JPS59222835A - 写真用印画フイルム - Google Patents
写真用印画フイルムInfo
- Publication number
- JPS59222835A JPS59222835A JP9864083A JP9864083A JPS59222835A JP S59222835 A JPS59222835 A JP S59222835A JP 9864083 A JP9864083 A JP 9864083A JP 9864083 A JP9864083 A JP 9864083A JP S59222835 A JPS59222835 A JP S59222835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- support
- light
- emulsion
- transmitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/005—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
- G03C1/46—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein having more than one photosensitive layer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の対象・産業上の利用分野)
本発明は写真用印画フィルムに関するもので、密着焼付
又は引伸しによって写真の陰画から陽画を得るのに使用
され、得られた陽画写真は主としてパネル等に取付けら
れ、装飾用として又は広告、宣伝用の媒体として利用さ
れる。
又は引伸しによって写真の陰画から陽画を得るのに使用
され、得られた陽画写真は主としてパネル等に取付けら
れ、装飾用として又は広告、宣伝用の媒体として利用さ
れる。
(従来技術)
従来より、ホテルやデパートにおける室内装飾用、又は
地下鉄の駅の構内や商店街における宣伝−広告用の媒体
として、パネル写真が用いられる。
地下鉄の駅の構内や商店街における宣伝−広告用の媒体
として、パネル写真が用いられる。
通市このパネル写真は、写真用印画フィルムに画像を焼
付けて現像し、得られた陽画写真をパネルに取付けて成
るもので、パネル写真の背面から螢光灯等により照明し
、前面からは明るく見えるようにしである。ところが、
従来から用いられているこのようなパネル写真は、背面
からの照明による透過光によって、適切な明度、彩度及
び色相を得て画像を鮮明なものとしており、−たんこの
照明が消されると、明度及び彩度が極端に低下して画像
の内容も視認し難くなり、装飾、宣伝又は広告の役目を
果たさなくなるという欠点を有している。このことは、
日光又は外部の照明設備によってパネル写真の前面が相
当の照度となっている場合であっても同様である。した
がって、昼間の日光又は外部の照明により相当に明るい
場所であっても、パネル写真の背面に設けた専用の照明
器具による照明を行っておく必要があり、それだけ消費
電力が増大し省エネルギー上問題がある。
付けて現像し、得られた陽画写真をパネルに取付けて成
るもので、パネル写真の背面から螢光灯等により照明し
、前面からは明るく見えるようにしである。ところが、
従来から用いられているこのようなパネル写真は、背面
からの照明による透過光によって、適切な明度、彩度及
び色相を得て画像を鮮明なものとしており、−たんこの
照明が消されると、明度及び彩度が極端に低下して画像
の内容も視認し難くなり、装飾、宣伝又は広告の役目を
果たさなくなるという欠点を有している。このことは、
日光又は外部の照明設備によってパネル写真の前面が相
当の照度となっている場合であっても同様である。した
がって、昼間の日光又は外部の照明により相当に明るい
場所であっても、パネル写真の背面に設けた専用の照明
器具による照明を行っておく必要があり、それだけ消費
電力が増大し省エネルギー上問題がある。
一方、従来の写真用印画紙によるパネル写真を、前面か
らの照明による反射光によって画像が鮮明に見えるよう
