JPS5922203B2 - 光海底中継器のフイ−ドスル - Google Patents
光海底中継器のフイ−ドスルInfo
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- JPS5922203B2 JPS5922203B2 JP53122503A JP12250378A JPS5922203B2 JP S5922203 B2 JPS5922203 B2 JP S5922203B2 JP 53122503 A JP53122503 A JP 53122503A JP 12250378 A JP12250378 A JP 12250378A JP S5922203 B2 JPS5922203 B2 JP S5922203B2
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- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3825—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres with an intermediate part, e.g. adapter, receptacle, linking two plugs
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- G—PHYSICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
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- G02B6/3816—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres for use under water, high pressure connectors
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- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3834—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
- G02B6/3835—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using discs, bushings or the like
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- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3855—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
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- G02B6/4401—Optical cables
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- G02B6/4441—Boxes
- G02B6/4448—Electro-optic
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光海底中継器のフイードスルに関するもので
ある。
ある。
光ファイバを用いた光海底ケーブルは、数千ｍの深海に
布設されるため、数百気圧の海水圧を受ける。
布設されるため、数百気圧の海水圧を受ける。
このため、光ファイバ海底ケーブルを耐圧層の中に光フ
ァイバを入れて光ファイバには強火な海水圧の影響がな
い構造とし、しかも、耐圧層が給電路を兼ねるようにし
た構造が提案されている。（特開昭５１−９９０３２号
）光ファイバは石英もしくは多成分系のガラス等からで
きており、その機械的性質は脆弱である。
ァイバを入れて光ファイバには強火な海水圧の影響がな
い構造とし、しかも、耐圧層が給電路を兼ねるようにし
た構造が提案されている。（特開昭５１−９９０３２号
）光ファイバは石英もしくは多成分系のガラス等からで
きており、その機械的性質は脆弱である。
また、中継器耐圧筐体材料には、海水に対して耐食性の
強い材料、例えばステンレス、ベリリウム銅合金等が用
いられる。この中継器耐圧筐体に収容された中継器回路
への光ファイバ海底ケーブルの導入は、中継器耐圧筐体
の端面板に取付けられたフイードスルを通して行われる
。数百気圧の海水圧の環境下で、光フアイバおよび給電
線を中継器耐圧筐体内部へ導入するには、十分な耐水圧
