり、また得られた糸条
は風合、外観、物理的特性等良好なものが得られた。
これに対して比較実施例1のものにあってはローラ加圧
処理をしなかったので羽毛の根幹が残存し、この、tこ
め」二程通過性は悪く、また得られた糸条は風合41j
硬で、好寸しくないものであった。
また比較実施例2でけ圧空空気流による混合交絡をし乙
、かったので、工程中において羽毛成分の脱落が多く、
かつ得られた糸条の羽毛成分も脱落が多くて好ましくな
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いた羽毛を示す。第2図は  1本
発明の羽毛とステーブルファイバーを圧空空気流混合し
て得られた羽毛とステーブルファイバー。 の交絡物のモデル図を示す。 第6図は本発明で用いた金属製加圧ローラの一例全示す
。 第4図は金属製加圧ローラで加圧処理を施された大羽毛
の粉砕さizたモデル図を示す。 第5図は本発明の羽毛を混紡した紡績糸の一例を示す。 A:ダウン      B:フェザー C:大羽毛      1:根幹 2 : Ul+圧ローラ    11:紡績糸の主繊維
束12:羽毛成分 11寺許出願人  東 し 株 式 会 社AB   
   C 才1図 才3図       才斗図 矛5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11羽毛成分とステープル繊維成分とからなる紡績糸
    において1羽毛成分はダウンおよび/捷たはフェザ−か
    らなシ、かつステープル繊維に交絡していることを特徴
    とする羽毛混紡績糸。 (2)  紡績糸中に羽毛成分が05〜20重量係含ま
    れることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    羽毛混紡績糸。 (3)  羽毛を加圧ローラで加圧処理する工程と。 流体流を用いて羽毛と開繊されたステープル繊維とを混
    合交絡させる工程を通過させ、しかる後紡績することを
    特徴とする羽毛混紡績糸の製造方法。
JP9580383A 1983-06-01 1983-06-01 羽毛混紡績糸およびその製造方法 Pending JPS59223334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155383U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26
WO2005080656A1 (en) * 2004-02-24 2005-09-01 Senevens International Pty Ltd Natural feather fabric construction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155383U (ja) * 1985-03-19 1986-09-26
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