にした場合では、今度はその背面から照明を行うと、彩
度及びコントラストが不足して精彩を欠く画像となって
しまい、これ番よ装km、宣伝又は広告用として不適当
であって採用し難モ1゜(発明の目的) 本発明は上述の事情に鑑みて成されたもので、前面又は
背面いずれかの照明によっても鮮明な画像を得ることが
でき、装飾、宣伝又は広告角番こ投子通な写真用印画フ
ィルムを提供することを目ロタとしている。
らの照明による反射光によって画像が鮮明に見えるよう
にした場合では、今度はその背面から照明を行うと、彩
度及びコントラストが不足して精彩を欠く画像となって
しまい、これ番よ装km、宣伝又は広告用として不適当
であって採用し難モ1゜(発明の目的) 本発明は上述の事情に鑑みて成されたもので、前面又は
背面いずれかの照明によっても鮮明な画像を得ることが
でき、装飾、宣伝又は広告角番こ投子通な写真用印画フ
ィルムを提供することを目ロタとしている。
(発明の構成)
本発明は、半透明のフィルムを支持体とし、この支持体
の両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴とするもの
である。
の両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴とするもの
である。
実施例
図において、支持体1は、アセテート又むよンy IJ
エステル等を祠料とした厚さ数百ミクロン程度の白色又
は乳白色の半透明のフィルムから成つ゛てG)る。この
フ。ルムは、フィルム自体が半透明のもの又は透明フィ
ルムに乳白色の乳剤を塗布したもの等を使用することが
できる。乳剤Jit2.lよ、塩化銀、臭化銀又はこれ
らの混合乳剤を1句−Gこ塗布して乾燥させたもので、
白黒写真用、カラー写真用等種々のものとすることがで
きる。この乳剤N2,3は、印画フィルムの用途に応し
、適当な色、光沢又は諧調となるようにしておき、また
この乳剤層2,3の表面にさらに薄い透明なゼラチンに
よる保護膜層を必要に応じて形成しておいてもよい。
エステル等を祠料とした厚さ数百ミクロン程度の白色又
は乳白色の半透明のフィルムから成つ゛てG)る。この
フ。ルムは、フィルム自体が半透明のもの又は透明フィ
ルムに乳白色の乳剤を塗布したもの等を使用することが
できる。乳剤Jit2.lよ、塩化銀、臭化銀又はこれ
らの混合乳剤を1句−Gこ塗布して乾燥させたもので、
白黒写真用、カラー写真用等種々のものとすることがで
きる。この乳剤N2,3は、印画フィルムの用途に応し
、適当な色、光沢又は諧調となるようにしておき、また
この乳剤層2,3の表面にさらに薄い透明なゼラチンに
よる保護膜層を必要に応じて形成しておいてもよい。
上述のように構成した印画フィルムは、焼イ」ムノを行
う際に例えば一方の乳剤層2のがわから露光すれば、そ
の乳剤層2及び支持体1を透過した光線によって他方の
乳剤層3にも露光され、両孔剤層2.3が感光すること
となる。したがって、通常の操作によって焼付けし現像
して得た陽画写真は、前面からの照明を行えば、その光
線が1’ ?A明の支持体1により反射するとともに感
光した乳剤層2を2回透過して鮮明な画像が得られ、ま
た背面からの照明を行えば、その光線が半透明の支持体
1及び感光した両孔剤層2.3を透過してほぼ同様な鮮
明な画像が得られる。
う際に例えば一方の乳剤層2のがわから露光すれば、そ
の乳剤層2及び支持体1を透過した光線によって他方の
乳剤層3にも露光され、両孔剤層2.3が感光すること
となる。したがって、通常の操作によって焼付けし現像
して得た陽画写真は、前面からの照明を行えば、その光
線が1’ ?A明の支持体1により反射するとともに感
光した乳剤層2を2回透過して鮮明な画像が得られ、ま
た背面からの照明を行えば、その光線が半透明の支持体
1及び感光した両孔剤層2.3を透過してほぼ同様な鮮
明な画像が得られる。
通常、透過光によって画像を得るための写真では、反射
光によるそれに比して、焼イ」けの際の露光量又は現像
時間等を調整し、画像の濃度を濃くしておかなければな
らない。本実施例の印画フィルムを用いると、反射光に
より鮮明な画像を得る程度の濃度になるように露光量を