強度、電気絶縁性および気密性と長期に安定して使用で
きる高信頼なフイードスルが要求される。また、光フア
イバの接続を１個所行うと、光フアイバの約１ｋ１１分
に匹敵する伝送損失を生ずるので、中継器回路−フイー
ドスル一光海底ケーブル間における光フアイバの接続数
が少くできる構造が望ましい。本発明は、上記要求条件
を満足する光フアイバ海底中継器用フイードスルを提供
するものである。
強い材料、例えばステンレス、ベリリウム銅合金等が用
いられる。この中継器耐圧筐体に収容された中継器回路
への光ファイバ海底ケーブルの導入は、中継器耐圧筐体
の端面板に取付けられたフイードスルを通して行われる
。数百気圧の海水圧の環境下で、光フアイバおよび給電
線を中継器耐圧筐体内部へ導入するには、十分な耐水圧
強度、電気絶縁性および気密性と長期に安定して使用で
きる高信頼なフイードスルが要求される。また、光フア
イバの接続を１個所行うと、光フアイバの約１ｋ１１分
に匹敵する伝送損失を生ずるので、中継器回路−フイー
ドスル一光海底ケーブル間における光フアイバの接続数
が少くできる構造が望ましい。本発明は、上記要求条件
を満足する光フアイバ海底中継器用フイードスルを提供
するものである。
本発明は上記の目的を達成するために、フイードスルに
導入される光フアイバ心線のクラツド部に金属被覆を施
し、この部分を細径金属パイプに挿入して光フアイバと
細径金属パイプ間を軟ろう等で気密固着し、さらに、こ
の細径金属パイプをデイスクスリーブに挿入して両者を
ろう付け等で気密固着する。このデイスクスリーブおよ
び該デイスクスリーブを収容する金属ボデイとの間には
、両者間の電気的絶縁と海水に対する気密保持のため、
ポリエチレンがモールドされ、さらに、デイスクスリー
ブの海水側または両側で光フアイバケーブルの絶縁体と
前記モールドのポリエチレンとが連続した状態にモール
ドされる。前記金属ボデイは、耐圧筐体の端面板に気密
構造をなすように ：固着される。本発明は、上記の構
造によつて、光フアイバ海底ケーブルの給電路と光フア
イバを同時に中継器耐圧筐体内に導入を可能とし、小形
で構造簡単にして光フアイバの接続も少くて済む信頼性
の高い ５光海底中継器のフイードスルが実現できるも
のである。
導入される光フアイバ心線のクラツド部に金属被覆を施
し、この部分を細径金属パイプに挿入して光フアイバと
細径金属パイプ間を軟ろう等で気密固着し、さらに、こ
の細径金属パイプをデイスクスリーブに挿入して両者を
ろう付け等で気密固着する。このデイスクスリーブおよ
び該デイスクスリーブを収容する金属ボデイとの間には
、両者間の電気的絶縁と海水に対する気密保持のため、
ポリエチレンがモールドされ、さらに、デイスクスリー
ブの海水側または両側で光フアイバケーブルの絶縁体と
前記モールドのポリエチレンとが連続した状態にモール
ドされる。前記金属ボデイは、耐圧筐体の端面板に気密
構造をなすように ：固着される。本発明は、上記の構
造によつて、光フアイバ海底ケーブルの給電路と光フア
イバを同時に中継器耐圧筐体内に導入を可能とし、小形
で構造簡単にして光フアイバの接続も少くて済む信頼性
の高い ５光海底中継器のフイードスルが実現できるも
のである。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図１に本発明の光フアイバ海底中継器のフイードスルの
一実施例を示す。また、図２は、説明を ５容易にする
ため、図１の１部を拡大表示したものである。光フアイ
バ１は単体では機械的強度が低く、フイードスルにおけ
る導入部では高水圧によるスラストに対して保護が必要
である。このため、フイードスルの光フアイバ導入部で
は、光フアイ クバ１のクラツド部に金属被覆２を施し
、さらに細径金属パイプ３に挿入し、固着して光フアイ
バを保護している。一方、光フアイバの表面に金属被覆
をする場合、金属被覆の線膨張係数とガラスのそれとが
違うため、金属被覆のはく離や接着強度が弱くなるおそ
れがある。
一実施例を示す。また、図２は、説明を ５容易にする
ため、図１の１部を拡大表示したものである。光フアイ
バ１は単体では機械的強度が低く、フイードスルにおけ
る導入部では高水圧によるスラストに対して保護が必要
である。このため、フイードスルの光フアイバ導入部で
は、光フアイ クバ１のクラツド部に金属被覆２を施し
、さらに細径金属パイプ３に挿入し、固着して光フアイ
バを保護している。一方、光フアイバの表面に金属被覆
をする場合、金属被覆の線膨張係数とガラスのそれとが
違うため、金属被覆のはく離や接着強度が弱くなるおそ
れがある。
従つて高い信頼性が要求される光フアイバ海底中継器の
フイードスルにおいては、光フアイバに金属被覆を施こ