調整して一方の乳剤層2を感光させておけば、透過光に
よる場合は、これに他方の乳剤層3による濃度が加わる
ことになる。したかっ−ζ、半透明の支持体1の反射率
又は透過率及び乳剤層2.3の感度又は感色性等を適当
なものとしておけば、これに焼イ」ジノし現像して得ら
れたパネル写真は、透過光又は反射光のいずれによる場
合でも最適の画像を得るようにすることができる。
光によるそれに比して、焼イ」けの際の露光量又は現像
時間等を調整し、画像の濃度を濃くしておかなければな
らない。本実施例の印画フィルムを用いると、反射光に
より鮮明な画像を得る程度の濃度になるように露光量を
調整して一方の乳剤層2を感光させておけば、透過光に
よる場合は、これに他方の乳剤層3による濃度が加わる
ことになる。したかっ−ζ、半透明の支持体1の反射率
又は透過率及び乳剤層2.3の感度又は感色性等を適当
なものとしておけば、これに焼イ」ジノし現像して得ら
れたパネル写真は、透過光又は反射光のいずれによる場
合でも最適の画像を得るようにすることができる。
また、支持体lの両面に乳剤層2.3が塗布されている
ので、支持体1が薄い場合でも巻き込みが防止される。
ので、支持体1が薄い場合でも巻き込みが防止される。
(発明の効果)
本発明の写真用印画フィルムによると、通常の操作によ
って焼付けし現像して得られた陽画写真は、透過光又は
反射光のいずれによっても、ずなわち、前面又は背面い
ずれからの照明にょっζも、鮮明な画像を得ることがで
きる。したがって、背面に照明器具を設けたパネル写真
とし゛ζ使用すれば、その照明を行えば鮮明な明るい画
像が得られ、またその照明を消しても日光又は外部照明
によって適度な明るさであれば、通常の写真、ポスター
等のような画像を得ることができるので、装飾、宣伝又
は広告用として最適であり、このようなパネル写真を設
けている場所及び時間帯に応してその専用の照明器具に
よる照明を消すことがてき、それだけ節電することが可
能である。
って焼付けし現像して得られた陽画写真は、透過光又は
反射光のいずれによっても、ずなわち、前面又は背面い
ずれからの照明にょっζも、鮮明な画像を得ることがで
きる。したがって、背面に照明器具を設けたパネル写真
とし゛ζ使用すれば、その照明を行えば鮮明な明るい画
像が得られ、またその照明を消しても日光又は外部照明
によって適度な明るさであれば、通常の写真、ポスター
等のような画像を得ることができるので、装飾、宣伝又
は広告用として最適であり、このようなパネル写真を設
けている場所及び時間帯に応してその専用の照明器具に
よる照明を消すことがてき、それだけ節電することが可
能である。
図面は本発明の写真用印画フィルムの一実施例を示す断
面図である。 1・・・支持体くフィルム)、2.3・・・乳剤層。 出願人 株式会社フ第1・クラソ1−社手 続
補 正 書(自発) 特許庁長官 若杉 和 夫 殿 (特許庁審査官 )1、 事
件の表示 昭和58年 特 願 第90640 号2、発明の
名称 写真用印画フィルム 3、 補正をする各事件との関係 出願人任 所(居
所) 氏名(名称) 株式会社 フォトクラフト社昭和
年 月 1」 (発送日 年 月 [」)6、
補正の対象 全文訂正明細書 1、発明の名称 写真用印画フィルム 2、特許請求の範囲 乳白色の半透明なフィルムを支持体とし、この支持体の
両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴とする写真用
印画フィルム。 3、発明の詳細な説明 (発明の対象・産業上の利用分野) 本発明は写真用印画フィルムに関するもので、密着焼付
又は引伸しによって陽画写真を得るのに使用され、得ら
れた陽画写真は主に装飾用として又は広告、宣伝用の媒
体として利用される。 (従来技術) 従来より、ホテルやデパートにおげろ室内装飾用、又は
地下鉄の駅の構内や商店街における宣伝、広告用の媒体
として、カラーのフィルム写真が用いられる。通當この
フィルム写真は、写真用印画フィルムに画像を焼付りて
現像し、得られた陽画のフィルム写真を、その背面から
螢光灯等により照明して前面からは明るく見えるような
装置に取付けて使用される。ところが、従来から用いら
れているこのようなフィルム写真は、背面からの照明に
よる透過光によっ゛(、適切な明度、彩度及び色相を得
て画像を鮮明なものとしており、 ・たんこの照明が消
されると、明度及び彩度が棒体1に低下して画像の内容
も視認し難くなり、装飾、宣伝又は広告の役目を果たさ
なくなるという欠!なを有している。このことは、日光
又は外部の照明器(Niiによってフィルム写真の前面
が相当の照度となっている場合であっても同様である。 したか−、て、昼間の日光又は外部の照明により相当に
明るい場所であっても、フィルム写真の背面に設りだ専
用の照明器具による照明を行っておく必ツ!があり、そ
れだけ消費電力が増大し省エネルギーJ−の問題もある
。 一方、従来の写真用印画紙による写真を、前面からの照
明による反射光によって画像力< fftY明に見える
ようにした場合では、今度はその背面から照明を行うと
、彩度及びコントラスI・が不足して積彩を欠く画像と
なってしまい、これは装飾、宣伝又は広告用として不適
当であって採用し邦い。 (発明の目的) 本発明は」二連の事情に涌みて成されたもので、前面又
は背面いずれかの照明によっても鮮明な画像を得ること
ができ、装飾、宣伝又は広告用に好適な写真用印画フィ
ルムを提供することを目的としている。 (発明の構成) 本発明は、乳白色の半透明なフィルムを支持体とし、こ
の支持体の両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴と
するものである。 実施例 図において、支持体lは、アセテート又はポリエステル
等を材料とした厚さ数百ミクロン程度の白色又は乳白色
の半透明なフィルムから成っている。このフィルムは、
フィルム自体が半透明のもの又は透明フィルムに乳白色
の乳剤を塗布したもの等を使用することができる。乳剤
層2,3は、塩化銀、臭化銀又はこれらの混合乳剤を均
一に塗布して乾燥させたもので、白黒写真用、カラー写
真用等種々のものとすることができる。この乳剤層2.
3は、印画フィルムの用途に応し、適当な色、光沢又は
諧調となるようにしておき、またこの乳剤層2.3の表
面にさらに薄い透明なゼラチンによる保Wi股層を必要
に応じて形成しておいてもよい。 上述のように構成した印画フィルムは、焼イNjりを行
う際に例えば一方の乳剤層2のがわから露光すれば、そ
の乳剤層2及び支持体Iを透過した光線によって他方の
乳剤層3にも露光され、内乳剤層2.3が感光すること
となる。したがっ゛(、通常の操作によって焼付けし現
像して得た陽画写真は、前面からの照明を行えば、その
光線が半透明の支持体1により反射するとともに感光し
た乳剤層2を2回透過して鮮明な画像が得られ、また背
面からの照明を行えば、その光線が半透明の支持体l及
び感光した内乳剤層2,3を透過し゛(はぼ同様な鮮明
な画像が得られる。 通常、透過光によって画像を得るための5具では、反射
光によるそれに比して、焼付りの際の露光量又は現像時
間等を調整し、画像の濃度を濃くしておかなければなら
ない。本実施例の印画フィルムを用いると、反射光によ
り鮮明な画像を得る程度の濃度になるように露光量を調
整して一方の乳剤層2を感光させておけば、透過光によ
る場合は、これに他方の乳剤層3による濃度力稍1目つ
ることになる。したがって、半透明の支持体1の反射率
又は透過率及び乳剤層2,3の感度又は感色性等を適当
なものとしておけば、これに焼イ」けし現像して得られ
たフィルム写真は、透過光又は反射光のいずれによる場
合でも最適の画像を得るようにすることができる。 しかも、支持体1が半透明な乳白色であるから、フィル
ム写真の背面からの照明光がこの支持体1内で分散し、
照明灯光源が面光源のように均一でない場合であっても
それによる明るさのむらを防止することができる。また
、支持体10両面に乳剤層2,3が塗布されているので
、支持体1が薄い場合でも巻き込みが防止される。 (発明の効果) 本発明の写真用印画フィルムによると、通常の操作によ
って焼付けし現像し′C得られたフィルム写真は、透過
光又は反射光のいずれによっても、すなわち、前面又は
背面いずれからの照明Gこよっても、鮮明な画像を得る