す場合、充分な配慮が必要である。本発明はガラスを主
成分とする光フアイバのクラツド部への金属被覆の接着
を強固かつ高信頼度で行うことが可能な構造手伝を用い
ている。すなわち、本発明では、例えば光フアイバ１の
クラツド部に金、銀、白金等の酸化しにくい金属を溶解
した液を塗り、少くとも数百℃以上の高温で金または白
金等の金属を光フアイバのクラツド部に焼付け、クラツ
ドの表面に金または白金等の第１次被覆を施し、次にこ
の第１次被覆の上に第２次被覆として銅等のメツキを施
している。
フイードスルにおいては、光フアイバに金属被覆を施こ
す場合、充分な配慮が必要である。本発明はガラスを主
成分とする光フアイバのクラツド部への金属被覆の接着
を強固かつ高信頼度で行うことが可能な構造手伝を用い
ている。すなわち、本発明では、例えば光フアイバ１の
クラツド部に金、銀、白金等の酸化しにくい金属を溶解
した液を塗り、少くとも数百℃以上の高温で金または白
金等の金属を光フアイバのクラツド部に焼付け、クラツ
ドの表面に金または白金等の第１次被覆を施し、次にこ
の第１次被覆の上に第２次被覆として銅等のメツキを施
している。
前記金属被覆２を施した光フアイバ１を細径金属パイプ
３に挿入し、挿入された細径金属パイプ３との間隙に軟
ろうを流す等の方法により金属被覆２と細径金属パイプ
３を気密固着させる。この場合、光フアイバ１の第１次
被覆である金または白金等の上に第２次被覆の銅等のメ
ツキ層があるため、金や白金が軟ろうへ拡散することを
阻止でき、強固なろう付けが可能である。このように、
光フアイバ１が細径金属パイプ３と一体化する事により
、機械的強度が増大し、この後の光フアイバの取扱いお
よびフイードスルの製造が容易となる。また、中継器か
ら出て海水側に配置される光フアイバに、外部のケーブ
ル側の光フアイバと接続するため、充分な余長（数ｍ）
をとつておく。軟ろうは銅等のメツキに対してぬれ性が
良好であり、光フアイバの金属被覆２と細径金属パイプ
３との間隙が僅かでも軟ろうは充分浸透して、パイプ全
長に亘り有効接着ができるので、数ｕ以上のパイプ長を
とれば数百気圧に及ぶ海水圧によるスラストに対して充
分な強度とすることができ、また、充分な気密も得られ
る。このように、光フアイバに細径金属パイプ３をかぶ
せて補強した後、これをデイスクスリーブ４に挿入し、
これをろう付けまたは接着等で固定する。
３に挿入し、挿入された細径金属パイプ３との間隙に軟
ろうを流す等の方法により金属被覆２と細径金属パイプ
３を気密固着させる。この場合、光フアイバ１の第１次
被覆である金または白金等の上に第２次被覆の銅等のメ
ツキ層があるため、金や白金が軟ろうへ拡散することを
阻止でき、強固なろう付けが可能である。このように、
光フアイバ１が細径金属パイプ３と一体化する事により
、機械的強度が増大し、この後の光フアイバの取扱いお
よびフイードスルの製造が容易となる。また、中継器か
ら出て海水側に配置される光フアイバに、外部のケーブ
ル側の光フアイバと接続するため、充分な余長（数ｍ）
をとつておく。軟ろうは銅等のメツキに対してぬれ性が
良好であり、光フアイバの金属被覆２と細径金属パイプ
３との間隙が僅かでも軟ろうは充分浸透して、パイプ全
長に亘り有効接着ができるので、数ｕ以上のパイプ長を
とれば数百気圧に及ぶ海水圧によるスラストに対して充
分な強度とすることができ、また、充分な気密も得られ
る。このように、光フアイバに細径金属パイプ３をかぶ
せて補強した後、これをデイスクスリーブ４に挿入し、
これをろう付けまたは接着等で固定する。
このろう付けは、光フアイバ１の金属被覆２と細径金属
パイプ３とのろう付けと同時に行うことも可能である。
該デイスクスリーブ４を金属ボデイ８に挿入し、その間
にポリエチレン５をモールドすることにより、光フアイ
バ１を内包するデイスクスリーブ４は、金属ボデイ８と
絶縁される。また、デイスクスリーブ４の一部６と金属
ボデイ８の一部７において、ポリエチレン５とこれらの
金属部分６，７とを接着するための接着モールドを施す
ことにより、ポリエチレン５と金属ボデイ８あるいはデ
イスタスリーブ４との間隙を伝わつて浸入しようとする
水蒸気等の浸入経路を断つことができる。また、金属ボ
デイ８の両側において、光フアイバケーブルの給電線１
９，２０とデイスクスリーブ４が電気的に接続され、か
つ、金属ボデイ８の海水側あるいは両側で、ケーブルの
絶縁体であるポリエチレン２１，２２と前記モールド部
のポリエチレン５とが連続した状態でポリエチレンモー
ルドされる。なお、光フアイバ導入部の水圧によるスラ
ストにはデイスクスリーブ４のデイスタ１６の強度で充
分対抗し得る。
パイプ３とのろう付けと同時に行うことも可能である。
該デイスクスリーブ４を金属ボデイ８に挿入し、その間
にポリエチレン５をモールドすることにより、光フアイ
バ１を内包するデイスクスリーブ４は、金属ボデイ８と
絶縁される。また、デイスクスリーブ４の一部６と金属
ボデイ８の一部７において、ポリエチレン５とこれらの
金属部分６，７とを接着するための接着モールドを施す
ことにより、ポリエチレン５と金属ボデイ８あるいはデ
イスタスリーブ４との間隙を伝わつて浸入しようとする
水蒸気等の浸入経路を断つことができる。また、金属ボ
デイ８の両側において、光フアイバケーブルの給電線１
９，２０とデイスクスリーブ４が電気的に接続され、か
つ、金属ボデイ８の海水側あるいは両側で、ケーブルの
絶縁体であるポリエチレン２１，２２と前記モールド部
のポリエチレン５とが連続した状態でポリエチレンモー
ルドされる。なお、光フアイバ導入部の水圧によるスラ
ストにはデイスクスリーブ４のデイスタ１６の強度で充
分対抗し得る。
このように、組み上つた金属ボデイ８は耐圧筐体の端面
板９に設けられた導入孔１７に挿入され、締付ナツト１
２により固定される。端面板９と金属ボデイ８間には、
ガスケツト１０やＯリング１１，１１′が配備され、高
度の気密性を有する。あるいは端面板９と金属ボデイ８
との間は円錐形の金属面相互を強固に押付けたコーンシ
ールの方法によつて気密を得ることにしてもよい。なお
、ケーブル導入部を曲げ等による水圧以外の外力と海水
から保護するために、プロテクタ１５とベローズ１８と
の間にポリイソブチレン等の液体を充てんすることもで
きる。さらに、光フアイバとレーザダイオードＬＤ、発
光ダイオードＬＥＤ等の発光素子や受光素子ＡＰＤ（ア
バランシ・フオトダイオード）との結合は、光フアイバ
相互の接続以上に結合損失があるが、以下のように製造
の順序を変更することにより、予め低損失で発光素子と
受光素子と結合がが完了している光フアイバを用いるこ
ともできる。
板９に設けられた導入孔１７に挿入され、締付ナツト１
２により固定される。端面板９と金属ボデイ８間には、
ガスケツト１０やＯリング１１，１１′が配備され、高
度の気密性を有する。あるいは端面板９と金属ボデイ８
との間は円錐形の金属面相互を強固に押付けたコーンシ
ールの方法によつて気密を得ることにしてもよい。なお
、ケーブル導入部を曲げ等による水圧以外の外力と海水
から保護するために、プロテクタ１５とベローズ１８と
の間にポリイソブチレン等の液体を充てんすることもで
きる。さらに、光フアイバとレーザダイオードＬＤ、発
光ダイオードＬＥＤ等の発光素子や受光素子ＡＰＤ（ア
バランシ・フオトダイオード）との結合は、光フアイバ
相互の接続以上に結合損失があるが、以下のように製造
の順序を変更することにより、予め低損失で発光素子と
受光素子と結合がが完了している光フアイバを用いるこ
ともできる。
本発明のフイードスルの組立に当つては、まず、デイス
クスリーブ４を金属ボデイ８に挿入し、ポリエチレンモ
ールド５を施して金属ボデイ８を組立て、予め部品化し
ておく。次に、中継器回路の発光素子と受光素子とを低
損失で結合された光フアイバに充分な余長を持たせ、フ
イードスル部に配置される光フアイバのクラツド部に前
記の方法で金属被覆２を施す。これに細径金属パイプ３
をかぶせ、固着させておく。細径金属パイプ３を通した
前記光フアイバを耐圧筐体の端面板９にある導入孔１７
の内側（中継器回路側）から外に出し、さらに、部品化
された金属ボデイ８に内包されたデイスクスリーブ４の
孔および海水側の光海底ケーブルの耐圧層に通す。その
後、細径金属パイプ３とデイスクスリーブ４をろう付け
により固着し、さらにデイスクスリーブ４と中継器回路
側の給電線および海水側の光フアイバケーブルの給電線
（耐圧層を兼ねる場合もある）との接続を行い、次に光
フアイバケーブルの絶縁体とポリエチレンモールド部５
とが連続した状態にポリエチレンをモールドする。最後
に、金属ボデイ８を締付ナツト１２等により耐圧筐体の
端面板９に固定する。このように、予め光フアイバに余
長を与えておけば、光フアイバは光フアイバケーブルの
耐圧層内を通つて所望の接続個所、例えば光フアイバケ
ーブルのカツプリング近傍まで容易に達することができ
、光フアイバの接続点は光海底中継器全体でカツプリン
グ近傍における片側１個所づつの最低２個所で済み、伝
送特性上から経済化が図れる。以上の実施例において、
光フアイバが複数本の場合には、細径金属パイプ３には
複数の光フアイバを挿入し、固定することも可能である
。また、光フアイバが挿入された複数の細径金属パイプ
３を、その個数だけの挿入孔を有するデイスクスリーブ
４にそれぞれ挿入し、固着することもできる。一方、光
フアイバ海底ケーブルにおいて、１本の光フアイバ海底
ケーブルに数本以上の耐圧層を持ち、この耐圧層自体が