ことができる。したがって、これを背面に照明器具を設
りた装置にI[1i (=Jけて使用すれば、その照明
を行えば鮮明な明るい画像が得られ、またその照明を消
しても日光又は外部照明によって適度な明るさであれば
、)In 宙の写真、ポスター等のような画像を得るこ
とができるので、装飾、宣伝又は広告用媒体としてIn
k sMであり、またこのようなフィルム写真を取(=
f L、Iている場所及び時間帯に応じζその専用の照
明器具による照明を消すことができ、それだけ節電する
ことが可能である。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の写真用印画フィルムの一実施例を示す断
面図である。 l・・・支持体(フィルム)、2.3・・・乳剤層。
面図である。 1・・・支持体くフィルム)、2.3・・・乳剤層。 出願人 株式会社フ第1・クラソ1−社手 続
補 正 書(自発) 特許庁長官 若杉 和 夫 殿 (特許庁審査官 )1、 事
件の表示 昭和58年 特 願 第90640 号2、発明の
名称 写真用印画フィルム 3、 補正をする各事件との関係 出願人任 所(居
所) 氏名(名称) 株式会社 フォトクラフト社昭和
年 月 1」 (発送日 年 月 [」)6、
補正の対象 全文訂正明細書 1、発明の名称 写真用印画フィルム 2、特許請求の範囲 乳白色の半透明なフィルムを支持体とし、この支持体の
両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴とする写真用
印画フィルム。 3、発明の詳細な説明 (発明の対象・産業上の利用分野) 本発明は写真用印画フィルムに関するもので、密着焼付
又は引伸しによって陽画写真を得るのに使用され、得ら
れた陽画写真は主に装飾用として又は広告、宣伝用の媒
体として利用される。 (従来技術) 従来より、ホテルやデパートにおげろ室内装飾用、又は
地下鉄の駅の構内や商店街における宣伝、広告用の媒体
として、カラーのフィルム写真が用いられる。通當この
フィルム写真は、写真用印画フィルムに画像を焼付りて
現像し、得られた陽画のフィルム写真を、その背面から
螢光灯等により照明して前面からは明るく見えるような
装置に取付けて使用される。ところが、従来から用いら
れているこのようなフィルム写真は、背面からの照明に
よる透過光によっ゛(、適切な明度、彩度及び色相を得
て画像を鮮明なものとしており、 ・たんこの照明が消
されると、明度及び彩度が棒体1に低下して画像の内容
も視認し難くなり、装飾、宣伝又は広告の役目を果たさ
なくなるという欠!なを有している。このことは、日光
又は外部の照明器(Niiによってフィルム写真の前面
が相当の照度となっている場合であっても同様である。 したか−、て、昼間の日光又は外部の照明により相当に
明るい場所であっても、フィルム写真の背面に設りだ専
用の照明器具による照明を行っておく必ツ!があり、そ
れだけ消費電力が増大し省エネルギーJ−の問題もある
。 一方、従来の写真用印画紙による写真を、前面からの照
明による反射光によって画像力< fftY明に見える
ようにした場合では、今度はその背面から照明を行うと
、彩度及びコントラスI・が不足して積彩を欠く画像と
なってしまい、これは装飾、宣伝又は広告用として不適
当であって採用し邦い。 (発明の目的) 本発明は」二連の事情に涌みて成されたもので、前面又
は背面いずれかの照明によっても鮮明な画像を得ること
ができ、装飾、宣伝又は広告用に好適な写真用印画フィ
ルムを提供することを目的としている。 (発明の構成) 本発明は、乳白色の半透明なフィルムを支持体とし、こ
の支持体の両面に感光乳剤を塗布してなることを特徴と
するものである。 実施例 図において、支持体lは、アセテート又はポリエステル
等を材料とした厚さ数百ミクロン程度の白色又は乳白色
の半透明なフィルムから成っている。このフィルムは、
フィルム自体が半透明のもの又は透明フィルムに乳白色
の乳剤を塗布したもの等を使用することができる。乳剤
層2,3は、塩化銀、臭化銀又はこれらの混合乳剤を均
一に塗布して乾燥させたもので、白黒写真用、カラー写
真用等種々のものとすることができる。この乳剤層2.