給電線となる場合には、この耐圧層をデイスクスリーブ
に個々に接続することも可能である。なお、光フアイバ
の保護とケーブルの障害により耐圧層内部に浸入してく
る海水により、ろう付け部が電蝕により腐蝕されるのを
防ぐために、デイスタスリーブ４の海水側または両側に
ポリイソブレチン等のぬれ性の良い液体１３を配置する
ことが望ましい。パツキン１４は液体１３の流出を防ぐ
ためのものである。本発明による効果は以下の通りであ
る。
クスリーブ４を金属ボデイ８に挿入し、ポリエチレンモ
ールド５を施して金属ボデイ８を組立て、予め部品化し
ておく。次に、中継器回路の発光素子と受光素子とを低
損失で結合された光フアイバに充分な余長を持たせ、フ
イードスル部に配置される光フアイバのクラツド部に前
記の方法で金属被覆２を施す。これに細径金属パイプ３
をかぶせ、固着させておく。細径金属パイプ３を通した
前記光フアイバを耐圧筐体の端面板９にある導入孔１７
の内側（中継器回路側）から外に出し、さらに、部品化
された金属ボデイ８に内包されたデイスクスリーブ４の
孔および海水側の光海底ケーブルの耐圧層に通す。その
後、細径金属パイプ３とデイスクスリーブ４をろう付け
により固着し、さらにデイスクスリーブ４と中継器回路
側の給電線および海水側の光フアイバケーブルの給電線
（耐圧層を兼ねる場合もある）との接続を行い、次に光
フアイバケーブルの絶縁体とポリエチレンモールド部５
とが連続した状態にポリエチレンをモールドする。最後
に、金属ボデイ８を締付ナツト１２等により耐圧筐体の
端面板９に固定する。このように、予め光フアイバに余
長を与えておけば、光フアイバは光フアイバケーブルの
耐圧層内を通つて所望の接続個所、例えば光フアイバケ
ーブルのカツプリング近傍まで容易に達することができ
、光フアイバの接続点は光海底中継器全体でカツプリン
グ近傍における片側１個所づつの最低２個所で済み、伝
送特性上から経済化が図れる。以上の実施例において、
光フアイバが複数本の場合には、細径金属パイプ３には
複数の光フアイバを挿入し、固定することも可能である
。また、光フアイバが挿入された複数の細径金属パイプ
３を、その個数だけの挿入孔を有するデイスクスリーブ
４にそれぞれ挿入し、固着することもできる。一方、光
フアイバ海底ケーブルにおいて、１本の光フアイバ海底
ケーブルに数本以上の耐圧層を持ち、この耐圧層自体が
給電線となる場合には、この耐圧層をデイスクスリーブ
に個々に接続することも可能である。なお、光フアイバ
の保護とケーブルの障害により耐圧層内部に浸入してく
る海水により、ろう付け部が電蝕により腐蝕されるのを
防ぐために、デイスタスリーブ４の海水側または両側に
ポリイソブレチン等のぬれ性の良い液体１３を配置する
ことが望ましい。パツキン１４は液体１３の流出を防ぐ
ためのものである。本発明による効果は以下の通りであ
る。
（１）機械的にもろい光フアイバに、ろう付けが容易と
なるように２層の金属被覆を作り、これに細径金属パイ
プをかぶせ、両者をろう付け等で気密固着することによ
り、光フアイバの受ける水圧によるスラストに対する充
分な耐水圧強度と気密性をもつ。
なるように２層の金属被覆を作り、これに細径金属パイ
プをかぶせ、両者をろう付け等で気密固着することによ
り、光フアイバの受ける水圧によるスラストに対する充
分な耐水圧強度と気密性をもつ。
（２）光フアイバケーブルの給電線と光フアイバが一緒
に導入される構造のため、ケーブル導入部の端面板に占
める面積が小さくてすみ、中継器耐圧筐体の小型化が図
れる。
に導入される構造のため、ケーブル導入部の端面板に占
める面積が小さくてすみ、中継器耐圧筐体の小型化が図
れる。
（３）フイードスル部における給電路は、光フアイバケ
ーブルの絶縁体と連続的にポリエチレンモールドされて
いるため、その絶縁性および信頼性が高い。
ーブルの絶縁体と連続的にポリエチレンモールドされて
いるため、その絶縁性および信頼性が高い。
（４）海底同軸ケーブルにおいて用いられてきたポリエ
チレンモールド技術を応用することができるので、製造
方法が容易で高信頼度が図れる。
チレンモールド技術を応用することができるので、製造
方法が容易で高信頼度が図れる。
（５）フイードスルのユニツト化が容易であるため、フ
イｉドスルおよび端面板の組立が簡単である。（６）フ
イードスル構成物を予め部品化しておき、組立の順序を
考慮することにより、光フアイバの接続点を光海底中継
器全体で片側１個所づつの合計２個所とすることができ
、経済化が図れる。（７）ケーブル障害で給電路を兼ね
る耐圧層内部に ト海水が浸入しても、ぬれ性の良い化
学的に安定な液体がろう付け個所に配備されているので
、ろう付け部の腐蝕の心配はない。
イｉドスルおよび端面板の組立が簡単である。（６）フ
イードスル構成物を予め部品化しておき、組立の順序を
考慮することにより、光フアイバの接続点を光海底中継
器全体で片側１個所づつの合計２個所とすることができ
、経済化が図れる。（７）ケーブル障害で給電路を兼ね
る耐圧層内部に ト海水が浸入しても、ぬれ性の良い化
学的に安定な液体がろう付け個所に配備されているので
、ろう付け部の腐蝕の心配はない。
図１は本発明の光フアイバ海底中７継器のフイードスル
の一実施例を示す縦断面図、図２は図１の実施例の主要
部を示す一部拡大縦断面図である。 １・・・・・・光フアイバ、２・・・・・・光フアイバ
に施した金属被覆、３・・・・・・細径金属パイプ、４
・・・・・・デイスクスリーブ、５・・・・・・ポリエ
チレンモールド部、６・・・・・・デイスクスリーブの
接着モールド部、７・・・・・・金属ボデイの接着モー
ルド部、８・・・・・・金属ボデイ９・・・・・・光海
底中継器耐圧筐体の端面板、１０・・・−・・ガスケツ
ト、１１，１１ｔ・・・・・０リング、１２・・・・・
・締付ナツト、１３・・・・・・液（ポリイソブチレン
等）、１４・・・・・・パツキン、１５・・・・・・プ
ロテクタ、１６・・・・・・デイスクスリーブのデイス
ク部、１７・・・・・・端面板の導入孔、１８・・・・
・・ベローズ、１９・・・・・・光フアイバケーブル（
海側）の給電路、２０・・・・・・光フアイバケーブル
（内側）の給電路、２１・・・・・・光フアイバケーブ
ル（海側）の絶縁体、２２・・・・・・光フアイバケー
ブル（内側）の絶縁体。
の一実施例を示す縦断面図、図２は図１の実施例の主要
部を示す一部拡大縦断面図である。 １・・・・・・光フアイバ、２・・・・・・光フアイバ
に施した金属被覆、３・・・・・・細径金属パイプ、４
・・・・・・デイスクスリーブ、５・・・・・・ポリエ
チレンモールド部、６・・・・・・デイスクスリーブの
接着モールド部、７・・・・・・金属ボデイの接着モー
ルド部、８・・・・・・金属ボデイ９・・・・・・光海
底中継器耐圧筐体の端面板、１０・・・−・・ガスケツ
ト、１１，１１ｔ・・・・・０リング、１２・・・・・
・締付ナツト、１３・・・・・・液（ポリイソブチレン
等）、１４・・・・・・パツキン、１５・・・・・・プ
ロテクタ、１６・・・・・・デイスクスリーブのデイス
ク部、１７・・・・・・端面板の導入孔、１８・・・・
・・ベローズ、１９・・・・・・光フアイバケーブル（
海側）の給電路、２０・・・・・・光フアイバケーブル
（内側）の給電路、２１・・・・・・光フアイバケーブ
ル（海側）の絶縁体、２２・・・・・・光フアイバケー
ブル（内側）の絶縁体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 光ファイバ海底ケーブル中継系の中継器耐圧筐体内
に設置される中継回路へ光ファイバ海底ケーブルの光フ
ァイバおよび給電線を導入するために中継器耐圧筐体の
端面板に設置されるフイードスルにおいて、該フイード
スルに導入される少くとも１本の光ファイバのクラッド
部に金属被覆が施され、該金属被覆が補強のための金属
パイプに挿入されかつ該金属パイプに気密固着され、さ
らに前記端面板の内外において前記光ファイバ海底ケー
ブルの給電線と接続されて給電路の一部となるディスク
スリーブの少くとも１個の挿入孔に前記金属パイプの少
くとも１箇が挿入されて気密固着され、前記ディスクス
リーブは前記端面板に気密固定または気密固着された金
属ボディに収容され、かつ該ディスクスリーブと該金属
ボディとの間隙部には絶縁体がモールドによつて施され
、さらに、前記ディスクスリーブの海水側または両側に
おいて前記光ファイバ海底ケーブルの絶縁体と前記間隙
部の絶縁体とが連続した状態にモールドされることによ
り、前記光ファイバ海底ケーブルの光ファイバと給電線
とを共に中継器耐圧筐体内に導入するように構成したこ
とを特徴とする光海底中継器のフイードスル。 ２ 前記金属被覆は前記光ファイバのクラッド部に焼付
けられた金属１次被覆と該金属１次被覆の上にメッキさ
れた金属２次被覆よりなることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の光海底中継器のフイードスル。 ３ 前記給電路が耐圧層を兼ねるように構成されたこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光海底中継器
のフイードスル。 ４ 前記耐圧層と前記ディスクスリーブとの接続部部分
に近接する該耐圧層内に海水浸入阻止体が配置されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の光海底中