3は、印画フィルムの用途に応し、適当な色、光沢又は
諧調となるようにしておき、またこの乳剤層2.3の表
面にさらに薄い透明なゼラチンによる保Wi股層を必要
に応じて形成しておいてもよい。 上述のように構成した印画フィルムは、焼イNjりを行
う際に例えば一方の乳剤層2のがわから露光すれば、そ
の乳剤層2及び支持体Iを透過した光線によって他方の
乳剤層3にも露光され、内乳剤層2.3が感光すること
となる。したがっ゛(、通常の操作によって焼付けし現
像して得た陽画写真は、前面からの照明を行えば、その
光線が半透明の支持体1により反射するとともに感光し
た乳剤層2を2回透過して鮮明な画像が得られ、また背
面からの照明を行えば、その光線が半透明の支持体l及
び感光した内乳剤層2,3を透過し゛(はぼ同様な鮮明
な画像が得られる。 通常、透過光によって画像を得るための5具では、反射
光によるそれに比して、焼付りの際の露光量又は現像時
間等を調整し、画像の濃度を濃くしておかなければなら
ない。本実施例の印画フィルムを用いると、反射光によ
り鮮明な画像を得る程度の濃度になるように露光量を調
整して一方の乳剤層2を感光させておけば、透過光によ
る場合は、これに他方の乳剤層3による濃度力稍1目つ
ることになる。したがって、半透明の支持体1の反射率
又は透過率及び乳剤層2,3の感度又は感色性等を適当
なものとしておけば、これに焼イ」けし現像して得られ
たフィルム写真は、透過光又は反射光のいずれによる場
合でも最適の画像を得るようにすることができる。 しかも、支持体1が半透明な乳白色であるから、フィル
ム写真の背面からの照明光がこの支持体1内で分散し、
照明灯光源が面光源のように均一でない場合であっても
それによる明るさのむらを防止することができる。また
、支持体10両面に乳剤層2,3が塗布されているので
、支持体1が薄い場合でも巻き込みが防止される。 (発明の効果) 本発明の写真用印画フィルムによると、通常の操作によ
って焼付けし現像し′C得られたフィルム写真は、透過
光又は反射光のいずれによっても、すなわち、前面又は
背面いずれからの照明Gこよっても、鮮明な画像を得る
ことができる。したがって、これを背面に照明器具を設
りた装置にI[1i (=Jけて使用すれば、その照明
を行えば鮮明な明るい画像が得られ、またその照明を消
しても日光又は外部照明によって適度な明るさであれば
、)In 宙の写真、ポスター等のような画像を得るこ
とができるので、装飾、宣伝又は広告用媒体としてIn
k sMであり、またこのようなフィルム写真を取(=
f L、Iている場所及び時間帯に応じζその専用の照
明器具による照明を消すことができ、それだけ節電する
ことが可能である。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の写真用印画フィルムの一実施例を示す断
面図である。 l・・・支持体(フィルム)、2.3・・・乳剤層。
Claims (1)
- 半透明のフィルムを支持体とし、この支持体の両面に感
光乳剤を塗布してなることを特徴とする写真用印画フィ
ルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9864083A JPS59222835A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 写真用印画フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9864083A JPS59222835A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 写真用印画フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59222835A true JPS59222835A (ja) | 1984-12-14 |
Family
ID=14225104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9864083A Pending JPS59222835A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 写真用印画フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59222835A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60222851A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
EP1217429A2 (en) * | 2000-12-06 | 2002-06-26 | Eastman Kodak Company | Duplitized display material with translucent support with specified face to back speed differential |
JP2007203724A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Photo Craft Co Ltd | 透過光用の画像シートおよび画像印刷用シート |
US7851044B2 (en) | 2003-07-11 | 2010-12-14 | Photo Craft Co., Ltd. | Image display device and image sheet |
EP2810787A4 (en) * | 2011-10-12 | 2016-12-21 | Photo Craft Co Ltd | IMAGE SHEET FOR REFLECTING LIGHT / TRANSMITTING LIGHT AND METHOD FOR FORMING IMAGE SHEET FOR REFLECTING LIGHT / TRANSMITTING LIGHT |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9864083A patent/JPS59222835A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60222851A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
JPH0554656B2 (ja) * | 1984-04-19 | 1993-08-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
EP1217429A2 (en) * | 2000-12-06 | 2002-06-26 | Eastman Kodak Company | Duplitized display material with translucent support with specified face to back speed differential |
EP1217429A3 (en) * | 2000-12-06 | 2003-10-15 | Eastman Kodak Company | Duplitized display material with translucent support with specified face to back speed differential |
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