継器のフイードスル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53122503A JPS5922203B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
| US06/081,466 US4295707A (en) | 1978-10-06 | 1979-10-03 | Feed through for optical submerged repeater |
| DE2940316A DE2940316C2 (de) | 1978-10-06 | 1979-10-04 | Durchführung für einen optischen Unterwasserverstärker |
| GB7934718A GB2034068B (en) | 1978-10-06 | 1979-10-05 | Feeding optical submarine cable into repeater |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53122503A JPS5922203B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5550202A JPS5550202A (en) | 1980-04-11 |
| JPS5922203B2 true JPS5922203B2 (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=14837450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53122503A Expired JPS5922203B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4295707A (ja) |
| JP (1) | JPS5922203B2 (ja) |
| DE (1) | DE2940316C2 (ja) |
| GB (1) | GB2034068B (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| FR2512216A1 (fr) * | 1981-08-26 | 1983-03-04 | Cables De Lyon Geoffroy Delore | Dispositif de connexion pour cable comprenant des fibres optiques et des conducteurs metalliques |
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| FR2523731A1 (fr) * | 1982-03-17 | 1983-09-23 | Cables De Lyon Geoffroy Delore | Tete de cable pour cable immerge a fibre optiques |
| DE3380453D1 (en) * | 1982-06-05 | 1989-09-28 | Amp Inc | Optical fibre termination method, terminal, splice, and connector therefor |
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| JPS59131712U (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-04 | 富士通株式会社 | 光コネクタの保護構造 |
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| US4548465A (en) * | 1983-10-11 | 1985-10-22 | Rca Corporation | Panel seal and support structure for fiber optic cable |
| DE3337131A1 (de) * | 1983-10-12 | 1985-04-25 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Glasfaserdurchfuehrung durch eine wandoeffnung eines gehaeuses |
| GB8330668D0 (en) * | 1983-11-17 | 1983-12-29 | British Telecomm | Jointing arrangement |
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| US4708431A (en) * | 1984-01-20 | 1987-11-24 | Hughes Aircraft Company | Fiber optic solderable bulkhead fitting |
| WO1985003360A2 (en) * | 1984-01-20 | 1985-08-01 | Hughes Aircraft Company | Fiber optic structure and method for making |
| JPS61500933A (ja) * | 1984-01-20 | 1986-05-08 | ヒユ−ズ・エアクラフト・カンパニ− | フアイバ・オプテイック半田付け可能な隔壁フイツテイング |
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| JPH09218320A (ja) * | 1996-02-14 | 1997-08-19 | Fujitsu Ltd | 光海底中継器 |
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| US6416334B1 (en) | 2000-03-24 | 2002-07-09 | Paul J. Plishner | Combination multi-conductor/optical fiber connector |
| US7430357B2 (en) * | 2003-06-27 | 2008-09-30 | General Dynamics Advanced Information Systems, Inc. | Hermetic seal on metallized fiber optics |
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| CN101832427B (zh) * | 2010-05-25 | 2011-08-10 | 华为技术有限公司 | 密封光电分壁连接装置及密封舱装置 |
| DE102016103955A1 (de) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | Atlas Elektronik Gmbh | Unterwasserstecker für ein Unterwasserfahrzeug sowie ein Verfahren damit und Unterwasserfahrzeug |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE530250A (ja) * | 1953-01-20 | |||
| US3825320A (en) * | 1973-03-02 | 1974-07-23 | Us Navy | High-pressure optical bulkhead penetrator |
| US4214809A (en) * | 1978-07-20 | 1980-07-29 | International Telephone And Telegraph Corporation | Fiber optic penetrator |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP53122503A patent/JPS5922203B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-03 US US06/081,466 patent/US4295707A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-04 DE DE2940316A patent/DE2940316C2/de not_active Expired
- 1979-10-05 GB GB7934718A patent/GB2034068B/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2940316C2 (de) | 1982-04-15 |
| GB2034068A (en) | 1980-05-29 |
| GB2034068B (en) | 1983-01-06 |
| US4295707A (en) | 1981-10-20 |
| JPS5550202A (en) | 1980-04-11 |
| DE2940316A1 (de) | 1980-04-17 |
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